阪神(☆4対2★)巨人 =リーグ戦21回戦(2019.08.31)・阪神甲子園球場=
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巨人
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阪神
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勝利投手:ドリス(5勝3敗19S)
(セーブ:藤川 球児(4勝1敗10S))
敗戦投手:山口 俊(12勝4敗0S)

本塁打
【阪神】中谷 将大(6号・7回裏ソロ)

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◆阪神が連敗を3で止めた。阪神は2回裏、梅野の適時打と西のスクイズで先制する。その後は同点を許すも、7回に代打・中谷のソロが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、2番手・ドリスが今季5勝目。敗れた巨人は、打線が5安打2得点と振るわなかった。

◆巨人山口俊投手(32)が今季13勝目を目指す。 山口は17年にFAで巨人へ移籍したが、昨年まで巨人にFA移籍した投手のシーズン勝利数は00年工藤と12年杉内の12勝が最多。 FA移籍投手が13勝すれば球団史上初めて。

◆阪神の先発西勇輝投手(28)が投打で奮闘した。6回109球を投げ、5安打5奪三振2失点で降板した。 初回からピンチを迎えた。先頭の亀井に左前安打を許し2死2塁で4番岡本を迎えたが、スライダーで空振り三振を奪い切り抜けた。2回には、女房役・梅野隆太郎捕手(28)の先制適時打で援護をもらうと、自身もなお1死一、三塁からプロ入り初のスクイズを成功させ、追加点を挙げた。 だが4回、自身の暴投と、2死三塁からは7番若林に同点適時打を浴びた。阪神打線は7安打を放ちながらも、1本が出ずに6回まで2点止まり。力投する西を、援護しきれなかった。

◆阪神は2回、1死一、三塁から梅野の適時打と西のスクイズで2点先制。巨人は毎回走者を出すも、打線がつながらない。 巨人は4回2死二、三塁から、西の暴投と若林の適時打で同点に。その後は両先発が粘りの投球を続け、同点のまま7回に入った。 阪神は7回、中谷の今季6号ソロで勝ち越した。8回にも1点を追加し、連敗を3で止めた。ドリスが5勝目。 藤川が10セーブ目。巨人は山口が4敗目を喫した。

◆巨人が、運を味方につけた。1回2死、阪神福留の放った一塁線への痛烈なゴロが一塁塁審に直撃。 二塁打コースの打球だったが、2死一塁で次打者のマルテを迎えた。山口俊投手(32)がマルテを空振り三振に仕留め、1回を無失点で終えた。

◆阪神が、バッテリーのバットで先制点を挙げた。2回、1死一、三塁から8番梅野隆太郎捕手(28)が、直球をしぶとく右前に運ぶ適時打で1点目。 さらに、1死一、三塁から9番西勇輝投手(28)がスクイズを成功させ、自らを援護する追加点を挙げた。 梅野は「初回のピンチをしのぐことができたので、その良い流れをつかみたい場面で打つことができてよかった」とコメント。初回から1死二塁のピンチを背負ったが、3番丸、4番岡本を連続三振に打ち取り、切り抜けていた。

◆阪神中谷将大外野手が勝ち越し弾を放った。2-2の同点で迎えた7回、2死走者なしから9番ドリスの代打で登場。 巨人先発の山口は今季初対戦。カウント1-2から4球目を捉え、大歓声に包まれながら、今季6号をレフトスタンドにたたき込んだ。

◆巨人の勝ち頭が今季初の甲子園で土をつけられた。先発山口俊投手が、悔いが残る失投で決勝弾を献上した。同点の7回2死、代打中谷を追い込んだが外角を狙った142キロ直球がシュート回転して甘く入った。痛恨の被弾に「ボール球でも良かった。欲が出てしまった」と悔やんだ。続く木浪に中前打を許したところで降板。「次の攻撃もある。失点した後も大事だった」と敗戦の責任を背負った。 中5日の登板を苦にしているわけじゃない。ここまでリーグトップタイの12勝を積み上げきた。160奪三振はリーグ単独トップ。先発陣をけん引してきた事実は揺らがない。 頼れる右腕が3試合連続でイニング途中での降板となる6回2/3を3失点、自身今季2度目の連敗。ラストスパートへ踏ん張りどころだ。チームの連勝も3で止まったが、8月は15勝11敗1分けで白星先行。この日、DeNAが敗れたためマジックを1つ減らして16とした。 ▽巨人原監督(山口が追い込んでから許した決勝本塁打に)「ベストボールではないでしょうね」

