ロッテ(☆8対6★)オリックス =リーグ戦21回戦(2019.09.01)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:東妻 勇輔(3勝0敗0S)
(セーブ:益田 直也(3勝5敗25S))
敗戦投手:近藤 大亮(4勝6敗1S)

本塁打
【オリックス】吉田 正尚(23号・3回表3ラン)
【ロッテ】マーティン(9号・4回裏3ラン),藤岡 裕大(1号・7回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは4点を追う4回裏、マーティンの3ランなどで一挙5点を奪い、逆転に成功する。その後6-6で迎えた7回には、1死二塁から藤岡の2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・東妻が今季3勝目。敗れたオリックスは、投手陣が振るわなかった。

◆オリックスは2回、安達の適時打で先制。3回には吉田正の23号3ランで加点した。ロッテは2回、2死満塁の好機も無得点。 ロッテは4回、マーティンの9号3ランなどで5点を挙げ逆転。オリックスは立ち直った種市の前に、4回以降追加点を奪えず。 ロッテは同点に追い付かれた直後の7回に藤岡の1号2ランで勝ち越し。継投で逃げ切り、連敗を2で止めた。東妻が3勝目。益田が25セーブ目。オリックス近藤が6敗目。

◆オリックス吉田正尚外野手(26)がリードを広げる特大の23号3ランを放った。 1点リードの3回、無死一、二塁からロッテ種市の高めに浮いたボール球を振り抜き、右中間スタンド上段までかっ飛ばした。 「しっかりといい形で自分のスイングができました。追加点を取ることができてよかったです」。8月23日日本ハム戦以来の1発。昨季記録した自己最多の26本塁打まで残り3本とした。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手が4戦ぶりの1発となる9号3ランを放った。2点を追う4回2死一、三塁。フルカウントから山田の外角低めいっぱいのスライダーを右翼席へ運んだ。 全6球中5球がスライダーだった打席を振り返り「ストレートを待っていたんだけど、だんだんスライダーが多くなっていたので、頭に入れてしっかり対応することができたよ」と納得の1発にうなずいた。

◆オリックス小島脩平内野手(32)が6回の打席途中で代打を送られ、途中交代した。 6番三塁でスタメン出場していたが、6回先頭の打席で自打球が右膝付近に直撃。そのまま歩いてベンチに戻り治療を受けていたが、中川が代打に送られた。

◆オリックスのステフェン・ロメロ外野手(30)が負傷により途中交代した。 4番DHでスタメン出場。7回2死で二塁走者だったロメロは中川の左前適時打で本塁へ生還。その間の走塁時に右膝付近を痛めた模様で、9回の第5打席で代打が送られた。チームの得点源だっただけに、離脱となれば大きなダメージとなりそうだ。

◆オリックスは痛恨の逆転負けを喫した。3回までに4点を先取しながら先発竹安大知投手が4回途中3失点で降板。 継投した投手陣もリードを守れなかった。7回に同点に追いつきながら、その裏に6番手近藤が藤岡に決勝の2ランを被弾。西村監督は「主導権を握って、同点に追いついたんですけど。(竹安、山田、吉田一の)3人で7四死球。もっと打者と勝負していかないといけない」と指摘した。連勝も止まり、3位楽天との差も4に開いた。

◆ロッテが、藤岡裕大内野手の汚名返上の昇格即弾でオリックス相手の連敗を5で止めた。 自身の悪送球をきっかけに同点とされた直後の7回1死二塁。近藤の見送ればボールであろう高めの直球を振り抜き、右翼席へ運ぶ決勝の1号2ラン。「投手に迷惑をかけた。何とかランナーをかえしたいと思っていて、最高の形になってよかった」と汗をぬぐった。 今季は春季キャンプの出遅れを含めると3度の負傷離脱を味わった。「試合見るのもきついくらいだった」と思うように動けない自分が悔しかった。それでも「焦る部分を抑えながらやっていた」とリハビリに専念。8月24日の2軍戦で復帰すると、6試合で打率5割7分9厘の成績を残し1軍切符をつかみ取った。 負ければ5位オリックスとゲーム差0に迫られ、3位楽天との差も3に広がる危機を救った。遅れてきた男は「今まで働いてない分働いて、CSに食い込めたらと思う」と巻き返しを誓った。

