ロッテ(2対2)オリックス =リーグ戦22回戦(2019.09.02)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
0200000000002610
ロッテ
2000000000002611
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】マーティン(10号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは初回、マーティンの2ランが飛び出し、先制に成功する。対するオリックスは直後の2回表、西浦の適時打などで2点を奪い、同点とした。試合はそのまま延長戦に突入するも、両軍の救援陣が踏ん張り、4時間を超える一戦は規定により引き分けに終わった。

◆オリックスK-鈴木投手(25)はここまで通算3勝を挙げているが、球場別の内訳は京セラドーム2勝、ヤフオクドーム1勝。屋外球場ではプロ入りから白星がなく、今季も6試合で防御率4・78と苦戦中。

◆ロッテが初回、マーティンの2試合連続の10号2ランで先制。オリックスは2回、西浦の適時打などで同点に追いついた。 ロッテ土肥、オリックスK-鈴木の両先発が踏ん張り、両軍走者は出すも追加点を奪えず。2-2で終盤戦に入った。 ロッテは8回、3番手の増井を攻め、2死三塁の好機をつくるもあと1本が出ず。オリックスも無得点で延長戦へ入った。

◆オリックス増井浩俊投手がプロ野球史上2人目の150ホールド&150セーブを達成した。 8回に3番手で登板。2死三塁のピンチを招くも、藤岡を外角のフォークで空振り三振に仕留め、無失点に抑えた。史上8人目の通算150ホールド達成。「ダブル150」は今季6月11日に阪神藤川が達成して以来で、パ・リーグ初の金字塔だ。今季は守護神を任されるたが不振で2軍降格を経験。7月中旬に復活し、8月からセットアッパーに固定。その後、記録を積み重ねていった。 "赤備え"も快挙を後押しした。2軍で調整を行っていた7月、練習用のグラブとスパイクを赤色主体のものに変えた。「自分の中で流行の色があるんですよね。急に赤が好きになって。試合用は変えてないですけど、練習する時は自分のマイブームの色を使っています」。復活を象徴する「ダブル150」。赤色がラッキーカラーだったのかもしれない。【古財稜明】

◆ロッテはあと1本が出ず引き分けに終わった。初回にマーティンの10号2ランで先制するも、2回以降につくった5度の得点圏の好機で得点できず。投手陣は6回以降に投入した6投手が踏ん張り、無安打投球で0を並べたが、勝ちきれなかった。 井口監督は「打線でピッチャーを援護できなかった。何とか耐えて引き分けには持って行ったが、こういうところで1本出ないと上に行けない」と悔しさをにじませた。 ▽ロッテ・マーティン(2試合連続の先制10号2ラン)「基本的にホームランを狙っているわけではないけど、しっかりとしたスイングができて、強い打球が飛んでくれた」 ▽ロッテ清田(12回2死二、三塁で三振に倒れる)「(鈴木)大地がフォークでやられていたので(変化球が)頭にあった。どうにかバットに当てようと思ったが...」

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が2日、オリックス22回戦(ZOZOマリン)に「3番・右翼」で出場。0-0の一回1死一塁、右翼席へ飛び込む2試合連発となる先制の10号2ランを放った。  「基本的にホームランを狙っているわけではないけど、しっかりとしたスイングができて、強い打球が飛んでくれた」  カウント0-1の2球目、K-鈴木の甘く入った変化球を見事に右翼ポール際へと運んだ。今季途中に加入し、7月26日の初出場からわずか34試合で2桁本塁打に到達した。

◆オリックス・増井浩俊投手が2日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で通算150ホールドを達成した。  2-2の八回に登板すると、2死三塁とピンチを招くが、1回無失点。今季12ホールド目をマークし、プロ野球史上8人目の通算150ホールドとした。今季は150セーブも達成しており、150セーブ&150ホールドは、藤川球児投手(阪神)以来、史上2人目となった。  移籍2年目の今季は開幕から不調が続き、2度の2軍降格も経験したが、8月中旬からセットアッパーとして活躍している。

