ヤクルト(☆15対2★)DeNA =リーグ戦21回戦(2019.08.14)・明治神宮野球場=
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DeNA
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ヤクルト
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勝利投手:石川 雅規(6勝5敗0S)
敗戦投手:濵口 遥大(6勝4敗0S)

本塁打
【DeNA】伊藤 裕季也(4号・8回表ソロ)
【ヤクルト】山田 哲人(30号・1回裏3ラン),大引 啓次(1号・1回裏3ラン),バレンティン(25号・6回裏ソロ),村上 宗隆(26号・6回裏2ラン)

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◆ヤクルトは初回、山田哲と大引の3ランなどで一挙7点を先制する。その後は、3回裏に村上の適時打などで4点を加えるなど、終わってみれば17安打で15得点を挙げた。投げては、先発・石川が8回1失点の快投で今季6勝目。敗れたDeNAは、投打ともに精彩を欠いた。

◆DeNA浜口遥大投手(24)は昨季ビジターで4勝0敗、防御率1・78だったが、今季ビジターもここまで2完封を含む5勝1敗、防御率1・64と好成績。 今日も敵地に強い浜口がチームに白星をもたらすか。

◆ヤクルト山田哲人内野手が、先制の30号3ランを放った。 30号に到達し「トリプルスリー」達成条件の1つをクリアした。 1回無死一、二塁、DeNA先発浜口の2球目、内角低めの直球をとらえ、バックスクリーンへ運んだ。「先制のチャンスだったので、ランナーを返すことだけに集中して強い打球を打つことを心がけていました」と話した。 2試合連続本塁打で、8月に入り13戦で6発と好調を維持している。

◆ヤクルト大引啓次内野手が、今季1号3ランを放った。 4-0で迎えた1回1死一、三塁、カウント2-1からDeNA浜口の142キロ直球を左翼席へ運んだ。追撃の今季1号3ランとなり「楽な場面で打席がまわってきたので、打つことができました」と話した。 通算1000安打まで、残り3本とした。

◆ヤクルト石川雅規投手(39)のノーヒットノーランが消えた。 8回1死まで初回先頭の1四球のみと好投していたが、DeNAのルーキー伊藤裕に4号左中間本塁打を浴びた。

◆ヤクルトは1回、山田哲の30号3ラン、大引の1号3ランなどで一挙7点。3回にも4点追加。DeNA浜口は1回で降板。 ヤクルト先発石川は、6回まで無安打の好投。打線は6回、バレンティンの25号ソロ、村上の26号2ランで追加点。 DeNAは8回、伊藤裕がチーム初安打となる4号ソロ。ヤクルトは3連勝で石川が6勝目。DeNAは4連敗。浜口が4敗目。

◆DeNAドラフト2位ルーキー伊藤裕季也内野手(22)が、ヤクルト石川のノーヒットノーランを阻止した。 15点を追う8回1死走者なし。左中間へ、チーム初安打となる1発。2戦連発の4号ソロを放った。「変化球を狙っていた。打席の中で少し前に出て、対応できたと思います」と好調さをアピールした。

◆2位DeNAが今季ワーストの15失点で、痛い4連敗を喫した。先発浜口遥大投手はプロワーストの7失点。 6月2日ヤクルト戦(横浜)に並び、プロ最短タイの1回でKO。打線もふるわなかった。ヤクルト先発石川の前に、8回1死まで無安打。ラミレス監督は「初回のところで試合が決まってしまった。浜口というより、スワローズ打線が良かった。完全に流れが向こうにいってしまった。はね返すことは難しかった」と渋い表情を見せた。 夏場の大事な局面、9連戦を3勝6敗で終えた。明日16日からは、本拠地・横浜スタジアムで3位広島との負けられない3連戦が待っている。首位巨人とのゲーム差は「4」に広がった。それでも、ラミレス監督は、ポジティブに先を見据えた。「これだけ点を取られて、反対に得点を取れなかった。次は、点が取れるだろう」と下を向くことはなかった。

