中日(☆4対2★)DeNA =リーグ戦16回戦(2019.07.28)・ナゴヤドーム=
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DeNA
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中日
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勝利投手:笠原 祥太郎(3勝1敗0S)
(セーブ:岡田 俊哉(2勝0敗2S))
敗戦投手:中川 虎大(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(27号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は初回、ビシエドの犠飛で先制する。2-1で迎えた5回裏にアルモンテが犠飛を放つと、続く6回には木下拓にも犠飛が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・笠原が6回2失点の好投で今季3勝目。敗れたDeNAは、打線が散発の4安打2得点と振るわなかった。

◆DeNA中川虎大(こお)投手が、球団では18年京山以来となるプロ初登板初勝利を逃した。 2回44球3安打1失点で降板。17年育成ドラフト1位入団し、16日に支配下登録されたばかりの19歳右腕。イースタン・リーグで9勝、防御率1・85と抜群の成績を残し、1軍行きの切符を勝ち取ったが、ほろ苦いデビュー戦となった。

◆中日は笠原、DeNAは中川虎が先発。中日は初回、ビシエドの犠飛で1点を先制。3回にも1点を追加した。笠原は3回無失点。 DeNAは、ソトの本塁打などで2点を反撃。中日は5、6回に木下拓の犠飛などで2点を追加。4-2で終盤に入った。 中日は7回から継投で逃げ切り、連敗を8で止めた。笠原は2勝、岡田は2セーブ目。DeNAの連勝は7でストップした。 DeNA中川虎が1敗目。

◆DeNA中川虎大投手が、チームとしては18年京山以来のプロ初登板初勝利を逃した。 17年育成ドラフト1位の19歳右腕。初回から球が高めに集まり、2回44球3安打1失点で降板した。 16日に支配下登録されたばかりだが、ほろ苦いデビュー戦となった。「悔しかった。5回は投げきりたい」と唇をかんだ。ラミレス監督は「やっと2回を抑えたという感じ。少しナーバスになっていた」と2軍再調整を決断した。

◆中日アルモンテ外野手が5回の犠飛を含む2打数2安打1打点と活躍した。 初回には、9試合ぶりの先制点となるビシエドの犠飛につなげる今季2度目の内野安打で足も披露。 「勝てるように100%の力を出しているよ」と、存在感を見せつけられたことに胸を張った。

◆竜が長いトンネルを抜けた。中日の先発笠原祥太郎投手(24)が6回4安打2失点。リリーフ陣もDeNA打線を3回完全リレーで封じ8連敗で止めた。 初の開幕投手を担いながら、不整脈で途中離脱していた笠原が燃えた。6回無死満塁からソトの犠飛で1点差。なおも1死一、三塁の場面で、主砲ロペスにカウント1-0から宝刀チェンジアップで三ゴロ併殺。左腕は珍しく雄たけびを上げた。「6回はヤバいと思いました。(ロペスへの2球目は)高めに甘く入ったけど、ゲッツーが取れて、(声が)出ちゃいました」。チームの危機を救い、100日ぶりの3勝目を手にした左腕は、照れ笑いで振り返った。 前日は松坂が初回KOで8連敗。しかし、松坂が中日移籍後、登板した次の試合は13戦12勝。「試合が終わってから、そんなんあったな」と笠原も苦笑い。この日登録抹消されたレジェンドの"神話"も、しっかり継続させた。 7回以降も福、ロドリゲス、岡田とサウスポーでDeNA打線を封じ込めた。与田監督も満面の笑み。「やっと勝てました。非常にうれしい勝ちです」。8連勝から8連敗。天国から地獄のトンネルをやっと抜けた。【伊東大介】

◆中日は3犠飛でリードを保った。一回1死一、三塁からビシエドが、五回は1死三塁からアルモンテ、六回も1死二、三塁で木下拓がそれぞれ放った。与田監督は「どんどん安打を打つ、何とか進塁打や一つ塁を進めるという基本が非常にいい形でできた」と褒めた。  2点リードの七回からは福、ロドリゲス、岡田が無失点で締めた。先発の笠原を含め4人の左投手が流れを相手に渡さなかった。

◆16日に支配下登録されたDeNAの19歳、中川虎が先発でプロ初登板して2回1失点で敗戦投手になった。一回に犠飛で1点を失ったが、二回のピンチは巧みなグラブトスでスクイズを阻止。多彩な球種を織り交ぜ、2死から平田を左飛に打ち取った。  和歌山・箕島高から育成ドラフトで入団し、2年目の今季は2軍で9勝を挙げた成長株。試合後は2軍降格が決まったが「1軍は四球一つでも球場が盛り上がる。経験できてよかった」とすがすがしかった。チームは1分けを含む連勝が7で止まった。

◆連敗が8で止まった。笠原が6回2失点にまとめ、約3カ月ぶりの勝利。「やっと勝てたなと思うくらい」と、ひょうひょうと話した。今季は開幕投手を務めたが4月末に不整脈の症状が出てドクターストップがかかるまで2勝0敗。自身初の2桁勝利を目指す中、カテーテルを使った治療とリハビリを強いられた。復帰後初登板だった21日のDeNA戦では5失点で敗戦投手に。1週間後の再戦で雪辱した。

◆DeNAは28日、中日16回戦(ナゴヤドーム)に2-4で競り負け、球団最長(前身を除く)に並ぶ8連勝はならなかった。育成から16日に支配下登録された中川虎大(こお)投手(19)が初先発し、育成出身で史上最年少(19歳9カ月)の勝利を目指したが、2回3安打1失点で降板した。  「すごく悔しい思い。次は絶対に投げきってやると思いました」と中川虎は唇をかんだ。一回に四球を与えた大島に初球からスタートを切られ、盗塁を許した。これが失点の契機となり「自分が隙を見せたのかなと思う」と悔やんだ。  打者一巡で交代させた理由を、ラミレス監督は「すごくナーバスになっていた。2回をやっと抑えたという感じだったので」と説明した。2軍ではイースタン・リーグトップの9勝、防御率1・85の数字を残していたが、無念の結果に。29日に出場選手登録を外れる。(佐藤春佳)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
52391 0.571
(↑0.004)
-
(-)
51446
(+16)
369
(+4)
120
(+3)
56
(-)
0.266
(↑0.002)
3.730
(-)
2
(-)
DeNA
48443 0.522
(↓0.005)
4.5
(↓1)
48396
(+2)
375
(+4)
109
(+1)
28
(-)
0.247
(↓0.001)
3.590
(-)
3
(-)
広島
48453 0.516
(↑0.005)
5
(-)
47390
(+12)
385
(+5)
94
(+1)
56
(+2)
0.250
(↑0.002)
3.460
(↓0.02)
4
(-)
阪神
43475 0.478
(↓0.005)
8.5
(↓1)
48348
(+4)
391
(+16)
63
(+1)
63
(-)
0.248
(↑0.001)
3.510
(↓0.11)
5
(-)
中日
42510 0.452
(↑0.006)
11
(-)
50352
(+4)
368
(+2)
54
(-)
49
(+2)
0.259
(-)
3.880
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
37562 0.398
(↓0.004)
16
(↓1)
48418
(+5)
489
(+12)
101
(+1)
38
(-)
0.239
(-)
4.710
(↓0.08)