◆今季が5年契約最終年の阪神鳥谷敬内野手(38)が8月31日、巨人戦前に進退について初めて口を開いた。 同29日に球団から"引退勧告"を受けたことを認めた上で「タイガースのユニホームを着てやるのは今シーズンで最後になる」と表明。今後についても他球団での現役続行を目指すか、現役引退するかの2択になる方向性も明かした。5分間の即席会見を除けば、鳥谷は何一つ変わらない準備を続けた。午前中から走り込み、打ち込みを始め、午後から全体練習に参加。結局出番はなかったが、7回裏2死ではネクストバッターズサークルで黙々とタイミングを取った。その一挙手一投足が背番号1の思いを物語っていた。 午後3時20分。全体練習を終えると、自ら報道陣への対応の場を設定。落ち着いた表情で「引退してくれないか、と言われました」と切り出した。8月29日、球団から事実上の戦力外通告といえる"引退勧告"を受けた。逆転CSを目指す中、自身の進退に注目が集まる状況を懸念。仲間のため、ファンのため、本来なら語りづらいはずの今後についても口を開いた。 「このまま引退するのか、それとも他チームを探して現役を続行するのか。(現役続行を目指す場合は)他チームで(オファーが)なければそのまま終わる形になると思います。どちらを選択するにしても、タイガースのユニホームを着てやるのは今シーズンが最後になります」 前夜、愛車で甲子園球場を後にしようとした時、道路に列を成した大勢の虎党に感情を揺さぶられた。 「今まで以上にたくさんの方々が自分のタオルを広げてくれているのを見て...。ファンの皆さんに、自分はどういう形にしても今シーズンでタイガースのユニホームを脱ぐ、ということを伝えたいな、というのが(話そうと思った)一番の思いです」 素直な本音がこぼれ落ちた。 以前から強いこだわりを持っていた現役続行にこだわるのか。それとも現役引退を選ぶか。残された選択肢は2つしかない。熟考できる時間は決して長くないが、今は逆転CSを狙うチームの一員としての自覚が苦悩を上回る。 「CSに出れば優勝というチャンスも出てくる。そこを一番に考えて。自分自身がどうというよりは、しっかりチームに貢献できることを常に考えてやっていきます」 縦じまで最後まで全力を-。それが16年間支えてくれた全員への恩返しになると、信じる。【佐井陽介】

◆阪神藤川球児投手(39)が、巨人21回戦(甲子園)で今季10セーブ目を挙げ、現役単独最多のNPB通算235セーブ目をマークした。2点リードの9回に登板。1死から四球で走者を許したが、安定感は変わらず、チーム30日ぶりの甲子園勝利を締めくくった。3位広島との3ゲーム差は変わらなかったが、逆転クライマックスシリーズ進出へ、頼れる守護神が虎にはいる。宿敵巨人との一戦で、最後にマウンドに立ったのは、やはり守護神藤川だった。2点リードの9回、主軸と真っ向勝負した。先頭の4番岡本には3球全て直球で右飛。続く阿部には8球粘られ、最後は際どい内角への直球がボールと判定され、四球となった。一瞬、苦笑を浮かべたが、動じるはずもない。気持ちを入れ替え、ゲレーロにも全球直球勝負を挑み、見逃し三振。最後はプロ初打席に立った代打山下を一邪飛に仕留め、甲子園のファンに歓喜の瞬間を届けた。 藤川 せっかく伝統の一戦なので、なんとか喜んで帰ってもらいたいという、それだけですね。 7年ぶり2ケタセーブとなる今季10セーブ目は節目のものとなった。NPB通算235セーブ。プロ野球歴代単独4位で、現役投手では最多となった。「この数字というのは、全てタイガースファンと一緒に作ってきた数字なので、選手とファンの方に感謝して、また頑張りたいと思います」。お立ち台ではファンと一緒に喜びを分かち合った。 節目の記録を作った藤川に、矢野監督は「僕らにとっては大きいことですけど、球児にとっては通過点だと思う。まだまだ増えると思いますし、なんとか球児につなげられるように頑張ります」と、変わらぬ信頼感を口にした。 腕を振る理由は1つではない。一緒に戦う仲間がいる。この日、鳥谷が阪神のユニホームを着るのは今季限りと表明。「同僚として出来なくなるのは複雑ですけど、まだシーズン中なので。まだまだたくさんのことが人生の中にあって、岐路に立つし、自分も立ちますし。人生の1つの岐路ということ」。ともにベテランとしてチームを引っ張ってきた2人。寂しさをのぞかせながら、藤川なりのエールのようだった。 チームの連敗は3で止まった。甲子園での勝利は8月1日以来、30日ぶり。この日のセーブも通過点。チームのため、ファンのために、藤川は腕を振る。【磯綾乃】

◆阪神は好調の木浪聖也内野手が連続試合安打を10に伸ばした。7回2死、先発山口の低め直球を中前にはじき返した。 「打って(チームの)勝利につながれば」と振り返った。鳥谷敬内野手について問われると「もっと聞きたいこともあった。(練習姿勢などに)少ない時間でしたけど、すごく勉強になりました」。遊撃で同じ守備位置の大先輩へ、思いを語った。