◆2年連続4度目の「トリプルスリー」達成へ、突き進む。ヤクルト山田哲人内野手(27)が1回、先制の30号3ランを放ち「トリプルスリー」達成条件の1つをまずクリアした。2試合連続本塁打で、8月に入り13戦で6発とコンディションは上昇。打率も7月15日以来の2割8分台に乗せた。チームも大勝し、DeNAに3連勝を飾った。最後まで、山田哲は諦めない。1回無死一、二塁、DeNA先発浜口の2球目、内角低めの141キロ直球をフルスイング。豪快にバックスクリーンまで飛ばした。先制の30号3ランで2年連続4度目の「トリプルスリー」達成へ、1つ目の条件をクリアした。「(条件を)1つ達成できたことは、いいこと。素直にうれしいですね」と汗をぬぐった。小川監督は「浜口には今季やられていたので、山田の本塁打が大きかった。30号はゴールではない。まだまだ」とさらに期待を寄せた。 母校履正社の甲子園での戦いが、励みになっている。いつも大会前には、差し入れを欠かさず、今大会も必ず結果をチェックする。高校時代をすごした大阪の豊中市は、1915年に全国高校野球の前身、全国中等学校優勝野球大会が初めて開催された豊中グラウンドがある場所。「今は住宅街になっているけど、家の近く。小さいとき、横を通ったことがある」と、元祖聖地で育った"申し子"。人生で最も印象に残っている本塁打には、3年時の10年夏、甲子園で聖光学院(福島)の歳内(現阪神)から放った1本を挙げるほどだ。 シーズンは残り33試合。盗塁は25で、2つ目の条件クリアは目前に迫る。残るは打率。この日の4打数2安打で、7月15日以来の2割8分台に乗せた。プロ2年目から指導する杉村巡回コーチは「哲人には、毎年ヒットを一気に量産する"ゾーン"がある。今年はまだ来ていないから、それがこれから来るんじゃないかな」と達成を予言する。本人も「厳しいかもしれないけど、諦めずにやりたい。チームの勝利と、自分の成績にこだわりつつ、残りの試合をやっていく」。ここからが、本領発揮だ。【保坂恭子】 ◇この日のDeNA戦は「結束!侍ジャパンナイター」として開催された。自身も侍ジャパンの経験を持つ一員として、球場では山田哲のメッセージVTRが流された。来年開催される東京オリンピック(五輪)出場も、掲げている目標の1つ。選出されるためには、今季の結果が重要になる。しかし、思うように状態が上がらない時期があり「今のままの成績では、代表に選ばれないと思う」と緊張感を抱いていた。稲葉監督からは走攻守の3拍子そろった選手として高い評価を得ているが、本人に慢心はない。「選ばれるように、頑張ります」と1つのモチベーションになっている。

◆高卒2年目のヤクルト村上宗隆内野手が、4打数3安打3打点と存在感を見せた。 3回無死二塁で、低めのスライダーにうまくバットを合わせて右前打とし1点追加。6回無死二塁で、DeNA飯塚の直球を捉え左翼席へ26号2ランを放った。打点を81とし、セ・リーグのトップに立った。今季3度目の猛打賞をマークし「(打点は)チャンスで打席に立たせてもらっていて、僕だけの力ではない。感謝しています」。8回途中まで石川のノーヒットノーランの可能性があった。一塁手として「初めての経験だったので、すごく緊張しました」と振り返った。

◆緊張感が高まる球場の中で、ヤクルト石川雅規投手は冷静だった。8回1死までノーヒットノーラン。打球が飛ぶたびに、歓声と悲鳴が入り交じる異様な雰囲気だったが「いつか打たれるんだろうな、と思っていた」。DeNA伊藤裕に緩いシンカーを左中間スタンドに運ばれた。直後に内野陣がマウンドに集結。「ここからです」と声をかけられた。「うまくいかないよな、と思ったけど、若い子たちが集まってくれて、逆に次も集中できた」と切り替えた。今季最長タイとなる8回を被安打1の1失点、101球の完璧な内容。ファンからの大きな「石川」コールを受けてベンチへ下がった。自身4連勝で、チームトップの6勝目を挙げた。 初回に打線が大量7得点。9日の巨人戦で喫した、最大7点差からの大逆転負けが頭をよぎったが、39歳のベテランは動じず「守りにいっていいことはない」と攻めの投球を貫いた。奪三振は6で、得意のゴロアウトが10と持ち味を発揮した。コーチ陣からも「お手本」と称される石川は「チームが3連勝できてよかった」と何度も口にした。