◆オリックスのK-鈴木が6回2失点と好投した。一回にマーティンに2ランを浴びたが、その後は走者を出しながらも得点を許さず「要所で粘りながら、何とか抑えられた」とコメントした。  先発予定だった8月27日の試合が雨で流れ、スライドで登板する予定だった翌28日も雨天中止。中14日での登板で序盤は制球を乱し「ボール先行の苦しい投球になった。試合の中で、もっと早く修正しないといけない」と自戒を込めて言った。

◆八回に登板した増井が1回無失点で今季12ホールド(H)目。プロ野球史上8人目の通算150Hを達成した。今季は150セーブ(S)も達成しており、150S&150Hは藤川(阪神)以来、史上2人目。「今季中にできるとは思わなかった。また1つ目標をクリアして、次に迎える」と喜んだ。今季は2度の2軍降格も経験。8月中旬からセットアッパーを託され「迷惑かけたので、終盤の大事なところで力になれるように」と気合を入れ直した。

◆4時間29分、延長十二回の総力戦は今季4度目の引き分けとなった。一回にマーティンの先制2ラン。チーム本塁打数が1992年の千葉移転後は最多の2003年に並ぶ、145本塁打となったが、二回以降はつながりを欠いて無得点に終わった。井口監督は「最後も(2死二、三塁の)サヨナラの場面で一本が出なかった。こういうところでもう一本が出ないと上にはいけない」と厳しい表情だった。 一回に2戦連発となる10号2ランを放ったロッテ・マーティン 「しっかりとしたスイングができて、強い打球が飛んでくれた」 先発で六回途中まで2失点のロッテ・土肥 「調子はすごく良かったが、コースを狙いすぎてしまい、球数も多くなってしまった」

◆ロッテが井口資仁監督(44)に続投要請する方針を固めていることが2日、分かった。球団はシーズン終盤までAクラス争いを演じている手腕を評価。来季は3年契約の最終年となる。同日のオリックス戦(ZOZOマリン)は延長十二回の末に2-2で引き分けた。  来季も井口監督に託す。球団幹部は「もちろん、評価している。もともと中長期的な強いチーム作りについて話しているので、そのプロセスと思っている。昨年よりは進化している」と高く評価した。  就任1年目の昨季は59勝81敗3分けで5位。今季は60勝61敗4分けで、3位・楽天に2ゲーム差の4位。昨季の同時期は3位に10ゲームほどの差をつけられていたが、現在は3年ぶりのクライマックスシリーズ進出を争っている。  若手の台頭が目立つ。涌井や石川ら実績のある投手が不振に陥る中、昨季まで0勝の種市が7勝、同1勝の岩下が5勝をマーク。さらに高卒2年目の安田がイースタン・リーグで16本塁打と69打点の2冠。D1位・藤原(大阪桐蔭高)を含めた有望株が順調に育っている。  球団はシーズン終了後に井口監督と正式契約を結ぶとみられる。「次にどう進化していくかというところになってくる」と球団幹部。就任3年目の来季、指揮官は2005年以来の優勝に向けて采配を振る。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
65534 0.551
(-)
-
(-)
21512
(-)
483
(-)
161
(-)
104
(-)
0.252
(-)
3.630
(-)
2
(-)
西武
66561 0.541
(-)
1
(-)
20662
(-)
626
(-)
156
(-)
123
(-)
0.267
(-)
4.520
(-)
3
(-)
楽天
61584 0.513
(-)
4.5
(-)
20538
(-)
514
(-)
123
(-)
39
(-)
0.253
(-)
3.860
(-)
4
(-)
ロッテ
60614 0.496
(-)
6.5
(-)
18558
(+2)
538
(+2)
145
(+1)
71
(-)
0.249
(↓0.001)
3.920
(↑0.03)
5
(-)
ORIX
55606 0.478
(-)
8.5
(-)
22472
(+2)
532
(+2)
85
(-)
109
(-)
0.244
(↓0.001)
4.000
(↑0.03)
6
(-)
日本ハム
56635 0.471
(-)
9.5
(-)
19503
(-)
525
(-)
85
(-)
46
(-)
0.252
(-)
3.860
(-)