西武(☆10対3★)オリックス =リーグ戦15回戦(2019.07.21)・メットライフドーム=
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ORIX
2000010003702
西武
10010314X101201
勝利投手:ニール(5勝1敗0S)
敗戦投手:荒西 祐大(1勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】モヤ(2号・1回表2ラン),吉田 正尚(17号・6回表ソロ)
【西武】山川 穂高(30号・6回裏3ラン)

  DAZN
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◆西武は1点ビハインドで迎えた6回裏、4番・山川に3ランが飛び出し、逆転に成功する。3点リードで迎えた8回には、金子侑と岡田の連続適時打などで4点を加え、試合を決めた。投げては、先発・ニールが6回3失点の好投で今季5勝目。敗れたオリックスは、投手陣が崩壊した。

◆オリックスのスティーブン・モヤ外野手(27)がチーム7試合連続の先制点となる2号2ランを放った。 4番DHでスタメン出場。初回、2死二塁から西武ニールの低めチェンジアップをすくい上げ、右中間スタンドに放り込んだ。モヤは「低めのボールをしっかりと捉えることができたね。打った瞬間入ると思ったよ!まずは先制できて良かった!」とコメントした。

◆オリックス吉田正尚外野手(26)が2試合連発の勝ち越し17号ソロを放った。 2-2の同点で迎えた6回先頭の打席で、カウント2-2からの5球目、西武ニールの内角高め143キロツーシームを振り抜き、右翼スタンド中段まではじき返した。「しっかりと集中して1発で仕留めることができました!」。 前日20日西武戦でも決勝アーチを放った主砲。初回の第1打席ではモヤの先制弾につながる右中間への二塁打を放っており、4戦連続マルチ安打を記録。打率も3割3厘まで上昇した。

◆西武山川穂高内野手が、2年連続30号一番乗りを果たした。 1点を追う6回無死一、三塁で打席を迎え、左中間スタンドへ逆転3ランを放った。昨季に続く両リーグ一番乗りで30本塁打とし、2年連続は12、13年バレンティン(ヤクルト)以来。日本人では97、98年松井(巨人)以来21年ぶりとなった。本拠地メットライフドームでは6月6日以来の1発。「打った瞬間の手応えは完璧だった」とスタンドと一緒に「どすこいパフォーマンス」を競演した。

◆オリックスが1回、モヤの2号2ランで先制した。西武はその裏、源田が三塁打で出塁。外崎の遊ゴロの間に生還した。 オリックスは同点で迎えた6回、先頭の吉田正が17号ソロ。西武はその裏、山川が30号3ランを放ち逆転した。 西武は7回に秋山の適時打などで突き放して勝利。2カード連続勝ち越しを決めた。ニールが5勝目。オリックスは連勝を逃した。荒西2敗目。

◆オリックスは逆転負けで吉田正の2戦連弾も空砲に終わり、後半戦2カード連続負け越しを喫した。 初回にモヤの2ランで7試合連続の先制に成功。同点の6回先頭の吉田正が右翼席中段に運ぶ17号ソロで勝ち越した直後だった。無死一、三塁からマウンドに上がった2番手比嘉が山川に3ランを被弾。そのまま終盤の猛攻を止められず、大敗した。西村徳文監督(59)は「主導権を握ったところから入って、(吉田)正尚の1発の後の失点がすごく痛かった」と悔やんだ。