◆ヤクルト山田哲人内野手が2年連続4度目のシーズン30号。 ヤクルトでシーズン30本塁打を4度以上は、88~92年池山(5度)99~02年ペタジーニ(4度)11~14、16~18年バレンティン(7度)に次いで球団4人目。また二塁手で4度のシーズン30発は、73、75、76年の3度記録したシピン(大洋)を上回り史上最多となった。

◆2連勝中のヤクルト打線が爆発した。  DeNA21回戦(神宮)の一回。先頭の広岡が死球、続く青木が四球で出塁し一、二塁とすると山田哲が中越えの30号先制3ラン。さらに雄平、村上、中村の3連続内野安打で加点すると、1死一、三塁から大引は左翼席に1号3ランを放ち、打者10人の猛攻で7得点を挙げた。  2年連続で30号に乗せた山田哲は「先制のチャンスだったので走者をかえすことだけに集中して強い打球を打つことを心がけていました」と語り、通算1000本安打に残り3本に迫った大引は「楽な場面で打席が回ってきたので打つことができました」と振り返った。

◆ヤクルト・石川雅規投手(39)が8回1安打1失点の好投で6勝目(5敗)を挙げた。八回1死まで無安打に抑えたが、DeNAのD2位・伊藤裕季也内野手(22)=立正大=に4号ソロを浴びノーヒットノーランを逃した。  石川は一回、先頭に四球を与えたが、筒香を遊ゴロ併殺に抑えると、その後はひとりの走者も許さない好投を見せた。しかし八回1死から伊藤裕にソロを浴び記録を逃した。それでも石川は後続を抑え、お役御免となった。  打線は17安打15点と爆発し、左腕を援護した。  ヒーローの石川は「低め低めの意識がいい形になりました」と試合を振り返ると、ノーヒットノーランは逃した「いつか打たれんだろうなと思いながら投げましたけど、なんとかひとりひとりという気持ちがノーヒットであの回まで行けたと思います。バックの好守備もあったので助けられました」と勝利を喜んだ。

◆DeNAのルーキー伊藤裕が八回1死でチーム初安打を放ち、石川の無安打投球を止める一打を放った。追い込まれてから立つ位置を投手寄りにして低めのシンカーに対応。パワーで左中間席まで運び「ノーヒットノーランを阻止するため、何が何でもヒットを打とうと思った」と必死さを強調した。  8日に1軍昇格してから7試合目で早くも4本塁打。4連敗中のチームで期待は日に日に高まっているが「いつも一時期だけ良くて終わってしまう。打撃を自己分析して、継続したい」と足元を見つめた。

◆DeNAの浜口は一回に2本の3ランを浴びるなどプロ3年目で自己ワーストとなる7失点。今季2度目の1回KOに「9連戦でチームが一番疲れている中、迷惑をかけてしまった」とうなだれた。投手陣としても今季ワーストの15失点を喫した。  打線は石川に八回1死まで無安打に封じられた。最下位ヤクルトに痛恨の3連戦3連敗となり、ラミレス監督は「これだけ打てなかったら、逆に次は打てるだろう」と話した。

◆ヤクルトの山田哲が0-0の一回に2試合連発となる30号3ランを放った。2年連続4度目となる同一シーズンでの打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリー達成に向けてまずは1項目をクリアした。  無死一、二塁で打席に入ると、1ストライクから浜口が投じた内角低めの直球を捉えた。打球をバックスクリーンに運び「感触は良かった。思い切り振ることを意識してしっかり捉えられた」と満足げに振り返った。  この一発が8月に入って13試合で6本目のアーチと好調を維持している。25盗塁はトリプルスリーの射程圏だが、打率は2割8分1厘とやや苦戦している。「そこ(打率)にもチームの勝利にもこだわって残り試合頑張る」と意欲的に話した。

◆阪神の能見が五回を抑え、今季初勝利を挙げた。これで11年連続勝利となり「ゼロで抑えられたので」と控えめに喜んだ。  4回3失点の秋山に代打を送った五回に味方が逆転すると、その裏を任された。早い回での登板も「(影響は)全然」と涼しい表情で無失点。2死からビシエドに二塁打を許したが、続く阿部を空振り三振に仕留めた。40歳を迎えた今季も41試合に登板し、充実のシーズンを送っている。