◆阪神中谷将大外野手が代打決勝弾で試合を決めた。同点の7回2死無走者。 代打で登場すると、カウント1-2から先発山口の真ん中高め142キロ直球を振り抜いた。「自分の結果を残すことしか考えていなかった。何とか、何でもいいから結果にこだわった打席でした」。打球は打った瞬間にそれと分かる弾道で、左中間席に飛び込む6号ソロ。少ないチャンスをものにした。 打席前は、次打者サークルで鳥谷が準備していた。だが、走者なしで回ってきたことで出番が訪れた。「ランナーがいたら鳥さんだった。(自分の打席が)回ってきたら、しっかり打つということだけ考えていました」。集中して、大先輩の思いも乗せた。 リーグトップタイの12勝を誇る右腕に、抜群の好相性を見せつけた。山口がDeNA時代、16年の初対戦からこれで13打数5安打、3本塁打。「すごく良いピッチャーなので。必死に食らいついていった。真っすぐが早いピッチャーなので、しっかり真っすぐに振り遅れないように」と振り返った。 矢野監督も中谷の1発に「期待はしてましたけど、本当に期待通りの素晴らしいバッティングでした。苦しい展開の中で1歩いけた1本。本当に大きい」と、高く評価した。 ▽阪神浜中打撃コーチ(中谷の決勝弾について)「中谷の持ち味、長打力で決めてくれた。いい形で点が取れた。これで勢いに乗っていきたい」

◆阪神西勇輝投手が規定投球回に到達した。0-2の4回に暴投と適時打で同点に追いつかれるも、6回5安打2失点と粘投。自身のスクイズで2点目を奪うなど、攻撃でも貢献した。 「なんとしても連敗を止めたいという強い思いをかけて、マウンドに上がった。チームとして連敗を止められて良かった」。これで今季投球イニングが144回1/3となり、規定投球回に到達。「去年日本人で誰もいなかったので、自分が達成できて安心しています」と話した。

◆阪神大山悠輔内野手は激走で大歓声を呼んだ。2戦連続でスタメンを外れ、1点リードの8回1死三塁で代打で登場。 大竹の外角スライダーに空振り三振したが、これが暴投となり、捕手が後ろにそらした振り逃げの間に三塁走者が生還。自身も全力疾走で二塁を陥れ「三振してしまったけど、やってしまったことはどうしようもない。後ろにはじいたのは分かっていたので、何が起こるか分からないと思って」と照れ笑いした。

◆阪神は3番左翼で出場した福留孝介外野手が幻の二塁打を放った。1回2死の場面で打席に立つと、巨人山口の直球を振り抜いた強烈な打球は一塁線を強襲。 長打になるかという当たりだったが、ボールは丹波一塁塁審の足に直撃。右前打となってしまった。球場は静まり返ったが、ベテランは同塁審に声を掛けて、何事もなかったかのようにプレーを再開した。

◆阪神は左腕岩崎優投手が一夜でやり返した。1点リードの8回から登板して代打石川、坂本勇を料理すると、最後は丸を直球で左飛に仕留めた。 前日8月30日には丸に2ランを浴びて15試合ぶりに失点。岩崎は「(昨日の結果は)ずっと考えていた。昨日の夜も、今日の朝も。抑えられて良かった」と話した。

◆阪神・梅野隆太郎捕手(28)が先制の右前打を放った。  二回、先頭の糸原が二塁内野安打で出塁。北條が犠打で進めると高山が右前打で1死一、三塁。ここで梅野が打席に立つと147キロ直球に詰まりながらも右前に落とした。25日のヤクルト戦(神宮)以来の先制点をチームにもたらした。  なお1死一、三塁で打席には西。初球にスクイズを失敗。2球のウエストを挟まれるも5球目に再びスクイズ。一塁線にしっかりと転がし、追加点を挙げた。

◆阪神・中谷将大外野手(25)が七回に代打で登場。左翼席に6号ソロをたたき込み、勝ち越し点を奪った。  「追い込まれてしまったので、なんとか粘って塁に出ようと思っていました。同点の場面でしたし最高のホームランになってよかったです」  七回1死、打席には梅野の場面。ネクストバッターズサークルには29日に球団から引退を勧告された鳥谷が立ったが、梅野が空振り三振に倒れたことにより中谷が打席へ向かった。真ん中に入ってきた142キロ直球を捕まえると、白球は左翼席に着弾。甲子園は大歓声に包まれた。  5月26日のDeNA戦(横浜)以来の一発で、代打弾は4月5日の広島戦(マツダ)以来だった。

