西武(☆2対0★)ソフトバンク =リーグ戦16回戦(2019.07.31)・メットライフドーム=
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ソフトバンク
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西武
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勝利投手:平井 克典(4勝1敗0S)
(セーブ:増田 達至(3勝1敗15S))
敗戦投手:甲斐野 央(2勝3敗8S)
  DAZN
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◆西武が接戦を制した。西武は両軍無得点のまま迎えた8回裏、山川と森の連続適時打で2点を挙げ、試合の均衡を破る。投げては、先発・高橋光が6回無失点の好投。その後は3人の継投で完封リレーを飾った。敗れたソフトバンクは打線が4安打無得点と沈黙した。

◆西武先発の高橋光は3回まで2安打無失点。ソフトバンク先発スアレスは3回まで73球を要しながらも無安打無失点に封じる。 西武高橋光は中盤、制球に苦しみながらも6回まで無失点と力投。ソフトバンクは5回から継投で、6回まで無失点に抑える。 西武は8回、2死二塁から山川の右中間フェンス直撃の適時二塁打で勝ち越し。この回さらに1点を追加。継投で逃げ切り3連勝。3番手平井が4勝目。ソフトバンク5番手甲斐野が3敗目。

◆ソフトバンクのロベルト・スアレスが"怪投"を見せた。先発で4回を自己最多となる105球で1安打無失点。5四球を与えながらしのいだ。 初回は3四球で2死満塁のピンチを迎えるも、中村を三振。1回だけで50球を要したが、2回以降は粘り強く投げ「次につながる投球はできたと思います」と前を向いた。工藤監督も「(1回に)50球で0点は初めて見た。集中力があった」と驚きながら評価した。

◆4番の一振りが試合を決めた。西武山川穂高が8回、0-0の均衡を破る値千金の決勝打を放った。 チームは首位ソフトバンクをたたいて3連勝。勝負の8月へ向け、不振の主砲が復活の兆しを見せた。 投手戦にケリをつけた。8回2死二塁。ソフトバンク甲斐野から右中間フェンス直撃の適時二塁打。「あの打席はけっこう『無』になれていた。本当に集中できていたので、あの結果になった」と喜んだ。 6月末までに27本塁打を放つも、7月は打率1割台に沈み、本塁打はわずか4本。「本当に苦しかった」と振り返る。それでも辻監督は「今日は山川という感じがあった。『来る』って言ってたじゃない!」と4番のバットを信じていた。 お立ち台で「8月は爆発したいと思います!」と高らかに宣言した山川。頼れる男に、本来の力強さが戻ってきた。

◆ソフトバンクが西武に連敗を喫し、2位日本ハムに0・5ゲーム差に迫られた。 0-0の8回、2死二塁から甲斐野央投手が山川に外角低め152キロを捉えられ、中堅フェンス直撃の決勝適時二塁打を許した。続く森にも左前適時打を許し2失点。甲斐野は「確実に実力不足。実力負けです」とガックリ。ベンチの指示は山川勝負。3ボール1ストライクから、外角低めに投げたが、抑えられなかった。 工藤監督は「西武打線を2点に抑えた。投手陣には責任はない」と責めることはなかった。この日は前日体調不良だったデスパイネが4番で復帰。先発高橋光とは今季6度目の対戦で、相性のいい上林を6番に上げ、釜元を8番先発起用したが、今季7度目の0封負けとなった。 9回に代打で二塁打を放った長谷川勇も連戦が続くため、休養を優先し苦渋のベンチスタートだった。グラシアルが参加している国際大会でキューバ代表は敗退したが、三笠取締役GMは「順位決定戦もあるそうだし、(早く戻れるかは)調査中」と、7日の復帰が早まるかは難しい。3位西武にも3ゲーム差。工藤公康監督は「明日(1日)はしっかりやりかえす」と、前を向いた。8月2日からは日本ハムと3連戦だけに、西武に3連敗というわけにはいかない。【石橋隆雄】

◆ソフトバンクは連敗で2位日本ハムと0・5ゲーム差となった。 0-0の8回2死二塁から甲斐野が山川に外角低め152キロをとらえられ、決勝打を献上し3敗目。ベンチの指示は勝負で「実力不足。実力負けです」と肩を落とした。工藤監督は「西武打線を2点に抑えた。投手陣に責任はない」と責めず。3位西武にも3ゲーム差に迫られ「明日(1日)やり返す」と力を込めた。

◆ソフトバンクのスアレスは4回を投げ、来日4年目で最多の105球を要しながらも1安打無失点と粘った。一回に3四球で2死満塁のピンチを背負ったが、中村を50球目の速球で空振り三振に仕留める。0-0の四回も2四球などで2死満塁とし、木村は遊ゴロで切り抜けた。  ただ、5度目の先発でも今季初白星はならず。松本のコンディション不良で巡ってきた機会だったが「初回に球数が多くて、4回しか投げることができなかったのは大きな反省点」と話した。

◆西武・高橋光成投手(22)が31日、ソフトバンク16回戦(メットライフ)に先発。6回2安打無失点と好投したが、両チーム無得点で自己最多を更新する8勝目はならなかった。  右腕は「前回登板から間隔が空いていたので、今日は立ち上がりに気をつけて入った結果、良い感じで投げ続けることができました。変化球も全部良かったと思います。次回以降もしっかり試合を作り、良い投球を続けていけるように調整していきます」とコメントした。