◆ヤクルトの村上が26号2ランを含む3安打3打点と活躍した。今季81打点とし、再びリーグトップに立った。「打点は僕の力だけじゃないので」と謙虚に喜んだ。  12-0で迎えた六回は無死二塁で飯塚の速球を左中間席へ運んだ。「本塁打を打つことでチームの勝ちに貢献できたのならば素直にうれしい」と3連勝を喜んだ。一回には内野安打をマークし、三回無死二塁では「大振りせずコンパクトに打った」と右前適時打。全試合に出場しているホープはまだまだ数字を伸ばしそうだ。

◆6番・村上が三回無死二塁から右前適時打。六回無死二塁では左中間席へ26号2ランを放つなど3安打3打点と活躍した。  ヤクルト・村上が3打点を挙げ、今季81打点。2リーグ制(1950年)以降、高卒2年目以内の選手が80打点以上を挙げたのは、53年に86打点の西鉄・中西太(2年目)、87年に83打点の西武・清原和博(同)に次いで3人目。村上がセ・リーグの打点王争いでトップに立ったのは7月16日以来。

◆6番・村上が三回無死二塁から右前適時打。六回無死二塁では左中間席へ26号2ランを放つなど3安打3打点と活躍した。「チームの勢いがあって打つことができた。チームの勝ちに貢献できてうれしい」。81打点とし、リーグトップに浮上したが、「(打点は)僕の力だけではない。前の打者がつないでくれたおかげ。感謝したいです」と謙虚に話した。

◆D2位・伊藤裕(立正大)が八回1死から石川のチェンジアップを捉え、左中間席へチーム初安打となる4号ソロ。「変化球だけを狙っていた。ボールの下を捉えられていたので、芯に乗せるように」と打席の中で半足分前に立ち、一矢報いた。8日に昇格してから7試合目で早くも4本塁打。9安打のうち7本が長打だ。パワー全開のルーキーに、ラミレス監督は「彼はスラッガー」とうなずいた。

◆浜口は山田哲と大引に3ランを浴びるなど1回7失点。プロでは7試合で3勝負けなしだった神宮で初黒星を喫した。「ストライクを取りにいきすぎてしまった。もうひと踏ん張りできなかったのが全て」。チームは今季ワーストの15失点で5月以来となる4連敗を喫し、首位・巨人とのゲーム差は4に広がった。ラミレス監督は「切り替えていくしかない」と悔しさを押し殺した。

◆八回1死まで、許した走者は四球の1人だけ。ヤクルト・石川雅規投手(39)は偉業を逃しても、ベテランらしく淡々と振り返った。  「いつか打たれると思っていた。それより勝てたこと、チームが3連勝できたことがうれしい」  一回、先頭の桑原を歩かせたが、続く筒香を遊ゴロ併殺打。八回1死から伊藤裕に低めのボール気味のシンカーを拾われて被弾するまで安打を許さず、8回を101球で投げ切った。  自身4連勝でチーム最多の今季6勝目、通算169勝目を挙げた左腕は「夏場に入って妻が栄養管理をしてくれていて、子供も家で応援してくれたと思う」と家族に感謝。小川監督は「緩急をうまく使った投球だった。きょうは石川に尽きるんじゃないか」と手放しでたたえた。 石川をリードしたヤクルト・中村 「無安打無得点は、ばりばり意識した。打たれたのは悔しいけど、素晴らしい投球だったと思う」

