オリックス(★3対7☆)楽天 =リーグ戦18回戦(2019.07.17)・京セラドーム大阪=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
楽天
01122000171201
ORIX
3000000003800
勝利投手:辛島 航(6勝4敗0S)
敗戦投手:山﨑 福也(2勝3敗0S)

本塁打
【楽天】ブラッシュ(22号・2回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ORIX戦チケット予約 楽天戦チケット予約
◆楽天が逆転勝利。楽天は2-3で迎えた4回表、辰己と茂木の連続適時打で逆転に成功する。続く5回には、銀次の適時打とウィーラーの犠飛で2点を追加し、リードを広げた。投げては、先発・辛島が5回3失点で今季6勝目。敗れたオリックスは、投手陣が精彩を欠いた。

◆プロ野球史上初の「スミ1内野安打勝利」から一夜明け、オリックス打線が、初回から爆発した。 先頭の福田周平内野手(27)が左中間への二塁打で出塁すると、送りバントで三塁へ進み、新人・中川圭太内野手(23)がセンターへのタイムリーヒットで1点を先制。続く4番吉田正尚外野手(26)が右翼へ適時二塁打。さらに、この日1軍に昇格し即スタメンに起用された杉本裕太郎外野手(28)も、右翼線への二塁打を放ち1点を追加。この回、4本の長短打を集中し3点を挙げた。中川は「追い込まれていましたし、なんとか転がして先制点を取ろうと思っていたので、タイムリーになってくれてよかったです」と話し、吉田正も「しっかりと自分のスイングで打つことができました」と喜んだ。

◆楽天平石洋介監督がDHを有効活用して主砲の負担を軽減する。前日16日のオリックス戦で浅村を今季初めて指名打者で起用。 開幕からチームで唯一フルイニング出場を続けてきたが、9回に四球で出塁すると代走も送った。球宴にも出場した蓄積疲労を考慮しての柔軟な措置を「1年の中で(指名打者の枠を)うまく使えるところで使っていきたい」と説明。本来の二塁で先発した17日の同戦では6月11日のヤクルト戦以来となる適時打を放ち、早速リフレッシュ効果を示した。

◆オリックス先発のK-鈴木投手(25)が3回途中2失点での降板を反省した。1回に3点を取ってもらったが、2回にブラッシュにソロを浴び、3回にも1失点、2死満塁のピンチを残してマウンドを降りた。 K-鈴木は「調子自体は悪くなかったと思いますが、ボール先行の苦しいピッチングになってしまい、自分のペースで投げることができませんでした。点を取った直後の失点もそうですし、要所を粘ることができず、悔しいです」と肩を落とした。5月18日の西武戦でプロ初勝利を挙げてから勝ち星がなく、2勝目が遠い。

◆オリックスは1回、中川の適時打などで3点を先制。楽天は2回にブラッシュの22号ソロ、3回に浅村の適時打で1点差に迫った。 楽天は4回、辰己の適時三塁打で同点、茂木の適時打で勝ち越し、5回にも2点を追加。オリックスは2回以降2安打で無得点。 楽天は辛島が5回3失点と粘り、6回から継投で反撃をかわし逃げ切った。オリックスは序盤から中盤の失点が響き連勝を逃した。オリックス山崎福は3敗目。

◆オリックスが前日の1安打勝利の勢いを生かせず、楽天に完敗した。 1回に3点を先制しながら、K-鈴木が先発では自己最短の2回2/3で2失点での降板。辛島に相性のいい杉本を昇格させて先発起用。適時打を放つなど用兵も当たったが勝利には結びつかなかった。 西村監督は「先に3点を取っただけに、こういう展開にしちゃいけなかった。(K-鈴木は)コントロールがよくなかった。(山崎福ら)その後の投手にも踏ん張ってほしかった」と嘆いた。

◆楽天守護神松井裕樹投手が9回を3者凡退で締め、6カードぶりの勝ち越しで後半戦を滑りだした。 登板3試合連続黒星を喫して前半戦を終えたが、球宴のキャッチボール中に美馬から上半身に力みが出ていることを指摘された。「技術的な原因が分かったことが大きかった」。チームの配慮で3連戦初戦の15日は球場入りもしない完全オフを与えられ、前日も試合前練習のみでベンチ入りしなかった。心技体を整え「ここからフル回転する」と力強く宣言した。 ▽楽天平石監督(4点リードの9回に松井を起用)「4点差はいくつもりだった。力まず、それでいてボールもいっていた。質が良かった」