◆西武の高橋光が6回を2安打に封じる力投で、無失点リレーを呼んだ。「しっかりと内角に投げ切れた」と右打者の懐を大胆に攻める配球が光った。今季初めて点を与えずに救援陣につなぎ「うれしい。自信になる」と白い歯を見せた。  上半身の力みを抜くよう意識し「試合前のキャッチボールではまった」と好感触を得たという。白星こそ付かなかったが、首位ソフトバンク戦の勝利に貢献し「絶対勝ちたい試合だったし、いい投球ができて良かった」と安堵した。 辻監督(山川に) 「期待に応えて素晴らしかった。8月は爆発するよ」

◆先発右腕のスアレスが"怪投"だ。一回に50球を要しながら点を与えなかった。打者5人にファウル20球で3四球も、2死満塁で中村を空振り三振に仕留めた。「球数が増えたのは反省だけど、0点は収穫」。来日最多105球で4回1安打無失点と粘った。パ・リーグの記録で1イニングの球数の10傑は53球以上が11人。いずれも3点以上を失っている。

◆先発の高橋光が6回を2安打に封じ、無失点リレーを演出した。「しっかりと内角に投げ切れた」と右打者の懐を大胆に攻め、今季初めて点を与えずに降板。「うれしい。自信になる」と充実感を漂わせた。白星こそ付かなかったが、辻監督も「勝ちに等しい。それだけ評価できる」と目を細めた。

◆連敗で2カード連続の負け越し。終盤まで0-0の我慢比べに敗れたソフトバンク・工藤監督は紙一重の差を悔やんだ。  「走者を出してからの一本、どう集中していくか。最後の最後で西武さんが上回った」  両軍無得点で迎えた八回1死二塁で内川とデスパイネの中軸が倒れると、直後に2点を奪われた。今季8度目の無得点。7月は11勝12敗で、5月に続いてシーズン2度の月間負け越しは就任5年目で初めてだ。  球宴後は4勝10敗。ペルーで開催中のパンアメリカン大会にグラシアルとモイネロがキューバ代表で出場していることも影響した。この日、同国の予選敗退が確定。準決勝進出を見越して7日に再来日の予定だったが、三笠GMは「確認している。順位決定戦もあるようなので」と前倒しの可否を問い合わせているという。  日本ハムと「7」もあったゲーム差は「0・5」に接近。3位・西武にも3ゲーム差に迫られた。打開策が必要だ。 (安藤理) 八回に山川、森に連続適時打を浴びて3敗目のソフトバンクD1位・甲斐野(東洋大) 「完全に実力不足、力負け。映像を見返して反省します」

◆ソフトバンクのドライチ右腕、甲斐野が投じた152キロの外角直球を、鮮やかに打ち返した。西武・山川穂高内野手(27)の力強い打球は右中間フェンスを直撃。3連勝を呼び込んだ。  「あまり考えずに集中できたのがよかった。前進守備が見えたので頭は越えたなと思いました」  0-0の八回、1死から源田が左前打で出ると、打者・外崎の場面でヒットエンドランを敢行し、2死二塁と好機を拡大。ここで山川が貴重な先制打だ。この試合前の時点で得点圏打率が・229と低かったことが不満だったが、この夜は見事に仕事を果たした。  ただ「ホームランだと喜ぶ時間があったんですけど、まだ塁にいたので...」。喜びは、ほんのつかの間だった。続く森の打球が三遊間を抜けると、「けん制もなく、大きくリードを取れた。タイミングは厳しいけど、勝負になるかな」と、黒田三塁コーチの手が回った。普段は後輩の森から「前に進んでないよ!!」とイジられることもあるが、懸命にギアを上げ、100キロ超の巨体を揺らしながら、2点目のホームに滑り込んだ。  ベンチに戻った山川は滝のような汗を流し、肩で息をしてゼエゼエ...。苦悶の表情と同じように7月は打率・173と苦しんだ。本塁打も月間で最も少ない4発。それでも辻監督は前日30日の試合後に、「悲観する内容じゃない。あしたは1本ぐらいかな」と予言。言葉通りの展開に「8月は爆発するよ。願望が大きいけどね」と喜んだ。  首位・ソフトバンクとの差を3ゲームに縮めた。「もっと爆発できるようにしたい」と山川。打って、走って、つかんだ懸命の活躍は、レオ党にさらなる逆襲を予感させた。 (花里雄太)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
52424 0.553
(↓0.006)
-
(-)
45403
(-)
376
(+2)
132
(-)
83
(-)
0.248
(↓0.001)
3.490
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
51424 0.548
(↑0.005)
0.5
(↓1)
46422
(+4)
394
(+3)
68
(-)
40
(-)
0.257
(-)
3.770
(↑0.01)
3
(-)
西武
49451 0.521
(↑0.005)
3
(↑1)
48489
(+2)
460
(-)
109
(-)
103
(-)
0.258
(↓0.001)
4.280
(↑0.05)
4
(-)
楽天
47462 0.505
(↓0.006)
4.5
(-)
48414
(+3)
397
(+4)
97
(+1)
34
(+1)
0.251
(-)
3.970
(↓0.01)
5
(-)
ロッテ
45482 0.484
(↓0.005)
6.5
(-)
48432
(+4)
423
(+8)
116
(-)
59
(-)
0.245
(↓0.001)
4.090
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
41505 0.451
(↑0.007)
9.5
(↑1)
47337
(+8)
420
(+4)
66
(+1)
86
(-)
0.234
(↑0.002)
3.940
(-)