オリックス(☆11対8★)ロッテ =リーグ戦24回戦(2019.09.20)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
40000022081312
ORIX
42000302X111621
勝利投手:K-鈴木(4勝5敗0S)
(セーブ:ディクソン(2勝1敗17S))
敗戦投手:大谷 智久(0勝2敗0S)

本塁打
【ロッテ】角中 勝也(8号・1回表3ラン),中村 奨吾(17号・1回表ソロ)
【オリックス】ロメロ(17号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆オリックスは先制を許した直後の1回裏、西浦の適時打などで4点を挙げ、同点とする。続く2回にロメロの犠飛とモヤの適時打で2点を勝ち越すと、6回にはロメロの2ランなどでリードを広げた。投げては、先発・K-鈴木が今季4勝目。敗れたロッテは、投手陣が崩壊した。

◆ロッテは1回に角中、中村奨の2者連続弾で4点先制。オリックスはその裏、4点を返し同点。2回に2点を奪い、勝ち越した。 オリックスは6回に福田の中前適時打、ロメロの17号2ランで3点を追加。ロッテは2回から6回まで無得点が続いた。 ロッテは7回に2点、8回にも2点を追加したが、オリックスも8回に反撃。オリックスは連敗を3で止めた。K-鈴木が4勝目。ディクソンが17セーブ目。ロッテは2連敗。大谷が2敗目。

◆ロッテは投打がかみ合わず連敗を喫した。 打線は3安打0封負けを喫した19日の楽天戦から打って変わって初回から角中、中村奨の連続弾で4点を先取。その後最大5点差をつけられながらも13安打8得点と奮起し、8回には1点差まで迫った。誤算だったのは投手陣。先発のボルシンガーが初回にもらった4点の援護をはき出し降板。2回から継投策に出たが、全6投手がそれぞれ失点するなど計11失点した。井口資仁監督は「切り替えてやるしかない。打線は粘りましたし、この流れでも追いつくところまで来ている。残り試合頑張るだけです」と言葉を絞り出した。

◆接戦を制したオリックスにとっては、西村チルドレンの収穫と課題が露呈する試合となった。初回に4点を先制された直後。1点を返し、なおも2死満塁で西浦が左前へ落とす走者一掃の同点適時二塁打。「内野フライになると思って、『やべっ』と思いましたが、ラッキーでした」。身体能力を買われ、高卒2年目ながら開幕スタメンに抜てき。8回にも適時二塁打を放ち勝利に貢献した。 ルーキー中川は6回、球団新人8人目の100安打を達成。101安打目となった8回の適時二塁打で、球団新人では97年谷佳知以来となる20二塁打も達成し「光栄なこと。まだまだ通過点」と語った。 一方で守備の乱れが目立つ試合だった。7回に新人遊撃手の太田がプロ初失策。8回には二塁手福田が一塁へ悪送球。いずれも得点につながり、西村監督は「終盤のミスは防いでいかないと」と指摘した。 19日ソフトバンク戦に敗れ5年連続Bクラスが確定したが、球団は西村監督の若手育成の手腕を評価し、続投を基本線に来季の巻き返しを期している。プレーの精度を高めることが来季の逆襲には不可欠。課題を糧に優勝できるチームへ変貌していく。【古財稜明】

◆オリックスの西浦が一回に3点二塁打を放った。1-4の2死満塁で、フルカウントからボルシンガーの内角カーブをしぶとく左翼線に落として走者を一掃。「逆方向を意識して打席に入った。いいところに飛んでくれた」とうなずいた。  9日以来の先発出場。打撃不振で出番が減っていたが、11打席ぶりの安打で起用に応えた。

◆オリックスのドラフト7位・中川圭太内野手(東洋大)が20日、ロッテ戦(京セラ)に「6番・三塁」で出場。六回までに2安打を放ち、今季通算100安打に到達した。  一回に左前打、六回に右前打。ルーキーイヤーでの100安打到達は、球団では2012年の川端崇義(114安打)以来、7年ぶりとなった。

◆ロッテは一回に2本塁打で4点を先制したが、先発のボルシンガーがその裏に4点を失い、リードをはき出した。二回から救援陣を投入したものの計11失点。井口監督は「ボルシンガーが二回は行けないということだった」と交代理由を説明し「中継ぎはよく頑張ってくれた」とかばうしかなかった。  楽天とのクライマックスシリーズ(CS)争いで一時は優位に立ちながら、最近6試合で1勝5敗と失速。自力でのCS進出の可能性が消えている中、3位の楽天も敗れ、ゲーム差が0・5のままというのが唯一の救いとなった。

◆オリックスのドラフト7位ルーキーの中川が3安打1打点で通算101安打とした。球団の新人で100安打到達は2012年の川端以来。「意識はしていた。チームに貢献する気持ちでやっている。その結果だと思う」と充実感をにじませた。  一回に甘く入った変化球を左前に運ぶと、六回は右前打で100安打目を記録。これで満足せず、1点差に詰め寄られた直後の八回には左越えの適時二塁打を放った。勝負強い打撃で、チームに欠かせない存在になっている。 K-鈴木(5回4失点で4勝目) 「試合が壊れてもおかしくない投球だった。野手に感謝しかない」

◆D7位・中川(東洋大)が5打数3安打1打点と躍動。今季101安打とし、球団では2012年の川端崇義(114安打)以来、7年ぶりとなるルーキーイヤーでの100安打到達となった。八回2死二塁では左翼越えの適時二塁打を放ち、20本目の二塁打。新人では1997年の谷佳知(21本)以来、12年ぶりの20二塁打に「光栄ですけど、まだ通過点なので」と先を見据えた。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
78591 0.569
(↑0.003)
M4
(↑1)
5732
(+5)
668
(+3)
169
(+1)
130
(-)
0.267
(-)
4.320
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
74594 0.556
(↑0.003)
2
(-)
6561
(+1)
539
(-)
176
(-)
112
(-)
0.251
(↓0.001)
3.630
(↑0.02)
3
(-)
楽天
67674 0.500
(↓0.004)
9.5
(↓1)
5587
(+3)
564
(+5)
134
(-)
44
(+1)
0.250
(↓0.001)
3.780
(↓0.01)
4
(-)
ロッテ
67684 0.496
(↓0.004)
10
(↓1)
4627
(+8)
595
(+11)
158
(+2)
75
(-)
0.248
(↑0.001
3.920
(↓0.06)
5
(-)
日本ハム
62705 0.470
(↓0.003)
13.5
(↓1)
6543
(-)
568
(+1)
91
(-)
48
(-)
0.252
(↓0.001)
3.810
(↑0.02)
6
(-)
ORIX
58716 0.450
(↑0.005)
16
(-)
8521
(+11)
610
(+8)
98
(+1)
116
(+3)
0.245
(↑0.002
4.100
(↓0.01)