巨人(★2対3☆)阪神 =リーグ戦15回戦(2019.07.27)・東京ドーム=
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阪神
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巨人
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勝利投手:飯田 優也(1勝0敗0S)
(セーブ:藤川 球児(4勝1敗2S))
敗戦投手:田口 麗斗(0勝3敗1S)

本塁打
【阪神】マルティネス(9号・7回表ソロ)
【巨人】丸 佳浩(17号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神は1点を追う7回表、マルテのソロで試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長11回には、大山が適時打を放ち、リードを奪った。投げては、好救援を見せた7番手・飯田が自身3年ぶりの勝利。敗れた巨人は一打サヨナラの好機を再三つくるも、あと1本が出なかった。

◆巨人原辰徳監督(61)が打線を組み替えた。 ここ5試合で打率1割7分6厘の岡本が17年10月3日ヤクルト戦以来、約2年ぶりの7番に入った。4番には6月4日楽天戦以来、今季2度目となる坂本勇が座った。また、立岡が1番に入り、今季初のスタメン出場となった。 3連敗中のチームはここ8戦で1勝7敗。2位に最大10・5ゲーム差をつけていたが、この日の試合前時点で2位DeNAに4・5ゲーム差となっている。

◆巨人丸佳浩外野手(30)がチーム53イニングぶりの1発となる17号先制ソロを放った。 1回2死、阪神西の初球、外角142キロを捉えた。打った瞬間、手応えにスタンドインを確信し、ゆっくりと歩きだした。打球はバックスクリーン左横へ飛び込んだ。ベンチで原監督を始め、チームメートに頭の上で円を作る「丸ポーズ」で出迎えられた。「打ったのはストレート。対戦経験はあったので、イメージをしっかり持って打席に入れた。初球から完璧に捉えることができました」と喜んだ。

◆阪神の新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)がデビュー戦から2戦連続安打を決めた。 2点を追う5回1死、左腕今村のスローカーブをとらえて、チーム初安打となる左翼線二塁打。7番北條の適時打で反撃のホームを踏み、陽気な笑顔で三塁ベンチに戻った。 1軍デビュー戦となった26日巨人戦では決勝2ランを記録。この日は5番左翼で先発し、貧打に苦しんでいたチームの活力剤となっている。

◆巨人は1回に丸の17号ソロで先制し、2回は立岡の中前適時打で追加点を挙げた。先発今村は3回まで無安打に抑えた。 阪神は5回に北條の中前適時打で1点を返した。先発西は5回2失点で降板。巨人は先発の今村から大竹につないだ。 阪神は7回にマルテの9号ソロで追い付いた。7回からジョンソン、岩崎とつなぎ無失点。巨人も小刻みに継投して延長に入った。 阪神は11回、大山の適時打で勝ち越して2連勝。巨人は今季4度目の4連敗。 阪神飯田が今季初白星、藤川が2セーブ、巨人田口が3敗目。

◆巨人は今季チーム最長4時間37分の総力戦に敗れ、3度目の4連敗を喫した。 8回1死満塁、10回、11回は2死満塁と終盤の3度の好機で無得点に終わり、今季ワーストの18残塁。あと1本が出ない展開に、原辰徳監督は「全員がね、一生懸命ベストを尽くしてますよ。なかなか男になるっていうかね、ヒーローになるっていうかね、そういうものがなかなか出てこないというところですね」と言った。 連敗中の現状打破へ、打線を大幅に組み替えた。直近5試合で打率1割5分と不振だった岡本を2年ぶりの7番へ。代役の4番には6月4日以来となる坂本勇人を据えた。1番立岡、2番若林の初コンビを組んだが、若林は8回、10回とともに2死満塁から2打席連続三振。指揮官は「彼にとっては大きな成長の糧となってますよ」とした。 先発今村は6回途中1失点と好投したが、1点リードの7回に沢村が3ボールから真ん中付近に入った直球を左翼席に運ばれた。原監督は「ノースリーから1発というのがね、ちょっとバッテリー間では悔いを残すでしょう。沢村もね、それはあるでしょう」と指摘。3カード連続の負け越しが決まり、2位DeNAと3・5ゲーム差になった。【前田祐輔】

◆神戸出身の阪神飯田優也投手が移籍後初、ソフトバンク時代の16年以来3年ぶりの白星を手にした。 同点の10回2死一、二塁のサヨナラピンチに7番手で登板。1番立岡に四球を与えて満塁としたが、2番若林を空振り三振に仕留め、11回大山の勝ち越し打を呼び込んだ。「コースとか高さを気をつける、というのはありましたけど、(腕が)緩んで打たれるのは1番ダメなので。こっち(阪神)に来てから自分の仕事ができていなかった。これからなんとか貢献できるようにしたい」。 この日は昨季途中に阪神移籍後、3試合目のマウンド。4月3日の同カードで2回2失点して以来の登板で、しっかりリベンジも果たした。

