西武(☆8対6★)楽天 =リーグ戦15回戦(2019.08.23)・メットライフドーム=
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楽天
0031200006602
西武
30130010X81123
勝利投手:野田 昇吾(1勝0敗0S)
(セーブ:増田 達至(3勝1敗21S))
敗戦投手:弓削 隼人(2勝2敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(27号・3回表3ラン),島内 宏明(10号・5回表ソロ)
【西武】中村 剛也(23号・3回裏ソロ),木村 文紀(9号・4回裏2ラン),秋山 翔吾(17号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆西武が空中戦を制した。西武は3-3で迎えた3回裏、中村のソロで勝ち越しに成功する。同点を許した直後の4回には、木村の2ランと秋山のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、2番手・野田が今季初勝利。敗れた楽天は、打線が粘りを見せるも、先発・弓削が誤算だった。

◆お笑い芸人のはなわ(43)が、試合前の西武ベンチを訪れ、同じ佐賀東高出身の辻発彦監督(60)と談笑した。 今年3月9日付のはなわオフィシャルブログによると、2人で食事をともにした際、はなわが歌った映画「翔んで埼玉」の主題歌「埼玉県のうた」の話題で盛り上がったという。歌詞の中で「西武ドームはドームなのに雨にぬれる~♪」と歌っており、辻監督も「そうなんだよ」と笑っていたという。 試合前に再会し、がっちりと握手。辻監督からは「ライオンズファン? 巨人ファンじゃないの?」といじられ、恐縮していた。 始球式にも登場。投球はワンバウンドで大きく外角に外れたが笑顔。「始球式はすごく緊張して雰囲気にのまれてしまいましたが、ファンの方がとても温かく迎えてくれて、やりきることができました。辻監督にあいさつさせてもらいましたが、とても優しくお話ししていただいて、うれしかったです。来年も佐賀でオープン戦が開催されれば、ぜひ応援に行きたいと思います。優勝できるように応援しています」と話した。

◆西武山川穂高内野手(27)が、球団史上3人目となる2年連続100打点に到達した。 1回、1点を先制しなお2死二、三塁、楽天先発弓削の2球目、真ん中に入った145キロ直球をはじき返した。打球はライナーで左翼フェンスを直撃し、2者が生還。今季101打点とし、01~03年のカブレラ、08、09年の中村に続き、球団3人目となる2年連続の大台をクリア。「打ててよかったです」と淡々と話した。 開幕から4番に座り、6月までに27本塁打も、7月は打率1割台、4本塁打と苦しんだ。8月11日からは4番を外れ、7番、6番となったが、「定位置」を外れた22日までの12試合で40打数12安打の打率3割、5本塁打、13打点と復調気配だった。

◆楽天浅村栄斗内野手(28)が27号3ランを放った。 3回1死一、二塁から西武今井の外角148キロを逆らわずに右翼席へ運び「しっかりスイングできました」とうなずいた。 古巣西武戦ではこれで3戦連発。打率3割1分5厘、7本塁打、19打点といずれも同一リーグのカード別対戦成績では最高の数字をマークしている。

◆楽天のルーキー弓削隼人投手(25)が自己最短4回でKOされた。 6日の対戦では7回0封と完璧な投球を見せたメットライフドームでの西武戦に中9日で回るも、初回にいきなり3失点。3、4回と2度追いついてもらったが、直後のイニングで勝ち越し点を献上と立て直せなかった。 被本塁打3、7失点はいずれも自己ワースト。強力打線にのみ込まれ「ここぞで失投を仕留められてしまいました。投げミスをなくさないと」と悔やんだ。

◆西武は1回に3点を先制。楽天も3回に浅村の27号3ランで追いつくが、西武はその裏、中村の23号ソロで1点を勝ち越す。 西武は4回に追いつかれるが、その裏に木村の9号2ラン、秋山の17号ソロで3点を勝ち越し。先発今井は5回途中6失点で降板。 西武は7回にも1点を追加し、小刻みな継投で逃げ切った。楽天の連勝は2でストップ。先発弓削が2敗目を喫した。 西武野田が今季初勝利、増田が21セーブ。

