中日(★2対6☆)DeNA =リーグ戦23回戦(2019.09.15)・ナゴヤドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
10012200061302
中日
1010000002500
勝利投手:バリオス(1勝1敗0S)
敗戦投手:三ツ間 卓也(2勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】宮﨑 敏郎(14号・4回表ソロ),ロペス(29号・5回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 DeNA戦チケット予約
◆DeNAは1点を追う4回表、宮崎がソロを放ち同点とする。その後は、5回にロペスの2ランで勝ち越しに成功すると、続く6回には柴田と佐野の適時打で2点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・バリオスが5回2失点で今季初勝利。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆DeNAは1回、佐野の適時二塁打で1点を先制。中日はその裏に同点に追いつき、3回1死三塁から福田の遊ゴロで勝ち越した。 DeNAは4回、先頭宮崎の14号ソロで同点に追いついた。5回には2死一塁からロペスの29号2ランで勝ち越した。 DeNAは継投で逃げ切り連勝。先発バリオスは5回2失点で今季初勝利を挙げた。中日は8年連続のV逸が決まった。三ツ間が今季初黒星。

◆中日は試合前に巨人が勝利し、8年連続V逸が決まった。試合も2-6で敗れ、DeNA戦5年連続負け越しも決定。 就任以来「優勝」を目標に掲げてきた与田監督は、「いつも言うように最後まで戦うしかない。優勝がなくなろうが、CSがどうのこうの言われようが、どうこう変わるわけじゃない」と、残り10試合に全力を注ぐことを強調した。 ▽中日加藤球団代表(8年連続V逸に)「優勝はなくなったが、CSは可能性が残っているので、最後まで全力で戦ってもらいたい」

◆ハマのバットマンが、完全復活だ。DeNA宮崎敏郎内野手が、左手有鉤(ゆうこう)骨骨折から復帰後、初の1発を放った。 1点を追う4回先頭。ファンが待ちかまえる左翼スタンドへ同点アーチを描いた。7月16日広島戦(横浜)以来、2カ月ぶりとなる14号ソロ。「ホームランバッターではないのであれですけど、強いスイングができたと思う。何とかいってくれと思っていた」と気持ちがバットに乗り移った。 スピード回復で、帰ってきた。8月7日広島戦(マツダスタジアム)でスイングの際に左手付近を負傷。同9日に有鉤骨の摘出術を受けた。当初はレギュラーシーズンの復帰は厳しい見方もあったが、9月12日巨人戦(横浜)で1軍復帰。これで3戦連続マルチ安打もマークし「まだ手探りのところもある。本当に必死に」と痛い顔一つせず、勝利のためのバットを振る。 奇跡の逆転Vを諦めていない。宮崎は「この一戦をという意識でやっている」と言う。巨人が勝利し、優勝マジックは5。それでもゲーム差は4・5と変わらず。勝つしかない-。佳境を迎えたシーズンで、頼もしい男が戻ってきた。【栗田尚樹】 ▽DeNAラミレス監督(13安打6得点の打線について)「宮崎のホームラン、ロペスの1発も効果的だった」 ▽DeNAバリオス(5月4日阪神戦以来、今季2度目の先発。5回4安打2失点で今季初勝利)「すごくうれしい。2軍で準備はしっかりしていた」

◆DeNA・筒香嘉智外野手が先発を外れた。前日14日のヤクルト戦(横浜)の守備で、交錯プレーで首を痛めたため。  筒香はこの日、名古屋市内の病院で首や頭部などの精密検査を受けた。異常は見られなかったが大事をとり、試合前練習中は同市内の宿舎で治療に専念していた。  筒香はベンチ入りメンバーには名前を連ねているが、ラミレス監督は試合前「首に硬さがあると聞いている。試合中に球場に来るか、そのまま休養するかはまだ分からない」と話していた。

◆DeNAの宮崎が1-2の四回、7月16日以来の14号ソロを放った。第1打席で詰まって右飛を打たされた山井の内角球をさばき、広いナゴヤドームの左翼席まで運んだ。左有鉤骨の摘出手術を受け、12日に復帰してから3戦目で初本塁打となり「入ってくれと思いながら走っていた」と喜んだ。  五回も中前へ転がし、復帰後は3試合連続で複数安打を記録。骨折から約1カ月でのスピード復帰は周囲に驚きと不安を与えたが、一昨年の首位打者が健在ぶりを示している。