◆巨人宮本和知投手総合コーチ(55)が3敗目を喫した田口への変わらぬ信頼を示した。 田口は2-2で同点の延長11回から7番手で登板。今月チーム20試合目で16試合目、4連投となったが、先頭の阪神近本を空振り三振に抑えた。だが、続く梅野に左翼線二塁打を打たれ、暴投と1死を挟み、2死三塁で大山を迎えた。マウンドに駆け寄った宮本コーチは「ここを任せられるのはお前しかいない」と左腕に託したが、中前適時打を浴び、決勝点を許した。 試合後は「いい投手からつぎ込んでいくのがセオリー。大山というところでも僕がプッシュしました」と振り返り「あそこで打たれて彼も落ち込んでいましたけど、『信頼度は変わらない』と言いました」とフォローの言葉をかけたことを明かした。 現在1軍登録選手は29人。ベンチ入りの上限は25人で、登録中の先発投手をのぞき、リリーフ陣から1人をベンチ外にする必要があり、この日はクックがベンチを外れた。田口の明日のベンチ入りについて宮本コーチは「明日考えます。彼の疲労度を考えながら」と話した。

◆阪神は同点の8回から4番手で登板した岩崎優投手が1回1/3を無失点で切り抜け、劇的勝利をアシストした。 「ゼロで抑えられてよかった。いろいろ反省する部分もありますけど」。ドリスと能見が2軍降格後の新勝利の方程式で、2戦連続8回を任された。首脳陣からの信頼を感じ、懸命に腕を振り続ける。

◆阪神新外国人のヤンハービス・ソラーテ内野手(32)が、反撃の弾丸二塁打など連日の活躍で巨人連倒を導いた。ド派手な「セクシータイム」パフォーマンスもチームを盛り上げ、ノッたジェフリー・マルテ内野手(28)も9号同点ソロ。負ければ再び自力Vが消えた一戦で延長11回、4時間37分の激闘を制す大山の決勝打を呼び込んだ。虎の"ソラマル"コンビが大逆襲を引っ張ってくれそうだ。左翼線の鋭い打球に東京ドームの虎ファンがこの日初めて沸いた。沈滞ムードを振り払ったのは、明るく陽気な新助っ人ソラーテだ。2点を追う5回1死。今村の初球カーブを振り抜き、会心の左翼線二塁打だ。 ソラーテ いいコンタクトをしようと思った結果だよ。 完全投球されていた左腕からチーム初安打。全力疾走で二塁に到達すると、縦に開いた両手をパチンッとたたく「クロコダイルポーズ」をさく裂させた。さらに両手の人さし指を突き上げ、ノリノリでコミカルなダンスを披露。ベンチも盛り上げ、北條の適時打を呼び込んで1点差に迫った。 タテジマデビュー2日ですっかり人気者だ。前日は「2番遊撃」で出場し、7回に左翼上段へ勝ち越しの来日1号をぶっ放した。この日は休養日の福留に代わる「5番左翼」と打順もポジションも変幻自在。初回に守備に就く際は、黄色に染まった左翼席の大声援に両手を突き上げ、虎党のハートをわしづかみにした。 誰よりも刺激を受けたのが、後ろを打つ6番マルテだろう。1点を追う7回1死で沢村の153キロをフルスイング。左翼席上段に9号同点ソロを突き刺した。ベンチに座っていたソラーテは、お祭り騒ぎでグラウンドに飛び出し、矢野監督よりも先にハイタッチ。その後は自分が打ったかのようにマルテより先にハイタッチを重ねてさらに盛り上げた。"ソラマル"コンビの活躍で終盤に追いつくと、延長11回に大山の決勝打が飛び出した。マルテが本塁打を打てば、9試合負けなし。不敗神話も継続だ。 マルテ 昨日は彼が打ってうれしかった。今日は彼が喜んでくれた。一緒に戦っている仲間としてうれしいよ。 ソラーテ マルテ選手が打って勝ててよかったよ。 矢野監督も2人の話題に会心の笑顔だ。「本当にチームの士気も上がる。ファンの人もソラーテの動きを注目して、それを見て喜んでくれている。2人はベンチでもよく話をして相乗効果はあると思う」。首位巨人を連倒してカード勝ち越しが決定。東京ドームは3連敗後4連勝だ。負ければ再び自力Vが消えた危機も脱し、首位まで7・5差に押し戻した。ラテンのリズムが、追い込まれた虎をよみがえらせた。【桝井聡】

