ソフトバンク(★4対7☆)ロッテ =リーグ戦15回戦(2019.07.25)・福岡ヤフオクドーム=
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ロッテ
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ソフトバンク
0101000114401
勝利投手:ボルシンガー(3勝3敗0S)
敗戦投手:大竹 耕太郎(5勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】中村 奨吾(13号・4回表ソロ),レアード(29号・4回表ソロ),井上 晴哉(17号・4回表ソロ),井上 晴哉(18号・6回表2ラン)
【ソフトバンク】長谷川 勇也(2号・2回裏ソロ)

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◆ロッテは1点を追う4回表、中村奨、レアードの2者連続本塁打と、井上のソロで3点を奪い逆転に成功する。6回には、井上の2打席連続本塁打となる2ランでリードを広げた。投げては、先発・ボルシンガーが今季3勝目。敗れたソフトバンクは、先発・大竹が試合をつくれなかった。

◆ロッテ・レアードが3戦連発となる29号ソロを放った。1点を追う4回、先頭の中村奨の13号ソロで同点に追いついた直後の打席。 ソフトバンク大竹の外角直球をすくい上げ、左翼テラス席へ運んだ。「前の(中村)奨吾がホームランを打っていたし、自分もこの打席、強いスイングを心掛けた。続くことができて良かったよ」。 2死から井上も17号ソロを放ち、ソロ本塁打3発で3点を奪った。

◆ソフトバンク先発大竹耕太郎投手(24)が自己ワーストの4被弾を浴び、6失点でロッテ打線にKOされた。 1点リードの4回。中村奨に107キロカーブを拾われ左翼席へ同点13号ソロを許すと、続くレアードには137キロ直球を左翼ホームランテラスへ勝ち越しとなる29号を食らった。2死後、井上にはチェンジアップを右翼ポール際のスタンドへ運ばれる17号ソロ。3被弾で逆転された。 6回には無死一塁から井上に低め直球を左翼席上段、25番通路から飛び出す特大の18号2ラン。1死後、三木に右安を打たれ、降板を告げられた。 大竹は「全体的にボールが高くて、そのボールを長打にされてしまった。自分の実力不足だと思います。ここ何試合も同じように失点を繰り返してしまい、チームに迷惑ばかりかけてしまって本当に申し訳ない。もう1度自分の投球を見直さなければいけない」とコメントした。大竹はここまで5勝を挙げているが5試合連続で4失点以上と、期待に応えられないマウンドが続いている。

◆ソフトバンクは2回1死から長谷川勇の2号ソロで先制した。ロッテは初回、先頭荻野が三塁打を放ったが、後続が倒れ無得点。 ロッテは4回、3本のソロ本塁打で逆転。1点差となった6回には井上の2打席連続となる18号2ランなど3点を追加した。 ロッテは7回にも1点を挙げ試合を決めた。チームは3連敗を阻止。ボルシンガーは3勝目。ソフトバンクは3連勝でストップ。 ソフトバンク大竹が4敗目。

◆ソフトバンク長谷川勇也外野手の先制弾も空砲となった。2回1死から中堅へ2号ソロを放った。 21日の楽天戦(楽天生命パーク)以来、4日ぶりの1発。「打ったのはストレート。甘い球を見逃してしまって、『しまった』と思った。打てたのが自分でもビックリ」と寡黙な男にしては珍しくベンチに戻っても笑みがはじけた。4回にも右犠飛を放ち、2打点の活躍も終わってみれば4被弾の空中戦で逆転負け。喜びも半減した。

◆ロッテ井上晴哉が23日に続き、ソフトバンク3連戦2度目の2打席連続弾を放った。 4回の第2打席で右翼ポール際へ運ぶと、6回には内角の直球を狙い澄ましフルスイング。左翼席上段の通路に抜ける特大18号2ランを放ち、負ければ今季ワーストタイの借金6となる危機を救った。「(第2打席で)外の球を打ったから、詰まらせに来るかな。ゲッツーを取りたいんだろうなという考え方がはまった」と笑顔を見せた。