◆阪神が31日の巨人戦(甲子園)で、競り勝って連敗を3でストップした。2-2の七回2死から代打中谷のソロ本塁打で勝ち越し。藤川が7年ぶりの2桁セーブをマーク。お立ち台には中谷と藤川、岩崎が上がった。  --素晴らしいホームランでした  中谷 「きのうはチャンスで打てなかったので、きょうはなんとしてでも打ってやろうと思っていました」  --追い込まれてからの一発だったが、狙っていたのか  「追い込まれるまでは狙い球があったのですが、追い込まれてしまったので...。とりあえず食らいついていこうと思いました。ああいう結果になってよかったです」  --勝ち越し弾だった  「もちろんチームのためなのですが、自分はチャンスが少ないので、足跡を残してやろうと思っていた。なので、ホームランになってよかったです」  --続いて岩崎選手。石川を仕留めた後は、坂本勇を3球三振だった  岩崎 「しっかりアウトがとれて、よかったです」  --そして、きのうは打たれた丸を抑えた  「きのうは打たれてしまったのですが、(試合が)終わってから、次はどうやって抑えようか考えていました。次の対戦でも打ち取られるように、頑張りたいです」  --藤川選手。九回にマウンドに行ったときはどんな気持ちだった  藤川 「いつもと同じというか、せっかくの伝統の一戦なので、お客さんに喜んで帰ってもらいたいという一心でした」  --これで2012年以来の2桁セーブに到達  「個人的な感情は全然ない。これだけお客さんが入ってくれているから、満足して帰ってほしい」  --235セーブで現役単独1位に  「この数字は、すべてタイガースファンと一緒に作ってきたもの。ファンのみなさんに感謝したいですね」  --最後にあすも巨人戦。意気込みを  中谷 「あしたも頑張ります」  岩崎 「あしたもいいピッチングができるように頑張ります」  藤川 「中谷のホームランも、岩崎のリベンジも、すべてファンのみなさんのためにやっています。また応援、よろしくお願いします」

◆阪神は31日の巨人戦(甲子園)で4-2と競り勝ち、連敗が3でストップ・2-2の七回に代打・中谷が決勝の6号ソロ。代打策がはまった矢野燿大監督は試合後のインタビューで「長打を期待して、将大でいきました」と振り返った。  --中谷がよく打った  「そうですね、ツーアウトからでしたのでね、期待はしてましたけど、本当に期待通りの素晴らしいバッティングでした」  --あの場面、鳥谷も準備していたが、中谷に  「長打を期待して、将大でいきました」  --期待通りの働き。 「期待以上というか、素晴らしいバッティングでした」  --その後は岩崎らリリーフが好投  「その前には西が2点取られて粘ってくれてることがやっぱり大きいのですし、その後のドリス、岩崎、そして球場と。本当にピッチャーは自信持って出してるんで。よく投げてくれました」  --岩崎は昨日は打たれたが、上位打線に好投  「昨日やられましたけど、そういうところで今日抑えて、また明日もいってくれると思いますし。いつも抑えてくれると思って起用してるので、信頼しています」  --球児は現役単独トップのセーブ数  「僕らにとっては大きいことですけど、球児にとっては通過点だと思う。どんどんまだまだ増えると思いますし、なんとか球児につなげれるように頑張ります」  --スクイズも使っての特典  「なかなか連打連打で点を取れないところがあるので。そういうところでは色んな作戦を使いながらがんばっていきます」  --明日は岩貞  「この前、ブルペンで見たときはすごくいいボール投げていた。明日は腕振って思い切って行ってくれると思います」

◆阪神の藤川が今季10セーブ目を挙げ、通算235セーブでサファテ(ソフトバンク)を上回り、現役単独最多となった。歴代でも岩瀬、高津、佐々木に次ぐ大きな数字だ。今季途中から抑えを務め、2桁セーブは7年ぶりとなったが「全く意味ないでしょ」と喜ぶそぶりは見せなかった。  4-2の九回は、1死から阿部にフルカウントから投じた148キロがわずかに外れ、出塁を許したが、ゲレーロら後続を断った。矢野監督は「球児にとってはまだまだ通過点だと思う」と心境を推し量った。 梅野(二回に適時打) 「濃いゲーム内容だった。勝てて良かった」 矢野監督(移籍1年目で、シーズン規定投球回をクリアした西に) 「当たり前のように大きなことをやってくれた」 西(6回2失点。スクイズも成功させ) 「9人目の野手。チームの作戦を実行できて、ほっとしている」 岩崎(30日に本塁打を打たれた丸を、八回に左飛と雪辱し) 「きのうの夜もきょうの朝もずっと考えていた。抑えられて良かった」

