ロッテ(☆9対7★)楽天 =リーグ戦13回戦(2019.07.27)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:唐川 侑己(5勝3敗0S)
(セーブ:益田 直也(2勝4敗18S))
敗戦投手:森原 康平(2勝1敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(20号・8回表2ラン)
【ロッテ】マーティン(1号・8回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは2点を追う6回裏、マーティンの適時打などで3点を挙げ、逆転する。その後リードを許すも、8回には清田の適時打とマーティンの2ランで試合をひっくり返した。最後は守護神・益田が締め、今季18

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)は今季29本塁打で、来日通算4度目のシーズン30号へ王手。 同選手は日本ハム時代の15~17年に30本以上をマークしているが、30号到達スピードは16年のチーム117試合目が最速。今日チーム92試合目で1発が出ると自身最速での到達となる。

◆楽天は2回に和田の適時打で先制。ロッテは2回裏の攻撃で田村の犠飛で追いつき、1死一、三塁から相手の適時失策で勝ち越す。 楽天は5回、6回と得点を重ねて2点リード。ロッテは6回2死からマーティンの来日初安打など4連打で3点を奪い、逆転した。 楽天は8回に浅村の2ランで逆転。しかしロッテはその裏、代打清田の同点適時打、マーティンの勝ち越し2ランで勝利した。 ロッテ唐川が5勝目、益田が18セーブ、楽天森原が今季初黒星。

◆楽天は26日の試合で決勝3ランを放ったゼラス・ウィーラー内野手が2安打1打点と打撃では活躍したが、守備でチームの足を引っ張った。 ZOZOマリン特有の風が影響したのか3失策。捕球ミスと2度の悪送球がすべて失点につながってしまった。平石監督は「しっかりピッチャーが打ち取った打球なんでね。風の影響? それは言い訳にはならないです」と悔しそうに話した。

◆巨人から移籍の楽天和田恋外野手が、プロ6年目にして初打点をマークした。 「7番左翼」でスタメン出場。2回に左翼フェンス直撃の二塁打を放って、二塁走者銀次を本塁へ迎え入れた。「捕らないでくれと思って走ってました。(初打点まで)すごい時間かかりましたけど、これからもっともっと打てたらいいなと思います」と話した。

◆最高の2番...、いや、エンターテイナーが躍動した。ロッテの新外国人レオネス・マーティン外野手(31)が決勝2ランを含む2安打3打点の大暴れした。 幕張の夜空にでっかい花火をぶち上げた。同点の8回2死一塁。着火剤は楽天森原の外角高めに抜けたフォークだった。振り抜いて点火させると、風速8メートルの風を切り裂いて左中間席へ放り込んだ。「レアードと話して投手の特徴を教えてもらった。2日の短い間でいいコミュニケーションが出来たよ」と"すしボーイ"に積極的に助言を仰ぎ、見事な1発。出場2試合目の来日初アーチはファン総立ちの決勝弾だった。 一挙手一投足で球場を盛り上げまくった。まずは5回の右翼守備。楽天茂木の正面に来たライナー性の打球をまさかのポロリ。「スピンもかかって、風もあって...びっくりしてしまった」。それでも、めげなかった。失策から3点を奪われた後の2死二塁。和田の右前打を捕球すると、小さなテークバックで本塁へノーバウンド送球。走者を刺して追加点を防いだ。「17歳の時にセンターから投げて、98マイル(約158キロ)を出したよ」という強肩でミスを取り返した。 ファンの心をつかむと、勢いにのるだけ。6回には来日初安打となる適時打も放ち「マーティン」コールを受け続けた。7回攻撃前の花火大会など日本特有の文化も「アメリカは早く試合を進めようとするから、演出が短い。日本はファンを楽しませようとやっているから好きだな」と堪能した。でも、最も沸かせたのは自身のプレー。楽しませて、魅せる男がロッテにやってきた。【島根純】