◆阪神高山俊外野手(26)がビッグプレーで激闘勝利を呼び込んだ。同点の延長10回1死一、二塁。外野は前進守備を敷く。炭谷の大飛球が右翼へ上がる。阪神ベンチの誰もが思わず天を仰いだ。抜けた、やられた...。だが、7回裏から右翼で途中出場していた高山は、勝負を捨てていなかった。 我を忘れて必死に背走する。最後は身をよじらせてダイブ捕球。サヨナラ負けの窮地を救う「ザ・キャッチ」だ。大熱戦を制した矢野監督も「高山のプレーはちょっとあきらめたり、無理かなと思ったら捕れない打球。あきらめずに『何とか捕ってやる』気持ちで捕ってくれた。みんな頑張ったけど、あのプレーは一番大きかった」と絶賛した。 高山も言う。「『いかれた』と思いました。だいぶ前にいた。久しぶりのライトでした。打球が右打者で切れる。どれくらい切れたか分からなかったですが、最後に、追いつけてよかった」。プロ4年目。福留や糸井らベテランが外野の一角を占める状況だが、狙うのは不動のレギュラーだ。試合前の守備練習。スタメンでなくても筒井外野守備走塁コーチに欠かさずにリクエストする。「後ろに打ってください」。自ら前進した守備位置へ。背走キャッチの練習を怠らず繰り返し、勝負どころで生きた。 劇的勝利に貢献したがニコリともせずに言う。「どっちみち打たないと出られない。それ(守備)はそれで良かったけど、全然、納得していません」。この日は2打数無安打で悔しさを隠さない。燃えたぎる闘志を胸に秘め、定位置だけを奪いにいく。【酒井俊作】

◆阪神の先発西勇輝投手は粘投で試合を壊さなかった。1回に丸に先制ソロを浴び、2回終了時点で5安打2失点。それでも3回以降は立て直し、5回を2失点にまとめた。 「守備でみんなに盛り上げてもらい、助けてもらった。チームが勝てて良かったです。早めに下りてしまったので、次は長いイニングを投げられるようにしたい」と力を込めた。

◆阪神糸井嘉男外野手は右脇腹付近に死球を受けて途中交代した。6回2死一塁で今村のフォークが直撃。7回裏の守備からベンチに下がった。試合後は「投げるのがしんどい」と厳しい表情。 矢野監督は「明日はちょっと分からないね、今のところは」と説明。28日巨人戦の出場は、一夜明けの状態をチェックして判断される。

◆阪神北條史也内野手がタイムリーで反撃ムードを高めた。 7番遊撃で先発。2点を追う5回2死二塁、スライダーをしぶとく中前に運び、ソラーテを迎え入れて1点差に迫った。「狙い球を頭に入れて反応できました」。ソラーテ加入で遊撃争いが激しさを増す中、2安打1打点で猛アピールした。

◆石崎とのトレードでロッテから移籍した阪神高野圭佑投手がタテジマデビューした。 同点の10回裏に登板。1安打1死球で無死一、二塁とされるも、犠打を試みた代打田中俊のゴロを三塁封殺。 続く炭谷の大飛球を高山が好守したところでマウンドを下りた。「(三塁封殺は)1点をやったらおしまいなので狙っていた。今日は(直後に登板した)飯田さんに助けてもらって、高山にもいいプレーをしてもらった」と感謝した。

◆4番が激闘に決着をつけた。延長11回2死三塁。ここぞの場面で、阪神大山悠輔内野手(24)が決勝打を放った。「打つしかない。(勝負は)打つか、打たないかなので。大事な場面でできてよかったです」。 田口の真っすぐを中前へクリーンヒット。4時間37分のロングゲームを制して東都の猛虎ファンを沸かせた。 気合十分だった。「あのプレーが一番大きい。チームが救われた。何とか応えたいと打席に入りました」。直前の10回1死一、二塁。サヨナラ負けかと思われた炭谷の大飛球をドラフト1位の先輩高山が背走曲芸キャッチ。その姿に心打たれた主砲が燃えて打った。 プロ3年目の24歳。だが、ゲームに入れば年齢は関係ない。常々、大山は言う。「期待だけで終わってしまったら意味がない。結果を出さないといけない」。伝統球団の4番を任され、計り知れない重圧と闘っている。「4番だから、とかじゃなく。4番でも9番であっても、試合に出る以上は責任がある」。得点圏打率は3割4厘。勝利打点8は堂々のチームトップだ。チームを背負う自覚がある。だからこそ...。歓喜の瞬間には、感情が爆発する。 矢野監督は「4番は本当に苦しい打順。責任ある打順」と若き和製大砲候補を思いやった。続けて「でも、悠輔は何とかそこ(4番)で成長できると思って。アイツとは約束している。姿勢だけはしっかり。4番の姿勢はアイツも頑張ってくれている」と評価した。 素顔は24歳の青年だ。力強化や土台作りを軸にした昨秋の高知・安芸キャンプ。息が切れるほど走り込んだ練習終わりに、甘いモノが欲しくなった。大山は「抹茶オレ、飲もうか」とチームメートに提案。厳しい練習後は甘いモノで癒やしの時間を分かち合った。すごく美味しいと評判になり、芸西村の宿舎ロビーで販売されている「抹茶オレ」が頻繁に売れた逸話もある。プレーだけでなくチーム内の流行も、4番が引っ張っている。 負ければ再び自力Vが消えた一戦で巨人連倒を導いた。残り49試合。4位ながら首位巨人に7・5差に迫った。4番がネバーギブアップを体現し、白星を重ねる意気込みだ。【真柴健】

