巨人(☆10対9★)ヤクルト =リーグ戦18回戦(2019.08.09)・東京ドーム=
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ヤクルト
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巨人
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勝利投手:デラロサ(1勝0敗1S)
敗戦投手:マクガフ(4勝3敗6S)

本塁打
【ヤクルト】バレンティン(23号・1回表3ラン),廣岡 大志(4号・4回表ソロ)
【巨人】坂本 勇人(30号・4回裏ソロ),ゲレーロ(11号・5回裏ソロ),岡本 和真(20号・6回裏ソロ),ゲレーロ(12号・8回裏ソロ),岡本 和真(21号・8回裏3ラン)

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◆巨人は4点を追う8回裏、ゲレーロのソロと岡本の3ランで試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長10回には、1死満塁から代打・亀井が犠飛を放ち、サヨナラ勝利を収めた。投げては、6番手・デラロサが来日初勝利。敗れたヤクルトは、投手陣が最大7点のリードを守れなかった。

◆ヤクルト・バレンティンの今季巨人戦は12試合に出場し8本塁打で、7月17日の14回戦から4戦連発中。 60本塁打の13年は広島戦で14本打ったが、巨人戦は8本止まり。巨人戦で9本打てば来日9年目で初となる。

◆ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が、自己新記録となる巨人戦5戦連発をマークした。 1回1死一、二塁、カウント1-1から巨人先発今村の3球目、真ん中に入ったフォークボールを完璧に捉えた。打球は左中間スタンドへ。23号3ランで先制した。「打った瞬間に、いい角度で完璧だと思いました。先制できてよかった」と話した。

◆ヤクルト青木宣親外野手が、今季8個目の死球を受けた。 1回1死の第1打席、巨人先発今村の初球142キロ直球が左ひじ内側に直撃。そのまま後ずさりし、しゃがみ込んだ。ベンチからコーチとトレーナーが駆けつけたが、交代はせず一塁へ向かった。 患部にテーピングを施した2回の第2打席は二ゴロに倒れた。

◆巨人坂本勇人内野手(30)が10年以来9年ぶりの30本塁打をマークした。 7点を追う4回1死、カウント2-2からヤクルト小川のやや内角低めに沈むチェンジアップにタイミングを外されながらバットを残した。左翼席中段へ18試合ぶりの1発となるソロをたたき込んだ。「打ったのはチェンジアップ。うまくバットに乗せられたね」と話したが、序盤で大差をつけられている劣勢の展開に、ベンチに戻るまで笑顔はなかった。

◆巨人阿部慎之助捕手が史上5人目の通算150死球を受けた。現役では最多で歴代4位タイ。 7点を追う5回無死、ヤクルト小川の1ボールからの2球目、カットボールが右ひじに直撃。続く代打増田の中堅への打球が相手失策を誘い、一塁から一気に本塁打を陥れた。 交流戦以外では今季初の3戦連続スタメン出場したベテランが、体を張って反撃ののろしを上げた。

◆巨人阿部慎之助捕手(40)が、史上5人目の通算150死球を受けた。現役では最多で歴代4位タイ。 7点を追う5回無死、ヤクルト小川の1ボールからの2球目、カットボールが右ひじに直撃。続く代打増田大の中堅への打球が相手失策を誘い、一塁から一気に本塁を陥れた。交流戦以外では今季初の3戦連続スタメン出場したベテランが、体を張って反撃ののろしを上げた。

◆ヤクルトは1回にバレンティンの23号3ランで先制。2回は広岡の適時打、3回は雄平の適時打などでさらに2点を追加した。 巨人は7点を追う4回に坂本勇の30号ソロで1点返すと、5回はゲレーロのソロなどで3点、6回は岡本の20号で3点差とした。 ヤクルトは8回に山田哲の中前適時打で1点を追加。巨人は4点を追う8回にゲレーロのソロ、岡本の21号3ランで追い付いた。 巨人は延長10回1死満塁、代打の亀井が犠飛。最大7点差をひっくり返しサヨナラ勝ち。ヤクルトは中継ぎが踏ん張れなかった。巨人デラロサ1勝目、ヤクルトのマクガフ3敗目。

