ロッテ(★3対8☆)西武 =リーグ戦18回戦(2019.08.10)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
30121010081113
ロッテ
2000100003700
勝利投手:髙橋 光成(8勝5敗0S)
敗戦投手:二木 康太(6勝8敗0S)

本塁打
【西武】源田 壮亮(1号・3回表ソロ),外崎 修汰(17号・4回表ソロ),佐藤 龍世(1号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆西武は初回、源田と中村の適時打で3点を先制する。その後は、3回表に源田の今季1号となるソロが飛び出すなど、一発攻勢で試合を優位に進めた。投げては、先発・高橋光が7回途中3失点の好投で今季8勝目。敗れたロッテは、先発・二木が4回6失点と試合をつくれなかった。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)は今季31本塁打のうち、ZOZOマリンで16本。 ZOZOマリンのシーズン本塁打は99年ボーリック(ロッテ)の18本が最多。移籍1年目のレアードが球場最多記録へあと2本と迫っている。

◆西武が初回、中村の2点適時打などで3点を先制。3回にも源田の1号ソロで加点。ロッテは初回に相手失策で2点。 西武は4回外崎の17号ソロ、佐藤の1号ソロ、5回には中村の2本目の適時打で加点。西武の4点リードで終盤戦に入った。 西武は7回に森の犠飛で1点を加え、継投で逃げ切った。高橋光が8勝目。ロッテは投打に元気がなく再び借金1となった。 ロッテ二木が8敗目。

◆ロッテは投打ともに元気なく9連戦の初戦を落とした。チームトップタイの6勝の二木康太投手が先発も初回に3連打を浴びるなど3失点。3、4回には3本の本塁打を浴び、今季ワーストの4回6失点で降板した。 打線も相手失策で初回に2点を奪うも、適時打は鈴木の1本にとどまった。井口資仁監督は「序盤でつかまってしまったので、流れ的にも向こうに行ってしまった。いい流れを作るのが彼の仕事。次回に期待したい」と話した。

◆西武左太もも裏の張りを抱えていた源田壮亮内野手が完全復活をアピールした。 初回に先制適時打、3回に今季1号ソロ。5回には四球で出塁すると、辻監督も「ビックリしたよ」と驚く今季25度目の盗塁でチャンスを広げた。源田は「(本塁打は)人生イチの感触。何とか食らいついていこうと思いました」とホッとしていた。

◆1球我慢した分、フルスイングの威力が逆風を切り裂いた。3点リードの4回2死。西武佐藤は2球連続空振りすると、3球目のボール球を見送った。「追い込まれていた。三振だけはしないように」。4球目、フォークボールを強振した打球は左翼スタンドへ一直線。「真芯だったんで、気持ちよかった」。ロッテを大きく突き放したプロ1号で、山賊打線の刺客に名乗り出た。 昨秋ドラフト7位で、全体68番目の男。開幕1軍を勝ち取ったが、山賊の壁は厚かった。4月20日に登録抹消。ファームでは当てにいく打撃で、持ち味のフルスイングが影を潜めた。山川、外崎の系譜を受け継ぐ富士大出身。岩手・花巻で培ったパンチ力で成り上がってきた。赤田打撃コーチから「強いスイングをしなきゃ、強い打球はいかない。強い打球でなければ、ヒットにはならない」と"置きティー"から見直した。 中村の負傷で舞い込んだチャンス。8月に先発した5試合では、19打数6安打で打率3割1分6厘と奮闘する。入寮には大漁旗を持ち込んだ漁師の息子。「龍世」の名前には「龍のように世界を羽ばたく」という思いが込められている。いとこには平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した佐藤綾乃。血統書付きの家系だ。 2位日本ハムに0・5ゲーム差と肉薄した。混戦を抜けだすカギを握る佐藤は「率を残して、二塁打、三塁打を打って、たまにホームランを打って打点を稼げるようなバッターになれたら」としっかりと地に足をつける。海でもなく、氷上でもない。山賊の一味となって、バットをかち上げる。【栗田成芳】 ▽西武辻監督(佐藤のプロ1号に)「おめでとう。ちゃんと振れているし低めを見極めることができる。成長すればもっと本塁打を打てるようになる」

◆西武・源田壮亮内野手(26)が10日、ロッテ18回戦(ZOZOマリン)の一回、無死二塁から左翼線に先制適時打を放った。  「バントをファウルにしてしまったので、何とか食らいついていこうと思いました。先制できてよかったです」  源田は2日のオリックス戦(京セラ)で「9番・遊撃」としてスタメンに名を連ねたが、左太もも裏の張りを訴え、グラウンドに立たないまま、一回裏で途中交代。同日を含めて5試合欠場し、8日の楽天戦で、十一回に遊撃の守備に就いて復帰した。

