楽天(★4対5☆)西武 =リーグ戦18回戦(2019.09.06)・楽天生命パーク宮城=
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西武
0050000005601
楽天
2000200004401
勝利投手:今井 達也(7勝9敗0S)
(セーブ:増田 達至(3勝1敗25S))
敗戦投手:弓削 隼人(3勝3敗0S)

本塁打
【西武】中村 剛也(28号・3回表満塁)
【楽天】ブラッシュ(30号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆西武は0-2で迎えた3回表、中村の通算20本目となるグランドスラムなどで5点を奪い、逆転に成功する。投げては、先発・今井が5回4失点。その後は6投手の継投で逃げ切り、今井は今季7勝目を挙げた。敗れた楽天は、先発・弓削が3回に5失点と崩れたことが痛かった。

◆楽天は1回、ブラッシュの30号2ランで先制。西武は3回に源田の犠飛と中村の通算20本目の満塁弾となる28号で5点を奪った。 楽天は5回に銀次の適時打で1点差。西武先発今井は5回4失点で降板。6回は1死二塁のピンチも国場、野田の継投でしのいだ。 西武は小刻みな継投で1点リードを守り抜いて4連勝。今井が7勝目。増田が25セーブ目。楽天は4連敗で5月17日以来の借金1。弓削が3敗目。

◆西武中村剛也内野手(36)が、プロ通算20本目となる満塁本塁打を放った。 2点を追う3回、1点をかえし、なお2死満塁の場面。楽天先発弓削の3球目、内角118キロカーブをしっかりと捉えた。左翼席最前列に飛び込む逆転の28号グランドスラム。「打ててよかったです」といつものように話した。 今季の満塁の場面では32打数17安打の打率5割3分1厘、4本塁打、打点49と抜群の強さを誇っている。

◆楽天ジャバリ・ブラッシュ外野手(30)が節目の30号に到達した。 初回2死一塁、西武今井から左翼席中段まで運ぶ先制2ラン。「打ったのはチェンジアップかな。後ろにつなぐことを考えて打席に入ったよ。しっかりコンタクトできたね」と笑顔でうなずいた。 2試合連続の1発で楽天の外国人選手としては初めて来日1年目で30号の大台に乗せ、ウィーラーが持つ球団助っ人シーズン最多本塁打(17年、31本)記録更新も視野に入ってきた。

◆楽天が4連敗で5月17日以来の借金1となった。 5回に銀次の適時打で1点差も、6回以降は西武救援陣の前に無安打と沈黙。5月19日から「負ければ借金」の試合を7度しのいできたが、8度目で勝率5割を割り、平石洋介監督は「負けてしまったのは私の責任。毎日が勝負。とにかく目の前の試合を勝つために選手は準備して、切り替えて、明日やってもらいたい」と顔を上げた。

◆西武中村剛也内野手(36)が、自身のプロ野球記録を更新する通算20本目の満塁本塁打を放った。3回2死満塁、弓削から左翼席最前列に飛び込む28号逆転のグランドスラム。 メジャーでもルー・ゲーリッグら3人しか到達していない大台でチームを4連勝に導き、1ゲーム差で追うソフトバンクのマジック点灯を、またもや阻止した。 1点を追う3回2死、運命に導かれるかのように背番号60が、満塁で打席に入った。「今日に限ってはさすがに『またか』って思いましたよ。ちょっと半笑いになっちゃって」。3日連続の満塁での打席で、弓削の3球目、内角カーブを引っ張り「手応え的には詰まったけど、しっかり振り切れた」と振り返った。 今季の満塁の場面では32打数17安打の打率5割3分1厘、4本塁打、49打点と抜群の強さ。「なんとか1日1回は仕事をしようと思っているので」。満塁男が3夜連続で、淡々と大仕事をやってのけた。

◆楽天対西武18回戦(楽天生命パーク)が6日に行われ、楽天のJ・ブラッシュ外野手(30)が一回2死一塁で、西武先発の今井達也投手(21)から先制の左越え30号2ランを放った。  「4番・DH」でスタメン出場のブラッシュは2試合連続アーチ。楽天の外国人選手で、来日1年目に30本塁打を記録したのは初めて。