◆西武の4番山川穂高内野手が、本塁打王に輝いた昨季に続き、30号に一番乗りした。 1点を追う6回無死一、三塁で決勝3ラン。外角スライダーを、バットの先ながら左中間席へ放り込んだ。2年連続の両リーグ最速30本は、日本人では97~98年松井(巨人)以来21年ぶり。「自分的には時間がかかったんで、ここからタイトル争いがあるからペースを上げていきたい」と、力強く宣言した。 生みの苦しみを味わった。ここ5試合、わずか2安打。快音も遠ざかった。7月はまだ3本目。本拠地でのアーチは6月6日以来、1カ月半ぶりとあって「去年は敵地で打てなくても、ホームに戻ってきたら打てたのに今年は少ないので気にしていた」。流れを引き戻すために登場曲をBEGINの「誓い」に変更。「ようやく自分の形で打つことができた」とチームを1日で3位に再浮上させた。 現在シーズン48本ペース。お立ち台で目標の50発に「ちょっと50本は微妙なんで...」と言うと、スタンドから期待の裏返しのブーイングを浴びた。最後は「流れに乗らないといけない数字。流れさえつかめれば無理ではない」としっかり軌道修正した。【栗田成芳】

◆西武山川穂高内野手が2年連続の両リーグ30号一番乗り。2年以上続けて両リーグ30号一番乗りは12~13年バレンティン(ヤクルト)以来8人、10度目で、日本人では97~98年松井(巨人)以来21年ぶりだ。 山川は10、20号も2年連続で両リーグ一番乗り。10~30号を2年続けて両リーグ一番乗りは、66~67年王(巨人)に次いで2人目で、パ・リーグの選手では初めて。

◆オリックスのスティーブン・モヤ内野手が21日、西武戦(メットライフ)の第1打席で、右中間へ先制の2号2ランを放った。  一回2死二塁からの西武先発のニールが投じた2球目。低め129キロの変化球をすくい上げ、右中間スタンドまで運んだ。  中日から金銭トレードで加入し、移籍後初打席初本塁打となった3日のロッテ戦(京セラ)以来となるアーチ。19日からの西武3連戦では3試合連続安打と徐々にパ・リーグの投手に対応をしてきた。

◆オリックスの吉田正が2試合連続の17号ソロを放った。2-2の六回、先頭打者でニールの内角高めに浮いたツーシームを捉え、右越えへ運んだ。直前に見逃した内角球もツーシームで「その一球を見ていたのでうまく反応できた」とうなずいた。  チームは逆転負けを喫したが、後半戦に入り「バットが振れている」と好調を維持。一回にも初球を振り抜いて右中間二塁打とし、4試合連続の複数安打をマーク。打率を今季初めて3割台に乗せた。

◆西武の山川が両リーグ一番乗りで30号本塁打を放った。2-3の六回無死一、三塁。比嘉に対し、追い込まれながらも両腕を伸ばして外角スライダーを捉え、左中間席へ運んだ。2年連続で大台に乗せ「打った瞬間の手応えは完璧だった」と誇った。  後半戦に入ってここまで5試合で計2安打と状態が上がらなかったが、後半戦初アーチで復調を印象付けた。今季88試合目での30号は、47本塁打をマークした昨季より10試合早い到達となった。

◆西武のニールが6回3失点で4連勝を飾り5勝目を挙げた。テンポ良く打たせて取る持ち味を発揮。4月2日以来の本拠地登板で先発の役割を果たし「メットライフドームで長く投げていなかったのでとても興奮した。いい投球ができた」と喜んだ。  前回登板が7月10日と登板間隔が空き「序盤は感覚をつかむのに苦労した」と言う。一回にモヤに先制2ランを浴びたが、尻上がりに制球力を増して逆転勝利につなげ「チームとしても素晴らしい勝利」と誇らしげだった。

◆西武の中村が八回の打席で左足に自打球を当て、途中交代した。その場に倒れ込み、痛そうな表情を浮かべてベンチに戻った。辻監督は「心配。そこまでひどくないと思うけど」と不安そうだった。

◆オリックスのドラフト3位新人、荒西は5回0/3を投げ6安打4失点で2敗目を喫した。3-2の六回、先頭打者の源田に初めて四球を与えると、次打者の外崎にしぶとく中前打されて降板。後続が逆転を許し「イニングを投げきって粘って抑えたかった」と唇をかんだ。  26歳のオールドルーキーで、変化球を主体に的を絞らせない投球が持ち味。五回までは2点に抑えていただけに、悔やまれる登板となった。