◆巨人が7点差を逆転勝ち。巨人の7点差以上逆転勝ちは91年6月21日大洋戦(8点差)06年7月15日ヤクルト戦(7点差)に次いで13年ぶり3度目。 ▼岡本の1試合2本塁打は昨年10月9日阪神戦(甲子園=2打席連続)今年4月4日阪神戦(東京ドーム)に次いで3度目。右方向へ2本は初めてだ。巨人の1試合5本塁打は昨年8月18日中日戦(東京ドーム=5本)以来。

◆巨人岡本和真内野手がバットをポーンと放り投げた。感触は十分。大歓声より先に確信した。3点を追う8回1死一、二塁。ヤクルト近藤の3球目、143キロ外角直球を捉えた。4番の一振りは21号同点3ラン。最大7点差から試合を振り出しに戻す、起死回生の一撃。総立ちの自軍ベンチを横目にダイヤモンドへと駆けだした。 大逆転劇のど真ん中で暴れまくった。4点を追う6回は小川から右中間席へ20号ソロ。反撃ムードへと潮目を動かした。「逆方向にいいバッティングができた」と8日中日戦に続く2戦連発で勢いづけた。「自分が打っても試合に負けたら意味がない。チームの勝ちにつながるヒット、ホームランを打ちたい。それを続けていくことが大事だと思う」。若き主砲が7点差をひっくり返すサヨナラ勝ちをたぐり寄せた。 ▼巨人が7点差を逆転勝ち。巨人の7点差以上逆転勝ちは91年6月21日大洋戦(8点差)06年7月15日ヤクルト戦(7点差)に次いで13年ぶり3度目。 ▼岡本の1試合2本塁打は昨年10月9日阪神戦(甲子園=2打席連続)今年4月4日阪神戦(東京ドーム)に次いで3度目。右方向へ2本は初めてだ。巨人の1試合5本塁打は昨年8月18日中日戦(東京ドーム=5本)以来。

◆巨人が7点差を逆転勝ちした。5-9の8回にともに2打席連発となるゲレーロの12号ソロと岡本の21号3ランで追い付き、延長10回に代打亀井の左犠飛で試合を決めた。ヤクルトは序盤の大量リードを投手陣が守れなかった。

◆巨人代打亀井善行がサヨナラ犠飛を放ち、後半戦初の連勝を呼び込んだ。 10回1死満塁から8球目を左翼に運び、ナインの祝福を受けた。前日8日に右足に自打球を受けた影響で先発を外れ、10回のサヨナラ機を逃せばベンチの野手は捕手の岸田1人になる場面だった。原辰徳監督は「今日は亀ちゃんは守れない状況。ギリギリの勝負。私の中では大変な大勝負」とたたえた。

◆巨人岡本和真内野手が3点を追う8回1死一、二塁から2打席連発となる21号同点3ランを放ち、サヨナラ勝ちを呼んだ。 ▽巨人原監督「(サヨナラ勝ちに)ページをめくるならば今日は相当なページ数でしょうね。(岡本の本塁打は)素晴らしい場面で2本のホームランを打った。2本目は特に、私も鳥肌が立つようなね。これがプロの技。ファンの皆さんを魅了する見事なホームランだったと思います。今までのいろいろな悔しい思いを含めて、エネルギーに変えた1本だと思いますね」

◆ヤクルトは自力でのCS出場が消滅した。 最大7点リードを吐き出し、代役守護神のマクガフが延長10回に力尽きた。 小川淳司監督は「こういう試合を負けるのは痛いし、負けているようではダメ。現状では、目の前の試合を頑張るだけです」と話した。 ▽ヤクルト山田哲(自力CS消滅に)「1人1人が、与えられたところで仕事をしていくしかない」

