ソフトバンク(★0対4☆)日本ハム =リーグ戦14回戦(2019.07.17)・北九州市民球場=
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日本ハム
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ソフトバンク
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勝利投手:有原 航平(10勝4敗0S)
敗戦投手:スアレス(0勝4敗0S)

本塁打
【日本ハム】西川 遥輝(3号・1回表ソロ)

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◆日本ハムが同一カード3連勝。日本ハムは初回、西川の先頭打者本塁打で幸先良く先制する。そのまま迎えた5回表には、中島卓也と大田の適時打などで3点を追加した。投げては、先発・有原が8回2安打無失点の快投で今季10勝目。敗れたソフトバンクは、打線が散発2安打と沈黙した。

◆日本ハム有原航平投手(26)が自身3度目の2桁勝利を目指す。過去2度の10勝目は、16年が7月22日、17年が10月9日に記録。16年はリーグ10勝一番乗りをマークしており、今日勝てば2度目のリーグ10勝一番乗りとなる。

◆日本ハムが先手を取った。初回、西川の先頭打者アーチで1点を先制した。先発有原は3回まで1安打無失点に抑えた。 日本ハムは5回、先頭石井の二塁打を足がかりに長短4安打などで3点を加点した。ソフトバンクは6回まで無得点。 日本ハムが完勝し、カード3連勝した。先発有原は8回無失点の好投でリーグトップの10勝目。ソフトバンクは今季初の4連敗。ソフトバンク・スアレス4敗目。

◆ソフトバンクが今季初の4連敗を喫した。打線は後半戦開幕時の内川、デスパイネというクリーンアップ2人が負傷欠場という厳しい状況。 工藤公康監督は「若い子に頑張ってもらいましょう」と捕手の栗原をプロ初のDHで先発起用するなど策を打ったが、今季5度目の0封負けを食らった。チームを引っ張ってきたグラシアルもこの日を最後に、国際大会出場のためチームを離れる。2位日本ハムに4ゲーム差。首位を守っているとはいえ、苦しい戦いが続く。

◆ソフトバンクのロベルト・スアレス投手が6月19日ヤクルト戦以来、約1カ月ぶりの先発で4回1失点と粘投した。 初回に先頭の西川には本塁打を浴びたが、以降は4回まで無安打投球。短いイニングでの降板は予定通りで、ショートスターターの役割を果たした。右腕は「前回の登板から、フォームの修正や低めにボールを集めるという課題に取り組んできて、手応えのある投球になったと思います」とうなずいた。

◆ソフトバンクが今季初の4連敗を喫した。打線は後半戦開幕時のクリーンアップが2人離脱という厳しい状況で、5月1日楽天戦以来、今季5度目の0封負けを食らった。 9回2死の攻撃でも、年に2度しか公式戦がない北九州市民球場のファンは声援を送った。だがグラシアルは二ゴロに倒れ、鷹の祭典で青一色に染まったスタンドは大きなため息に包まれた。 6月末の札幌で3連勝した日本ハムに、ホームでまさかの3連敗。カード3連敗は6月2日楽天戦以来今季3度目だ。 工藤監督は「打てる時も打てない時もある。まだ試合も続く。トップにいる。前に進むことを一番に考えてやりましょう」と言葉を絞り出した。 最近は主に3番を打っていた内川が、前日16日日本ハム戦に続き、左膝違和感のため欠場。さらに主砲デスパイネも、同戦で左肘に受けた死球の影響で出場しなかった。工藤監督は、捕手の栗原をプロ初のDHで起用。明石を今季初の3番に置くなど、やりくりに苦しんだ。 チームを引っ張ってきたグラシアルもこの日を最後に、国際大会に出場するためチームを離れる。代わってベテラン長谷川勇が昇格する。2位日本ハムとは4ゲーム差まで縮まった。首位を守っているとはいえ、苦しい戦いが続く。【山本大地】

◆日本ハム栗山英樹監督が、3連勝を狙ったソフトバンク3連戦で目的を完遂した。 一気にゲーム差を4に縮めて「チャンスが出てきたことは間違いない」と言葉に力がこもった。ショートスターターや細かな継投、積極的な仕掛けなどのベンチワークに、選手も呼応して手応え十分の白星を重ねた。逆転優勝へ「勝負はここから」と気持ちを引き締めた。

