西武(☆4対2★)ソフトバンク =リーグ戦21回戦(2019.08.30)・メットライフドーム=
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ソフトバンク
0110000002901
西武
00020020X4902
勝利投手:平良 海馬(1勝1敗1S)
(セーブ:増田 達至(3勝1敗23S))
敗戦投手:千賀 滉大(11勝7敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】中村 晃(2号・2回表ソロ)
【西武】外崎 修汰(21号・4回裏2ラン),森 友哉(20号・7回裏2ラン)

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◆西武は2点ビハインドの4回裏、外崎の2ランで同点とする。そのまま迎えた7回には、森の2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・今井が7回途中2失点。3番手・平良がうれしいプロ初勝利を挙げた。敗れたソフトバンクは、先発・千賀が一発に泣いた。

◆西武源田壮亮内野手(26)は今季ここまで28盗塁。 源田のルーキーイヤーからの盗塁数は37→34で、新人年から3年連続で30盗塁以上すると、97~01年まで5年続けた小坂(ロッテ)以来で史上5人目となる。

◆西武栗山巧外野手が、球団記録に並ぶ通算1806本目の安打を放った。 2回、先頭の打席でソフトバンク千賀の141キロカットボールを右翼線へ運ぶ二塁打。石毛宏典に並ぶ最多タイ記録とした。「記録のことはあまり意識していない。いい形でスイングしていければ」と無欲で到達した。

◆ソフトバンクは2回2死から中村晃の2号ソロで先制。3回に1死三塁から明石の中前適時打で追加点を挙げ2点リードとした。 2点を追う西武は4回1死一塁で、6番外崎が21号同点2ラン。6回には無死一、二塁で3者連続凡退に終わり、勝ち越しならず。 西武が7回1死一塁、森の20号勝ち越し2ランで接戦を制し4連勝。首位ソフトバンクとゲーム差を1にした。平良はプロ初勝利。 ソフトバンク千賀が7敗目。

◆ソフトバンク6番中村晃外野手が2試合ぶりとなる2号先制ソロを放った。2回2死から今井の150キロの直球をジャストミート。 右翼席へ運んだ。「久しぶりの試合だったけど、いいバッティングができました」。24日のロッテ戦以来の1発に笑顔を見せたが、チームは逆転負け。今季は体調不良などファーム生活が長く、中村晃にとって初の敵地メットライフドームでの試合だったが存在感は見せつけた。

◆西武平良海馬投手がプロ初勝利を挙げた。同点の7回2死二、三塁。対する打者は37歳の内川という局面でマウンドを託された。 初球151キロでストライクを奪うと、2球目は154キロで押し切り、二ゴロに打ち取った。わずか2球で空気を変えた19歳のパワーピッチャーは「みんながつないでくれた1勝。しっかりと、思い出として残したい」と話した。 中継ぎ陣に突如として現れた新星だ。27日の日本ハム戦が行われた北海道・釧路では、地方球場とはいえ球団最速タイとなる158キロをマーク。森も「19歳であれだけ思い切りよく投げられるピッチャーはいない」と驚く逸材。ブルペンでは緊張しても「マウンドに上がったら抑えるイメージをしていた」と堂々たる投球を披露した。 初セーブを挙げた28日の日本ハム戦は日没コールドで舞い込んできた記録だったため、記念球はなかった。初勝利のボールはしっかりとゲットし「実家に送ります」と沖縄・石垣島に喜びとともに届ける。【栗田成芳】