◆オリックス吉田正尚外野手が5試合ぶりの特大23号3ランを放つも空砲に終わった。 1点リードの3回、無死一、二塁からロッテ種市の高めに浮いたボール球を完璧にとらえ、右中間スタンド上段まで運んだ。「しっかりといい形で自分のスイングができた」。8月23日の日本ハム戦以来の1発。昨季記録した自己最多の26本塁打まで残り3本とした。

◆ロッテのマーティンが2-4の四回に3ランを放った。2点差に追い上げてさらに2死一、三塁の場面で右翼席へ運んだ。  フルカウントからの6球目のスライダーを完璧に捉えた。「速球を待っていたけど、だんだんスライダーが多くなっていたので、スライダーを頭に入れて対応することができた」と胸を張った。

◆ロッテのチームトップ7勝を挙げている種市篤暉投手(20)が1日、オリックス21回戦(ZOZOマリン)に先発。6回6安打4失点、8奪三振でリードを守って降板したが、七回に追いつかれ8勝目を手にすることはできなかった。  「立ち上がりから腕が振れていなかったんですけど、打たれたあと、切り替えてゲームを壊さなかったことは良かったと思います」  二回に打球が右脚を直撃する適時打で先制を許すと、二回には吉田正に高めに浮いた変化球を右翼席中段まで運ばれる3ランを浴びた。  登板7試合連続で2失点以内と抜群の安定感を誇ってきた右腕。久々の4失点も、気持ちを切り替え四回以降は無安打投球で味方の逆転を呼び込んだ。

◆右大腿二頭筋損傷で離脱していたロッテの正遊撃手、藤岡裕大内野手(26)が1日、オリックス21回戦(ZOZOマリン)に「8番・遊撃」で7月19日以来の1軍出場。いきなり七回に1号勝ち越し2ランを放った。  「1、2、3でいった。前の回にエラーをしていたので何とかしたいだけだった。気持ちが出せてよかった」  四回無死一、三塁の第2打席で中犠飛を放ち、復帰後初打点をマークした。しかし、6-4の七回2死走者なしの守りでは遊ゴロを捕球し、一塁へ大きくそれる悪送球。このミスをきっかけにチームは同点に追いつかれた。  見せ場はその裏、1死二塁で迎えた第4打席。カウント1-1から高めの3球目、近藤の高めの見逃せばボール球を捉えると、打球は右翼席最前列へと吸い込まれた。昨年8月4日以来となる本塁打は貴重な一発となった。  7月19日の試合前の練習中に右脚に痛みを感じ、「9番・遊撃」で出場したが途中交代。翌日、出場選手登録を抹消された。約1カ月のリハビリ期間を経て、8月下旬から2軍に合流し実戦復帰。イースタン・リーグでは本塁打も放って復調をアピールし「不安も当然あるけど、やることはやってきた」とマリンスタジアムに帰ってきた。5月にも右大腿二頭筋の肉離れでチームを離れた。1シーズンで2度目の離脱だけに、チームも本人も復帰には慎重を期した。CS進出を狙うシーズン終盤に、頼もしい男が帰ってきた。

◆ロッテは1日、オリックス21回戦(ZOZOマリン)に8-6で勝利。オリックス戦の連敗を5で止めた。  チームトップの7勝を挙げている先発の種市が、二回1死二塁から安達の投手強襲安打で先制を許すと、三回は吉田正が右越えに23号3ランを浴びた。  4点を追う打線は四回無死一、三塁から藤岡の中犠飛で1点を返し、岡の適時三塁打で2点目。さらにマーティンの9号3ランでこの回一挙5点を奪い、逆転した。前回の対戦で2安打完封を許した竹安をノックアウトすると、五回も2死満塁から押し出し四球で加点した。  七回2死から藤岡の失策をきっかけにロメロ、中川の適時打で同点に追いつかれたが、その裏に藤岡が右翼席へミスを取り返す決勝の1号2ランを放った。  それでも、井口監督は「何とか最後に勝てた。その中でミスもあったので、それを減らしていかないと上にはいけない。(藤岡も)守備で1つミスをしていたので、そこをしっかり自分で取り組んでほしい。今年2度肉離れしているので、それを取り返す意味でもがんばってほしい」と厳しかった。