◆日本ハム有原航平投手(26)がリーグ一番乗りとなる10勝目を挙げた。ソフトバンク戦で8回2安打無失点。2年ぶりの2ケタ勝利に到達した。「チームに感謝したい。次も頑張ります」。ヒーローインタビューでは謙虚に言葉を並べた。 試合開始まで雨が降り、蒸し暑く、土もぬかるむ環境にも対応した。「ボール自体はコントロールに苦しんだ部分があったけど、キャッチャーの配球や野手のみなさんに守ってもらえた」。気持ちを切らすことなく、丁寧に投げ続けた。得点圏に走者を置いたのは初回と5回だけ。8回2死では、上林に対して球場表示148キロの直球で空振り三振。この日の114球目でも、キレと力がある真っすぐでねじ伏せた。 球宴では12日の第1戦に登板し、2回25球を投げた。中4日で臨んだマウンドだったが「8回は絶対に投げたいと思っていた」。首位との直接対決で連勝して迎えた3戦目。「絶対に負けられない試合だと分かっていた」と気持ちを1球1球に込めた。栗山監督も「中4日で、ちょっと体が重かったかもしれない」と継投のタイミングを計っていたが、抜群の内容に、8回を任せた。「責任を持って、しっかり投げてくれた」とねぎらった。 16年5月7日にも北九州でソフトバンクを相手に完投勝利をマークした。3年ぶりの登板でも本領を発揮。チームはその後に日本一まで駆け上がっただけに、縁起も良い10勝目。何よりも首位ソフトバンク相手に3連勝を力強く決めた快投は、シーズン終盤の勝負どころで生きてくる。【木下大輔】

◆ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(33)が17日、日本ハム14回戦を欠場した。 前日16日の同戦で死球を受けた影響で、左肘に打撲の痛みが出たため。 チームには同行し、球場で治療などを受けた。試合後には「今日1日、大事を取って、明後日(19日楽天戦)から万全の状態で行けるようにしたい」と話した。

◆日本ハム中島卓也が6日楽天戦以来のスタメン出場で、貴重な追加点をもたらした。5回1死一、三塁で右前適時打。 「試合に出るのも久しぶりでしたし、ホッとしました。当たりは良くなかったですけれど、抜けてくれて本当にホッとしました」。9日には異例の2軍戦出場を直訴して打席にも立っていた。後半戦3連勝スタートに、選手会長も遅ればせながら貢献した。

◆先制パンチで、首位をスイープだ。日本ハム西川遥輝外野手(27)が、ソフトバンク14回戦(北九州)の1回、5月4日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる今季2本目の先頭打者アーチを夜空に描いた。小雨が降る中で始まった試合。13日の球宴でも、雨傘を差すパフォーマンスで観客の心を捉えたばかりだが、またしても悪天候の中で輝いた。チームは首位ソフトバンクに3連勝で、4ゲーム差に急接近。後半戦は最高のスタートを切った。「水も滴るイイ男」は、雨の日にこそ強いのか!? 西川が雨の中で最高のパフォーマンスを演じた。試合開始直後の1回。2-2から2球粘って7球目だった。スアレスが投じたど真ん中のフォークボールを、しっかりと捉えた。 西川 久しぶりにバットにボールが当たったなという感触だった。(対戦数が少なく)『わかんないな~』と思ったけど、ファウルを打っているうちに、ちょっとずつ合ったんじゃないですか? 雨粒を払いながら、打球は敵地ファンで埋まった右翼席中段へ、真っすぐに飛んで行った。 開幕直後は絶好調だったが、7月の月間打率は2割5厘と苦しんでいる。「交流戦明けから、全然(状態が)良くなかった」とバットは湿りがちだったが、ようやく復調気配だ。 13日、甲子園で行われたオールスターも雨だった。外野の守備位置に向かう際、折りたたみ傘をさすパフォーマンスでスタンドを沸かせた。5月18日ソフトバンク戦(熊本)で、中断中にファンから傘を借りて"雨宿り"したことが由来。「ぬれると力が出ないタイプやねん」と冗談を飛ばすが、ずぶぬれになったはずの球宴では4打数3安打と大活躍だった。 球宴では多くのスターと触れ合い、気分一新。「秋山さん(西武)は野球好きだなって思いましたね。(いろいろな選手と)野球のことばっかり話してました。俺には、無理」と苦笑いするが、西川にしかない魅力はもちろんある。小雨だったこの日はナイターで気温27度、90%近い湿度。「傘とか...もう暑すぎて無理」と断念したが、気分良く首位ソフトバンクに3連勝。試合後「暑い」を繰り返した背番号7の声は、言葉とは裏腹に弾んでいた。【中島宙恵】

