日本ハム(★4対6☆)オリックス =リーグ戦15回戦(2019.08.07)・札幌ドーム=
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ORIX
21120000061400
日本ハム
03010000041001
勝利投手:山岡 泰輔(9勝3敗0S)
(セーブ:ディクソン(2勝0敗11S))
敗戦投手:加藤 貴之(5勝5敗0S)

本塁打
【日本ハム】渡邉 諒(8号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは3-3で迎えた3回表、西野の内野ゴロの間に1点を勝ち越す。続く4回には、佐野の適時三塁打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・山岡が5回4失点の投球で今季9勝目。敗れた日本ハムは、先発・加藤が4回途中6失点と振るわなかった。

◆オリックスはチーム勝ち頭の山岡泰輔投手(23)が先発登板する。 今季の山岡は屋外球場で防御率4・53も、ドーム球場では防御率2・51と対照的。今日は得意のドーム球場で自身最多の9勝目を挙げられるか。

◆不振の大田泰示外野手に代わり2番に抜てきされた日本ハム谷口雄也外野手が、起用に応えた。 1点を追う2回1死一、二塁で一時同点の中前適時打。7月月間MVPの山岡から放った。 「いいピッチャーなので、点が取れる場面でしっかりランナーをかえすことができて良かった」と納得した。

◆オリックスは2回までに3点。日本ハムは2回、渡辺の8号ソロなどで同点としたが、3回、オリックスが再び勝ち越した。 オリックスは4回、佐野の中越え三塁打、ロメロの内野安打で2点を加えリードを広げた。日本ハム先発加藤は4回もたずに降板。 オリックスは6回以降、継投でリードを守った。山岡は5回8安打3失点で、今季日本ハム戦4度目の先発で初勝利を挙げた。ディクソンは11セーブ目。日本ハム加藤は5敗目。

◆日本ハム清宮幸太郎が、忍者級の守備で沸かせた。 3点を追う4回1死一、二塁でモヤの左翼フェンス際への打球を追いかけ、ジャンプ一番キャッチ。大型ビジョンにリプレーが流れると、大歓声が起こった。栗山監督は「ああやってガムシャラに野球をやることが大事」。8打席ぶり安打と攻守で奮闘も、チームは3カード連続で負け越した。

◆オリックス山岡泰輔投手が5回8安打4失点と苦しみながらもキャリアハイとなる9勝目を手にした。 3点リードの2回先頭の渡辺に左翼越えのソロを浴びるなど、打者一巡の猛攻を受け同点に追いつかれた。4回2死三塁では近藤の左前打で1点を失うも、最後の5回は3者凡退で切り抜け、マウンドを降りた。 「野手の方に感謝しかないです。なんとか恩返しできるようにしたい」と悔しさをにじませた。 この日は吉田正とともにパ・リーグ投手部門で7月度「大樹生命月間MVP賞」に初選出された。7月5試合に先発し、球宴から中2日で先発した同16日楽天戦では8回4安打無失点と快投をみせるなど、3勝1敗、防御率3・09でチームの勝利に貢献した。この日は"MVP級"の投球内容ではなかったものの、チームを今季初の2カード連続勝ち越しに導いた。 ▽オリックス西村監督(中継ぎ陣の0封リレーに)「6回からの投手は完璧じゃないですか。(上位進出へ)しがみついてやっていくしかない」 ▽オリックス・モヤ(先制打を含む3安打1打点と奮闘)「体が疲れてくる頃ではありますが、打撃の状態は上がってきていますし、いい状態を続けていきたい」

◆日本ハムは最下位のオリックス相手に、2連敗を喫した。0-3の2回、5長短打の猛攻で3点を挙げて追いついたが、すぐさま勝ち越され、最後まで主導権を奪えなかった。4番中田翔内野手(30)が4打数無安打と大不振。左翼を守った清宮幸太郎内野手(20)の好守備もあったが、流れは変えられなかった。後半戦序盤の勢いはなく、3カード連続の負け越しが決まった。最下位オリックス相手に、落としたくない試合だった。試合終了から約30分後、ようやく報道陣の前に現れた日本ハム栗山監督は「ここで我慢するしかない。勝ちきれないことの責任は感じている」と、絞り出した。 7月の月間MVP右腕、オリックス山岡を苦しめたものの、勝利にはつながらなかった。10戦連続で先制点を奪われスタート。0-3の2回、渡辺の8号ソロを号砲に、一挙3点で追いついたところまでは良かったが、主導権が奪えない。直後にあっさり勝ち越されるなど終始、後手に回り、今季4度目の対戦で初黒星を喫した。 4打数無安打に終わった4番中田の状態は深刻だ。7月31日楽天戦(札幌ドーム)の第1打席で則本昂の速球を捉えた際、あまりの激痛に思わず右手を離して以降、22打数1安打。出場した5試合すべてで敗れている。左手1本に頼る打撃が続き「バットが強く振れない。情けないけど、怖い。体に(痛みが)染みついているのか、今は中途半端なスイングしかできない」と、もどかしい気持ちをぶちまけ「酷い、の一言。狂いまくっている」と、強い言葉で自分を責めた。 首位ソフトバンクとのゲーム差は変わらずも、ゆっくりと3位西武が近づいてきた。残り40試合で貯金は5。栗山監督は常々「主役勝負」を強調してきた。主役とは、もちろん、中田のことだ。「こっちは信じるしかない。これっぽっちも疑いを持たずに行けるかが、大事」という指揮官の祈りは、通じるか。【中島宙恵】 ▽日本ハム谷口(2回に一時同点とする適時打に)「なんとか1本打ちたいという気持ちだった」 日本ハム近藤(先発山岡に2安打1四球)「良い投手なので良いイメージはないけど、結果がついてきてよかった」 ▽日本ハム大田(8回に代打で遊併に倒れ)「(初球を)狙っていたけど打てなかった。明日また切り替えていきたい」 ▽日本ハム宇佐見(2回、6試合ぶり打点の右前適時打で加点)「初球をうまく捉えられた」 ▼日本ハムはオリックスに10試合連続となる先制点を許し、逆転かなわず連敗となった。先制された直近10試合は3勝7敗。今季103試合では55試合で先制され、16勝37敗2分けで勝率3割2厘。逆に先制した48試合は、36勝10敗2分けで勝率7割8分3厘。