◆ソフトバンクが2位西武との首位攻防第1ラウンドで敗れ、1ゲーム差に迫られた。エース千賀滉大投手(26)が山賊打線に2発を食らい、7回4失点で7敗目。先発登板に限れば自身初の同一シーズン3連敗。前回17日の対戦で9失点したリベンジを期していたが、返り討ちにあった。4連敗となったチームは31日以降の勝敗次第では、優勝マジック点灯の可能性もあれば、首位陥落もある状況になってきた。打球の行方を見るのも、途中でやめた。同点だった7回1死一塁。西武森への初球だった。千賀が投じた外角高めへの151キロ直球は、無情にも左翼スタンドへはじき返された。リーグワーストとなる17被弾目は、息詰まる終盤での2点を失うものとなった。両手を膝に付き、うつむいたまましばらく動けなかった。「紙一重でやられたかなと思う。でも結果がすべてなので。それだけです。森にはすごくうまく打たれた。あらためてすごいバッター」。エースは敗戦の責任を背負った。 前回対戦の17日はヤフオクドームで3回9失点の大炎上。西武には昨年も、競っていた9月に敵地で2度登板し、いずれも敗れていた。「意識しないわけがない」と、あえて闘志をむき出しにして上がったマウンドだ。「すごいバッターの集まり。気持ちを入れていった」。普段よりも力んだ部分もあったのだろう。疲労感も増した。6回無死一塁で外崎のバントを処理した際に、左足がけいれんした(記録は内野安打)。1度は治療に下がったが続投。そこから空振り三振、空振り三振、捕邪飛と執念を感じさせる投球で、無死一、二塁のピンチをしのいでいた。だが熱投は報われなかった。 工藤監督は「失投がないピッチャーはいない。森くんがうまく打ったというふうに見ています」と右腕をかばった。さらに「打たれたことは悔しいと思いますが、次の糧にしてほしい。これ1つ負けたからといって終わりではない。次に向けてやっていくことが大事」と話した。 今カード3連敗すれば首位を明け渡す。だが、指揮官は試合前から「この3試合で終わるわけではない」と、普段通りの戦いを強調した。初戦を落として1ゲーム差に迫られても、どっしりと構えて戦うつもりだ。優勝を逃した昨年は9月にメットライフドームで5連敗したが、同じ轍(てつ)は踏まない。【山本大地】

◆山賊がついにタカを追い詰めた! 2ゲーム差で迎えた首位攻防第1ラウンドを西武が制した。2-2で迎えた7回に森友哉捕手(24)が、ソフトバンク千賀の初球を左翼スタンドへ運ぶ決勝の20号2ラン。最大8・5あったゲーム差は、ついに1。秋の美酒へ、山賊たちの宴が始まった。スタンドの声は届いていた。接戦にもつれ込み、同点で迎えた7回。森はソフトバンク千賀の初球、外角高めの151キロ直球を左翼スタンドへ運んだ。20号決勝2ラン。森劇場と化したメットライフドームは、史上最速での観客動員150万人に達したばかりだった。「三振はしたくない。追い込まれたらほぼ勝算はない。追い込まれる前に打とうと、試合前から思っていた」。4打席目で仕留めた。 ムードは漂っていた。直前の7回1死一、三塁での守備。牧原の三遊間へのゴロを三塁中村が横っ跳びで好捕して2死。なお二、三塁のピンチでマウンドに立った19歳の平良には「頑張れ」と声をかけてミットを構え、内角へのサインを立て続けに送った。最速158キロの右腕を強きにリードし、内川を二ゴロに仕留めてピンチを脱出。その直後の攻撃で出た1発。先輩に助けられ、後輩を生かし、舞台は整っていた。 原点に立ち戻って、首位打者を走り続けている。今季からバットをプロ1年目の形に戻していた。ゼット社の長さ33・5インチ(約85センチ)、重さ880グラム。材質は柔らかめのホワイトアッシュではなく、硬めのメープルに変更した。森は「バットを折らないで、できるだけ同じバットを長く使いたいというのがあった。実際に折れる数は減ったと思う。その方が同じ感覚のままいられるので」。相棒を変えることなく打率3割3分7厘。3戦連発中と感覚は研ぎ澄まされるばかりだ。 追われる立場を知るからこそ、追う勢いも増していく。これで首位ソフトバンクと1ゲーム差。独走だった昨季と比べ「追われるより、追う方が少しは楽。去年みたいにビクビクしているわけじゃない。いい雰囲気で臨めている」とプレッシャーをかける。首位攻防戦は、ホームであと2ラウンド。すぐ目の前を飛ぶタカに、山賊たちが襲いかかる。【栗田成芳】 西武辻監督(森の勝ち越し2ランに)「天才です。打った瞬間だった。見事」