◆西武山川穂高内野手(27)が、両リーグ最速で100打点に到達した。楽天戦の1回2死二、三塁から2点適時打を放ち、数字を101まで積み上げた。01~03年のカブレラ、08、09年の中村に続く球団史上3人目の2年連続100打点到達。主砲に引っ張られた山賊打線は11安打で8得点。ソフトバンクのマジック点灯を許さず、3位楽天との差も2・5に広げた。山川のバットが、前夜8安打3得点に沈んだ「山賊打線」を活気づけた。1回、1点を先制し、なお2死二、三塁、楽天先発弓削の2球目、真ん中に入った145キロ直球を完璧にはじき返した。打球はライナーで左翼フェンスを直撃し、2者が悠々と生還。打点100の大台をクリアし一塁上で笑顔。「うれしいですよ。とりあえず100は行きたいと思っていたので」と振り返った。 開幕から4番に座り、6月までに27本塁打も、7月は打率1割台、4本塁打と苦しんだ。8月になっても調子は上がらず、同11日からは4番を外れ、7番、6番に座った。「最初は悔しかったですけど、今は与えられたところでやるしかないと思って。一昨日(21日に2本塁打)打ってから、確実によくなっている」。4番を外れた12試合で43打数13安打の打率3割2厘、5本塁打、15打点と、すっかり復調気配だ。 大砲としての地位を確立した今も、学ぶ姿勢は変わらない。代わりに4番に座った中村も好調を維持。常に本塁打を狙っている山川は「中村さんに聞いたら『狙う打席と狙ってない打席がある』って。だから打点も稼げるんでしょうね。勉強になります」。1発を狙う基本スタンスは変わらないが、先輩強打者の考えも柔軟に取り入れる。 チームは3位楽天を接戦で振り切り、首位ソフトバンクとのゲーム差を4・5とした。火付け役となった山川は「ホームランも打点も両方(タイトルを)取りたいけど、まず優勝。とりあえず明日何番を打つか分からないですが、よりいい場面で打てるようにしたいですね」。タイトルもリーグ連覇も、貪欲につかみに行く。【鈴木正章】 ▼山川が今季101打点とし、2年連続のシーズン100打点。西武で100打点以上を複数回マークしたのは6人目になるが、2年以上続けて記録したのは01~03年カブレラ、08~09年中村に次いで3人目。

◆楽天平石洋介監督の猛抗議も実らず、連勝は2で止まった。 1点ビハインドの7回に先頭浅村が放った右翼ポール際への大飛球が、フェンスに当たってからジャンプした西武木村のグラブに収まった。一塁の秋村塁審が1度アウトのジャッジをした後で「ノーキャッチ」と判定を変更。慌てて二塁を狙って憤死した浅村は「アウトで1回止まりかけた。最初にファウルかフェアか気にして走っていたので、もっと先の塁を狙う意識も必要だった」。平石監督は「納得はできない」としつつ「勝とうが負けようが、明日は明日」と必死に切り替えた。 石井GMは日本野球機構(NPB)への意見書の提出に否定的な見解を示した上で「(審判には)技術向上に努めてもらいたい」と求めた。

◆西武木村文紀外野手が攻守に奮闘した。 同点の4回無死一塁、楽天弓削から9球粘った末に、バックスクリーンに突き刺す決勝の9号2ラン。 「練習からしっかりタイミングが取れて強く振れている結果です」。1点リードの7回無死の右翼守備では、浅村のフェンス直撃の大飛球を処理し二塁に好返球で刺した。「ガシャンと音がしたので二塁に全力で投げました。(3番手の)平良を助けられてよかった」と話した。

◆楽天石橋良太投手が攻めの投球で6勝目を挙げた。最速152キロの直球を軸に内角を突き、6回を103球、5安打2失点で山賊打線を抑え込んだ。2回無死一、二塁のピンチをしのぐと「ソロならOKくらいのつもりで気持ちを切り替えた」。2回以降も走者を出しながら要所を締め「自信になります」と力強く話した。

◆西武の山川が一回に2点適時打を放って今季101打点とし、両リーグ最速で100打点を突破した。1-0の一回2死二、三塁で、弓削の甘く入った直球を豪快なスイングで捉えると、鋭いライナー性の打球は、あっという間に左翼フェンスを直撃し「打てて良かった」とほっと息をついた。  2年連続の大台到達。昨季は124打点をマークしたが、同僚だった浅村(楽天)に3打点差で及ばず、打点王のタイトルを逃した。その悔しさもあり「本塁打や、打点を挙げるのが僕の仕事。本塁打王も打点王も取る」と強い意欲を示している。  不振により、11日から4番を外れているが、これで5試合連続安打をマーク。シーズン終盤に入り、再び調子を上げてきた。

◆西武・今井達也投手(21)が23日、楽天15回戦(メットライフ)に先発。一回に3点の援護をもらったが、三回に浅村に同点3ランを被弾するなど、五回途中6失点で降板した。  「相手のクリーンアップの前に四球を出してしまい、大量失点というパターンを繰り返してしまいました。チームやファンの皆さん、そして配球を考えていただいた森さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省を口にした。

◆楽天のルーキー弓削はプロ最短の4回でKOされ、ワーストの7失点と打ち込まれた。一回に4安打を浴びて3点を先制されると、味方が同点とした三回に中村に勝ち越しソロを浴び、4-4と追い付いた四回にも2本塁打を許して3点を勝ち越された。  前回西武と対戦した6日に7回無失点と好投した再現を狙ったが、強力打線の勢いにのみ込まれた。「初球からもっと攻めていかないといけない。投げきるところは投げきらないと」と反省した。