◆-接戦をモノにした めちゃめちゃうれしい。選手がみんな、頑張ってくれました。 -先制されたが投手陣が役割を果たした 高野も飯田も初登板...。飯田は違うか。上がってきての登板が緊迫した場面だった。使う方とすれば申し訳ない感じだった。それぞれが思い切って腕を振って。よく投げてくれました。 -26日のソラーテに続いてマルテが特大アーチ こういう形で、ひと振りで追いつけるのは大きい。2人はベンチでもよく話をして、相乗効果はある。 -カード勝ち越しだ 今日を取れたのはホント大きい。球児も最後、よく頑張ってくれた。何としても、もう1個取れるように、明日も頑張ります。 (記者に囲まれると) お~。ふ~っ。 -最後はしのいだ あそこは球児が、どんな形でも、ランナー埋めても点をやらんかったらいいという気持ちでは行ってくれている。細心の注意を払いながら行ってくれた。あの展開であのイニングは客観的に見て、すんなり終わらない。3人でなかなか終わり切らない。でも、何とかゼロで帰ってくることはしてくれた。申し分ない。

◆東京ドームで懐かしい人に会った。ロッテ一筋の山下徳人編成部調査担当(53)。メモを取りながら熱心に試合を見つめる。一般的にはあまりなじみがない肩書だが、他球団の選手の能力や動向などを調査し、トレードやFA戦略などに生かしていく重要な仕事である。 10数年前。東海地区のアマチュア野球を担当していた時に、山下さんはロッテの同地区担当スカウトだった。この時期なんかは球場へ取材に行けば毎日のように顔を合わせた。その山下さんが「やっぱり気になるんですよね」と笑った。トレードでロッテから阪神に加入した高野だ。 山下さんはスカウトから2軍打撃コーチを経て16年に2軍監督に就任。ルーキーだった高野の能力を高く評価し、2軍でもストッパーとして起用した。今回のトレードでは、大事に育てた選手を送り出す立場になったというわけだ。 この試合で高野はタテジマデビューを果たした。同点の10回裏に登板。ピンチを招きながらも無失点でバトンをつなぎ逆転勝ちに貢献した。山下さんはうれしそうに話した。「ビックリしました。ありがたいですよね。あんな場面で使っていただいて。高野には頑張れって言っておいてください」。プロの世界で出会いと別れは常だが、1度交わった縁が切れることはない。【阪神担当 桝井聡】

◆巨人は27日、阪神15回戦(東京ドーム)を戦う。試合に先立って先発メンバーが発表された。3連敗中とあってか、打線を大幅改造。4番の岡本を7番に下げ、新たに坂本勇を起用した。1番には前日に代打で二塁打を放った立岡を抜擢(ばってき)。若林が2番に入った。坂本勇の4番は6月4日の楽天戦(楽天生命パーク)以来、今季2度目。

◆阪神の新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ3A傘下=が27日の巨人戦(東京ドーム)に「5番・左翼」で先発出場した。  前日26日に1軍昇格を果たし、昇格即「2番・遊撃」でスタメンに。七回に特大の決勝2ランを放ち、さっそく大活躍を見せていた。歓喜を味わった前日から一夜明け、この日は初めての外野守備へ。福留の休養日ということもあり、左翼で先発に名を連ねた。鮮烈デビューを飾った助っ人にきょうも期待が懸かる。

◆阪神・西勇輝投手(28)が27日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、一回2死の場面で丸に先制ソロを献上した。  一回、立岡を遊ゴロ、若林を左飛に仕留めて2死。丸を打席に迎え、初球だった。外角低め142キロを振り抜かれ、打球はきれいな放物線を描いて中堅スタンドへ。1点を先制された。  西はこれで4月27日の中日戦(ナゴヤドーム)以降、12試合連続で先制を許す展開となった。

◆巨人・立岡宗一郎外野手(29)が27日、阪神戦(東京ドーム)に「1番・左翼」で先発し、二回に適時打をマークした。  前日の第1戦に代打で中越え二塁打を放ち、この日は今季初めてスタメンで起用された。一回は三ゴロに倒れるも、1点リードで迎えた二回2死二塁での第2打席は、同学年の阪神・西の初球、外角低めのスライダーを中前にライナーで打ち返すクリーンヒット。2点目をもたらした。

◆巨人・丸佳浩外野手(30)が27日、阪神戦(東京ドーム)の一回に先制の17号ソロを放った。  一回2死での第1打席、西の低めへの142キロの直球をバックスクリーン左へほうり込み、「対戦経験はあったので、イメージをしっかり持って打席にはいれた。初球から完璧にとらえることができました」とコメント。7月10日の阪神戦(甲子園)以来の一発で、後半戦では1発目のアーチとなった。

