中日(☆7対1★)ヤクルト =リーグ戦21回戦(2019.08.30)・ナゴヤドーム=
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ヤクルト
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中日
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勝利投手:ロメロ(8勝9敗0S)
敗戦投手:山田 大樹(4勝3敗0S)

本塁打
【中日】福田 永将(15号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日は初回、福田の2ランで幸先良く先制に成功する。その後、3-1で迎えた8回裏には、高橋、堂上、大島の適時打で4点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・ロメロが6回1失点の好投で今季8勝目。敗れたヤクルトは、打線が4安打1得点と振るわなかった。

◆ヤクルト小川淳司監督が30日、62歳の誕生日を迎えた。 中日戦の試合前に、ナゴヤドームで報道陣からケーキとワインを贈られ、笑顔で写真撮影に応じた。 代行を務めた10年シーズンから数えて、監督として迎えた7シーズン目。今季はセ・リーグ最下位に沈んでおり、さらに「3連敗しているし...」と喜びはかなり控えめ。「人生100年時代なので、先輩方に比べたらまだまだひよっこです」と話した。

◆第21回名古屋モーターショー(11月21~24日、ボートメッセなごや)のアンバサダーに就任したSKE48の松井珠理奈(22)が、中日ヤクルト21回戦の試合開始前にナゴヤドームのマウンドでスピードボールコンテストに挑戦した。 自己最速の55キロ超えを目指したが、2度の挑戦で47キロと44キロをマーク。自己最速更新を果たせなかった上に「48キロまで、惜しい!」と、グループ名にも届かなかったことを残念がった。 事前にラジオで共演した中日OBの立浪和義氏から「ワンバウンドしないように、高めを意識するように」とアドバイスも受けたが、それも果たせず。「全然ダメでした。むちゃくちゃ緊張してしまって...」と、中日のレジェンドOBの助言を生かせなかったことを悔しがっていた。

◆ヤクルト山田哲人内野手が、今季32個目の盗塁を決めた。今季の成功率は100%。シーズンの連続盗塁成功は、64年広瀬(南海)の記録31を超えて、新記録達成となった。 5回2死一、二塁、フルカウントから中日ロメロの155キロ直球を左前打とし、1点を返した。さらに4番バレンティンの4球目に二盗を仕掛け、中日捕手加藤は送球できなかった。 さらに、昨年からの連続盗塁成功日本記録を37に伸ばした。

◆中日のエンニー・ロメロ投手(28)が8勝目の権利を持って、マウンドを降りた。立ち上がりに青木、山田哲に連打を許し、1死満塁のピンチを迎えたが、雄平、村上を内野ゴロに抑えて無得点。 5回に山田哲に適時打を打たれて1点を失うも、6回を1失点。6回2死一塁で奥村を空振り三振に抑えた時には、左手のこぶしを握り、マウンドにエアパンチを見舞う力強いガッツポーズを見せた。「ピンチをつくったが、すごく集中して落ち着いて切り抜けられた」と自画自賛の投球だった。

◆中日が序盤に先制。初回1死二塁で福田が15号2ランを放った。ヤクルトは初回1死満塁の好機を生かせず。 ヤクルトは5回2死一、二塁から山田哲の適時打で1点を返した。中日はその裏、1死二塁から加藤の適時打で再び2点差に。 ヤクルトは6回以降は好機をつくれず、4連敗を喫した。中日の先発ロメロは6回1失点で8勝目。チームは3連勝を飾った。ヤクルト山田大が3敗目。

◆中日福田永将内野手(31)が「夏男」の本領を発揮し、チームを3連勝に導いた。 初回1死二塁で先制の15号2ラン。8月だけで8本塁打、22打点をたたき出し、17年の年間自己最多18本塁打更新も十分現実味を帯びてきた。福田は「打てなかったらどうしよう、とか思わなくなった。監督には『信じてゲームに出している』と言われ(自分も)自信を持って出場できている」と、与田監督からの信頼が好調につながっていることを明かした。

◆ヤクルト山田哲人内野手が今季32個目の盗塁を決め、シーズン盗塁連続成功のプロ野球記録を更新した。 2点を追う5回2死一、二塁、中日ロメロの155キロを左前適時打。続くバレンティンの4球目に二盗を仕掛け成功し「自分の直感で、けん制がないと確信して思い切ってスタートした」。昨年から続く盗塁連続成功の日本記録も37に伸ばした。日本球界初の「40本塁打・40盗塁」へは「意識はしない。いける時はどんどん走るし、本塁打も打ちたい」と話した。

◆中日エンニー・ロメロ投手が6回1失点で8勝目を挙げた。1点を失い、なおも2死二、三塁とピンチが続いた5回はバレンティンを空振り三振。ロメロは「来日したときはクイックもできず、変化球の制球も悪かった。 今はクイックもできるようになり、フルカウントから変化球を投げられるようになった」と自身の成長に手応え。チームは3連勝。与田監督も「シーズン終了まで全力をつくす。1つでも順位を上げたい」と語った。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(27)が30日、中日21回戦(ナゴヤドーム)の五回に二盗を決め、同一シーズンの連続盗塁成功を「32」に伸ばし、プロ野球記録を更新した。昨年からは37連続成功となった。  0-2の四回2死一、二塁から左前適時打を放つと、一、三塁となりバレンティンの打席で二盗を決めた。中日・ロメロはクイックをせずに捕手・加藤は送球できなかった。  1964年に南海・広瀬叔功がマークした同一シーズンの連続盗塁成功の「31」を抜いた。

