オリックス(★1対3☆)日本ハム =リーグ戦23回戦(2019.09.24)・京セラドーム大阪=
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日本ハム
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ORIX
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勝利投手:金子 弌大(8勝7敗0S)
(セーブ:秋吉 亮(0勝5敗25S))
敗戦投手:張 奕(2勝4敗0S)

本塁打
【オリックス】ロメロ(18号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムは初回、2死満塁から清宮が押し出し四球を選び、先制する。そのまま迎えた3回表には、清宮の適時三塁打で2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・金子が5回無失点で今季8勝目。その後は5人の継投でリードを守った。敗れたオリックスは、打線がつながりを欠いた。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(20)が今季2度目となる1試合3打点をマークした。 1回2死満塁の第1打席で四球を選び先制点をもたらすと、3回2死一、二塁の第2打席では、先発張奕から左中間を破る2点適時三塁打を放った。「先輩方が打ったら得点が入るという状況を作ってくれるので、いつもチャンスで回してくれることに感謝したいです。追い込まれてから、いろいろ考えながら待つことができました」。 清宮が1試合で3打点を記録したのは、5月30日のロッテ戦(札幌ドーム)以来となる。

◆日本ハム金子弌大投手(35)が古巣相手に5回無失点と好投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。 初回から毎回安打を許し、得点圏に走者を背負う場面こそあったものの、要所を締める投球で、5回81球で5安打無失点4奪三振にまとめた。 降板後「ランナーを出すイニングが多かったのですが、その後の打者に集中して抑えることができました。ピンチが多く球数も増えてしまいブルペン陣には負担をかけますが、なんとか0点に抑えられたことは良かったと思います」とコメントした。

◆先発はオリックス張奕、日本ハム金子。日本ハムは初回に1点を先制し、3回にも2点追加。オリックスは3回まで無得点。 日本ハムは4回以降無得点。オリックスは5回で降板した金子から35イニング連続で得点を奪うことができず、6回まで無得点。 オリックスは8回にロメロの18号ソロで1点を返したのみ。日本ハムが2点差を死守。金子は8勝目。秋吉は25セーブ目。敗れたオリックスの今季最下位が決定した。張奕は4敗目。

◆オリックスは16年以来3年ぶりの最下位が決定した。 天敵と化した元チームメートで相手先発の金子弌大投手に、35イニング連続無失点を記録され、今季7度目の対戦で屈辱の5連敗を喫した。西村監督は「ずっとやられっぱなし。そういう投手をつくってはいけない」。 最下位確定については「応援してくれたファンの方に申し訳ないの一言しかない。来年に向けて、残り4試合どうやっていくかですね」と悔しさをにじませた。

◆日本ハム金子弌大投手(35)が移籍1年目のラスト登板を白星で締めくくった。 オリックスを相手に毎回走者を許しながら、5回5安打無失点で8勝目。「今日は、何とか勝ててよかった」と振り返った。これで古巣からは5勝目で35イニング連続無失点。無類の強さを最後まで発揮した。

◆日本ハム田中賢介内野手が日本通算1500安打まで残り3とした。9回にすべて直球を投げ込んだオリックス沢田から右前打を放ち、節目にまた1歩、近づいた。 試合後には元同僚の増井から「一緒にやれてよかったです」と声をかけられ、花束を受け取った。「うれしかった」と笑顔で関西での最後の試合が終了。残すは26日から札幌ドームで行われるオリックス2連戦のみ。本拠地のファンの前で、最後の目標を達成だ。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(20)が、オリックス23回戦(京セラドーム大阪)で2安打3打点をマークし勝利に貢献した。 1回2死満塁で押し出しの四球を選ぶと、3回2死一、二塁の第2打席では、左中間を破る2点適時三塁打。「2アウトから前の方々がつないで僕にまわしてくれたので、なんとか返すというその気持ちだけで(打席に)入っていました」と振り返った。 1試合での3打点は自己最多タイで、5月30日ロッテ戦(札幌ドーム)以来、今季2度目となった。23日までの直近5試合で17打数3安打、打率1割7分6厘と、結果が出ていないこともあり「打ったら打点(が付く)というシチュエーションをつくってくださっているので、いつも感謝です」と、チャンスを演出してくれるチームメートに最敬礼した。 この日の勝利でチームの5位が確定となった。クライマックスシリーズへの進出こそ完全消滅したが、最後まであきらめずに試合に挑む。「来てくださる方たちのために全力で戦うことしかできないので、毎試合毎試合、いい試合をみなさんに見せることができればなと思います」。札幌ドームでの残り2試合、力の限り戦う。【山崎純一】