◆西武の野田が好救援し今季初勝利を挙げた。7-5の五回無死二、三塁で登板。銀次の二ゴロの間に1点を与えたが、和田を見逃し三振に、田中を二ゴロに仕留めてリードを守った。六回は三者凡退に抑えて荒れた試合を落ち着かせ「求められる仕事ができて良かった」と喜んだ。  今季は開幕を1軍で迎えたが、5月2日に2軍落ち。今月19日に昇格してから2試合目の登板で白星が転がり込んだ。貴重な左投げの救援投手として「前半戦は何もできていない。残り全試合投げるつもり」と頼もしい言葉を並べた。 辻監督(打撃戦を制し) 「勝って良かった。この時期は内容がどうであれ、勝つことが一番」 木村(四回に勝ち越しの9号2ラン) 「チャンスを広げようと思って勝負した。粘って最高の結果になった」 今井(五回途中6失点) 「相手の中軸の前に四球を出してしまい、大量失点というパターンを繰り返してしまった」

◆楽天の平石監督が6-7の七回の攻撃中の判定に激しく抗議する場面があった。先頭打者の浅村の右翼フェンス際の打球はポールに当たって木村のグラブに収まった。秋村一塁塁審は一度は右手を上げながらも両手を広げてセーフと判定。浅村はアウトとコールされたと思いスピードを緩めた後に二塁へ向かったが、返球でアウトとなった。  平石監督は審判員の動きに幻惑されたことに「納得はできない」と怒りをにじませた。石井ゼネラルマネジャー(GM)は意見書を提出しない考えだが「技術向上に努めてほしい」と苦言を呈した。

◆西武・平井克典投手(27)が23日、楽天15回戦(メットライフ)で気迫の投球を見せた。  「守ってあげなきゃいけないと思いました」  2点リードの八回からマウンドへ上がると先頭の渡辺佳に四球。1死後、田中のゴロを処理した二塁・外崎が一塁へ悪送球。一死二、三塁とピンチが拡大したが、代打・フェルナンドを131キロの内角スライダーで空振り三振。続く茂木も138キロの内角カットボールで空振り三振に仕留め、派手なガッツポーズで喜びをあらわにした。  両リーグ最多の63試合に登板する鉄腕は「あそこしかないと思った。思った通りのボールでした」と、渾身の投球に満足げだった。

◆4-4の四回に木村がバックスクリーンへ決勝の9号2ラン。「泳がされた感じだったけれど、感触はよかったです」と笑顔を見せた。これで8月は5本塁打目と下位打線で存在感を発揮しており「試合と同じように練習から強く振ることを意識している」と手応え。辻監督は「あの2ランは大きかった」と目を細めた。

◆リーグ連覇は諦めない。西武・山川穂高内野手(27)が、1点を先制した一回2死二、三塁で左翼フェンス直撃の2点打。チームが負け、首位・ソフトバンクが勝てば自力Vが消滅する危機を主砲が救った。  「(外野の頭を)越えたと思った。打点になってよかった」  両リーグ最速で100打点を突破(101打点)。124打点の昨季に続いて、2年連続で大台に乗せた。球団では2001-03年のカブレラ、08-09年の中村に次いで3人目となる好記録に「100はいきたいと思っていた。どこでも同じ1点だけど、よりいいところで打てるようにしたい」とうなずいた。  第1子となる長女の真央ちゃんが誕生した5月15日に2本の祝砲を放ち、打率を・290に乗せた。だが、約3カ月で・245まで下降。今月11日のロッテ戦で4番を外され、7番に降格した。夏の甲子園で躍動する星稜・奥川の投球を見て「奥川くん、すごい。僕でも打てないんじゃないかな...」と自虐的につぶやいたこともあった。  反骨心で降格後は12試合で打率・302、5本塁打、15打点をマーク。21日からは6番となり、徐々に調子を上げている。  「(21日に)2発打ってから、よくなってきている。この感覚でいけば、本来のバッティングができると思う」。首位・ソフトバンクとは4・5ゲーム差。リーグ連覇を果たすため、獅子の主砲は無心でバットを振る。 (花里雄太)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64494 0.566
(↓0.005)
-
(-)
26493
(-)
455
(+3)
153
(-)
100
(+2)
0.251
(↓0.001)
3.570
(-)
2
(-)
西武
60541 0.526
(↑0.004)
4.5
(↑1)
28616
(+8)
584
(+6)
142
(+3)
114
(+1)
0.264
(↑0.001
4.540
(↓0.02)
3
(-)
楽天
56554 0.504
(↓0.005)
7
(-)
28496
(+6)
491
(+8)
117
(+2)
38
(-)
0.251
(↓0.001)
3.990
(↓0.03)
4
(1↑)
ロッテ
55583 0.487
(↑0.005)
9
(↑1)
27518
(+3)
497
(-)
137
(+1)
70
(-)
0.248
(↓0.001)
3.950
(↑0.04)
5
(1↓)
日本ハム
54575 0.486
(↓0.005)
9
(-)
27475
(+4)
490
(+6)
81
(+1)
44
(+1)
0.252
(↑0.001)
3.870
(↓0.02)
6
(-)
ORIX
53575 0.482
(↑0.005)
9.5
(↑1)
28450
(+6)
504
(+4)
81
(+2)
103
(+1)
0.245
(↑0.001)
4.000
(-)