◆鎌倉時代の歌人・鴨長明が世俗を捨てて、山里の小さな草庵に住んだときに弟子たちにこんなことを淡々と語った。  「鳥は林を願う。鳥にあらざれば、その心を知らず...」  鳥は林に住みたいと思うものだ。鳥でなければその気持ちはわからない。私は寂しい庵に住んでいるが、それは実際に住んでみないと誰にもわからない...と。要するに他人の気持ちはわからないものだョというわけだ。  この日、練習後に鳥谷敬選手は自らの進退について改めてトラ番記者に囲まれて自分の考え方を語っている。それについてはサンケイスポーツでじっくりとお読みください。キャップ大石豊佳は手配と社との連絡などで大忙しだった。鳥谷選手は連日、自分の出処進退についてトラ番に追われて、それだけに「8月29日に球団から『事実上の戦力外』を示唆された。今後自分が選択していくというのは、このまま引退か他球団でやるのか、ということになります」とキッパリと現状の選択肢を語った。  年俸4億円の5年契約最終年だから、現実の貢献度と年俸とのバランスがとれているかといえば論が分かれるだろう。派手なパフォーマンスは不足しているし、リーダーとしての資質もまた筆者にはモノ足りなかったのも事実だ。その職人技と玄人受けするプレーとをどちらから見るか...だが。  実は彼が阪神入りしたとき、ある人物に「岡田彰布(現解説者)、中村勝広監督(故人)の事例をあげて『阪神は選手としても、ゆくゆくは阪神のリーダーとして育っていくことを期待しているハズだから、その気持ちを忘れないでガンバレ!』とこの阪神の早大出への独特の憧憬が存在する"伝統"についてルル説明しておいて欲しい...」と伝えたことがあった。  中村勝広氏はドラフト2位なのに、わざわざ電鉄本社で契約し、本社の役員諸氏が列席してのミニ激励会みたいな空気になって...本人は会見後に筆者の袖をギュッとひいて小声で「緊張しましたョ。背番号も『14』をいただきました。なんであんなに本社のエライ方が集まっていたのでしょうか...」と聞くので、思わず「キミ、それぐらいは察しろョ。なんでキミだけが本社で契約したのか...」と思わず強く耳打ちしたことがある。ドラフト直後の入団交渉で、すっかり中村勝広氏と親しくなっていたから、彼からそんな質問を受けたのだ。  村山実氏が2度目の監督になったとき、中村は若手を連れて米国の教育リーグに遠征中だった。村山新監督は大張り切りで「江夏も田淵も藤田平も(阪神のコーチとして)帰ってこい!」とぶち上げたら、球団は大慌てで「中村が教育リーグから戻るまでは組閣は待て」となった。それでも心がはやる村山監督は田淵助監督案をぶち上げたが、阪神本社はガンとして受け付けない。  焦る村山監督に「わかりませんか。なぜ1軍監督の組閣案を2軍監督が戻るまで受け付けないか...」と言ったら、そこで唇をふるわせて沈黙した。次の監督が誰なのか...これでわかる。それには田淵助監督(村山案)ではシナリオが狂うのだ。それほど早大閥は信頼されていた...。  岡田彰布氏を引き当てたときも同じトーンだった。そして鳥谷敬の時もまた...。が...本人はひたすら「野球が大好き人間」だったのか。  試合は...皮肉にも七回、ネクストバッターズサークルで準備をしていた鳥谷に代わって、代打で打席に立った中谷が巨人を突き放す本塁打!  「智に働けば角が立つ。情にさおさせば流される。意地を通せば窮屈だ...」。夏目漱石『草枕』にいう人間模様の難しさ...か。

◆ガオー!! 2017年、虎の和製右打者で20ホーマーした中谷が七回の代打で「なんで俺を使わんのやー!!」と言わんばかりの決勝弾!!  今夜はサイコー!! だけど打ったことより、この2年、なぜ打てなかった(出番が少なかった)かを、今までの人生でこれほど頭を使ったことがないくらいに考えて、来季はスタメンに顔を並べてくれー!!  巨人に勝ったことはうれしいが、それより気になって仕方ないのは鳥谷のコト...。  よっしゃァ! 久しぶりに浪花節いったろかー!! 39歳の藤川が現役最多の235セーブだよ! 42歳の福留さまもバリバリで、本日ヒットを放ったわー!! 38歳・鳥谷敬、まだまだいけるやろー!!  『浪花の春団治』と呼ばれた川藤幸三はフロントから退団を告げられたとき、「銭はいらんわ! 野球させェ!!」と言った。その後は代打の切り札となり、虎党をシビれさせたのだ!! 鳥さん、『令和の春団治』いったろーや!! 俺たち虎党は香港でのデモ級に後押しするでェ!!  そして虎党には悪いが、将来は在京球団の監督を務めて名将になって、最後の恩返しで猛虎の将として花を咲かせてくれたら...。それが俺の夢なのだ!!

◆--二回はスクイズも使っての得点  矢野監督 「なかなか連打で点を取れないところがあるので。いろんな作戦を使いながら、頑張っていきます」  --西は規定投球回をクリア。継続した働きは大きい  「大きいよね。普通通りやるのは、なかなか大変。ましてやFAで(移籍して)来て、西自身の難しさというのもありながら、当たり前にそれを超えてきてくれてるんで。規定投球回を投げてくれることもそうやけど、いろんな部分で若い選手の手本になったり、いろんな部分でプラスが多い」  --ジョンソンは  「あす(1日)は大丈夫だと思うんだけど、前もいけるってなって、またアレだったので。まだ残り(試合が)あるんで、無理させられない。万全にということで」