◆左太もも裏の張りで欠場し、6試合ぶりにスタメン復帰した西武・源田壮亮内野手(26)が10日、ロッテ18回戦(ZOZOマリン)で今季1号本塁打を放った。  「うれしいです! 頑張ります!!」  1点リードの三回先頭で、二木の135キロの直球を右翼席中段まで運び、ベンチに戻ると、うれしそうに「よっしゃー!」と雄たけびを上げた。

◆ロッテの二木が先発して4回6失点と打ち込まれ、8敗目を喫した。3本塁打を浴び、今季初めて5回を持たずにマウンドを降りた。7月5日に6勝目を挙げてから、1カ月以上も白星から遠ざかり「打たれた球は全部、甘かった。置きにいったところを打たれた」と肩を落とした。  岩下が右足首の捻挫で離脱し、涌井が不振のために2軍で調整中と投手陣の台所事情は苦しい。井口監督は「先発でいい流れをつくるのが彼の仕事」と復調を期待した。

◆ロッテ・田村龍弘捕手が練習中に腰を痛め、西武18回戦(ZOZOマリン)を欠場した。

◆D7位・佐藤(富士大)が、3点リードの四回2死で左翼席へプロ1号のソロ。「真芯だったので気持ちよかった。みんな、おめでとうと言ってくれた」と喜んだ。1日のソフトバンク戦ではプロ初打点を含む3安打4打点と活躍したが、チームは敗戦。「個人の活躍よりも、チームが勝ったことが一番うれしい」と気持ちよさそうに汗を拭った。

◆左太もも裏の張りから6試合ぶりに先発復帰した西武・源田壮亮内野手(26)が、2安打2打点でチームの3位浮上を呼び込んだ。  「休んでいた分、いつも以上に頑張らないといけないと思いました」  復帰戦で存在感を見せた。一回無死二塁で左前に先制打を放つと、3-2の三回先頭では右翼席中段に「人生イチの当たり」という今季1号ソロを放ち、ベンチで「よっしゃー!」と雄たけびを上げた。  五回には二盗でリーグ2位に並ぶ今季25盗塁目も記録した。「大事にと思っているのに盗塁までしてビックリ」と、獅子奮迅の活躍に辻監督は目を丸くした。  2日のオリックス戦(京セラ)の試合前練習中に左太もも裏の張りを訴え、先発メンバーに名を連ねながらも打席に立たず、一回裏の守備にも就かずに交代した。同日からチームは2勝4敗と苦戦。出場を志願したこともあったが、指揮官は「無理はさせられない」と我慢してきた。  ファンから2人合わせて「ネコゲン」の愛称で呼ばれるほど仲の良い金子侑が「右大腿(だいたい)骨骨挫傷」で離脱中。「寂しい? そうですね。戻ってくるまで頑張ります」。6月29日に今季1号を放った際にはハグで出迎えた2学年上の先輩の分まで、グラウンドで躍動する決意だ。  「不安なくできた。怖さもない」。終盤の巻き返しへ、源田が力強く帰ってきた。 (花里雄太) 七回途中3失点で8勝目の西武・高橋光 「(3四死球の)一回は慎重になりすぎた。たくさん点を取ってくれた野手のおかげ」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
57454 0.559
(↑0.005)
-
(-)
37443
(+8)
409
(+4)
142
(-)
88
(+3)
0.250
(-)
3.520
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
52494 0.515
(↓0.005)
4.5
(↓1)
38440
(+4)
432
(+8)
73
(+1)
42
(-)
0.253
(-)
3.770
(↓0.01)
3
(1↑)
西武
52501 0.510
(↑0.005)
5
(-)
40532
(+8)
515
(+3)
121
(+3)
106
(+2)
0.259
(↑0.001
4.420
(↑0.04)
4
(1↓)
楽天
51503 0.505
(↓0.005)
5.5
(↓1)
39453
(+4)
438
(+8)
105
(+2)
37
(-)
0.251
(-)
3.970
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
50513 0.495
(↓0.005)
6.5
(↓1)
39475
(+3)
455
(+8)
127
(-)
68
(+1)
0.248
(-)
4.010
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
47525 0.475
(↑0.006)
8.5
(-)
39384
(+8)
451
(+4)
70
(-)
95
(-)
0.240
(↑0.001)
3.930
(-)