DeNA(☆7対6★)ヤクルト =リーグ戦23回戦(2019.08.28)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:武藤 祐太(1勝2敗0S)
敗戦投手:星 知弥(1勝3敗0S)

本塁打
【ヤクルト】バレンティン(28号・4回表ソロ),バレンティン(29号・5回表3ラン)
【DeNA】ソト(33号・3回裏ソロ),梶谷 隆幸(2号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAがサヨナラ勝利。DeNAは5-6で迎えた8回裏、神里の適時打で試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長12回には、2死満塁から代打・山本の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、6番手・武藤が移籍後初勝利。敗れたヤクルトは、8番手・星が誤算だった。

◆8月4日巨人16回戦(横浜)でプロ通算1000安打を達成したDeNA石川雄洋内野手(33)の連盟表彰が、試合前に行われた。 今やチームの日本人野手最年長となった15年目のベテラン。入団時からの映像が大型ビジョンに流された後に表彰を受けると、本拠地横浜スタジアムに詰めかけたファンから、拍手喝采された。

◆DeNA梶谷隆幸外野手が、バースデー弾となる2号同点ソロを放った。 この日が31歳の誕生日。1点を追う6回1死で5番伊藤裕の代打で登場した。球場全体が「ハッピーバースデー」を合唱して祝福。歌声の余韻が残る中、ヤクルト高梨2球目をジャストミートした。 バックスクリーン右に飛び込む推定飛距離137メートルの大アーチ。拍手喝采の中でダイヤモンドを1周。「手応えも最高によかったです。必ず塁に出るんだという気持ちで打席に向かいました」と気合の入った表情で話した。

◆ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が助っ人史上4位の記録を打ち立てた。 DeNA平良から4回に28号ソロ、5回に29号3ランと2打席連発。来日後通算284本塁打に積み上げ、元ロッテのレロン・リーの283本を抜いて外国人選手歴代4位に浮上した。28号を「完璧な当たり」、29号を「パーフェクト」と表現。9試合連続安打、2戦3発と好調な打撃に手応えを示した。

◆DeNAは2回、7番神里の適時打などで3点を先制。先発右腕の平良が、丁寧な投球で3回まで1安打無失点に抑える。 ヤクルトは5回、バレンティンの2打席連発となる29号3ランで逆転するが、DeNAも6回、代打梶谷の2号ソロで同点とする。 ヤクルトは7回、野選の間に1点を勝ち越すが、DeNAも8回一、三塁で神里が右前適時打。同点で延長戦に入った。 ヤクルトは7回、DeNAは8回に1点ずつを取り合い延長へ。DeNAは12回2死満塁、代打山本が右前へサヨナラ打を放った。 DeNA武藤が1勝目、ヤクルト星は3敗目。

◆DeNAが山本祐大捕手の「人生初」となるサヨナラ打で、今季セ・リーグ最長4時間58分の熱戦を制して3連勝。ヤクルト戦の勝ち越しを決めた。 6-6の12回2死満塁、ヤクルト星から右前に値千金の一打で、二転三転するクロスゲームに終止符を打った。2年目の20歳は興奮冷めやらぬ様子でお立ち台へ。「最高です! みんな必死につないでもらったチャンス。なんとか決めたかった。打ったボール? 覚えてません!」と勢いのままに喜んだ。 ベンチに残った最後の野手となった。試合開始から約5時間が経過しての打席にも「もともとスタメンで出る選手じゃないので」と心の準備はできていた。昨年にはプロ初打席で初本塁打を放つなど、勝負強さを持ち合わせる。「目標は正捕手としてチームを優勝させること。1歩ずつ進んでいきたい」。期待の若手が、また1つ大きなステップを踏んだ。 ▽DeNAラミレス監督(劇的サヨナラで3連勝)「山本は本当にすごい。今日は大きな意味のある勝利。ターニングポイントになりえる試合だと思う」