◆梅野は二回に先制のタイムリー。「結果として走者をかえせたのは良かった。(その後)西さんもスクイズを決めてくれたし、こういう1点の積み重ねを大事にしていきたい」とうなずいた。鳥谷の退団表明については「1年目から野球に対する姿勢、準備は勉強させてもらった。聞いたら何でも答えてくれる引き出しもすごく多かった」と感謝した。

◆新人の左打者、山下(高崎健康福祉大高崎高)が九回に代打でプロ初打席を迎え、一邪飛に倒れた。「積極的に振りにいったけど、うまく捉えることができなかった」。育成D1位で入団し、7月に支配下登録された。イースタン・リーグ1位の打率・349をマークしている19歳が、第一歩を刻んだ。

◆かつては鳥谷も背負った主将の座を受け継いでいる糸原は「見習うところしかない。残り一緒にできる期間、しっかり学ぶところを考えて、聞けるところは聞いて、やっていきたい」と慎重に言葉を選んだ。二回先頭では二塁内野安打で出塁し、梅野の適時打で先制のホームを踏んだ。六回2死にも一塁内野安打で今季27回目のマルチ安打を記録した。

◆高山が今季13度目のマルチ安打。二回1死二塁ではバットを折られながらも右前打で好機を広げ、西のスクイズで生還。四回2死では二塁への当たりに全力疾走。アウトの判定も、リクエストで覆った。「よかったです。3打席目の一番、塁に出たい(七回先頭)で出られなかったことが悔しいけど、内容は悪くなかった」と話した。

◆西は6回5安打2失点と力投も7勝目はならなかった。セ・リーグで唯一白星のない巨人戦で初勝利はならなかったが、今季の投球回を144回1/3として規定投球回をクリア。昨季の達成者はメッセンジャーだけで「去年は(阪神で)日本人が誰も達成していなかった。安心してます」と一つの目安を達成したことを喜んだ。

◆近本が三回に右前打を放ち、今季132安打目をマーク。福留が1999年に記録した131安打を抜き去り、セ・リーグ新人では7位に浮上した。「出られたことは大きかったですけど、もう少し出られるように」。直後には二盗を決め、26個目の盗塁を記録。「考えすぎていたので、思い切っていこうと」と内容にうなずいた。

◆現役では、もう誰も前にいない。甲子園のマウンドで、藤川が歴史に名を刻むNPB通算235セーブ目。連敗ストップに大きな花を添えた。  「この数字は、すべてタイガースファンと一緒に作ってきたもの。ファンのみなさんに感謝したいですね」  虎党とお立ち台で喜びを分かち合った。4-2の九回。先頭の岡本は3球連続直球勝負で、最後は144キロで右飛。阿部にはファウルで粘られ、フルカウントから投げ込んだ内角直球に球審の手は上がらず。思わずしゃがみ込んで声を上げた。  それでも「集中力を持ち直すこともできた。入れ替えるために時間を使いましたけど」とセルフコントロール。続くゲレーロは外角低め147キロで見逃し三振に斬り、代打・山下航も148キロ直球で一邪飛に仕留め、勝利の風船を舞わせた。  この日、阪神をともに支えてきた鳥谷が、今季限りでの退団の意向を明かした。2005年のリーグ優勝は、ともに主力として戦った。長年、投打の顔として虎を引っ張ってきた。  「同僚としてできなくなるっていうのは、複雑な思いはもちろんありますけど...。それぞれ、人生の岐路ですから」  失敗なしの10セーブ目をあげ、2012年以来の2桁セーブにも到達。矢野監督は「僕らにとっては(記録は)大きいことですけど、球児(藤川)にとっては通過点だと思う」と語り「まだまだ増えると思う。なんとか球児につなげれるように頑張ります」と変らぬ信頼を口にした。  「(最多セーブに)関心はない。それよりも、あしたやね」  個人の記録よりも、チームの勝利。藤川は、早くも1日の一戦をにらんだ。ファンのため、チームのために投げる。その先に、逆転CSへの道が開ける。 (新里公章)

◆勝負どころの1球に泣いた。12勝を挙げる巨人の勝ち頭・山口俊投手(32)が同点の七回、中谷に勝ち越しソロを浴び、連勝は3でストップ。接戦での痛い一発に「欲を出したので甘く入った」とうなだれた。  投ゴロ、三振と順調に2死を取った直後。次打者席の鳥谷ではなく中谷が代打で打席に立ったが、山口は1-2と追い込んだ。一度外してもいい場面。それでも「完璧なボール球は投げたくないと思って、ああいう球になった」。中途半端な1球が内に寄り、スタンドに運ばれた。  「先発の役割は果たしたが、接戦になると1球の怖さはある」と宮本投手総合コーチ。DeNAが負けたため優勝へのマジックナンバーは16と1つ減ったが、原監督は「知らない、知らない。われわれの戦いだけ」。大切なのは目の前の一球、そして一試合に集中することだ。 (伊藤昇)

