ロッテ(★4対10☆)オリックス =リーグ戦19回戦(2019.08.30)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:海田 智行(1勝2敗0S)
敗戦投手:永野 将司(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】小島 脩平(4号・7回表ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは2点を追う7回表、小島のソロで1点差に迫る。続く8回には、小島と若月の適時打などで3点を挙げ、逆転に成功した。投げては、4番手・海田が3年ぶりとなる白星。敗れたロッテは、中盤まで試合を優位に進めるも、救援陣がリードを守れなかった。

◆ロッテが1回、内野ゴロの間に先制。2回に三木の二塁打で2点目。オリックスは3回、吉田正の犠飛とロメロの中前打で同点に。 ロッテは4回1死一、二塁、三木の二塁打で勝ち越し。田村も左前適時打で2点リード。オリックスは中盤の4~6回に走者出ず。 オリックスが逆転して連敗を2で止めた。小島が7回にソロ、8回に同点打を放ち、宗の犠飛で勝ち越した。ロッテは4位に転落。オリックス海田が初勝利、ロッテ永野は初黒星。

◆ロッテは10勝右腕を攻略しながら、逆転負けした。オリックス山岡キラーの三木が2打席連続の適時二塁打でスタメン起用に応え、中盤まで優位に試合を進めた。 8回だ。東條、永野、酒居と3投手をつぎ込んだが、先頭からの3連打など全員が安打されて3失点。井口監督は「逃げ切らないといけないところ。(3連投で休養の)益田がいない中で、つなぎたかったが抑えられなかった」。連勝が2で止まり、一晩で4位に転落した。

◆オリックスが執念の逆転勝ちで勝負の11連戦を白星発進した。劣勢の流れを変えたのは小島脩平内野手だ。 2点を追う7回先頭で西野の高め直球を捉えた。右翼スタンドに運ぶ4号ソロで反撃ののろしを上げた。「完璧でした。2点差だったので、ワンチャンスでいけると思った」。1点差に迫って迎えた8回無死二、三塁の打席では低め変化球をしぶとく右前に転がす同点打。この回の逆転劇につなげた。 小島は9回の第5打席でも中前適時打を放ち、3安打3打点。プロ8年目にして自己最多の3打点に「よかったです。得点圏で全然打てていなかったので」と笑顔をみせた。 打線は小島の猛打賞を含め2ケタ安打。守備も6投手による継投が実り、ロッテ4連戦の頭をとった。西村監督は「大きな1勝。1つ1つ勝って、はい上がっていかないと」。5位日本ハムが敗れ、ゲーム差なしに接近。待望の最下位脱出は目前だ。

◆ロッテの三木亮内野手(27)が30日、オリックス19回戦(ZOZOマリン)に「7番・遊撃」で出場。1-0の二回1死二塁での第1打席で右越えの適時二塁打を放った。  「打ったのはカットボール。打ててよかった」  チームが今季3戦2敗の山岡に対して、相性の良さを買われて20試合ぶりのスタメン起用に、いきなり結果で応えた。  しかし、続く田村の一ゴロで三進し、2死三塁で中村奨が打席に立った場面。カウント1-2からの4球目、山岡の低めへのショートバウンドの変化球を、捕手の松井雅が後逸。ボールは後方に転がったが、三木はスタートが遅れて本塁へ生還できずストップ。中村奨が三振に倒れ無得点に終わると、悪い流れのまま直後の三回に同点に追いつかれた。  「走塁ミスもあったので...。次も打てるように頑張ります」と前を向いた三木に再びチャンスが訪れた。四回1死一、二塁の第2打席、三木は低めの変化球に食らいつくと、打球はしぶとく三塁線を破った。走塁ミスを取り返す、勝ち越しの適時二塁打を放ち「サードのグラブの下をボールが通ってくれて良かった。打ててよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

◆オリックスのロメロが0-2で迎えた三回、1点を返してなおも2死三塁の場面で適時打を放った。初球の変化球を中前に運び「センター方向を意識して、積極的に行こうと思っていた」とうなずいた。  これが今月に入って22試合目で25打点目と8月の月間勝ち越しを決めているチームをけん引している。「バットの先だったけど、何とかランナーをかえす打撃ができて良かった」とコメントした。

◆ロッテは七回以降に8失点し、逆転負けした。4-2の七回に先発西野が小島にソロを浴びると、八回に救援陣が3失点して逆転され、九回にもチェンが4点を加えられた。  勝てば約3週間ぶりに貯金ができるところだったが、借金1に逆戻り。井口監督は「逃げ切らないといけないところだった。なかなか抑えきれず、四球も絡んだ」と淡々と話した。 西野(6回1/3を3失点) 「何とか最低限の投球はできた」

◆オリックスはエース山岡が4回4失点で降板しながらも、小刻みな継投で逆転勝ちにつなげた。五回以降を無失点でつないだ中継ぎ陣に、西村監督は「そこが大きいですね」とたたえた。  4番手の海田は七回に登板して1回を無得点に抑えた直後に味方が逆転。2016年以来の白星が付き「うれしい。いい雰囲気でみんなやれている」と笑顔だった。 山岡(4回4失点) 「大事な11連戦の初戦を任されたのに今日のような投球になってしまい、申し訳ない、ということしかない」 宗(八回に勝ち越しの犠飛) 「高めのボール球だったが、ランナーをかえす打撃を意識していた」

◆勝負の11連戦で初戦をモノにした。10-4で逆転勝ちした西村監督は「終盤の攻撃は見事ですね。大きな1勝」と目を細めた。小島が4号ソロを含む3安打3打点2盗塁と躍動。5位日本ハムとはゲーム差なしとなり、視察した宮内オーナーも「小島くんがよく頑張ってくれたね。まだ最下位なので、これからも頑張ってもらわないと」と笑顔で球場を後にした。

◆逆転負けで連勝は2でストップ。前日に勝率5割に復帰し、3カ月ぶりの3位タイに浮上したが、1日で4位に転落した。今季3戦2敗と苦手にしていた山岡から四回までに4点を奪ったものの、救援陣が八、九回に計7失点と崩壊。井口監督は「逃げ切らないといけないところ。つなぎたかったが、抑えられなかった」と敗戦の弁を述べた。 七回途中3失点のロッテ・西野 「何とか最低限の投球はできた」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64524 0.552
(↓0.005)
-
(-)
23503
(+2)
472
(+4)
157
(+1)
103
(-)
0.252
(-)
3.600
(↓0.01)
2
(-)
西武
65551 0.542
(↑0.004)
1
(↑1)
22651
(+4)
617
(+2)
152
(+2)
122
(+1)
0.266
(-)
4.550
(↑0.02)
3
(-)
楽天
59584 0.504
(↑0.004)
5.5
(↑1)
22535
(+7)
513
(+2)
122
(-)
39
(-)
0.253
(-)
3.920
(↑0.02)
4
(1↓)
ロッテ
59603 0.496
(↓0.004)
6.5
(-)
21547
(+4)
528
(+10)
142
(-)
70
(-)
0.249
(-)
3.970
(↓0.05)
5
(-)
日本ハム
56615 0.479
(↓0.004)
8.5
(-)
21502
(+2)
522
(+7)
85
(-)
46
(-)
0.253
(-)
3.900
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
54595 0.478
(↑0.005)
8.5
(↑1)
25462
(+10)
521
(+4)
83
(+1)
108
(+5)
0.245
(-)
4.020
(-)