◆日本ハム3年目の今井順之助内野手が2年ぶりに8番三塁でスタメン出場した。 4打数無安打に終わり、8回の守備から途中交代。試合後は「手応えもあった。次に出る機会があれば、結果を残したい」と話した。イースタン・リーグでは直近9試合で6本塁打を放ち、初めて10本塁打に到達。持ち前の長打力を残されたチャンスでアピールしたい。

◆日本ハムの清宮が今季初の三塁打を放った。1-0の三回2死一、二塁で1ボール2ストライクから張奕の外角球を逆らわずに左中間へはじき返して2者を生還させた。  一回に押し出し四球を選んで16日以来の打点を挙げて勢いづいた。「追い込まれてからいろいろと考えながら待つことができた。先輩方がいつもチャンスで回してくれることに感謝したい」と殊勝に話した。

◆オリックスは2016年以来の最下位が確定した。9安打しながら得点はロメロのソロ本塁打だけだった。就任1年目で来季も続投が決まっている西村監督は「ファンに申し訳ない。状況によって打者がどのようにすべきか、これからしっかりやっていかないと」と課題を口にした。  昨季までチームメートだった相手先発の金子を崩せなかった。毎回安打してもあと一本が出ず、初対戦となった3月30日の試合の三回から35イニング連続で無得点となった。

◆日本ハムの金子が毎回安打を許しながらもベテランらしく要所を締め、5回無失点で8勝目を挙げた。オリックスには35イニング連続無失点で5勝0敗と、古巣に抜群の相性の良さを示した。  「なんとか0点に抑えられたことは良かった。走者を出す回が多かったが、その後の打者に集中して抑えることができた」と満足げ。移籍1年目の今季は中継ぎでの出番もあったが、慣れ親しんだ先発で存在感を発揮した。

◆3年ぶりとなる最下位が決定した。今季7度目の対戦となった元エースの金子に対し、35イニング連続無得点に封じられ、5つ目の白星を献上。2016年以来の最下位も決まり、西村監督は「金子にずっとやられている。そういう(苦手)投手を作ってはいけない。(最下位は)応援してくださるファンの方に申し訳ない。チームとして来年に向けて、残り4試合、秋の練習をどうやっていくかが大事」と来季の巻き返しを誓った。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
80611 0.567
(↑0.003)
優勝
(-)
1755
(+12)
688
(+4)
173
(+1)
134
(+1)
0.266
(-)
4.330
(↑0.02)
2
(-)
ソフトバンク
76614 0.555
(↓0.004)
2
(↓1)
2578
(+2)
556
(+4)
182
(+1)
113
(-)
0.252
(-)
3.630
(↑0.01)
3
(-)
楽天
70684 0.507
(↑0.003)
8.5
(-)
1607
(+4)
577
(+2)
139
(+1)
46
(+2)
0.251
(-)
3.750
(↑0.02)
4
(-)
ロッテ
69704 0.496
(↓0.004)
10
(↓1)
0642
(+4)
611
(+12)
158
(-)
75
(-)
0.249
(-)
3.900
(↓0.04)
5
(-)
日本ハム
64725 0.471
(↑0.004)
13.5
(-)
2555
(+3)
580
(+1)
92
(-)
48
(-)
0.251
(-)
3.790
(↑0.02)
6
(-)
ORIX
59746 0.444
(↓0.003)
17
(↓1)
4530
(+1)
628
(+3)
100
(+1)
120
(+1)
0.244
(-)
4.110
(↑0.01)