◆1週間ぶりにスタメン出場した日本ハム清宮幸太郎内野手は2打数無安打で8回に代打を送られた。自己ワーストを更新する28打席連続無安打も、6回は四球を選んで出場9試合ぶりに出塁。「四球を選べたのは良かった」と話した。 試合前には弟・福太郎内野手(早実)の鮮烈な公式戦デビューに「本当に楽しそうにやっているなとも思いましたし、先輩たちにノビノビやらせてもらっているのかなとは思いました。どんどん勝ってもらえればと思います」とエールを送った。兄も負けられない。

◆蒸し暑さが充満する北九州市民球場のグラウンドに立った日本ハム栗山監督は笑顔だった。後半戦開始から首位ソフトバンクに連勝。じっとりと汗がにじむ曇天の敵地も、気分は悪くなかった。 「この前の負け方が悪すぎましたから。しっかりとやらないと」。そう言うと栗山スマイルを残してチームの練習を見守った。 栗山監督が言った「この前の負け方」は6月下旬の札幌でのホークス3連戦のことだ。この日の「鷹の祭典」のように日本ハムも「HOKKAIDO be AMBITIOUS」と銘打った祭典用の赤と紺の特別ユニホームで戦った。結果はホークスに3連敗。有原、杉浦、浦野の3先発を立てたが、屈辱の黒星を喫してしまった。 よほど悔しかったのだろう。半月以上前の敗戦の悔しさを肥やしていたようだ。この日はスタッフ会議でも気合十分だったようで、関係者も「栗山監督はものすごく気合が入っていた」と話した。球宴登板の有原を中4日で先発マウンドに送り出し、期待通りの8回0封。リーグトップの10勝目を挙げた。 追うものの「執念」を見せつけられた一方で、ホークスは受け身だったように思う。内川、デスパイネが欠場し、若手中心のオーダー編成となった。試合後、厳しい表情で若手選手を叱咤(しった)したのは吉鶴バッテリーコーチだった。「覇気がない。失敗してもいいからもっと気合が欲しかった。(若手は)チャンスなんだから」。今にも泣きだしそうな空模様は何とか持った。チームにとっては今季初の4連敗。暗く沈むことなく「攻撃的姿勢」を持ち続けてもらいたいものだ。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆日本ハム清宮幸太郎内野手は17日ソフトバンク戦(北九州)で四球を選び、21打席ぶりに出塁した。 調子が上向かない中「この時期を、どう生かすかは自分次第」と必死に前を向く。17日の試合前練習ではソフトバンク秋山前監督から助言をもらい「(体の)バランスについて言われました。わかりやすくて良かったです」と不振脱出のヒントを得た。「早くこの時期を脱したい」と、福岡から北海道行きの飛行機に乗り込んだ。

◆日本ハムの中島が6日の楽天戦以来の先発起用に応えた。1-0の五回1死一、三塁で加治屋から右前適時打を放って貴重な追加点をマーク。慣れない地方球場ながら、遊撃の守備でも巧みなグラブさばきで好投の有原を支えた。  打撃不振で最近はベンチを温めることが多かった。約1カ月ぶりの安打と打点ということもあり「久しぶりだったし、ホッとした。当たりは良くなかったが、抜けてくれて本当にホッとした」と安堵の言葉を繰り返した。

◆18日に日本を離れるグラシアルは「キューバのために戦うことも自分の使命。しっかりプレーして、(大会後は)早く戻ってくるよ」と別れを告げた。七回先頭で四球を選んだが、一回2死三塁で投ゴロ。九回2死の二ゴロで最後の打者になるなど不発で「(有原は)いい投手だと分かっているけど、うまく対策ができなかった」と悔しそうに振り返った。

◆1番・西川が一回にスアレスのフォークボールを捉え、右越えに先制の3号ソロ。5月4日のロッテ戦で先頭打者アーチを放って以来となる一発を「1打席目から1本いけたのは大きい」と自画自賛した。その後は2四球を選んで出塁し、七回には二盗も決めた。「最近は全然打てていないので、(本塁打が)良いきっかけになってくれれば」と笑顔だった。