◆阪神の新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=が27日の巨人戦(東京ドーム)で「5番・左翼」で先発出場。ひとりの走者も出せず迎えた五回1死、チーム初安打となる左翼線二塁打を放ち、好機を作った。  巨人・今村の前に無安打に封じられ、2点を追う五回。浜中打撃コーチを中心に円陣を組み、1死にソラーテが打席に立った。初球の83キロのスローカーブにぐっとこらえると、左翼線に持っていって2試合連続安打とした。塁上では何度もポーズを作り、チームを鼓舞。続くマルテは空振り三振も、北條が変化球を中前に弾きかえしソラーテが二塁から生還。反撃ののろしをあげた。  前日26日は「2番・遊撃」でデビューし、同点の七回に決勝2ラン。頼れる新助っ人が、またしてもムードを変えた。

◆阪神の西勇輝投手(28)は27日の巨人戦で先発し、5回2失点で降板。六回の打席で代打を送られ、5勝目&巨人戦初勝利をつかむことはできなかった。  一回2死、丸に左中間への先制ソロ。登板12試合連続で先制を許すと、二回2死二塁からも立岡に中前適時打を許した。三回、四回は走者を出すも要所を締めて無失点。五回は初めて三者凡退で、反撃ムードを高めた。  93球の粘投で試合を作ったが、今季17試合の登板で先制を許したのは15試合。5月24日のDeNA戦(横浜)に並ぶ今季最短タイとなる5回でマウンドを降りた。

◆阪神のジェフリー・マルテ内野手(28)が27日の巨人戦(東京ドーム)の七回1死、澤村から同点の9号ソロを放った。  七回、前を打つ新外国人のソラーテが左直に倒れて1死。3ボールからの4球目、外角153キロの直球をフルスイングで捉えた。打球は高々と上がり、虎党が待つ左翼席へ。1-2から同点に追いつく値千金のアーチで試合を振り出しに戻した。

◆阪神は27日、巨人戦(東京ドーム)に3-2で逆転勝利。敵地で2連勝を飾った。2-2の延長十一回、2死三塁で4番・大山が中前にしぶとく運び、勝ち越した。  2点を先制される苦しい展開も、五回1死から新助っ人のソラーテがチーム初安打となる二塁打。北條が中前に反撃の適時打を放った。七回にはマルテが同点の9号ソロ。8投手をつぎ込む総力戦となり、最後は藤川が締めた。

◆--すごい展開だった  矢野監督 「いやぁ、もう、めちゃくちゃうれしいですね。選手みんな、頑張ってくれました」  --マルテが特大弾で追いついた  「こういう形で、ひと振りで追いつけるというのはやっぱり大きい」  --初安打がソラーテ  「一個一個のプレーがやっぱり、表に出るというか。本当にチームの士気も上がるし。きのうもいったようにタイガースファンの人たちもソラーテにものすごく注目して、またそれを見て喜んでくれているというのは、ここ2試合だけでも感じるので」  --ソラーテが5番に入ったことで大山勝負に  「打順はソラーテがいることでいろいろ、ね。孝介を休ませるとかってなると、いろんな打順を組めるというのと、いろんなポジションがやれるというのはこっちとしても幅が広がるから。そういうところはすごく大きいなと思うけど」