◆巨人の若き主砲が歴史的逆転勝ちをもたらした。4番岡本和真内野手(23)が2打席連続アーチで最大7点差を追いつき、延長10回の亀井のサヨナラ犠飛へとつなげた。 4点差の6回に2戦連続の20号ソロで追い上げムードを高めると、8回には21号同点3ラン。7点差の4回には、坂本勇人内野手(30)が9年ぶりの大台となる30号ソロでのろしを上げた。球団では06年以来13年ぶりの7点差以上からの逆転勝利。後半戦初の連勝で首位を守った。岡本が右手を挙げてバットをポーンと放り投げた。大歓声より先に確信した。3点を追う8回1死一、二塁。ヤクルト近藤の3球目、143キロ外角直球を捉えた。6回の20号に続く、2打席連続の4番の21号同点3ラン。最大7点差から試合を振り出しに戻す、起死回生の一撃。総立ちの自軍ベンチを横目にダイヤモンドへと駆けだした。 暗やみをさまよう若き主砲のライバルは、己の中に存在する。昨季は史上最年少で「3割30本100打点」を達成。4番を任され全うした。残像は今も鮮明に残る。「去年1年で何かを成し遂げたわけじゃない。でも、1つの形としては意識の中にある」と昨季の自分が基準になっていることは否定しない。今季ここまでの打率2割5分6厘。得点圏では2割2分5厘。打点59。昨季の数字とにらみ合いは重圧としてのしかかった。 球団史上13年ぶりの大逆転勝利をたぐり寄せた1発で"昨季の自分"にもリードをした。今季1号、10号、20号はいずれも昨季のペースより後れを取った。だが、21号は昨季の8月10日より1日上回り、試合数でも2試合先取りした。「打席に入る前から、今までにないぐらいの大きな歓声でアドレナリンが出た。打てる気がした。久々にちゃんと捉えられた」と重圧を力に変えた。だから今は「個人的な部分に意識はない。今できることを続けていきたい」と"未来の自分"に目を向ける。 前夜の延長引き分け、ここまでの不振、昨季の躍進のすべてに価値をもたらす大仕事をやってのけた。原監督も「素晴らしい場面で2本のホームランを打った。2本目は特に、私も鳥肌が立つようなね。これがプロの技。今までのいろいろな悔しい思いを含めて、エネルギーに変えた1本」とたたえた。殊勲の主砲は「まだ僕の借金は多い。また頑張ります」。大混戦のペナントを勇ましく走り切る。【為田聡史】

◆巨人坂本勇人内野手が大逆転劇への幕を開けた。 0-7と大差を追う4回1死。ヤクルト小川の内角低めに沈むチェンジアップに、タイミングを外されながらもバットを合わせた。左翼席へ18試合ぶりの1発となる30号ソロ。「うまくバットに乗せられた。もっと打てるように頑張ります」とリーグ単独トップ、10年以来9年ぶりの大台に乗せる1発で逆襲への号令をかけた。 主将として苦しむチームをバットで鼓舞し続けた。黒星が先行する後半戦は94打数31安打、打率3割3分と好調をキープ。岡本に代わり4番も担った。試合前の打撃練習を行わず、コンディション調整に努め、万全の状態で名古屋からの移動ゲームに臨んだ。 ラストシーンも存在感を示した。先頭の延長10回には右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。亀井の左犠飛でサヨナラのホームを踏んだ。「すごく盛り上がりましたし、点差が離れても巻き返せるチームだと再認識できた。いいきっかけになればいいですね」。1つになったチームに充実感を漂わせた。【桑原幹久】

◆巨人坂本勇人内野手(30)が10年以来9年ぶりの30本塁打をマークした。 ▼坂本勇がセ・リーグ30号一番乗り。巨人選手のセ・リーグ最速30号は、08年ラミレス以来で、日本人選手では02年松井以来17年ぶり。また遊撃手の30号リーグ一番乗りは、84年宇野(中日)が記録して以来35年ぶり2人目。 ▼坂本勇の30号は、31本塁打を打った10年以来9年ぶり。シーズン30発の最長ブランクは96年のあと07年に記録した山崎武(楽天)の11年ぶりがあるが、9年は71年のあと80年に記録した門田(南海)に並ぶ2位のブランク記録。

◆ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が、自己新記録となる巨人戦5戦連発をマークした。 ▼バレンティンが1回に23号3ラン。来日通算278本塁打として、外国人選手ではブーマー(ダイエー)の277本塁打を上回り、歴代単独5位に浮上した。また、巨人戦では7月17日の14回戦から5戦連発。巨人戦で5試合連続本塁打は82年掛布(阪神)以来。ヤクルトでは69年チャンス以来、50年ぶり球団2人目となった。