◆エースの力投で鷹の背中が見えてきた。日本ハム・有原航平投手(26)が、8回2安打無失点。リーグ最速で2年ぶりとなる10勝目を挙げ、首位ソフトバンクを相手にチームを同一カード3連戦3連勝に導いた。  「絶対に負けられない試合だと分かっていた。いい流れを止めないように、必死に投げました」  試合前の雨でぬかるむマウンドも意に介さず、12日のオールスターゲーム第1戦(東京ドーム)から"中4日"で託された先発の役割を全うした。五回無死一、二塁のピンチも甲斐を見逃し三振に斬るなど無失点でしのぎ、自身100試合登板の節目を飾った。  ともに先発陣の柱を担っていた上沢が、6月中旬に左膝蓋骨骨折で離脱。休日に浦野と、上沢が入院する東京都内の病院へ見舞いに行った。  病院食で物足りないだろう上沢のために用意した差し入れは、そのまま食べられる加工をした鶏肉。粋な計らいで喜ばせる一方、患部のレントゲン写真を見せるなど明るく振る舞う後輩の姿に「一番、辛いのは上沢。もっと頑張らないと」と決意を新たにした。  首位とのゲーム差を後半戦開始時の7から一気に4へと縮めたが「まだまだ(勝利を)積み重ねてチームに貢献したい」と有原。最大11・5ゲーム差を逆転した2016年の再現へ、背番号16が頼もしさを増す。 (中田愛沙美)

◆観客席を青く染めた北九州の「鷹の祭典」で、雨と一緒に打球音が湿った。しかし、「打線は水もの」とは言っていられない。首位を快走していたソフトバンクに窮地に陥った。今季ワーストの4連敗となった工藤監督は、数秒考え込んでから言葉を選んだ。  「(若手は)チャンスだと思うんですけどね。いっぱいになったファンのみなさんの前で、いいゲームがしたかった」  わずか2安打で、5月1日の楽天戦(ヤフオクドーム)以来の無得点で敗れた。一回は先頭の上林の左前打を生かせず、五回は先頭の松田宣の左前安打と栗原の四球で無死一、二塁としたが、進塁もさせられなかった。いずれも失点の直後。反撃ムードはなかった。  3試合で計11安打3得点に終わった打線は、左膝痛の内川が2試合連続で欠場した。デスパイネも前日16日の左腕への死球の影響でベンチスタート。3、4番を欠き、今季初スタメンの栗原を「6番・DH」で起用するなど若手を並べた。2人は19日の楽天戦(楽天生命パーク)から復帰の見込みだが、さらなるピンチが待っている。  この日を最後にグラシアルがチームを離れる。キューバ代表で国際大会に出場するためで、再来日は8月7日だ。打率・329、チーム最多タイの20本塁打、同3位の48打点。周囲はデスパイネとのキューバコンビの相乗効果も認め、後ろを打つ松田宣も「負けないように」と刺激を受けていた。大きな影響力を持つ存在。代役に右足のけがから復帰した長谷川勇の昇格を決めたが、攻撃陣は正念場。指揮官はまず、気持ちを切り替えた。  「いままでもけが人が出る中で、みんなでカバーしてきたし、それもしっかりカバーしていくこと。まだトップにいる。前をみて進みたい」  日本ハムと4ゲーム差も、7差から3日間で接近。ペナント奪還への大きな山を迎えた。 (安藤理)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
48354 0.578
(↓0.007)
-
(-)
56362
(-)
330
(+4)
117
(-)
76
(-)
0.251
(↓0.002)
3.450
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
44394 0.530
(↑0.006)
4
(↑1)
56366
(+4)
350
(-)
60
(+1)
37
(+1)
0.256
(↓0.001)
3.730
(↑0.05)
3
(-)
西武
43411 0.512
(↑0.006)
5.5
(↑1)
58437
(+4)
414
(+3)
94
(-)
93
(-)
0.259
(-)
4.320
(↑0.02)
4
(-)
楽天
42412 0.506
(↑0.006)
6
(↑1)
58380
(+7)
364
(+3)
87
(+1)
30
(+1)
0.253
(↑0.001)
4.130
(↑0.01)
5
(-)
ロッテ
40422 0.488
(↓0.006)
7.5
(-)
59378
(+3)
365
(+4)
101
(+1)
54
(+1)
0.246
(-)
3.950
(↓0.01)
6
(-)
ORIX
37445 0.457
(↓0.006)
10
(-)
57299
(+3)
372
(+7)
55
(-)
78
(+1)
0.233
(-)
3.880
(↓0.03)