DeNA(☆7対4★)ヤクルト =リーグ戦25回戦(2019.09.14)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:上茶谷 大河(7勝6敗0S)
敗戦投手:石川 雅規(7勝6敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(34号・9回表ソロ)
【DeNA】筒香 嘉智(29号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは2回裏、筒香のソロで先制する。2-1で迎えた6回には、代打・佐野の適時打などで5点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・上茶谷が5回1失点。その後は4人の継投で逃げ切り、上茶谷は今季7勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、先発・石川が試合をつくれなかった。

◆ヤクルト山田哲人内野手の連続盗塁記録が、止まった。 初回1死一塁、遊ゴロで走者が入れ替わる形で出塁。続く4番バレンティンの初球に仕掛けたが、DeNA捕手伊藤光のストライク送球でアウトの判定。小川監督がリクエストを要求したが、判定は変わらなかった。 山田哲はぼうぜんとした様子で、二塁上で立ちつくした。守備につくまで腕組みをして険しい表情だった。 シーズンの連続盗塁日本記録は33、昨季からの連続成功は38で止まった。

◆DeNAは2回に筒香の29号ソロで先制。3回にはヤクルト先発石川のボークで追加点。先発上茶谷は3回まで無失点。 ヤクルトは4回に松本直の中前打で1点を返した。DeNAは6回に、ソトの100打点目の適時打などで一挙5点を挙げた。 DeNAが危なげなく逃げ切り、再び貯金を5とした。5回1失点の上茶谷が7勝目。ヤクルトは反撃が遅かった。ヤクルト石川6敗目。

◆ヤクルト山田哲人内野手の連続盗塁記録が止まった。1回一死1塁、遊ゴロで走者が入れ替わる形で出塁。 続くバレンティンの初球に仕掛けたが、微妙なタイミングでアウト。リクエストでも覆らず立ち尽くした。「確実にセーフだと思ったし(タッチした)ソトもセーフと言っていた」と明かした。 シーズンの連続盗塁日本記録は33、昨年8月からの連続成功は38で止まり「残念というかショック。より一層積極的にいけるとプラスに考えるしかない」と淡々と話した。

◆ハマった。DeNAラミレス監督の采配が、見事に的中した。1点リードの6回無死満塁。指揮官は、代打伊藤裕を告げた。ルーキーの登場に沸くハマスタ。相手ベンチは、先発石川を下げ、右の石山にチェンジした。右対右。再び指揮官が動いた。代打の代打。左の佐野を打席に送った。 ラミレス監督 ピッチャーを代えたら、と準備はしていた。佐野はヤクルトの右ピッチャーに強い。迷いはなかった。 圧を掛け、術中にハマらせた。初球は暴投となり、簡単に1点を追加。佐野も期待に応えるように、右前へ適時打を放った。ラミレス監督は「想定内だった」と結果に驚かなかった。 変更したオーダーも、効果的だった。1軍昇格した桑原を1番に据え、2番には梶谷を選択。「足を生かして」と機動力を狙った。6回には相手の失策で出塁した梶谷が、ソトの適時打で生還。桑原も3安打と存在感を示した。首位巨人が敗れたため4・5ゲーム差。ラミレス監督は「差が縮まることはうれしいが、目の前の試合に勝つことだけを考えたい」と先を見据えた。【栗田尚樹】 ▽DeNA上茶谷(5回1失点で7月30日以来の7勝目)「初回から、1人1人抑えることだけを意識していた」 ▽DeNAソト(来日2年目で初の100打点)「今は個人の記録よりも、チームの勝利を考えたい」

◆ヤクルト村上宗隆内野手が、今季174三振目を喫した。04年岩村(ヤクルト)の173三振を上回り、セ・リーグ記録を更新した。また日本人選手としても、最多となった。 1-0の2回2死、フルカウントからDeNA先発上茶谷の内角低めカットボールに空振り三振を喫した。 ▽ヤクルト村上(今季174三振目を喫しセ・リーグ記録を更新)「また明日から頑張ります。チームが負けてしまったので」

◆DeNA大和内野手(31)が、ヤクルト25回戦(横浜)の8回の打席で右足に死球を受け、担架で運ばれ途中交代した。 試合後、ラミレス監督は「状態についてはまだ分からない。ただ彼はファイター。すぐに元気な姿で戻ってきてくれる」と期待した。

◆DeNAアレックス・ラミレス監督の采配が、見事に的中。1点リードの6回無死満塁。指揮官は、代打伊藤裕を告げた。ルーキーの登場に沸くハマスタ。相手ベンチは、先発石川を下げ、右の石山にチェンジした。右対右。再び指揮官が動いた。代打の代打。左の佐野を打席に送った。初球は暴投となり、簡単に1点を追加。佐野も期待に応えるように、右前へ適時打を放った。 「ピッチャーを代えたら、と準備はしていた。佐野はヤクルトの右ピッチャーに強い。迷いはなかった」 首位巨人が敗れたため4・5ゲーム差。 「差が縮まることはうれしいが、目の前の試合に勝つことだけを考えたい」