◆巨人・坂本勇人内野手(30)が9日、ヤクルト戦(東京ドーム)の四回に左翼席へ30号ソロを放ち、2010年(31本)以来9年ぶり2度目の30本塁打に到達した。  7点を追う四回1死での第2打席。ヤクルト・小川がカウント2-2から投じたフォークボールにタイミングを外されながらも、最後は左腕1本ですくい上げ、「うまくバットに乗せられた」と左翼席へほうり込んだ。7月19日の広島戦(マツダ)以来の一発で、反撃の号砲を鳴らした。  今季はフルスイングの意識を強め、開幕から本塁打を量産。「この何年間かは、練習から強く遠く飛ばすことを意識してやっている。今年はたまたま試合で数多く出てくれている」と"長距離打者"に進化を遂げた。  レギュラーシーズン42試合を残して大台に到達。故障さえなければ自己最多記録更新は確実視され、現在セ・リーグ1位(2位はDeNA・ソトの29本、試合前時点)と、自身初の本塁打王のタイトルも狙える位置にいる。

◆ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)が9日、巨人18回戦(東京ドーム)で先制の23号3ランを放った。  一回1死一、二塁。カウント1-1から、今村の外角フォークを振り抜いた。今村に対しては試合前まで通算で打率・455(11打数5安打)、4本塁打、10打点。「打った瞬間に、良い角度で完璧だと思った。先制できてよかった」とコメントした。  通算278本塁打となり、外国人選手では阪急(現オリックス)などで活躍したブーマーを抜いて歴代5位に浮上した。

◆ヤクルトは悪夢のような逆転負けで、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。小川監督は「こういう試合を負けるのは痛いし、負けるようでは駄目」と力なく話した。  四回表が終わった時点で7-0とリードし、先発の小川は一人の走者も許していなかった。だが、本塁打攻勢を受けて徐々に差を詰められ、八回にハフがソロ、近藤が3ランを許して同点。延長十回は抑えのマクガフが打たれてサヨナラ負けした。チーム防御率4・61は12球団ワースト。今季を象徴するような試合となってしまった。

◆最大7点差を守れず、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。投手陣が5本塁打を浴び、五回無死一塁から増田大の中飛を山崎が後逸するなどミスも響いた。小川監督は「こういう試合を負けるのはかなり痛いし、こういう試合を負けるようでは駄目。現状は目の前の試合を頑張っていくしかない」と表情を厳しくした。

◆バレンティンが6試合ぶりとなる23号3ランを放ち、通算278本塁打として外国人では阪急(現オリックス)などで活躍したブーマーを抜いて単独5位となった。一回1死一、二塁で今村の外角へのフォークボールを左中間席に運んだ。「光栄なこと。たくさん打って4位を目指したい。大量リードから負けるとフラストレーションがたまるが、また明日頑張りたい」と前を向いた。

◆坂本勇が四回に小川から左翼席へ30号ソロ。31本を放った2010年以来、9年ぶり2度目の大台にリーグ最速で到達した。自身初の本塁打王も視野に捉える主将は、十回先頭で右越え二塁打を放ち、サヨナラのホームも踏んだ。チームの大逆転勝利を演出し「すごい盛り上がったし、点差が離れても巻き返せる打線と再認識した。いいきっかけになると思います」と笑顔だった。