◆日本ハム渡辺諒内野手がシーズン自己最多となる8号ソロを放った。3点を追う2回先頭の第1打席で初球の129キロスライダーを左翼席へと運んだ。 高校3年の時にU18日本代表でチームメートだった同学年山岡からの1本に「狙い球をしぼって打てた。本塁打打者ではないので、チャンスメークをできるようにしたい」と次の試合へ向け気持ちを高めた。

◆日本ハムの谷口が打撃不振の大田に代わって先発出場し、2-3の二回2死一、二塁でフルカウントから山岡の高めの速球を捉えて中前へ適時打を放った。  2017年に右膝前十字靱帯再建手術を受け、昨季終盤に1軍復帰。今季は代打で打率3割6分4厘と勝負強さを発揮している。「いい投手なので点が取れる場面でしっかり走者をかえすことができて良かった。なんとか必死に食らいついていった」と先発での起用にも好結果で応えた。

◆日本ハムは投打がかみ合わず、最下位のオリックスに手痛い2連敗を喫した。先発の加藤は3-3に追い付いた直後の三回に勝ち越しを許すなど四回途中6失点で5敗目を喫し「自分の投球ができなかった。申し訳ない気持ちでいっぱい」と反省した。  球宴明け序盤の勢いはなく、首位ソフトバンクとの差を2・5ゲームのままで詰められないもどかしい状況が続いている。栗山監督は「全てをのみ込んで勝ち切らないといけない。しっかりやっていく」と険しい顔つきで話した。 中田(4打数無安打に終わり、最近の5試合でわずか1安打と不振) 「ひどいのひと言。(スイングが)とことん狂いまくっている」

◆オリックスの佐野が6月6日以来の2安打をマークし、2打点を挙げて勝利に貢献した。2-0の二回に中前へ適時打すると、4-3の四回1死二塁では中越えへプロ初の三塁打となる適時打を放ち「少し詰まっていたがセンターの頭を越えてくれて良かった」とうなずいた。  一回無死一塁で送りバントをファウルし、ヒッティングに切り替えて空振り三振に倒れていた。「自分の仕事ができていなかったので、とにかく集中した」と快打につなげた。 西村監督(救援陣が2番手以降は無失点) 「完璧に抑えてくれた」 モヤ(3安打1打点) 「調子は徐々に上がってきている。続けていきたい」

◆先発の加藤が四回途中6失点と崩れ、3カード連続の負け越しが決定した。相手先発右腕、山岡に対し左打者を7人並べたが打ち崩せず、栗山監督は「勝ちきれないことに責任を感じている。選手たちを活躍させてあげられないことが悔しい」と唇をかんだ。首位・ソフトバンクとは2・5ゲーム差。追い上げたいところで勝ち星を伸ばせない状況が続いている。

◆モヤが5打数3安打1打点で移籍後2度目の猛打賞。一回2死一、二塁から左前へ先制打を放つなど躍動した。「いいボールが来たからしっかり叩こうと思っていた。チームにいい流れを持ってくることができた」。4番を打つロメロも3安打するなど状態が上がってきており、助っ人コンビが打線を引っ張っている。

◆オリックス・山岡が5回4失点で今季9勝目(3敗)。粘りの投球でチームに勝利を呼び込み、自身初受賞の7月度「大樹生命月間MVP賞」の"御礼ピッチ"を披露した。  「チームが勝てたのは大きい。それは大きいですね。野手の方に感謝です」  投球内容には満足できず、「それはコメントできない」とプロ3年目で自己最多の9勝目よりチームの勝ちを喜んだ。3-0の二回に3失点し、いったん追いつかれたが打線の援護に助けられ、勝率も・750でリーグトップをキープだ。  チームも今季初の2カード連続勝ち越し。首位・ソフトバンクまではまだ8・5ゲーム差あるものの、西村監督も「残り41試合。追い上げていかないと。まずは1つ上のチームを抜いていかないと」と気を引き締めた。 (西垣戸理大)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
55454 0.550
(↓0.006)
-
(-)
39430
(+3)
402
(+5)
139
(-)
85
(-)
0.250
(↑0.001)
3.520
(↓0.02)
2
(-)
日本ハム
52474 0.525
(↓0.006)
2.5
(-)
40434
(+4)
419
(+6)
71
(+1)
42
(+1)
0.254
(-)
3.780
(↓0.02)
3
(1↑)
西武
51491 0.510
(↑0.005)
4
(↑1)
42517
(+4)
501
(+3)
115
(+2)
104
(+1)
0.257
(-)
4.420
(↑0.03)
4
(1↑)
ロッテ
50493 0.505
(↑0.005)
4.5
(↑1)
41469
(+5)
442
(+3)
126
(+3)
66
(-)
0.248
(-)
3.970
(↑0.01)
4
(1↓)
楽天
50493 0.505
(↓0.005)
4.5
(-)
41438
(+3)
423
(+4)
102
(+1)
37
(-)
0.251
(-)
3.930
(-)
6
(-)
ORIX
45525 0.464
(↑0.006)
8.5
(↑1)
41371
(+6)
445
(+4)
68
(-)
94
(+1)
0.239
(↑0.002
3.950
(-)