◆阪神は巨人戦(甲子園)に4-2で勝利。七回に代打で登場した中谷将大外野手(26)が、決勝の6号ソロを運んだ。走者がいれば鳥谷敬内野手(38)が打席に立つ予定だったが、いなかったために回ってきた好機をモノに。1週間ぶりの勝利で連敗を3で止め、借金も「4」に。クライマックスシリーズ、まだまだあきらめへん!  今季で虎を去る先輩が立つかもしれなかった打席で、最高の結果をみせた。耳をつんざく大声援。ダイヤモンドを回る表情に、興奮があふれ出た。代打・中谷が決勝の6号アーチ。思い描く筋書きを実現し、連敗中だった虎を救った。  「ランナーが出たらトリ(鳥谷)さんだった。自分はランナーがいない打席で、回ってきたら打つことだけを考えて、打席に立ちました」  七回1死、打席には梅野。ネクストバッターズサークルには、29日に球団から引退を勧告された鳥谷が一度は立った。しかし、梅野が空振り三振に倒れ、2死走者なし。一発長打を期待され、中谷が打席へ向かった。カウント1-2からの142キロ直球をすくい上げると、白球は夜空を突き刺すように高く舞い、左翼席に着弾。5月26日のDeNA戦(横浜)以来の一発に「結果を残すことしか考えていなかった。何でもいいから、結果にこだわって打席に立ちました」。チームの連敗も「3」で止めた。  「長打を期待して、(中谷)将大でいきました」と鳥谷を下げて起用した矢野監督も「筋書き通りにいかないのが野球だと思うしね。でも、こういうこともあるというのも、野球の面白さだと思う」とうなずく。采配がピタリとハマり「期待以上」と言わせる、最高の回答だった。  本当の意味で、自分の力で虎を勝たせたかった。チームは20日のDeNA戦(京セラ)から5連勝。試合前の円陣で、声出しを務めたのが中谷だった。連勝中はその役目を変えないのが通例で、中谷も「(連勝が)続くね...。そんな大したことは言っていないんだけど」と笑っていた。春先にも声出しで同様に連勝に導いたことがあったが、今度はバットで虎を崖っぷちから救った。  「CS(クライマックスシリーズ)も狙える位置にいると思う。きょうのこの1勝が、大きな1勝になればいいなと思います」  借金を「4」に減らして、3位広島を3ゲーム差で追走する。残り21試合。お立ち台からの景色が心地いい。中谷がまたここから、天高くはばたいていく。(竹村岳) 決勝の6号ソロを放った中谷について阪神・浜中打撃コーチ 「よく打ちました。いい形で2点入った後、0が続いていたので。中谷の持ち味を出してくれたし、ああいうのを見せてくれるとね」

◆トリよ、さらば! 球団から引退勧告を受けた阪神・鳥谷敬内野手(38)が31日、巨人戦(甲子園)の試合前に、今季限りで退団することを明らかにした。現役続行の意志が強く、今後は移籍先を探す見通しだ。この日は代打で待機していたが、出場機会はなし。試合は中谷将大外野手(26)が七回に決勝ソロを放ち、4-2で勝利した。  8月最後の日に、4万6788人が詰めかけた伝統の一戦。その試合が始まる前のことだった。29日に揚塩球団社長から引退勧告を受けていた鳥谷が、タテジマを脱ぐことを明言した。  「タイガースでユニホームを着てやるのは、今シーズンで最後。ファンのみなさんにタイガースのユニホームは脱ぐということを伝えたいなというのが一番の思いです」  試合前の練習後、球団施設内の控室。約50人の報道陣を前に約5分間、淡々とした口調ながら独白に近い形で言葉をつむいだ。虎ひと筋16年目。前日30日の同戦後にも「自分がどうするのか、まだ全然考えていない」などと語っていたが、改めて"会見"の場を設けたのには理由があった。  「きのう(30日)も帰るとき、たくさん自分のタオルを広げて、今まで以上にたくさんの方々が広げている姿を見て...」  虎党に自らの言葉で退団を伝えたい。背番号「1」の誠意だった。  29日に球団の揚塩社長、谷本副社長兼本部長、嶌村副本部長と行った4者会談の中身も明かした。「『引退してくれないか』と。来年以降のことについては一切なかった。事実上の戦力外という感じ」。年俸4億円の5年契約最終年は、ここまで56試合の出場で打率・208、0本塁打、0打点。来季39歳でもあり、選択肢は引退か、他球団へ移籍しての現役続行か。「いろいろ考えながら決めていきます」と明言を避けたが、決意を固めているもようだ。  関係者によれば、会談で「他球団へ行きます」と即答し、周囲にもその思いを伝えたという。球団は引退後のポストについてのプランも温めていたが、本人の現役続行の意向が強く、その話し合いまで至らなかった。  すでに使い慣れたロッカールームを整理して、荷造りを開始。歴代2位の1939試合連続出場に、通算2000安打も達成。輝けるキャリアに加え、球界随一といわれる練習量や野球に取り組む姿勢は、若手の何よりの手本になる。獲得に乗り出す球団が現れても、おかしくはない。  「クライマックスシリーズに出れば、優勝のチャンスも出てきますし、そこを一番に考えて。しっかりチームに貢献できることを常に考えながら、やっていきたい」  この日は七回に代打でスタンバイ。走者が出れば打席に立つ予定だったが、出なかったため中谷に譲った。その中谷が決勝弾でヒーローに。試合後は、口を開くことなく引き揚げた。虎でのレギュラーシーズンは、残り21試合。移籍を模索する鳥谷にとっても、他球団に向けた重要なアピールの場になる。 鳥谷が入団当時の1軍ヘッドコーチだった阪神・平田2軍監督 「遊撃でレギュラーを張ってきた功績はすごい。(当時監督の)岡田さんが一目で『レギュラーで使う』って言ったんだ」 ★G関心示さず 竜検討可能性  鳥谷は来季39歳という年齢に加え、4億円という高年俸。一方、歴代2位の1939試合連続出場の記録を誇るなど実績豊富で、猛練習でも有名。若手の手本となることは必至だ。獲得にあたって短所も長所もあるだけに、巨人の大塚球団副代表編成担当は「素晴らしい選手」と評価しつつも「(調査は)考えていない」。DeNA、西武なども現時点で検討する予定はない。一方、若手が多く、選手層も厚くないチームは獲得に動く可能性がある。ロッテは井口監督が鳥谷と師弟関係。中日も球団関係者が「本人が現役を望んでいるのか、調査しなければならない」と話し、検討する可能性がある。