◆セ・リーグ首位の巨人は9日、ヤクルト18回戦(東京ドーム)の延長十回、10-9でサヨナラ勝ちし、1分けを挟んで2連勝とした。大量7点差からの追い上げの主役は4番・岡本和真内野手(23)だ。六回に20号ソロ、八回に2打席連発となる21号3ランを放って追い付くと、十回に亀井善行外野手(37)の左犠飛で試合を決めた。7点差逆転勝利は2006年7月15日のヤクルト戦以来13年ぶり。劇的な勝利を飾った巨人が再び独走態勢に入る。  亀井の飛球が左翼へ打ち上がった瞬間、東京ドームのG党が総立ちになった。延長十回、犠飛で今季4度目のサヨナラ勝ちを収め、7点差逆転勝利のドラマを完結させた。立役者は岡本だ。  「打席に入る前から、スタンドのファンの方の声援が今までで一番デカくて...。アドレナリンが出てきて、打てる気しかしなかったですね」  サヨナラのシーンよりも、場内のボルテージが最高潮に達したのは3点を追う八回だった。1死一、二塁。超満員のG党の声援を受けた岡本は無我夢中で外角直球を振り抜く。完璧な当たりに右腕が自然と天に伸びた。右中間席に飛び込む起死回生の21号同点3ランをかっ飛ばした。  四回表終了時点で0-7。この得点差からじわじわと追い上げた。四回の坂本勇の左越え30号ソロを号砲に、途中出場のゲレーロと岡本の2打席連発を含め、今季初となる1試合5発の一発攻勢で猛追した。7点差逆転勝利は2006年7月15日のヤクルト戦以来13年ぶり。痛快な白星になった。  岡本は4番の重責を果たせない日々が続いた。4日のDeNA戦(横浜)。3度の好機で全て空振り三振を喫した。「僕が打っていれば勝てた」。人なつっこい笑顔は日ごとに減った。7月中旬からは、シーズン中は行わなかったウエートトレーニングを始め、遠征中の朝にはスポーツジムに出向いた。登場曲を何度も変え、スパイクは昨年のモデルに戻した。練習ではノーステップ打法も試した。わらをもつかむ思いで、復調のヒントを探し続けた。  負けていれば2位・DeNAとはゲーム差がなくなり、3位・広島にも0・5ゲーム差まで詰め寄られる試合で、劇的な勝利。「僕の"借金"は多いので。打てないなりに最低限の仕事ができれば、後ろの人がカバーしてくれる。そういう意識で頑張ります」と岡本。主砲とともにチームも蘇る。(谷川直之) 2本塁打を放った岡本に巨人・原監督 「素晴らしい場面で打った。私も鳥肌が立った」 ★クロウ効果  1984年から7年間在籍し、"巨人史上最強の助っ人"と呼ばれるウォーレン・クロマティ氏(65)が、岡本と打線に力を与えた。前カード(6-8日)の中日戦(ナゴヤドーム)からゲストとしてチームに同行。岡本には「下半身を使え」などと、英語と片言の日本語で助言を送った。岡本は「すごく陽気な方で、(下半身を使え以外は)特に何を言ってるかは僕には分からないですけど。(きょうの本塁打に)すごく喜んでくれました」と感謝した。

◆セ・リーグ首位の巨人は9日、ヤクルト18回戦(東京ドーム)の延長十回、10-9でサヨナラ勝ちし、1分けを挟んで2連勝とした。4番・岡本和真内野手(23)が六回に20号ソロ、八回に2打席連発となる21号3ランを放って追い付くと、十回に亀井善行外野手(37)の左犠飛で試合を決めた。   7点差逆転勝利は2006年7月15日のヤクルト戦以来13年ぶり。劇的な勝利を飾った。元巨人監督の堀内恒夫氏(71)は10日、ブログで「もし最後、頂点にいたとしたら昨日の試合がターニングポイントになる、そう言っていい試合内容ですよ」と絶賛。「だからこそそう言えるようにこれで乗っていかなきゃいかんよ。はっきり言って昨日は負けゲーム」とげきを飛ばした。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
55452 0.550
(↑0.005)
-
(-)
41489
(+10)
419
(+9)
132
(+5)
59
(-)
0.262
(↓0.001)
3.830
(↓0.05)
2
(-)
DeNA
55473 0.539
(↑0.004)
1
(-)
38440
(+10)
411
(+6)
116
(+2)
31
(+1)
0.249
(↑0.002)
3.580
(↓0.02)
3
(-)
広島
55483 0.534
(↑0.005)
1.5
(-)
37447
(+11)
420
(+5)
107
(+1)
64
(+2)
0.253
(↑0.001)
3.380
(↓0.01)
4
(-)
阪神
47535 0.470
(↓0.005)
8
(↓1)
38384
(+5)
449
(+11)
71
(-)
70
(-)
0.249
(-)
3.640
(↓0.04)
5
(-)
中日
46561 0.451
(↓0.004)
10
(↓1)
40394
(+6)
417
(+10)
66
(+2)
51
(-)
0.260
(-)
3.970
(↓0.06)
6
(-)
ヤクルト
41622 0.398
(↓0.004)
15.5
(↓1)
38469
(+9)
534
(+10)
119
(+2)
42
(+2)
0.241
(↑0.001
4.610
(↓0.02)