巨人(★2対3☆)中日 =リーグ戦23回戦(2019.09.05)・東京ドーム=
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中日
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巨人
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勝利投手:福 敬登(2勝0敗0S)
(セーブ:岡田 俊哉(2勝2敗11S))
敗戦投手:中川 皓太(4勝3敗16S)

本塁打
【巨人】ゲレーロ(18号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆中日は2点を先制された直後の8回表、代打・石垣と福田の適時二塁打で3点を挙げ、逆転に成功する。投げては、2番手・福が今季2勝目。その後はロドリゲス、岡田とつないでリードを守りきった。敗れた巨人は、9回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆中日福田永将内野手(31)が巨人戦で自身初の3戦連発を目指す。同選手は3日巨人戦から2試合続けて本塁打中。中日選手が巨人戦3連戦で3試合連続本塁を記録すると、13年8月16~18日平田以来、チーム6年ぶりとなる。

◆巨人は桜井、中日は山本が先発。巨人は1回に2死満塁の絶好機をつくるも、若林が左飛に倒れた。序盤の3回までは両軍無得点。 巨人桜井は6回まで1安打無失点の好投。6回2死二塁でプロ初スタメンの山下は空振り三振。中日山本も3安打無失点と譲らず。 中日が8回、福田の適時二塁打で逆転し、同一カード3連勝。巨人は桜井が7回無失点もリリーフが崩れ、5連敗を喫した。 中日福が2勝目、岡田が11セーブ、巨人中川が3敗目。

◆中日が、3年ぶりの巨人戦3連勝を決めた。 1点差の8回2死二、三塁。福田永将内野手が、巨人3番手マシソンの代わりばなの初球スライダーを捉えた。打球は逆転の2点適時二塁打となり、チームを勝利へ導いた。 直前の2死一、三塁の代打・石垣のプロ初タイムリーも、福田の力になっていた。「石垣のフルスイングを見て、勇気を持って打席に入れた」。選手会長は、プロ3年目の後輩に感謝。この3連戦は3安打6打点で、今季の巨人戦の通算成績を打率3割2分2厘、6本塁打、19打点に伸ばした。竜のGキラーぶりを発揮し、巨人戦3連勝につなげた。 16年9月以来の巨人3連勝に、与田監督も頬を紅潮させた。「選手みんなが起用に応えて頑張ってくれた。1戦1戦素晴らしい試合を見せていきたい」。残り19試合。竜が、セの覇権争いのキーマンになるかもしれない。

◆中日が3年ぶりの巨人戦3連勝を決めた。 1点差の8回2死二、三塁。福田が、巨人3番手マシソンの代わりばなの初球スライダーを捉えた。打球は逆転の2点適時二塁打に。直前の2死一、三塁の代打・石垣がプロ初適時打を放ち、福田は「石垣のフルスイングを見て、勇気を持って打席に入れた」と感謝。 この3連戦は3安打6打点で、今季の巨人戦の通算成績を打率3割2分2厘、6本塁打、19打点とし、好相性を見せつけた。

◆正念場でブルペン陣が崩れた。巨人が逆転負けで今季3度目の同一カード3連敗を喫し、5連敗に沈んだ。2点を先制した直後の8回だ。満を持して投入した中川が乱れた。先頭藤井に内野安打で出塁されると、犠打で1死二塁。2死後の大島への四球が手痛い。なお一、三塁で代打石垣に左翼線適時二塁打を浴び1点差。たまらずマシソンにシフトするも、福田に左中間を破られ逆転を許した。 勝ちパターンの乱調は危機感が増す。原監督は「やっぱり、中川がストライクをとることに一生懸命じゃ、なかなか抑えられないでしょうね」と指摘。相手先発の山本に6回まで散発3安打無得点と好投された。なんとかもぎ取った2点をあっという間に吐きだし、劣勢に立たされ「2点を最少のチャンスの中で取れて、2イニングで2点を守れなかったということですね」と振り返った。 中日に3年ぶりの同一カード3連敗。残り18試合と佳境に差し掛かる中で、逆風が吹き荒れる。指揮官は「今まで通り、切り替えること。みんなで戦っているわけですから、状況の中でこういうときもある。切り替えていくということでしょうね」と打開策を挙げた。【為田聡史】 ▼巨人マシソン(8回に中日福田に逆転打を許し)「甘い球を打たれてしまった。下位チームに3連敗することはあってはいけないこと。悔しい」

◆7回無失点の巨人桜井俊貴投手に中4日で10日DeNA戦(横浜)へ回る可能性が浮上した。 1安打のみで三塁を踏ませず、96球で降板。10度目のクオリティースタート(6回自責3以内)達成も勝利にはつながらなかったが「できることをしっかりやるだけです」と汗をぬぐった。中4日の目安となる100球以下でまとめた右腕に宮本投手総合コーチは「DeNAの頭も選択肢の1つ」と案を示した。