◆ヤクルト・山田哲人内野手(27)が14日のDeNA21回戦(神宮)で、一回無死一、二塁から中越えに先制3ランを放った。15-2での同一カード3連勝に貢献するアーチで、2年連続の30号に到達。「トリプルスリー(同一シーズンに打率3割、30本塁打、30盗塁)」へ、ハードルを1つクリアした。本塁打は直近15試合で8発のハイペース。前人未到の「フォーティー・フォーティー(40本塁打、40盗塁)」も視界に入る。  鮮やかに捉えた打球は、バックスクリーンで弾んだ。一回無死一、二塁。山田哲が推定130メートルの特大弾で、2年連続4度目の30号に到達。大歓声の中、さっそうとダイヤモンドを一周した。  「感触はよかったし、しっかり捉えられた。走者をかえすことだけに集中しました」  左腕・浜口の内角低めの直球を一閃。7月30日のDeNA戦(横浜)から15試合で8発の量産だ。通算200号にもあと3本と、節目へのカウントダウンも始まった。  個人の目標に掲げる4度目のトリプルスリーは、米大リーグでも過去に例がない。これで本塁打をクリア。盗塁も失敗ゼロで25個決めており、あと5個。打率は4打数2安打で・281まで上昇した。8月に入って51打数17安打(打率・333)と好調で、「疲れは多少あるけれど、練習でもバットは振れてきている」と、自身の状態に手応えをつかんでいる。  残り33試合。仮に1試合4打数とすると、打率3割に到達するには、132打数で48安打以上が必要だ。1試合当たり1・46本、"2試合で3安打ペース"だが、この勢いなら不可能ではない。  後輩の活躍も力になっている。甲子園に出場している母校・履正社高には春の選抜出場の際に練習球を贈った。今回も「何かは秘密だけど、贈ったよ。(岡田龍生)監督から連絡も来た」と気にかけ、支援する。  実家のある大阪・豊中市は、全国高校野球選手権大会の前身である全国中等学校優勝野球大会の第1回大会が開催された地。山田哲は市の親善大使も務めている。当時使われたグラウンドは「高校野球発祥の地記念公園」になっており「今は周りが住宅になっているけれど、歴史として残されているのは知っている」。印象に残っている一打を問うと、山田哲はプロ生活を含めても、高3だった2010年夏に甲子園で放った本塁打を挙げる。「あそこで打ちたいと思ってずっとやってきたから」。高校での3年間が、山田哲人の礎となっている。  山田哲の一発で打線に点火。大引の1号3ランも出て、一回に7得点。先発全員安打で今季最多タイの15得点を挙げた。小川監督は「一回の7点が大きかった。山田哲も30発がゴールではない。まだまだ」と期待。15戦8発のペースを続けられれば、47本塁打となる計算だ。前人未到の「フォーティー・フォーティー(40本塁打、40盗塁)」まで見えてくる。  「それ(30本塁打)はいいこと。自分にとっても1つ、目指していたところ。諦めずにそこ(打率)にもこだわって、チームの勝利にもこだわっていきたい」と山田哲は前を向いた。チームは最下位に沈むが、背番号1のハートは、まだ燃え続けている。 (横山尚杜) ★山田哲と甲子園  履正社高で3年夏の1度のみ出場(2010年)。初戦となった2回戦の天理(奈良)戦で2安打をマーク。3回戦の聖光学院(福島)戦では、六回に相手先発の歳内(現阪神)から同点2ランを放った。しかし、八回に本塁打などで3失点し、敗退した。「3番・遊撃」として2試合に出場し、打率・667、1本塁打、2打点だった。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
59462 0.562
(↑0.004)
-
(-)
36520
(+7)
434
(+1)
138
(-)
61
(+1)
0.263
(↑0.001)
3.780
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
56513 0.523
(↓0.005)
4
(↓1)
33466
(+2)
453
(+15)
123
(+1)
33
(-)
0.249
(↓0.001)
3.820
(↓0.11)
3
(-)
広島
56523 0.519
(↓0.004)
4.5
(↓1)
32467
(+1)
448
(+7)
108
(-)
66
(-)
0.253
(-)
3.470
(↓0.03)
4
(-)
阪神
50546 0.481
(↑0.005)
8.5
(-)
33403
(+6)
467
(+3)
73
(+1)
71
(-)
0.249
(-)
3.630
(↑0.01)
5
(-)
中日
48582 0.453
(↓0.004)
11.5
(↓1)
35416
(+3)
437
(+6)
70
(-)
53
(+2)
0.261
(↓0.001)
3.950
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
44642 0.407
(↑0.005)
16.5
(-)
33502
(+15)
562
(+2)
131
(+4)
44
(-)
0.244
(↑0.002
4.650
(↑0.02)