◆後世に伝わる名勝負かどうかは分からない。ただ、久々にTGが総力で戦う「伝統の一戦」を満喫させてもらった。両軍ナインに感謝したい。  東京ドームの記者席は、三塁コーチスボックスの後方スタンド中段にある。実はわれわれ新聞記者は意外にも?「真横から」延長十一回の死闘を見ていたんです。  十回裏1死一、二塁。阪神ベンチは外野を極端に前に寄せ、サヨナラ阻止の守備態勢を敷く。フルカウントからの打球は右翼後方へ。自分の真正面へ飛んでいく球の軌道が、記者席からよ~く見えた。ところが、追いかける高山の走る方向は微妙に違っている...ように感じた。「真横の」記者席だからよく見える。そっちやないで! あかん、捕れない~! サヨナラ負けや...  そう思った瞬間、奇跡が起きた。あんなスーパーキャッチ、長くプロ野球を見ているが、記憶にない。勝ったな! その時点で同点なのに確信した。案の定、でした。  試合前のこと。ミスサンスポ虎番(女性は1人しかないけれど)箭内桃子がうれしそうに駆け寄ってきた。  「ホラッ、見てください、あれを」  指さす先では、東京ドームの人工芝の上で、新外国人ソラーテが逆立ちをしていた。さらに両足を広げての開脚。体操選手かと思ったほど。器用なもんだな...と感心していたら、桃子姫がかわいい顔で続ける。  「先輩、気づきませんか? あの形を。両足を広げているから『V』の字に見えるじゃないですか。逆転Vの使者ですよ、ソラーテは」  いいねえ、こういう能天気な話題が大好きです。まあ、実際にソラーテが加わって、ベンチの空気も一気に変わった感じ。本塁打を放ったマルテを出迎えに出て、そのままマルテのためにベンチ前で出迎えようとしていたナインと、お先にハイタッチ。こんな光景初めてみた。誰も「お前、何もしてないやん!」とは言わない。  ところで、この3連戦は諸事情もあって、サンスポ虎番軍団は"特別態勢"。入社3年目・竹村岳が臨時キャップに、同じく3年目の桃子姫がサブキャップに就任。2年目の織原祥平、菊地峻太朗が若きリーダーコンビを支える。サンスポ始まって以来の超ヤング態勢だ。  「地位が人をつくる」  野村克也大監督が好んで使われていた言葉。フレッシュな竹村&箭内体制を見ていたら、ノムさん語録を思い出してしまった。実にテキパキと竹村が指示している。キャップ大石豊佳、サブキャップ長友孝輔が不在だから、矢野監督の取材も竹村の仕事に。  「2軍監督時代の矢野さんは、いつも取材していました。あの時は失敗を恐れずドンドン行け、でした。1軍監督になられて、さい配の話とが中心でした。やっぱり1軍と2軍は違うんだなあと感じながら取材してます」  それを感じ取っただけでも、偉い。と同時に竹村も桃子姫も、上に立って指示する苦労も分かっていくんだろうなぁ...  サンスポの未来は明るい。えっ、タイガース? 敵地東京ドームで連勝ですからね。気分が悪いはずがない。さあ、きょうも勝って、G倒3連勝といきましょう。

◆ぷわ~! 心臓バクバク。常に追い詰められての勝利だけに快感や~!!  最後は藤川が2死満塁を、八回は岩崎が1死満塁の大ピンチを抑えてくれた。本日は十一回中、8度も得点圏に走者を背負ったが、投手陣がよく耐えてくれたー!!  十回。ロッテからトレードで加入した高野の起用には正直、びっくりした。けれど、無死一、二塁で送りバントを自ら処理して、三塁封殺したプレーはいい度胸や!!  虎に加入して2年目の飯田も若林を見事に三振に斬った!! 十回は高山のファインプレーもあり、打っては4番・大山が決勝タイムリーの大仕事。おおきに!!  五回1死まで巨人の今村に抑えられていたときは冷や汗がタラタラだったけど、ソラーテがチーム初安打となる二塁打を放ち、北條がタイムリー。七回にはマルテが同点ソロ。助っ人コンビがたくましい~!!  これで首位・巨人に2連勝!! 巨人さんには、今季のセ・リーグで"ブーム"の大連敗を喫してもらい、その間に阪神が上位に浮上してしまいましょう!

◆6月に加入した右腕・デラロサ(前ダイヤモンドバックス3A)が九回に5番手で登板し、自己最速の160キロを計測。ソラーテから空振り三振を奪うなど三者凡退に封じ、「球速よりも狙ったところに投げようと思った」。球団で160キロ以上をマークしたのはクルーン、マシソン、カミネロに続いて4人目となった。

◆衝撃の勝ち越し2ランデビューはフロックではなかった。この日も、ソラーテが"セクシーダンス"を連発させた。  「いいコンタクトをしようと思った結果だよ」  前日26日の「2番・遊撃」から「5番・左翼」に変わった。見せ場は2点を追う五回。1死から今村の初球、スローカーブにタイミングを合わせ、左翼線に運んだ。チーム初安打となる二塁打。1軍初出場からの2試合連続安打で試合の流れを呼び戻した。  球場入りの際には前夜の裏話を明かした。「公園で娘と野球をしていたときに『ホームランを打って』といわれて僕も『ホームラン打つよ』と言っていたんだ。家族とかいろいろな方から刺激をもらっているので打ててよかった」。妻と3人の子供を愛し、チームでは早くもムードメーカー。最も経験が浅い左翼も3度の守備を無難にこなし、実に頼もしい。  「ベストを尽くしたい。同点に追いついて、その後、逆転して勝ったことが一番よかった」  1軍昇格後、2連勝。勝ち運をもってきてくれた。 (菊地峻太朗)

◆疲労の色がにじんだ。チームで今季最長となる4時間37分の長丁場も、延長十一回に勝ち越されて4連敗。巨人・原辰徳監督(61)は「あと一本ですね。男になるというか、ヒーローになるというか、そういうものが出てこない」と嘆息した。  指揮官は打線を大幅に変更して臨んだ。4番の岡本を7番に下げ、代わりに坂本勇を今季2度目の4番に据えた。1番には立岡を起用。二回までに2点を奪ったが、追加点が遠かった。  11安打8四死球でも2点止まり。八、十、十一回と3度の満塁の好機も決めきれず、残塁は18を数えた。田口が敗戦投手となったが、7月のチーム20試合中、16登板目の左腕は責められない。2打数1安打、4四死球の岡本は「何もないです」と言葉少なだった。  ここ9試合で1勝8敗。最大19あった貯金は12に減り、2位・DeNAに3・5ゲーム差まで迫られた。 (伊藤昇)