◆西武がソフトバンクのエース千賀から2ラン2本を放って快勝。西武の持ち味が出たが試合を振り返り、チームの記録と照らし合わせてみると、大きな疑問が膨らんできた。 ソフトバンクの本塁打はリーグトップ。しかし本塁打と比例しやすい得点は西武が断トツで、ソフトバンクは5位の日本ハムと1点差の4位。ソフトバンクの犠打はオリックスと1個差の2位。本塁打と犠打が上位なのに得点力が低いのは、効果的な攻撃ができていないからだろう。 この試合でも効率の悪い戦術が目立った回があった。同点の7回、先頭今宮が左前打で、次打者の甲斐が送りバント。セオリー通りではあるが、西武の投手はクイックが苦手な今井でけん制球もうまいタイプではない。今宮の足の状態が万全でないなら代走を送ってもいい場面。機動力で圧力をかけても面白かった。 日本には「送りバント推奨派」が多いが、外野手の守備力も上がり、状況によって大胆な守備シフトをとるため、二塁への送りバントが得点につながりにくくなっている。1死二塁から代打川島が右前打したが走者は三塁ストップ。1死一、三塁になっても一走が盗塁を狙うこともなく、三走がバットに当たったと同時にスタートを切る"ギャンブルスタート"もなし。西武内野陣はセオリーの「やや前」ぐらいの守備位置だったが、三ゴロで勝ち越し点は奪えなかった。 四球も西武がトップでソフトバンクは最下位。ソフトバンクの野手は単純に打って、ベンチは単純に送るだけの攻撃パターンが多いのだろう。投手力がズバぬけているだけに得点力への工夫があれば、ぶっちぎりの優勝ができる戦力だと思うのだが...。【小島信行】

◆外崎修汰内野手が21号、森友哉捕手が20号を放ち、西武は2ラン2本で逆転勝ち。西武の捕手で20本打ったのは森が初めてだ。8月の西武は16勝10敗となったが、攻撃陣が43本塁打で162得点をマーク。猛打で優勝した昨年の月間本塁打は8月の40本、月間得点は4月の141点が最多で、西武の月間43本塁打は04年8月43本以来、15年ぶり。月間162点は86年8月の160点を抜く球団新記録だ。86年8月は秋山が12本塁打、清原が8本塁打放つなど、53本塁打で160点を記録した。 ▼ソフトバンク52敗、西武55敗と、両チームは敗戦数に差があり、31日に西武が勝っても首位はソフトバンクのまま。西武の首位は連勝が条件となるが、逆にソフトバンクが連勝した場合はソフトバンクにM18が点灯する。

◆2位西武が首位ソフトバンクを破り1ゲーム差に接近した。2-2で迎えた7回に森が決勝の20号2ラン。辻発彦監督のコメント。 「天才です。打った瞬間だった。見事」

◆ソフトバンクが2位西武との首位攻防第1ラウンドで敗れ、1ゲーム差に迫られた。エース千賀が山賊打線に2発を食らい、7回4失点で7敗目。4連敗となったチームは31日以降の勝敗次第では、優勝マジック点灯の可能性もあれば、首位陥落もある状況になってきた。工藤公康監督のコメント。 「失投がないピッチャーはいない。森くんがうまく打ったというふうに見ています。打たれたことは悔しいと思いますが、次の糧にしてほしい。これ1つ負けたからといって終わりではない。次に向けてやっていくことが大事」

◆秋雨前線が居座った影響でソフトバンクは京都でのオリックス2連戦を雨で流した。ロッテに屈辱の3連敗を喫してから「4日間のブランク」を経て、敵地・所沢に乗り込んだが、2位西武に逆転負け。シーズン中では珍しい「中4日」の実戦に、ホークスナインも試合感が薄れたのだろうか? それは少々おもんぱかり過ぎかもしれないが、粘れなかったエース千賀といい、つながらなかった打線といい、いまひとつリズムに乗れない試合ではあった。 打線ならば「あと1本」、投球ならば「あの1球」、右翼席で声をからす鷹党にとっては何とも歯がゆい試合展開だった。そのあたりは試合後の森ヘッドコーチの言葉にも表れていた。「(得点の)シチュエーションはつくれたけど、あと1本がなかった。(千賀も被弾した)1球がもったいなかった」。首位攻防の白熱戦。大勝もあれば、大敗もあろう。だが、どんな試合でも「あと1本」「あの1球」の後悔は変わることはない。 ちょうど10カ月前。このメットライフドームでCSファイナルを勝ち抜いて「下克上」を果たしたホークスナインの背に西武辻監督のおえつが響いた。リーグVを達成しながら、敗将となった辻監督のファンへの屈辱のあいさつだった。「オレは忘れていないよ。しっかりと監督の言葉は覚えているよ」。参謀役である西武馬場作戦兼守備走塁コーチは言った。1年間の悔しさを肥やし続けて獅子は追ってきた。2年ぶりのV奪回を目指す工藤ホークスにとって、この「執念」の2文字が正念場に立ちはだかってきた。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆西武・外崎修汰内野手(26)が30日、ソフトバンク21回戦(メットライフ)の四回1死一塁で左翼席に21号2ランを放って同点に追いついた。  「打ったのはまっすぐです。打った瞬間、ホームランになるだろうと思いました。あの場面はランナーもいましたし、カウントも有利だったので『思いっきりいこう!』と思って打席に入りました。アップルパンチ!」と喜びのコメントを出した。