◆ヤクルト・山田哲人内野手(27)が14日、DeNA最終戦(横浜)で今季初めて盗塁に失敗した。  一回、1死から遊ゴロ併殺崩れで一走となると、続くバレンティンの初球に二盗を試みたが、アウトの判定。小川監督はリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。  山田哲は確信していた様子で、二塁ベース上で呆然の表情。悔しそうな表情を浮かべ、しばらく動けなかった。  今季はここまで33連続で盗塁成功していた。昨年から続いていた連続盗塁成功は38でストップした。

◆DeNAのソトが2点適時打を放って勝利に貢献し、リーグトップの打点を100に伸ばした。5-1の六回2死二、三塁で、石山の高めの速球を鋭く振り抜いて右前へ運んだ。五回2死二塁では申告敬遠で歩かされたが、勝負に来た相手の思惑を打ち砕いた。  リーグ2位の山田哲、村上(ともにヤクルト)に8打点差をつけ、40号で独走している本塁打との2冠獲得へ大きく前進したが「今はチームの大事な時期。個人記録は考えない」と殊勝に話した。

◆ヤクルトの石川は六回途中まで投げて7安打5失点と粘れず6敗目を喫した。0-1の三回1死二、三塁からクイックモーションで投げようとした際に捕手の松本直と呼吸が合わず、ボークとなって失点し「情けない点の取られ方」と自らを責めた。  1-2の六回に先頭打者のロペスに安打を許すなど無死満塁のピンチを招いて降板。代わった石山は崩れ、石川は「しんどい場面で投げさせてしまった。与えられたイニングを終われなかった」と悔しさをにじませた。

◆DeNA・伊藤光が一回に二盗を試みたヤクルト・山田哲を好送球で刺し、プロ野球記録を更新中だった連続盗塁成功を38で止めた。  好スタートを切った山田哲に対し、伊藤光も素早いスローイングで二塁ベースの一塁寄り角ら辺へドンピシャのコントロール。二塁塁審のアウト判定にヤクルトベンチはリプレー検証をリクエストしたが、判定は覆らなかった。  「記録は知っていたけど、それより序盤で刺して、チームにいい流れを作れたことがうれしい。自分は肩が強い方じゃないけど、練習通りにタッチ(しやすい)ボールを投げることができました」と笑顔で振り返っていた。

◆ヤクルトの村上が二回に空振り三振に倒れてシーズン174三振を喫し、並んでいた2004年の岩村(ヤクルト)を上回ってセ・リーグ新記録となった。2四球を選んだが無安打に終わり「明日から頑張ります」とだけ話した。  パ・リーグでは1993年にブライアント(近鉄)がシーズン最多の204三振を喫している。

◆ヤクルトの山田哲が一回に昨年8月22日の広島戦以来で盗塁に失敗し、昨季から続いていた連続盗塁成功が38で止まった。「残念というよりショック。足が(先に)入っていたし確実にセーフだと。悔しい形でアウトになった」と判定に納得がいかない様子だった。  一回2死一塁で、バレンティンの初球に二塁を狙ったが、際どいタイミングのタッチでアウトと判定され、すぐさま両腕を広げてセーフをアピールした。リプレー検証でも判定は覆らず、塁上で腕組みし、しばらくぼうぜんとした。3-7の九回2死で34号ソロを放ったが、笑顔はなかった。

◆DeNAの大和が八回、右足首に死球を受け、そのまま担架の乗せられて退場し、柴田と交代した。  試合後に治療を終えた大和は少し足を引きずるような歩き方だったが、明るい表情で「大丈夫です」を連発。当たった場所は「くるぶしの少し上」と説明。15日の中日戦(ナゴヤドーム)の出場の意思を問われると「やる気満々」と笑みを浮かべた。治療後は自ら車を運転して帰路についた。

◆DeNAの大和が八回の打席で右足首付近に投球を受け、担架でベンチに運ばれて交代した。球場内で治療を受け、試合後は足を引きずりながらも歩き「大丈夫です」と繰り返した。

◆大和内野手が14日、ヤクルト最終戦の八回の打席で右足首付近に死球を受け、担架でベンチに運ばれて交代した。15日の中日戦(ナゴヤドーム)について、本人は出場する意思を示している。