◆飛び跳ねた。分かち合える友がいれば、喜びは何倍にもなる。試合を振り出しに戻したのは6番・マルテ。七回、豪快なスイングで9号ソロを放つと、満面の笑顔で手のひらを合わせた。  「きのうは彼(ソラーテ)が打って、自分もうれしかった。きょうは一緒に喜んでくれて、うれしい」  1点を追う七回、先頭のソラーテが凡退し、虎党はため息に包まれた。その直後、3ボールからの4球目。153キロ直球が外角低めにくると、狙い通りにかっ飛ばした。  打球はぐんぐん伸びて左翼席上段に着弾。「チームの助けになるために、しっかり強いスイングをしようと思っていたよ。追いつくことができて最高のホームランになったね」。割れんばかりの大歓声を味わいながらダイヤモンドを一周。ベンチ前のタッチは、なぜか? ソラーテに"旗振り役"として先を越され、腹を抱えて笑った。  マルテが一発を放てばこれで9戦負けなし(8勝1分け)。不敗神話を継続させた。  ソラーテが1軍に合流し、2日目。初めて5、6番に"ソラマル"が並んだ。年齢ではマルテが4歳下だが、日本の野球については半年"先輩"。ベンチでは隣り合わせで座り、攻撃前にはチャートに目を通しながら言葉を交わす場面もあった。前日26日にソラーテが勝ち越し2ランで鮮烈デビューを飾れば、この日はマルテが同点ソロ。相乗効果を生んでいる。  「(存在が刺激になるのは)もちろん。同じチームメートとしても楽しい」 "ソラマル"で勝つ。二人三脚で虎を引き揚げる。 (箭内桃子)

◆やられた...。誰もが観念した。でも、高山だけは、諦めていなかった。足はフラフラだった。背中越しに落下点を確認した。グラブを差し出す。人工芝に体がたたきつけられた。捕った-。高山の執念が勝っていた。  「(守備位置が)だいぶん、前にきていたので。久しぶりにライト(の守備)で、右打者の切れる打球で、最後、危なかったですけど、捕れてよかったです」  糸井の死球による負傷交代があり、七回から右翼の守備についた。延長十回。ロッテからトレード移籍後初登板した高野が、1死一、二塁とピンチを招いた。炭谷の飛球は右翼へ-。1点もやれない状況だからこそ、外野は前進守備。万事休すかと思われたが、高山が倒れ込みながら捕った。  「いかれたと思ったけど、捕れてよかった」  右翼での守備は5日の広島戦(甲子園)以来。今季は主に左翼を任され、出場60試合中、11試合しか守ったことがなかった。まさに虎を地獄からすくい上げた。もちろん、矢野監督からは"MVP"に指名された。  「みんな頑張ったんですけど、その中でも、あのプレーは一番大きいと思います。諦めずに何とか捕ってやるという気持ちで捕ってくれた」  指揮官が常々話している「ファンを楽しませること」「喜ばせること」を日々、体現している。  開幕2戦目、3月30日のヤクルト戦(京セラ)の全体練習開始前、誰よりも早くグラウンドに現れ、1人黙々とロングティーを行っていた。すると、突然バットを置き、球場の見学ツアーに訪れていた少年のもとへと向かった。使っていた球を手渡し、プレゼント-。  受け取った羽田虎太郎くん(12)は「一昨年から高山選手のユニホームを着て応援していました。ファンなので、とてもうれしい」と大喜び。高山も「(喜んでもらえて)よかった」と目を細めた。寡黙だが、優しい。そんな男だから、勝利の女神も、ほれた。  「打たないといけないので。それ(守備は)はそれでよかったですが、全然納得していない」  外野には福留やソラーテがいる。延長十一回1死三塁で浅い左飛に倒れた。悔しかった。結果を残すのみ。レギュラー再奪取へアピールする。 (織原祥平) 高山の守備について阪神・筒井外野守備走塁コーチ 「あのプレーが一番大きかった。毎日(守備位置を)前にして『後ろに打ってください』と自発的に練習していた。準備のたまものです」