◆ソフトバンク大竹耕太郎投手(24)が、自己ワーストの1試合4被弾で6回途中6失点KOを食らった。チームの連勝は3でストップ。2位日本ハムとは2・5ゲーム差になった。1点リードの4回。本拠地ヤフオクドームでの鷹の祭典3戦目、「チャンピオン奪Sh!ブルー」に染まったスタンドに中村、レアード、井上と1イニング3本のアーチをかけられ逆転され、鷹党は静まりかえった。 6回には井上に2打席連続となる18号2ランを浴びた。左翼25番通路に飛び込む推定135メートルの特大アーチ。大竹は「全体的にボールが高くて、そのボールを長打にされてしまった。自分の実力不足。ここ何試合も同じように失点を繰り返してしまい、チームに迷惑ばかりかけてしまって本当に申し訳ない。もう1度自分の投球を見直さなければいけない」とうなだれた。 これで5戦連続4失点以上と先発の役割を果たせていない。球宴期間中には、昨年に育成から支配下登録へと育ててくれた久保2軍コーチと1時間以上話し込み、復調のきっかけを探した。直球のキレを戻し、序盤はロッテ打線を直球で押し込んでいたが、続かなかった。 工藤監督は「映像を見直してアドバイスできたら。次の1週間もしっかり調整して、考えながら変えている部分を試合の中でどう出すか」と次回登板を明言した。今季の登板回数103回2/3はエース千賀の111回に次ぐ。東浜、バンデンハークら先発がそろわない中、開幕からローテーションを守ってきた。ローテ剥奪の危機を迎え、ラストチャンスで信頼を回復させたい。【石橋隆雄】

◆途中出場のソフトバンク栗原陵矢捕手が9回に左前適時打を放ち、3戦連続打点、4戦連続安打をマークした。 1死二塁から、外角直球を逆らわず左翼へはじき返した。「1本出てよかった。直球に2つ空振りをしていたのでコンパクトにいこうと」。得点圏では6打席で5打数4安打、1本塁打、7打点。「それはたまたまです」と謙遜するが、チャンスでの強さが際だっている。 工藤監督は「いい打撃をした。マスクをかぶってもいいリードをしていたし、自信につながれば」と、得意の打撃面だけでなく、8回から捕手として2イニング無安打無失点に抑えたリード面もほめた。

◆ロッテが0-1の四回に大竹から3本のソロ本塁打を放った。先頭の中村奨がカーブを左手一本で左翼席に放り込むと、続くレアードは直球を引っ張ってライナーでたたき込む。2死から今度は井上が流し打ちで右翼ポール際に運び「甘いチェンジアップをしっかり捉えることができた」と喜んだ。  三回までは1安打に封じられていた。攻撃前に大村打撃コーチを中心に円陣を組み、その効果がすぐに表れた。

◆ソフトバンクの長谷川勇が2打点を挙げて、存在感を示した。二回に中越えへ先制の2号ソロ。2球続けて見逃し、簡単に追い込まれたが、続く外角球をきれいにはじき返した。「甘い球を見逃してしまい『しまった』と思ったので、打てたのが自分でもびっくり」と話した。  逆転を許した直後の四回は無死一、三塁から初球をたたいて右翼へ犠飛。勝利にはつながらなかったが、グラシアルがキューバ代表戦で離脱する中、34歳のベテランが勝負強さを発揮。工藤監督も「いい働きをしてくれている」と好評価した。

◆0-1の四回にソロ3発で逆転した。井上はこの回のソロに続き、六回には左翼席中段へ18号2ラン。「いいスイングで振り抜くことができた」と笑った。6月に右足裏を痛めるなど「痛い箇所はいっぱい」と苦笑いしながら、この3連戦で4発。この日は7番だったが、井口監督は「本来は4番を打っていた選手。そこに入れるようにもっと上げていってほしい」と期待した。

◆2年目の左腕、大竹は自身ワーストの4本塁打を被弾。六回途中9安打6失点で4敗目を喫し、「自分の実力不足。何試合も同じように失点を繰り返してしまい申し訳ない」と肩を落とした。これで5戦連続で4失点以上。次週も先発させるかと問われた工藤監督は「はい」と即答。「この1週間は次の登板へしっかり気持ちを切り替えて」と奮起を促した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
51384 0.573
(↓0.007)
-
(-)
50387
(+4)
356
(+7)
125
(+1)
83
(+1)
0.250
(↓0.001)
3.490
(↓0.03)
2
(-)
日本ハム
48404 0.545
(-)
2.5
(↑0.5)
51389
(-)
368
(-)
63
(-)
38
(-)
0.256
(-)
3.720
(-)
3
(1↑)
西武
46431 0.517
(↑0.006)
5
(↑1)
53461
(+5)
429
(+1)
100
(+2)
94
(-)
0.258
(-)
4.230
(↑0.04)
4
(1↓)
楽天
45432 0.511
(↓0.006)
5.5
(-)
53393
(+1)
377
(+5)
91
(+1)
31
(-)
0.249
(↓0.001)
4.000
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
42462 0.477
(↑0.006)
8.5
(↑1)
53408
(+7)
398
(+4)
112
(+4)
56
(-)
0.246
(↑0.001
4.070
(↑0.01)
6
(-)
ORIX
38485 0.442
(-)
11.5
(↑0.5)
52315
(-)
398
(-)
60
(-)
85
(-)
0.233
(-)
3.910
(-)