中日(☆8対4★)DeNA =リーグ戦20回戦(2019.09.06)・ナゴヤドーム=
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DeNA
0030010004811
中日
30220001X81101
勝利投手:又吉 克樹(3勝3敗0S)
敗戦投手:平良 拳太郎(5勝4敗0S)

本塁打
【DeNA】梶谷 隆幸(3号・6回表ソロ)
【中日】ビシエド(17号・3回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日は初回、2死満塁から阿部が走者一掃の3点適時打を放ち先制する。その後同点とされた直後の3回裏には、ビシエドの2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、好救援を見せた2番手・又吉が今季3勝目。敗れたDeNAは先発・平良が7失点と乱調だった。

◆中日松葉貴大投手がオリックスから移籍後初めて1軍登板し、3回途中3失点でKOされた。 先発で1回裏に3点リードをもらい、2イニング目までは無失点。だが3回、5番細川に2点二塁打を許すと、7番嶺井に同点打を浴びた。なおも2死一、二塁の場面で降板。オリックス時代の18年9月18日楽天戦以来の白星はならなかった。 松葉は6月30日に松井雅人、松井佑介との交換トレードにより、武田健吾とともに中日移籍していた。

◆中日は1回、6番阿部の3点三塁打で先制。DeNAは3回に3得点で同点。中日はその裏、ビシエドの17号2ランで勝ち越し。 中日は2点リードの4回、4番ビシエドの適時打などで2点追加。DeNAは4点を追う6回、6番梶谷のソロで3点差とした。 中日は3回途中からロングリリーフした又吉が3勝目を挙げて4連勝。DeNAは先発平良が4回途中7失点と大誤算で2連敗。平良4敗目。

◆中日が天敵を打ち砕き、4連勝を飾った。1回に6番阿部が3点三塁打。同点に追いつかれた直後の3回無死一塁、4番ビシエド内野手が弾丸ライナーで2ランをバックスクリーンに突き刺した。先発平良のやや浮いた外角カットボールをとらえて17号。「我慢が大事。失投をうまくとらえられた」と胸を張った。 試合前時点で平良の今季対竜打線は4戦3勝、防御率1・90。完全に封じ込められる中、ビシエドは右腕相手に2本塁打と相性は悪くなかった。「チームが勝てていないのは知っていた」。今季対戦5試合目で3本目のアーチを決め、チームはついに平良を4回途中7失点でKOした。 ビシエドは4日巨人戦で左足首付近に自打球を当てていた。首脳陣から「無理はしなくていい」とセーブをかけられる中、「できないことはない」と強行出場を続ける。主砲が背中でナインを引っ張り、チームは敵地巨人3連勝の勢いそのままに完勝した。 中継ぎ陣が踏ん張り、ピンチでは遊撃京田の好守も効いた。与田監督は「非常にいい勝ち方でした」とニンマリ。5ゲーム差で追う3位広島とはまだ直接対決5試合を残す。まだギブアップするには早い。

◆中日R・マルティネス投手が7月15日阪神戦以来の1軍マウンドで結果を出した。 3点リードの8回に登板し、無安打1四球で無失点。「状態は普通。真っすぐは問題ない」と納得顔だった。キューバ代表の国際試合に出場するため、7月下旬から8月上旬にかけて離脱。再来日後は発熱などで調整が遅れていたが、満を持して復帰した。当面は中継ぎを任される見通しだ。

◆DeNA「中日キラー」の不敗神話が崩れた。 プロ入り後、中日に9戦5勝0敗の平良拳太郎投手が、打ち込まれた。プロワーストの7失点で4回途中でKO。「制球が安定せずにカウント不利な状況を多く作ってしまい、甘く入ったボールを打たれてしまいました。試合の中で修正することができませんでした」と唇をかんだ。