◆俺が4番だ! 阪神は延長十一回、大山悠輔内野手(24)が勝ち越し打を放ち、巨人に逆転勝ち。4時間37分の死闘に決着をつけた。新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=が加入しても、主砲は大山だ。伝統の一戦で底力を証明。完全に息を吹き返した虎が大逆襲だ!  バットの先だった。それでも、根性で運んだ。泥臭く。自分が打てば、勝てる。結果に飢えていた。取られて、取り返し、互いに一歩も譲らなかった伝統の一戦-。最後に勝負を決めたのは、開幕から4番に座り続ける大山のバットだった。  「ひとりひとりがつないでくれたので、なんとか打ちたいな、と思って打席に入りました」  4時間37分の熱戦だった。最後に残っていた投手は島本のみ。2度の満塁のピンチもしのぎ、たどりついた延長十一回だった。梅野の左翼線二塁打を皮切りに、2死三塁。マウンド上の田口を中心に輪ができた。大山勝負か、次のソラーテか...。巨人ベンチの選択は大山だった。もう逃げられないという状況で、外角球を中前に落とした。  「4番だから、とかじゃなくて、じゃあ9番だったら打たなくていいのか、というのは違いますし...。4番を打っている以上は、そういう責任は必ずあると思うので」  チームトップの56打点を残している。どれだけ、それまでの打席で天を仰いでも、どれだけ三振を喫しようとも、勝負どころで打てば許してもらえる。しかも、伝統の一戦であれば認めてもらえる。これが虎の4番。巨人はこの日、岡本が4番から7番に下げられ、坂本勇が代役を務めたが、ソラーテが加入しても自分は4番に座れる。  「『4番が、4番が』っていいますが、試合に出ている以上は選手として、結果で貢献するだけだと思う」  前日26日、1軍昇格で即、決勝2ランを放ったソラーテが明らかに戸惑った瞬間があった。一発後、守備につく際のソラーテコール。耳をつんざくような大歓声に"セクシーダンス"が得意な助っ人は必死に応えようとしていたが、どうしていいのかわからなかった。  大山がさりげなく近寄る。"先生役"として帽子をとり、手をあげ、日本式に頭を下げるポーズを教えてあげた。そこから24時間も経たないうちに、今度は自分が主役となった。  打撃だからこそ、誰しも波はある。でも、矢野監督は「アイツとは約束している」と力を込める。「姿勢だけは、しっかり。結果は出ちゃうけど、4番の姿勢というのはアイツも頑張ってくれているから」。チームの顔はあくまでも大山。チームの勝利を誰よりも願うからこそ任せている。  「勝ててよかったです。明日も勝てるように頑張ります」  2連勝で借金は「3」。負ければ自力優勝が消滅する危機だったが、首位・巨人との差を7・5ゲームと縮めた。7月打率・304。一皮むけた大山が勝負の夏を彩る。 (竹村岳) ★高山好捕に刺激  ヒーローインタビューで大山は高山の"ザ・キャッチ"を絶賛した。延長十回1死一、二塁で炭谷の飛球に背走し、好捕。「あのプレーが一番大きいと思っていたので、なんとか打ちたいと思って打席に入りました」。2016年に高山が、17年に大山がともにドラフト1位で入団。闘志に火がついていた。

◆救援陣の粘り強い投球は素晴らしかった。高山の背走しての美技も素晴らしかった。でも、あえて勝因を挙げるなら先発・西。一、二回に1点ずつ失い、三回以降もピンチの連続だったが、追加点を許さなかったことが逆転勝利に結びついた。  西という投手は制球が良く、常にカウント有利で勝負していく。この日は巨人打線に「西のセオリー」を逆手に取って初球から狙い打ちされ、失点した。本人が一番考えているだろう。それでも、1イニングに複数失点しない"西らしさ"は出ていた。確かに先制されるケースが目立つが、はっきり言わせてもらえれば援護がないから。  その援護という点で気になったのは、糸井が死球を受けて途中でベンチに下がったこと。故障の具合までは分からないが、1点勝負の接戦の中で、急に3番打者がいなくなるマイナスを、本人はどう感じているのだろう。出続けて欲しかったというのが偽らざる思いだ。福留も休養日なのか、試合に出てこなかった。看板の2人がいなくなると一気に厳しくなる。「西がまた先制された」という話題になってしまう。 (サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
51391 0.567
(↓0.006)
-
(-)
52430
(+2)
365
(+3)
117
(+1)
56
(+2)
0.264
(↓0.001)
3.730
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
48433 0.527
(↑0.005)
3.5
(↑1)
49394
(+12)
371
(+3)
108
(-)
28
(-)
0.248
(↑0.002)
3.590
(-)
3
(-)
広島
47453 0.511
(↑0.006)
5
(↑1)
48378
(+3)
380
(+2)
93
(+3)
54
(-)
0.248
(-)
3.440
(↑0.02)
4
(-)
阪神
43465 0.483
(↑0.006)
7.5
(↑1)
49344
(+3)
375
(+2)
62
(+1)
63
(-)
0.247
(↓0.002)
3.400
(↑0.02)
5
(-)
中日
41510 0.446
(↓0.005)
11
(-)
51348
(+3)
366
(+12)
54
(-)
47
(-)
0.259
(↑0.001)
3.900
(↓0.09)
6
(-)
ヤクルト
37552 0.402
(↓0.005)
15
(-)
49413
(+2)
477
(+3)
100
(-)
38
(+1)
0.239
(↓0.001)
4.630
(↑0.02)