◆楽天対西武18回戦(楽天生命パーク)が6日に行われ、西武の中村剛也内野手(36)が、1-2で迎えた二回2死満塁から左越え28号満塁本塁打を放った。  今季4本目で、自身の持つプロ野球記録を更新する通算20本目の満塁本塁打。今季は満塁の場面で32打数17安打、打率・567、4本塁打、49打点と猛打を発揮し続けている。

◆西武の今井は5回4失点と苦しみながら7勝目を手にした。一回2死からブラッシュの2ランで先制され、5-2の五回にも2死満塁から銀次に2点適時打を許した。失点に四球が絡み「ボールは悪くなかったが、無駄な四球で点を取られてしまった」と反省した。  5回、98球で降板したが、救援6投手が無安打でつなぎ、1点リードを守り抜いた。辻監督は「中継ぎがよく頑張った。見事だったね」とたたえた。

◆楽天は4連敗を喫して5月18日から守ってきた勝率5割を切った。2-0の三回に源田の犠飛と中村の満塁本塁打で一気に5点を失って逆転された。五回に2点を返すも、六回以降は継投にかわされて得点を奪えなかった。  クライマックスシリーズ(CS)進出を懸けた勝負の9月は1勝4敗と苦戦している。平石監督は「負けてしまったのは私の責任。選手たちは準備して明日に向けてやってもらいたい」とかばった。

◆西武は6日、楽天18回戦(楽天生命パーク)に5-4で逆転勝ちし、4連勝。両リーグ最速で70勝に到達した。三回に1点を返した後、中村剛也内野手(36)が左越えに逆転の28号満塁弾。"満塁男"の今季4本目、自身の持つプロ野球記録を更新する通算20本目のグランドスラムで、首位・ソフトバンクとの1ゲーム差をキープした。  スライダーを強振した打球は、詰まりながらも左翼席最前列へ飛び込んだ。三回に1点を返した後の2死満塁。4番・中村が一振りで試合をひっくり返した。  「どうかなと思ったけど、しっかり振り切れたので、何とか入ってくれよと思いました」  二度あることは三度ある。3夜連続の"満塁ショー"だった。4日のオリックス戦は八回2死満塁で27号。前日5日の同カード(いずれも、ほっと神戸)では、四回2死満塁で右中間へ走者一掃の二塁打を放った。  この日も満塁で回ってきた打席に「またかと思った。きょうに限っては半笑いです」と"球運"の強さに口元を緩めた。  これで今季は満塁の場面で打率・531(32打数17安打)、4本塁打、49打点。無類の勝負強さを発揮し、5日にチームメートの山川を抜いて単独トップに立った打点を115に伸ばした。入団3年目の2004年からから積み重ねてきた通算本塁打は413本となり、歴代16位の小久保裕紀(ソフトバンクなど)に並んだ。  チームは4連勝で今季70勝目。5連勝の首位・ソフトバンクとの1ゲームをキープした。逆転優勝へ向け、主砲は「(満塁本塁打は)なかなか出るもんじゃない。次また満塁で回ったら、いい仕事ができるよう頑張ります」と頼もしかった。 (山口泰弘) 中村の満塁弾に西武・辻監督  「予感していたよ。見事ですね」 三回の犠飛に西武・源田 「最低限の仕事ができた」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
69534 0.566
(↑0.004)
-
(-)
17525
(+2)
488
(-)
168
(-)
106
(-)
0.252
(-)
3.550
(↑0.03)
2
(-)
西武
70561 0.556
(↑0.004)
1
(-)
16689
(+5)
636
(+4)
162
(+1)
124
(-)
0.267
(-)
4.460
(-)
3
(-)
ロッテ
62624 0.500
(↓0.004)
8
(↓1)
15564
(-)
542
(+2)
147
(-)
72
(-)
0.247
(↓0.001)
3.840
(↑0.03)
4
(-)
楽天
61624 0.496
(↓0.004)
8.5
(↓1)
16547
(+4)
530
(+5)
128
(+1)
39
(-)
0.251
(↓0.001)
3.880
(↓0.01)
5
(1↑)
日本ハム
57655 0.467
(↑0.004)
12
(-)
16511
(+6)
533
(+2)
86
(+1)
46
(-)
0.252
(-)
3.830
(↑0.02)
6
(1↓)
ORIX
55646 0.462
(↓0.004)
12.5
(↓1)
18480
(+2)
560
(+6)
87
(-)
109
(-)
0.244
(↓0.001)
4.050
(↓0.02)