◆中日の福田は一回1死二塁から15号2ランを放ち、貴重な先制点を挙げた。ヤクルト・山田大の4球目、内角低めの直球を中越えに運び「センター中心に打ち返そうと思って、捉えられた」と手応えを話した。  今月の本塁打はこれで8本目となり、調子の良さがうかがえる。連続試合安打も6に伸ばした。四回の第2打席でも左前打を打った。

◆ヤクルトの山田哲はチーム唯一の得点となる五回の適時打を含む2安打を放ち、五回には二盗もマークした。完敗で4連敗となったチームで気を吐き「負けたけど、チャンスで打てたのは良かった。明日につながれば」と前向きだった。  五回はロメロの直球を左前にはじき返し「何とか走者をかえしたいと思い、食らい付いた」と語った。続くバレンティンの打席で二塁を陥れて今季32盗塁。昨季から37盗塁連続成功とした。「これからも走っていきたいし、本塁打も打ちたい」と意気込んだ。

◆中日のロメロはピンチを招きながらも粘り、6回1失点で8勝目を手にした。一回1死満塁は無失点で切り抜け、1点を失った後の五回2死二、三塁もバレンティンを三振に仕留めた。「点を取られたが、何とか1点でしのげた。味方が点を取ってくれたので感謝したい」と落ち着いた表情だった。  自慢の直球とカットボールをうまく使い、アウトを重ねた。シーズン序盤よりも成長を実感しているようで「制球やクイックもできるようになってきた」と胸を張った。 与田監督(福田に) 「非常に良い打ち方になってきた。ゲームの中で修正ができるようになってきた」 加藤(五回に適時打) 「ロメロが頑張っていたので、追加点が取れて良かった」 堂上(八回に2点二塁打) 「代打だったので積極的にバットを振った結果が良かった」

◆六回途中まで3失点だったヤクルトの山田大は援護に恵まれず、自身は4連勝後に3連敗となった。試合後は「すいません」とだけ話して悔しそうにバスに乗り込んだ。チームは4連敗となった。  1-2の五回は無死二塁から藤井を三振に仕留めたが、8番の加藤に適時打を許した。小川監督は「結果を見れば試合をつくったと言えるが、3点目は何とか防げたかな、と思う」と肩を落とした。 ヤクルト・田畑投手コーチ(山田大に) 「(3失点目を喫した)五回はもう一踏ん張りというところ。負けるときは勝負どころでやられている」

◆小川監督が62歳の誕生日を迎えた。練習前に報道陣から大好物の粒あんがのった特製ケーキと2012年に醸造された米カリフォルニア産の高級ワイン「オーパス・ワン」が贈られ、指揮官は「めでたくないよ」と照れながらも、「ありがとうございます」とにっこり笑った。

◆8月好調の福田が一回1死二塁から先制の15号2ラン。ヤクルト・山田大の4球目、内角低めの直球を豪快に中越えへ運び、今月の本塁打はこれで8本目となった。2安打2打点で6試合連続安打もマークした3番打者はチームの3連勝に貢献し、「コンパクトに振って捉えられた。良い流れをつくれた」と手応えを実感した。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(27)が30日、中日21回戦(ナゴヤドーム)の五回に二盗を決め、成功率100%の今季32盗塁。1964年に南海・広瀬叔功がマークした同一シーズン31連続盗塁成功のプロ野球記録を55年ぶりに更新した。  「スタートが切りづらかったが、カウントや牽制(けんせい)の回数でいける確信があった」  試合に敗れたため、控えめな口調で振り返ったが、昨季からは37盗塁連続成功。失敗しない男の脚力が際立っている。  コンディション不良を訴えて途中交代した25日の阪神戦(神宮)から4試合無安打。状態が懸念されたが、この日はチーム唯一の得点となる五回の適時打を含む2安打を放った。4連敗となったチームで気を吐き、「走塁以外でも3番という大事なところを打たせてもらっているので」と自覚を口にした。  最下位に沈み、借金は今季ワーストの25。「チャンスで打てたのはよかった。明日につながればいい」。低迷する中で、1つでも多くの白星を積み重ねる。 (横山尚杜) ★今季達成、山田哲の偉業  ◆33連続盗塁成功(23日の阪神戦、神宮) 一回に二盗し、今季28盗塁。昨年8月26日のDeNA戦(神宮)から続く連続成功を33に伸ばし、ソフトバンク・福田秀平が2011-15年にマークした32を抜いて新記録を打ち立てた。  ◆4度目の「30-30」(29日のDeNA戦、横浜) 四回に二盗し、今季30盗塁。本塁打は30号に達しており、同一シーズン30本塁打、30盗塁以上は15、16、18年に次ぐ4度目。西武・秋山幸二の3度(87、89、90年)を上回る史上初の快挙となった。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68502 0.576
(↑0.003)
M17
(↑1)
23574
(+4)
473
(+1)
154
(+1)
70
(+2)
0.260
(↑0.001)
3.670
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
64563 0.533
(↑0.004)
5
(-)
20514
(+6)
503
(+4)
135
(+1)
37
(-)
0.246
(↓0.001)
3.790
(-)
3
(-)
広島
61603 0.504
(↓0.004)
8.5
(↓1)
19514
(+4)
521
(+6)
121
(-)
69
(+1)
0.253
(-)
3.690
(-)
4
(-)
阪神
55606 0.478
(↓0.004)
11.5
(↓1)
22445
(+1)
497
(+4)
82
(-)
80
(+2)
0.249
(↓0.001)
3.550
(-)
5
(-)
中日
54632 0.462
(↑0.005)
13.5
(-)
24463
(+7)
471
(+1)
78
(+1)
59
(-)
0.264
(↑0.001
3.880
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
48732 0.397
(↓0.003)
21.5
(↓1)
20558
(+1)
630
(+7)
145
(-)
54
(+1)
0.245
(↓0.001)
4.700
(↓0.02)