◆逆転の楽天が息を吹き返した。ドラフト1位ルーキーの辰己涼介外野手(22)が4回に右中間へ同点の適時三塁打を放つなど、2安打1打点、全打席出塁と地元関西で躍動。15日の初戦に続く今季23度目の逆転勝ちで6カードぶりの勝ち越しを決めた。後半戦を上々の形で滑りだし、19日からは仙台で首位ソフトバンクを迎え撃つ。肩口から入ってくるカーブを捉えた辰己の打球が、グングン伸びた。球団新記録の1試合7発が飛び出した6月14日の広島戦で本塁打を放って以来の長打は、貴重な同点打。「詰まりましたけど、いい対応ができました。久しぶりにタイムリーが打てて良かった」。続く茂木の適時打で決勝のホームを踏んだ。8回の右中間二塁打を含め、全4打席出塁と上位につなぐ9番の役割を全うしてみせた。 5月からスタメンに定着。球界トップレベルの強肩と広大なカバーエリアを備える中堅守備で何度も味方を救い、チームトップの9盗塁をマークするが「前半戦は悔しさしかありません」と首を振る。1カ月前に2割6分を超えていた打率は、試合前の時点で2割3分5厘。交流戦終盤には「僕、将来子どもができてもプロ野球選手にはしないと思います」と漏らしたこともあった。結果を残し続けなければ居場所を失う過酷な世界であることをあらためて実感。神経をすり減らしながら「でも、僕が野球を嫌いになることはない」と歯を食いしばってきた。 生まれ育った関西での試合には祖母や両親、いとこが応援に駆けつけてくれていた。「関西、やっぱりええなあと。気合が入ります」。練習中のBGMなどわずかな雰囲気の変化からテンションが上がり、実際に京セラドーム大阪では球場別最高となる打率3割8分9厘をマークしている。「自分は落ちるところまで落ちたので。その分、思い切りやれているところはあるかもしれません」。必死にもがき、壁を乗り越える。【亀山泰宏】

◆オリックスは幸先よく一回に3点を先行したが、K-鈴木や山崎福らが失点を重ねて逆転負けを喫した。西村監督は「こういうゲーム展開にしてはいけない。投手陣が何とか踏ん張ってくれないと」と嘆いた。  K-鈴木は二回にブラッシュにソロ本塁打を許し、三回にも1点を奪われ、なお2死満塁として降板。5月18日のプロ初勝利を最後に白星がなく「ボール先行の苦しい投球になった。要所で粘ることができず、悔しい」と落胆した。

◆楽天は辛島が5回3失点と踏ん張り、チーム単独トップとなる6勝目を挙げた。一回に4長短打を浴びて3点を先制されても二回以降はコースを丁寧に突き、追加点を許さず、味方打線の奮起にも助けられた。  先発として最低限の役割を果たし、6月14日以来の白星を手にしたサウスポーは「6回を投げ切らないと駄目。みんなに助けてもらった」と謙虚に感謝した。

◆楽天は逆転勝ちで後半戦最初の3連戦を勝ち越した。  一回に3点を先制されたが、二、三回に1点ずつ反撃した。四回は辰己の同点の三塁打に続き、茂木が勝ち越し打を中前に運び「何とか粘り強くできて逆転できた」。五回には好機で銀次が「ストライクが来たから打った」と甘い初球を逃さずに中前適時打とした。  16日に零敗を喫した打線が奮起し、12安打7得点と機能。平石監督も「しっかりみんながつないでやってくれた」と笑顔でたたえた。

◆投手陣が崩れ、逆転負け。一回に3点を先行したが、先発のK-鈴木、2番手の山崎福、3番手の比嘉がいずれも2失点と踏ん張れなかった。西村監督は「初回に3点取っただけに、そのあとの投手がなんとか踏ん張ってほしかった」と渋い表情。1軍に復帰し九回に登板した増井は1回を3安打1失点だったが、「状態を上げてもらって、勝ちパターンに入ってもらえたら」と今後に期待を寄せた。

◆辛島が5回6安打でチームトップの6勝目。しかし、4長短打などで3点を失い、30球を費やした一回を「前回登板と同じで、試合の入り方がよくなかった。みなさんに助けてもらいました」と反省した。平石監督は「一回はバランスが悪かったが、よく立て直した」とねぎらい、後半戦最初のカードでの勝ち越しを「みんながつないだ(結果)」と喜んだ。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
48354 0.578
(↓0.007)
-
(-)
56362
(-)
330
(+4)
117
(-)
76
(-)
0.251
(↓0.002)
3.450
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
44394 0.530
(↑0.006)
4
(↑1)
56366
(+4)
350
(-)
60
(+1)
37
(+1)
0.256
(↓0.001)
3.730
(↑0.05)
3
(-)
西武
43411 0.512
(↑0.006)
5.5
(↑1)
58437
(+4)
414
(+3)
94
(-)
93
(-)
0.259
(-)
4.320
(↑0.02)
4
(-)
楽天
42412 0.506
(↑0.006)
6
(↑1)
58380
(+7)
364
(+3)
87
(+1)
30
(+1)
0.253
(↑0.001
4.130
(↑0.01)
5
(-)
ロッテ
40422 0.488
(↓0.006)
7.5
(-)
59378
(+3)
365
(+4)
101
(+1)
54
(+1)
0.246
(-)
3.950
(↓0.01)
6
(-)
ORIX
37445 0.457
(↓0.006)
10
(-)
57299
(+3)
372
(+7)
55
(-)
78
(+1)
0.233
(-)
3.880
(↓0.03)