◆西武・源田壮亮内野手(26)が30日、ソフトバンク21回戦の一回に二盗に成功。1死から中前打で出塁し、2死後、打者・中村の場面で同い年の"甲斐キャノン"をかいくぐって、プロ3年目で早くも通算100盗塁に到達。照れくさそうに記念のボードを掲げ、「100盗塁を達成することができて素直にうれしいです。これまで使っていただいた監督やコーチの方に感謝したいです。これからも、1個1個積み重ねていけるよう頑張ります」と喜んだ。

◆西武の源田がプロ3年目、400試合目の出場で通算100盗塁を達成した。一回に中前打を放ち2死後、中村の打席で好スタートを切って二盗を成功させた。「素直にうれしい」と喜びを語った。  今季29盗塁目で、3年連続の30盗塁まであと1とした。二塁ベース上で記念のプレートを掲げた源田は「これまで使っていただいた監督やコーチの方に感謝したい。これからも一個一個積み重ねていけるように頑張ります」と話した。

◆西武の2年目、平良がプロ初勝利を挙げた。同点の七回2死二、三塁で救援し内川を二ゴロに仕留めると、その裏に打線が2点を勝ち越し白星が転がり込んだ。  沖縄・八重山商工高からドラフト4位でプロ入り。「打者を抑えることだけを考えて全力でいった。いろんな人がつないでくれた1勝。思い出として残しておきたい」と喜んだ。  マウンド度胸の良さが光る内容に、辻監督は「どんどんこういう場面で投げて自信をつけていってくれれば」と話し、バッテリーを組んだ森は「19歳であれだけ思い切りいいピッチャーはなかなかいない」と目を細めた。 今井(七回途中を2失点) 「七回を投げきりたかったが、先発投手として最低限の仕事はできたかなと思う」 外崎(四回に21号2ラン) 「思いっきりいこうと思って打席に入った」

◆西武の栗山が二回に二塁打を打ち、石毛宏典の持つ球団記録の1806安打に並んだ。千賀の内角の速球を引っ張り、右翼線へ運んだ。今季84本目の安打で、生え抜きの18年目のベテランが、球団史に名前を刻んだ。

◆2年目の平良が28日のプロ初セーブに続き、この日はプロ初勝利を挙げた。同点の七回2死二、三塁で救援し、内川を二ゴロ。その裏に打線が勝ち越した。沖縄・八重山商工高からD4位でプロ入りした右腕は「いろんな人がつないでくれた1勝。思い出として残しておきたい」。バッテリーを組んだ森は「19歳であれだけ思い切りいいピッチャーはなかなかいない」と目を細めた。

◆記録ラッシュの1勝になった。一回に中前打で出塁した源田が二盗を決め、プロ3年目で通算100盗塁をマーク。「素直にうれしい。使っていただいた監督やコーチに感謝したい」と喜んだ。二回には栗山が右翼線二塁打を放ち、石毛宏典に並ぶ球団最多の1806安打をマーク。「千賀のようないい投手は球種にかかわらず、打ちにいかないと手も足も出なくなる。(更新の1本は)ここぞで打てるようにしたい」と意気込んだ。