◆ソトがリーグトップの打点を100に伸ばした。5-1の六回2死二、三塁で右前へ2点打を運んだ。3試合連続で打点を挙げ「すごくうれしい。自分のキャリアでも100打点に初めて届きました」と笑顔。リーグ2位の山田哲、村上(ともにヤクルト)に8打点差をつけ、40号で独走している本塁打との2冠獲得へ大きく前進したが「個人タイトルのことは考えず、チームが勝つためにプレーしたい」と熱く語った。

◆珍しく感情を表に出し、ベースからしばらく離れなかった。ヤクルト・山田哲人内野手(27)が一回2死で二盗を狙ったが、失敗。昨年8月26日のDeNA戦(神宮)から続けてきた連続盗塁成功のプロ野球記録が「38」で止まった。  「悔しい形でのアウトだし、コメントのしようがない。足が(タッチより先に)入って確実にセーフだと思ったし、ソトもセーフと言っていた」  怒気まじりに語った。スライディングした右足は二塁手・ソトのタッチより早くベースに到達したかと思われた。しかし判定はアウト。リプレー検証でも覆らなかった。  こちらも記録更新中だった、同一シーズンの連続盗塁成功も「33」でストップ。史上初の「成功率100%での盗塁王」もなくなった。だが、偉業を成し遂げた事実に変わりはない。記録に迫っていることを記者から聞いた際には「また、そういうプレッシャーかけてくる」とはぐらかしていたが、涼しい顔で2つの大記録を抜き去った。  九回に34号ソロを放ったが試合も敗れ、「気分的にはより積極的に行けるとプラスに考えるしかない」と、やりきれない思いをかみ殺して前を向いた。悔しさを胸に、勝利につながる盗塁に挑み続ける。 (横山尚杜) 好送球で山田哲の記録を止めたDeNA・伊藤光 「記録は知っていたけど、それよりチームにいい流れをつくれたことがうれしい。肩が強いほうじゃないけど、練習通りにタッチ(しやすい)ボールを投げることができました」

◆ルーキーらしく、後先を考えずに必死に投げた。DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(23)=東洋大=が5回4安打1失点で、7月30日のヤクルト戦(横浜)以来、約1カ月半ぶりの白星。新人では西武・松本航に並ぶ両リーグトップの7勝目(6敗)を挙げた。  「思い切って腕を振って出し切ろうと。一人一人、全力でいきました」  一回から140キロ台後半の直球を中心に投げた。シーズン終盤の疲労もあって150キロ超はなかったが、腕を振った分だけ球威はあった。2-1の五回無死一、二塁から山田哲、バレンティン、雄平をいずれも外野フライに仕留めると、ガッツポーズも忘れるほどに出し切った。  一時は球団新人記録の6連勝と勢いに乗ったが、ここ5試合は0勝3敗。苦しい夏を過ごすなか、前回7日の中日戦が転機となった。2-0の一回に2失点。二回に4失点し、自己最短の1回2/36失点でKOされた。  「腕が振れていないよ」  降板時、内野陣がマウンドに集まった際に三塁手の筒香に指摘された。「野手目線で言ってくださった」と上茶谷。無意識のうちに制球重視で思い切りに欠けている自分に気づかされた。この日の試合前にはラミレス監督から「全力でいきなさい」と背中を押された。  「ベストを尽くしてくれた。前回と違って直球が強かった」。試合後の指揮官も、原点を取り戻した右腕に及第点。敗れた首位・巨人に4・5ゲーム差に詰めた。直接対決3試合を含め、残り9試合。DeNAは勝ち続けるしかない。 (湯浅大) 上茶谷についてDeNA・三浦投手コーチ 「腕がしっかり振れていたから、スピードガン(の球速)以上の切れがあった」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
72582 0.554
(↓0.004)
M6
(-)
11623
(+5)
529
(+6)
167
(+1)
78
(+1)
0.260
(-)
3.740
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
68633 0.519
(↑0.004)
4.5
(↑1)
9561
(+7)
564
(+4)
153
(+1)
38
(-)
0.246
(↑0.001
3.890
(↓0.01)
3
(-)
広島
69653 0.515
(↑0.004)
5
(↑1)
6565
(+6)
565
(+5)
134
(+1)
78
(+1)
0.253
(-)
3.590
(-)
4
(-)
阪神
61666 0.480
(↓0.004)
9.5
(-)
10500
(-)
544
(+3)
89
(-)
90
(+1)
0.251
(↓0.002)
3.550
(↑0.01)
5
(-)
中日
62682 0.477
(↑0.004)
10
(↑1)
11511
(+3)
512
(-)
82
(-)
61
(-)
0.265
(-)
3.790
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
54782 0.409
(↓0.003)
19
(-)
9613
(+4)
686
(+7)
154
(+1)
57
(-)
0.244
(-)
4.700
(↓0.01)