◆得点力不足に悩む阪神打線に最も必要なのは、一発で流れを変えられる打者。この日のスタメンには候補がいないな、と思いながら試合を見ていたが、途中出場にその可能性を秘めた打者がいた。中谷だ。七回の決勝ソロはその真骨頂。真ん中寄りの甘い球とはいえ、あそこまで飛ばせるのが魅力。昨年、今年と苦しんでいるが、この1打席で何かをつかんでほしい。  と同時に、一発の可能性が低い打者に気になることがある。相手先発・山口に対して、のべ28人が対戦し、追い込まれてからファウルで粘った打者が木浪、梅野が1打席ずつ。たった2人。これでは相手は球数が少なく済み、長い回を投げられてしまう。  参考にすべきは巨人・亀井。追い込まれると、軸足のかかとを絶対に浮かさず、土にグッとねじ込ませる。飛距離は落ちるが、変化球についていけるようになり、空振りも少なくなる。阪神時代の城島が同じような工夫をしていた。一発が少ない打者は、追い込まれたケースで取り入れてもいいのでは。一発がないなら、粘り強い攻撃をしてほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

◆計算は、あの1球で崩れたね。  「先発が七回まで抑えて、残る2イニングをリリーフ陣に託す」  これは、エモトが原監督からハッキリ聞いた必勝パターン。その七回に暗転するとは...。監督の思いは、バッテリーに届いていなかったと、いわざるをえないよ。  同点の終盤で、2死無走者。一発だけは許されない場面で、阪神の代打は、パンチがある部類で、振り回しがちになる中谷。こういうときこそ、"最悪の予感"を察知しないといかん。  ところが、カウント1-2と追い込んだあと。普段は大げさなほど、外角のボールゾーンにはみ出て構える小林が、中途半端なコースに構えた。その"緩み"が、山口に伝染したのか。外角を狙ったはずのストレートは、シュート回転で甘く入り、勝ち越し本塁打。  この一発で、原監督の青写真はズタズタだよ。八回にも振り逃げで追加点を許し、まさに、バッテリー・ミスで落としたようなものだ。  緻密な野球を展開しなくてはいけない、この時期に、気の抜けた敗戦は許されないよ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68512 0.571
(↓0.005)
M16
(↑1)
22576
(+2)
477
(+4)
154
(-)
71
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.670
(-)
2
(-)
DeNA
64573 0.529
(↓0.004)
5
(-)
19516
(+2)
507
(+4)
135
(-)
37
(-)
0.246
(-)
3.800
(↓0.01)
3
(-)
広島
62603 0.508
(↑0.004)
7.5
(↑1)
18518
(+4)
523
(+2)
122
(+1)
70
(+1)
0.253
(-)
3.680
(↑0.01)
4
(-)
阪神
56606 0.483
(↑0.005)
10.5
(↑1)
21449
(+4)
499
(+2)
83
(+1)
81
(+1)
0.250
(↑0.001
3.540
(↑0.01)
5
(-)
中日
54642 0.458
(↓0.004)
13.5
(-)
23465
(+2)
476
(+5)
78
(-)
59
(-)
0.264
(-)
3.880
(-)
6
(-)
ヤクルト
49732 0.402
(↑0.005)
20.5
(↑1)
19563
(+5)
632
(+2)
146
(+1)
55
(+1)
0.245
(-)
4.680
(↑0.02)