◆ロッテの清田が6-7の八回1死二塁で、左前に同点打を放った。右翼のレギュラーを務めてきたが、マーティンが新加入したことで2試合連続で先発を外れた。「1打席でどうやって自分の打撃ができるか。結果を残して、また先発で出たいと思っている」と対抗意識を口にした。  チームにとっては経験豊富な打者が代打に控えていることは大きい。井口監督は「マーティンが来て、みんなの競争意識が高まっている」と目を細めた。

◆楽天にトレードで巨人から加入した和田が0-0の二回1死二塁で適時二塁打を放ち、6年目でプロ初打点を挙げた。佐々木のスライダーをたたいた打球は強い逆風に押し戻されながらも左翼フェンスを直撃し「1本出て良かった。すごく時間がかかった」とほっとした笑みを浮かべた。  2014年に高知高からドラフト2位で巨人に入り、昨年はイースタン・リーグで本塁打王と打点王に輝いた。初打点を持ち味の長打でマークし「狙わずに打って、結果が長打になればいい。これからもっともっと打ちたい」と意欲を新たにした。

◆浅村が1点ビハインドの八回に右中間席に飛び込む20号2ランを放った。2年連続の大台到達となったが、チームの敗戦に「それまでの打席で、得点圏で打てなかった。そこが反省です」と声を落とした。平石監督は3失策の守備陣に「投手がしっかり打ち取った打球だった。ミスが失点につながった」と苦言を呈した。 二回に左越えの適時二塁打を放ち、6年目でプロ初打点を挙げた楽天・和田(前巨人) 「1本出てよかった。すごく時間がかかった。これからもっともっと打ちたい」

◆来日から9打席目で待望の一発が飛び出した。ロッテに新加入のレオネス・マーティン外野手(31)=前インディアンス=が同点の八回2死一塁で決勝の1号2ラン。打球の行方を確認すると、誇らしげに右腕を突き上げた。  「選手やコーチ陣が喜ぶ姿に興奮した。2試合目で勝利に貢献できてうれしい」  五回には右翼守備で致命的なミスを犯していた。先頭打者の茂木が放った正面へのライナーをグラブに当てながら落球。3失点のきっかけをつくってしまったが、2死二塁での右前打に、二塁から本塁を狙った渡辺佳を自慢の強肩でアウトにした。  キューバ出身。米大リーグのレンジャーズ時代の2013、14年に2年連続で30盗塁以上をマーク。16年はマリナーズで15本塁打を放った。経験豊富な新助っ人の一打に井口監督は「マーティンが来て、みんなの競争意識が高まっている」と目を細めた。 八回に代打で同点打を放ったロッテ・清田 「1打席でどうやって自分の打撃ができるか。結果を残して、また先発で出たいと思っている」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
51404 0.560
(↓0.007)
-
(-)
48392
(+3)
367
(+5)
128
(+1)
83
(-)
0.248
(↓0.001)
3.510
(-)
2
(-)
日本ハム
50404 0.556
(↑0.005)
0.5
(↓1)
49411
(+10)
381
(+6)
65
(-)
38
(-)
0.259
(↑0.002)
3.780
(↓0.02)
3
(-)
楽天
46442 0.511
(↓0.006)
4.5
(-)
51406
(+7)
389
(+9)
93
(+1)
32
(+1)
0.251
(↑0.001
4.000
(↓0.02)
4
(-)
西武
46451 0.505
(↓0.006)
5
(-)
51474
(+6)
451
(+10)
108
(+6)
95
(+1)
0.258
(-)
4.330
(↓0.01)
5
(-)
ロッテ
43472 0.478
(↑0.006)
7.5
(↑1)
51420
(+9)
411
(+7)
114
(+1)
57
(+1)
0.246
(-)
4.110
(↓0.01)
6
(-)
ORIX
40485 0.455
(↑0.007)
9.5
(↑1)
50326
(+5)
403
(+3)
65
(+2)
85
(-)
0.234
(↑0.001)
3.880
(↑0.01)