◆ヤクルト山田哲人内野手(27)が日本記録を更新した。延長12回1死二塁で申告敬遠で出塁。続く荒木の中飛で二塁走者太田がタッチアップし、三塁へ進塁。2死一、三塁、打者雄平の初球で二盗を決めた。 DeNAバッテリーは虚を突かれたように反応できなかった。テレビ中継でも山田哲の走る姿を追えず、忍者のように気配なく二塁を陥れた。 これで昨季から34連続盗塁成功で、23日に達成した日本記録の33連続成功を更新。今季29盗塁目で30盗塁に王手をかけた。「どんな状況でもいくと決めていた。同点だったし、1点でも2点でも多く取れた方がいい。二塁に行けば、ワンヒットでかえる可能性が高くなる。ランナーコーチャーとも積極的にいこうと話をして、初球からいきました」と話した。

◆ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)が28日、DeNA23回戦(横浜)で2打席連続の本塁打を放った。  四回先頭。平良の内角低めのシンカーを振り抜いた打球は、左翼席に飛び込む28号ソロ。「(中前打した)1打席目同様にタイミングが合っていたので、完璧な当たりだったよ」と振り返った。  勢いは止まらない。2-4で迎えた五回2死一、二塁。真ん中高めの直球をとらえると、左中間に飛び込む29号3ランになった。「打ったのはストレート。パーフェクト」。自画自賛の一発で逆転に成功した。  これで通算284本塁打となり、外国人選手ではロッテで活躍したレロン・リー(1977-87年)を超えて、歴代4位に浮上した。

◆29日のDeNA戦(横浜)に先発するヤクルト・小川泰弘投手(29)は「万全の準備をして臨みたい」と意気込んだ。  前回22日の広島戦(マツダ)では6回7安打4失点で4勝目(11敗)を挙げたが、六回に2失点した。「六回に2球、ボールが浮いたところを弾き返された。前回の投球の反省を生かして、下半身を使って低めにボールを集められるようにしたい」と力を込めた。

◆DeNA対ヤクルト23回戦(横浜)が28日に行われ、DeNA・梶谷隆幸が31歳のバースデーアーチを放った。  4-5で迎えた六回1死から代打で登場し、ヤクルト2番手の高梨裕稔投手(28)からバックスクリーン右横へ2号ソロ本塁打。応援席からハッピーバースデー大合唱の中、直球を強振して同点弾をたたき出した。

◆DeNA対ヤクルト23回戦(横浜)が28日に行われ、DeNA・神里和外野手(25)が5-6の八回1死一、三塁で同点に追い着く右前適時打を放った。  一回1死一、三塁では先制の右前適時打。「三振だけはしないように、低めのボール球を見逃して、高めに浮いてきたボールを狙っていました。先制のタイムリーになり嬉しいです」と試合の流れを引き寄せ、八回に放った2本目のタイムリーで6-6とした。

◆DeNAの平良は5回6安打5失点で自己最多の6勝目はならなかった。4-2の五回無死一、二塁から青木、山田哲を抑えたが、続く4番バレンティンに左中間へ2打席連発となる3ランを浴び逆転された。  高めへのつり球がやや甘くなって完璧に捉えられ「ひと呼吸置いて、もう少し頭の中を整理してから投球するべきだった」と両膝に手をついた。昨季は4回2/3での降板が4度あった。降板後の六回に味方が追い付いて黒星は免れたが、今季も五回の壁が立ちはだかった。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
66502 0.569
(↑0.004)
M19
(↑1)
25558
(+6)
468
(+2)
151
(+3)
68
(-)
0.259
(-)
3.690
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
62563 0.525
(↑0.004)
5
(-)
22504
(+7)
497
(+6)
134
(+2)
37
(-)
0.246
(-)
3.810
(↑0.01)
3
(-)
広島
61583 0.513
(↓0.004)
6.5
(↓1)
21506
(+2)
503
(+6)
120
(+2)
68
(-)
0.253
(-)
3.610
(↓0.02)
4
(-)
阪神
55596 0.482
(↓0.005)
10
(↓1)
23444
(-)
493
(+1)
82
(-)
78
(-)
0.250
(-)
3.550
(↑0.02)
5
(-)
中日
53632 0.457
(↑0.005)
13
(-)
25456
(+1)
470
(-)
77
(+1)
59
(-)
0.263
(-)
3.900
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
48712 0.403
(↓0.004)
19.5
(↓1)
22555
(+6)
619
(+7)
145
(+2)
50
(+3)
0.247
(-)
4.680
(↓0.01)