◆ロッテの荻野貴司外野手(33)が1日、試合前に痛みを訴え、腰痛のため大事を取ってオリックス21回戦(ZOZOマリン)を欠場した。  入団1年目から度重なる故障に見舞われてきたたが、10年目の今季は不動の1番打者として、いずれもキャリアハイとなる115試合に出場し、464打数143安打44打点、10本塁打を放ち、27盗塁をマークしていた。  病院には行かず、明日以降の出場は状態を見ながら判断される見込み。井口監督は試合後「明日はちょっと難しいかもしれない」と話した。

◆オリックスのロメロが七回の走塁中に右膝付近を痛め、九回の打席で代打を送られた。8月に打率3割8分5厘、7本塁打、25打点をマークし、好調なチームを引っ張った4番打者のアクシデントに、西村監督は「足をひねった。明日(2日)になってみないと分からない」と心配した。

◆オリックスは逆転負けで3位楽天との差が4ゲームに開いた。三回までに4点を先行しながら投手陣が踏ん張れなかった。四球が目立つ内容に、西村監督は「もっと打者と勝負していくところを見せていかないと」と苦言を呈した。  竹安は毎回、走者を許す苦しい投球で四回途中3失点で降板。先発の役目を果たせず「チームがいい流れで得点を重ねていただけに、しっかりと投げ切ることができず、悔しい」と自らを責めた。 吉田正(三回に23号3ラン) 「しっかりといい形で、自分のスイングができた」 中川(七回に一時、同点となる左前適時打) 「追い込まれていたので、何が何でも食らい付いていこうと思った」

◆ロッテ・荻野貴司外野手が腰痛のため、オリックス21回戦(ZOZOマリン)を欠場した。病院には行かず、2日以降の出場は状態を見て判断する。

◆右大腿二頭筋損傷から復帰した藤岡が「8番・遊撃」で先発出場。四回に犠飛で打点を挙げ、6-6の七回に決勝の1号2ランを放った。「真っすぐ一本で狙って、最高の形になった」。ただ、七回の守りでは自らの悪送球をきっかけに追いつかれた。「(先発の)種市の勝ちを消してしまったので、守備を修正しないといけない」と反省も忘れなかった。 連敗ストップにロッテ・井口監督 「何とか勝てたが、ミスもあった。それを減らしていかないと上にはいけない」

◆絶好調のロメロが負傷交代した。七回の走塁中に右膝付近に痛みを感じ、試合中に千葉市内の病院へ向かった。8月に23試合で打率・385、7本塁打、23打点と好調だった助っ人が離脱となれば、チームにとっては大打撃。西村監督は「あしたの様子を見てみないと分からない」と説明。念のため、2日に2軍から代わりの選手を合流させるが、軽傷を祈るしかない。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
65534 0.551
(↑0.004)
-
(-)
21512
(+4)
483
(+1)
161
(+2)
104
(+1)
0.252
(-)
3.630
(↑0.02)
2
(-)
西武
66561 0.541
(↓0.004)
1
(↓1)
20662
(+1)
626
(+4)
156
(-)
123
(-)
0.267
(-)
4.520
(↑0.01)
3
(-)
楽天
61584 0.513
(↑0.005)
4.5
(-)
20538
(+2)
514
(+1)
123
(+1)
39
(-)
0.253
(-)
3.860
(↑0.03)
4
(-)
ロッテ
60613 0.496
(↑0.004)
6.5
(-)
19556
(+8)
536
(+6)
144
(+2)
71
(+1)
0.250
(↑0.001
3.950
(↑0.01)
5
(-)
ORIX
55605 0.478
(↓0.004)
8.5
(↓1)
23470
(+6)
530
(+8)
85
(+1)
109
(-)
0.245
(-)
4.030
(↓0.04)
6
(-)
日本ハム
56635 0.471
(↓0.004)
9.5
(↓1)
19503
(+1)
525
(+2)
85
(-)
46
(-)
0.252
(↓0.001)
3.860
(↑0.01)