◆DeNA・平良が6日の中日戦に先発したが、四回途中7安打で自己ワーストの7失点で4敗目を喫した。  「制球が安定せずにカウント不利な状況を多く作ってしまい、甘く入ったボールを打たれてしまいました。試合の中で修正することができませんでした」  一回2死二塁から2四球で満塁とされると阿部に走者一掃の三塁打でいきなり3点を献上。三回に味方打線が同点に追いついたが、先頭の福田に中前打を許すと、もっとも警戒する打者に挙げていたビシエドに中越え2ランを浴びてマウンド上でうなだれた。四回も先頭打者の出塁から1点を許したところで降板。2番手の藤岡も適時打を浴びた。  平良は今季、中日に4戦3勝、防御率1・90で、通算でも9戦5勝負けなしの相性を買われて、登板間隔をずらして中日戦での先発だったが期待に応えられなかった。  ラミレス監督は「初回に3点を失い、三回に追いついてすぐに2点を取られて流れが相手にいってしまった」と渋い表情。前カードで首位・巨人に3連勝してきた中日について「3勝してここ(ナゴヤドーム)きて、同点にされてもすぐにリードした。チームに勢いがあった」と中日の好調ぶりを認めていた。

◆中日の又吉が三回途中から救援し、六回まで1失点と好投した。1球で三回のピンチをしのぎ、四回と五回は併殺で切り抜けた。3勝目も転がり込み「野手に助けられ、全員に感謝して長く投げられた」と話した。  制球を気にするあまり投球のテンポを悪くし、うまく好結果を出せない時期もあった。この日は変化球を使って大胆に攻め、約2週間ぶりの登板でもしっかり役目を果たした。「調子はずっと良かったので、なるべくそれを維持することを心掛けていた」とプロの誇りを示した。

◆中日に今季4戦3勝、通算でも9戦5勝と相性の良さを誇った先発の平良が、四回途中まで自己ワーストの7失点と誤算だった。ラミレス監督は「初回に2四球から3点を取られ、三回に追いついたけど、すぐに2点を取られて流れが相手にいってしまった」と首をかしげた。連敗で首位・巨人との2・5ゲーム差をまたも縮めることができなかった。 4敗目を喫したDeNA・平良 「制球が安定せずにカウント不利な状況から、甘く入った球を打たれてしまった」

◆打線が四回までに7得点と序盤から主導権を握り、7月以来の4連勝を飾った。広島の大瀬良、巨人の菅野に続き、過去0勝5敗と苦手だったDeNA・平良も攻略。与田監督は「左右を非常にうまく使ってくる投手なので、逆方向に打とうと。分かっていてもできなかったが、できるようになったのは収穫」と充実の表情だった。 三回に勝ち越しの17号2ランを放つなど、2安打3打点の中日・ビシエド 「(平良は)いいピッチャー。失投だったと思うが、うまくスライダーを捉えられた」 2番手で登板し、好救援で3勝目を挙げた中日・又吉 「野手に助けられ、全員に感謝して長く投げられた」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68562 0.548
(↓0.005)
-
(-)
17587
(+2)
499
(+5)
158
(+1)
74
(-)
0.258
(-)
3.700
(↓0.02)
2
(-)
DeNA
66593 0.528
(↓0.004)
2.5
(-)
15532
(+4)
531
(+8)
141
(+1)
37
(-)
0.246
(-)
3.860
(↓0.04)
3
(-)
広島
65623 0.512
(↑0.004)
4.5
(↑1)
13544
(+6)
541
(+3)
129
(+1)
75
(+1)
0.254
(-)
3.630
(↑0.02)
4
(-)
阪神
58626 0.483
(↓0.004)
8
(-)
17468
(+3)
514
(+6)
83
(-)
84
(-)
0.251
(-)
3.540
(↓0.02)
5
(-)
中日
58652 0.472
(↑0.005)
9.5
(↑1)
18489
(+8)
492
(+4)
81
(+1)
59
(-)
0.264
(-)
3.850
(-)
6
(-)
ヤクルト
52752 0.409
(↑0.004)
17.5
(↑1)
14583
(+5)
653
(+2)
150
(+1)
56
(-)
0.242
(↓0.001)
4.640
(↑0.02)