◆DeNAの筒香が首の張りのため欠場した。ラミレス監督によると、14日のヤクルト戦の守備で味方と衝突した影響。名古屋市内の病院で検査を受けて異常は見られず、この日はチーム宿舎で治療に専念した。

◆16日中日戦は石田が急きょ先発する。14日のヤクルト戦(横浜)の六回にリリーフし1回無安打無失点投球。「投げ終わった後に(先発を)言われました」という。今季は中継ぎに配置転換してスタートも、夏場に先発に戻り6試合に登板。8月下旬から再び中継ぎに回ってフル回転していた矢先だった。石田は「気持ちは特に変わらない。試合の流れを作れるようにしたい」と冷静に誓った。

◆投手陣が失点を重ね、リーグ優勝の可能性が消滅した。DeNA戦で今季の3勝中、2勝を挙げていた山井が四回途中2失点と踏ん張れず、救援陣が痛打を浴び、10勝13敗で5年連続の負け越しも決まった。白井オーナーは3年契約1年目の与田監督の来季続投を示唆しているが、同監督は「最後まで戦うしかない。どうこう言われても戦わないわけじゃない」と、残り10試合への全力投球を誓った。 得意のDeNA戦も四回途中7安打2失点で降板した中日・山井 「求められていることを理解しているつもりだったが、そうならなかったのが悔しい」

◆左有鉤(ゆうこう)骨骨折から復帰したDeNA・宮崎敏郎内野手(30)が、1-2の四回に同点の14号ソロ。山井のシュートを捉えた。  「何とか後ろにつないで...という気持ちで打席に入った。それが一番いい結果につながった」。1カ月余りのリハビリを経て12日の巨人戦(横浜)から1軍に昇格し、3試合目で初の本塁打。復帰後の3試合で打率・462(13打数6安打)とブランクを感じさせない活躍を見せる。  筒香が首を痛めて欠場する中、一人一人が役割を全うした。代わって左翼で先発した佐野は「打って貢献することしかできない」と、一回に先制の適時二塁打を放つなど3安打2打点。4番・ロペスは五回に勝ち越しの29号2ランを放った。  「この一戦を、という気持ちでやっている。必死にやっていく中で(巨人に)食らいついていくだけ」と宮崎。首位との4・5ゲーム差を維持し、敗れた3位・広島とは1・5差に広げた。クライマックスシリーズ(CS)の本拠地初開催に向けても、価値ある連勝となった。 (佐藤春佳) 筒香に代わって4番に入り、五回に勝ち越しの29号2ランを放ったDeNA・ロペス 「打順は関係ない。何番でも自分の仕事をするだけ」 5回2失点で今季初勝利を挙げたDeNA・バリオス 「しっかりと調整をしてきたので調子自体はよかった。自分の力を全て出し切り試合を作ることができた」 4点差の九回を三者凡退で締めたDeNA・山崎 「チームが優勝に向かってやっているなかで、とにかく一試合一試合集中していくだけ」

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
73582 0.557
(↑0.003)
M5
(↑1)
10629
(+6)
534
(+5)
170
(+3)
78
(-)
0.259
(↓0.001)
3.750
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
69633 0.523
(↑0.004)
4.5
(-)
8567
(+6)
566
(+2)
155
(+2)
38
(-)
0.247
(↑0.001
3.870
(↑0.02)
3
(-)
広島
69663 0.511
(↓0.004)
6
(↓1)
5572
(+7)
573
(+8)
135
(+1)
79
(+1)
0.254
(↑0.001)
3.620
(↓0.03)
4
(-)
阪神
61676 0.477
(↓0.003)
10.5
(↓1)
9505
(+5)
550
(+6)
89
(-)
90
(-)
0.251
(-)
3.570
(↓0.02)
5
(-)
中日
62692 0.473
(↓0.004)
11
(↓1)
10513
(+2)
518
(+6)
82
(-)
62
(+1)
0.264
(↓0.001)
3.810
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
55782 0.414
(↑0.005)
19
(-)
8621
(+8)
693
(+7)
157
(+3)
58
(+1)
0.245
(↑0.001)
4.710
(↓0.01)