◆巨人3敗目を喫した中川皓太投手(25)にセットアッパーからの配置転換の可能性が浮上した。 8回から2番手で登板も3失点し、2点のリードを守れなかった。チームトップの58試合に登板も、上半身のコンディション不良から復帰後8試合で防御率9・00。宮本投手総合コーチは「替えたくはないけど、田口も調子がいい。いい投手から投入していきたい」と話した。

◆中日が3年ぶりの巨人戦3連勝を決めた。 与田剛監督のコメント。 「選手みんなが起用に応えて頑張ってくれた。1戦1戦素晴らしい試合を見せていきたい」

◆中日の山本が七回途中、2失点と好投した。桜井と投手戦を演じ、リードを許して降板したがチームは逆転勝ち。「先に点を与えてしまって悔しかったけれど、逆転してくれてうれしかった」と話した。  味方打線が攻撃中の四回、ベンチ前でキャッチボールしていたら高橋のファウルボールが背中に直撃。問題はなかったようで「あれで肩の力が抜けて、力まずに投げられたのでは」と笑いを誘った。

◆3年ぶりに巨人3連戦に3連勝。与田監督は「本当に選手たちの頑張り」と笑顔で話した。0-2の八回、2死一、三塁で代打・石垣が左翼線に二塁打を放ち、プロ初打点で1点差。続く福田が、代わったマシソンの初球のスライダーを振り抜き、逆転の2点二塁打で勝ち越した。20歳の石垣は「絶対打ってやると思っていた。振っていくというアピールができた」と胸を張った。 逆転の2点二塁打を放った中日・福田 「石垣の安打で勢いに乗ることができた」

◆桜井は7回1安打無失点と好投したが、救援陣が打たれて9勝目(3敗)を逃した。直球と110キロ台のカーブによる緩急で中日打線を封じ「こういう投球を続けていけば、いい結果は残せる」と手応えはつかんだ様子。菅野が離脱する中、宮本投手総合コーチは次回登板について「DeNAの頭でいけるかと思う。監督に相談します」と10日のDeNA戦での中4日登板を示唆した。

◆左中間フェンスに打球が直撃すると、場内のG党からため息がもれた。八回に1点差に迫られ、なおも2死二、三塁。代わったばかりの3番手・マシソンの初球を"巨人キラー"福田にまたもやられた。さらに2点が入って逆転され、今季2度目の5連敗。右腕は「待っていた球を浮かせてしまって甘い球になった。失投」とうなだれた。  継投が誤算だった。先発の桜井が7回無失点の快投。七回に2点を先制して必勝リレーでつなぐはずが、2番手・中川がつかまった。2死一、三塁で代打・石垣に左翼線適時二塁打を浴びて降板。原監督は「ストライクを取ることに一生懸命じゃ、なかなか抑えられない」と首を振る。後を託されたマシソンも勢いを止められなかった。  試合前には菅野が腰痛で出場選手登録を外れた。前日4日に緊急降板していたエースの離脱が正式決定し、優勝争いまっただ中のチームには大きな痛手だ。指揮官は「10日間は使えません」と表情を曇らせる。  5位・中日との主催試合3連戦でまさかの3連敗。もう"取りこぼし"できる余裕はない。打開策を問われた原監督は「切り替えること。みんなで戦っているわけですから」。1勝が流れを変えることもある。今は目の前の試合を勝つしかない。(伊藤昇)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68552 0.553
(↓0.004)
-
(-)
18585
(+2)
494
(+3)
157
(+1)
74
(+1)
0.258
(↓0.001)
3.680
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
66583 0.532
(↓0.005)
2.5
(-)
16528
(+2)
523
(+9)
140
(-)
37
(-)
0.246
(↑0.001)
3.820
(↓0.04)
3
(-)
広島
64623 0.508
(↑0.004)
5.5
(↑1)
14538
(+8)
538
(+1)
128
(+2)
74
(+1)
0.254
(↑0.001)
3.650
(↑0.02)
4
(-)
阪神
58616 0.487
(↑0.004)
8
(↑1)
18465
(+9)
508
(+2)
83
(-)
84
(+1)
0.251
(↑0.001)
3.520
(↑0.01)
5
(-)
中日
57652 0.467
(↑0.004)
10.5
(↑1)
19481
(+3)
488
(+2)
80
(-)
59
(-)
0.264
(↓0.001)
3.850
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
51752 0.405
(↓0.003)
18.5
(-)
15578
(+1)
651
(+8)
149
(-)
56
(-)
0.243
(-)
4.660
(↓0.01)