◆千賀は2ラン2発を浴び、7回4失点で7敗目。「紙一重でやられたかな。大事な試合を任せてもらったのに責任を感じる」と悔しがった。西武戦は前回17日に3回9失点で黒星を喫し、「意識しないわけがない」と雪辱を期したマウンドで、またも苦杯をなめた。もがくエースに工藤監督は「失投がない投手はいない。次の糧にして頑張ってほしい」と奮起を促した。 7敗目の千賀にソフトバンク・倉野投手コーチ 「期待が大きい分、重く受け止めなきゃいけない。現状、千賀以上の投手はいない。何とかします」

◆ついに1ゲーム差だ!! パ・リーグ2位の西武は30日、ソフトバンク21回戦(メットライフ)に4-2で逆転勝ちし、4連勝を飾った。森友哉捕手(24)が同点の七回、3戦連発となる決勝の20号2ラン。首位・ソフトバンクとの天王山第1ラウンドを制し、7月9日に最大「8.5」あったゲーム差を「1」にまで縮めた。昨季のリーグ覇者は、今回の3連戦で3連勝すれば今季初めて首位に立つ。  逆転Vへの思いをバットに込めた。2-2の七回1死一塁。森が、千賀の151キロの直球を逆らわずに打ち返すと、打球はレオ党が待つ歓喜の左翼席へ。勝ち越しの20号2ランだ。  「感触はよかったけれど、切れるかなと思った。追い込まれたら勝算がないので、積極的にいこうと思いました」  この打席を迎えるまで、千賀との今季対戦は10打数1安打だったが、初球から積極的に振って相手エースを沈めた。28日から釧路、帯広、本拠地・メットライフドームと日ごとに勝負の舞台が変わっても森の打棒は変わらない。これで3戦連発。首位・ソフトバンクとの天王山第1ラウンドを制し、ついに1ゲーム差に詰め寄った。  2万4460人の観衆が入り、今季の主催試合の観客動員数が150万人を突破した。実数発表となった2005年以降では最速の61試合目での到達。ファンもリーグ2連覇を期待する中、心地よい手拍子が24歳の正捕手を乗せている。  7月27日の日本ハム戦(メットライフ)から、登場曲を世界中で流行している童謡の『ベイビー・シャーク』に変更。「メジャーリーグで、はやっているのをインスタで見た」。同日に自身初の1試合3本塁打を放つなど、登場曲が流れる主催18試合で驚異の打率・366、8本塁打、20打点をマーク。「もう変えられないな」。曲に合わせて、サメが口を開くようにレオ党が上下に手拍子をする"シャーク・ポーズ"は、あっという間に浸透した。  昨季は開幕から一度も首位を譲らずに10年ぶりの優勝を果たした。「追われるよりも追う方が多少は楽。去年みたいにビクビクせずに、いい雰囲気で臨めている」。7月9日に最大8・5ゲームあった鷹との差は1ゲームに。森の視界は、ハッキリと「優勝」の2文字を捉えた。 (花里雄太) 森の本塁打に西武・辻監督 「天才です。打った瞬間だったし、見事としかいいようがない」 四回の同点2ランに西武・外崎 「思いっきりいこうと思って打席に入った」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64524 0.552
(↓0.005)
-
(-)
23503
(+2)
472
(+4)
157
(+1)
103
(-)
0.252
(-)
3.600
(↓0.01)
2
(-)
西武
65551 0.542
(↑0.004)
1
(↑1)
22651
(+4)
617
(+2)
152
(+2)
122
(+1)
0.266
(-)
4.550
(↑0.02)
3
(-)
楽天
59584 0.504
(↑0.004)
5.5
(↑1)
22535
(+7)
513
(+2)
122
(-)
39
(-)
0.253
(-)
3.920
(↑0.02)
4
(1↓)
ロッテ
59603 0.496
(↓0.004)
6.5
(-)
21547
(+4)
528
(+10)
142
(-)
70
(-)
0.249
(-)
3.970
(↓0.05)
5
(-)
日本ハム
56615 0.479
(↓0.004)
8.5
(-)
21502
(+2)
522
(+7)
85
(-)
46
(-)
0.253
(-)
3.900
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
54595 0.478
(↑0.005)
8.5
(↑1)
25462
(+10)
521
(+4)
83
(+1)
108
(+5)
0.245
(-)
4.020
(-)