◆大砲コンビの今季初アベック弾も空砲に終わった。一回2死二塁からモヤが右中間へ先制の2号2ラン。中日から移籍後初打席初本塁打となった3日のロッテ戦以来の一発を「低めのボールをしっかりととらえることができた」と振り返った。  2-2の六回には吉田正が右翼へ2試合連発となる17号ソロ。打率も今季初の3割到達となる・302に上昇させ「ここからですね」と気合を入れたが、直後に逆転を許し、西村監督は「あそこの失点が痛かった」と渋い表情だった。

◆西武・山川穂高内野手(27)が21日、オリックス15回戦(メットライフ)の六回に逆転の30号3ラン。日本選手では1997、98年の松井秀喜(巨人)以来、21年ぶりとなる2年連続の両リーグ30号一番乗りを達成した。チームは10-3で大勝し、後半戦は2カード連続の勝ち越しで3位に浮上した。  久々のどすこいコールが、メットライフドームに響き渡った。1点を追いかける六回無死一、三塁。山川がオリックス2番手、比嘉のスライダーを愛称「アグー」の垂れ幕がなびく、左中間席中段に突き刺した。  「打った瞬間の手応えは完璧だった。久々に得点圏でホームランを打ててよかったと思います」  逆転の30号3ラン。本拠地では6月6日の広島戦以来、45日ぶりの一発で2012、13年のヤクルト・バレンティン以来6年ぶり、日本選手では1997、98年の巨人・松井秀喜以来21年ぶりの2年連続30号一番乗りを果たした。  試合前まで、7月は打率・118、2本塁打。本来の打撃とほど遠く、前日から気分転換に登場曲を変更した。この日は普段、本拠地で使用している『オジー自慢のオリオンビール』に加え、同じBEGINの『誓い』の沖縄リレーで挑んだ。  光が差し込んだのは、投手強襲安打を放った四回の第2打席。18打席ぶりに「H」ランプを灯してベンチに戻ると、ムードメーカーの熊代に「きたっす。"どすこい"いきますわ!」と予告した。次打席で一発を目の当たりにし、2つ上の先輩は「本当に打った...」と仰天した。  これで昨季の47本塁打を超える48本ペース。パ・リーグ2位のレアードに4本差をつけた主砲は「タイトル争いもあるし、きょうみたいなホームランを増やしていかないと」と気を引き締めた。いよいよ、夏本番-。昨季のMVP男がチームを上昇気流に乗せる。 (花里雄太) 逆転の30号3ランを放った山川について西武・辻監督 「うちの4番。自分が打たないとチームが勝てないという気持ちでやってほしい」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
49374 0.570
(↑0.005)
-
(-)
53367
(+4)
338
(+2)
119
(+2)
78
(+1)
0.248
(-)
3.420
(↑0.02)
2
(-)
日本ハム
46404 0.535
(↓0.006)
3
(↓1)
53379
(+4)
362
(+9)
62
(+1)
37
(-)
0.256
(-)
3.740
(↓0.06)
3
(1↑)
西武
45421 0.517
(↑0.005)
4.5
(-)
55453
(+10)
424
(+3)
97
(+1)
94
(+1)
0.258
(↑0.001
4.270
(↑0.01)
4
(1↓)
楽天
44422 0.512
(↓0.006)
5
(↓1)
55388
(+2)
369
(+4)
88
(-)
31
(-)
0.251
(-)
4.020
(↑0.02)
5
(-)
ロッテ
41442 0.482
(↑0.006)
7.5
(-)
56390
(+9)
378
(+4)
103
(+1)
55
(+1)
0.244
(-)
3.970
(-)
6
(-)
ORIX
38465 0.452
(↓0.006)
10
(↓1)
54309
(+3)
388
(+10)
59
(+2)
83
(+1)
0.234
(-)
3.920
(↓0.07)