広島(★1対3☆)ヤクルト =リーグ戦12回戦(2019.07.02)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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ヤクルト
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広島
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勝利投手:小川 泰弘(3勝8敗0S)
(セーブ:石山 泰稚(1勝2敗10S))
敗戦投手:九里 亜蓮(3勝4敗0S)

本塁打
【ヤクルト】中山 翔太(3号・2回表ソロ),大村 孟(1号・9回表ソロ)

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◆ヤクルトが連敗を3で止めた。ヤクルトは2回表、中山のソロで先制に成功する。2-1で迎えた9回には、代打・大村にプロ初本塁打となるソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・小川が7回1失点の好投で今季3勝目。敗れた広島は、打線が5回以降無安打と振るわなかった。

◆ヤクルトが、ドラフト2位中山翔太外野手の3号ソロで先制した。 2回1死、カウント2-0から広島先発九里の142キロ内角低めシュートを左翼席へ運んだ。6試合連続のスタメン出場で、6月29日巨人戦以来2試合ぶりの本塁打。「1、2球目より少し甘く入ってきた球を、シッカリと自分のスイングをすることができました」と話した。

◆ヤクルトが2回に中山の3号ソロで先制。先発小川は3回まで2安打無失点。広島は1回1死二塁、3回2死一、二塁を生かせず。 広島は4回、無死一、二塁からバティスタの三塁ベース直撃の適時打で同点。ヤクルトは6回、広島田中広の適時失策で勝ち越した。 ヤクルトが継投で逃げ切り、連敗を3で止めた。7回1失点の小川が3勝目。拙攻拙守の広島は引き分けを挟み3連敗。先発九里が4敗目を喫した。

◆ヤクルト16年育成ドラフト1位の大村孟捕手が、プロ初本塁打を放った。 1点差で迎えた9回2死、代打で右翼席へ1号ソロ。貴重な追加点となり「感触はよかった。越えてくれと思いながら走った」と話した。進学校の東筑出身で、高校の保健体育の教員免許も持つ。昨季3月に支配下登録され、打撃を評価され1軍昇格した。 小川監督も「あの1発が大きかった。いいホームランだった」と称賛した。

◆6試合連続スタメンのヤクルト・ドラフト2位中山翔太外野手が、起用に応えた。2回1死、広島先発九里の142キロ内角低めのシュートを豪快に左翼席へ運び3号先制ソロ。 3球続いたシュートに「体が反応した。芯ではなかったけど、角度がついた。期待されていると思うので、少しでも力になりたい」と話した。

◆7月は燕の季節だ!ヤクルトのエース小川泰弘投手(29)が、16カードぶりとなる初戦の白星をチームにもたらした。7回を4安打1失点。 「チームは目の前の試合をとろうと一丸でやっている。厳しい状況だけど、前向きにやる」と決意を口にした。 勝利のため、とにかく粘った。1点リードで迎えた4回、先頭の鈴木に四球を与え、連打で同点に追いつかれた。さらに無死一、二塁のピンチで、下位打線を抑えた。力のある直球に、チェンジアップとカットボールがさえた。「よく覚えていないけど、粘ることだけを意識していた。自分を信じて、自信を持って投げられた」。尻上がりに調子を上げ、5回以降は3者凡退とした。 大事なカード初戦を、やっと手にした。5月6日阪神戦(神宮)以来、約2カ月ぶりの勝利だ。開幕投手の小川はカード頭を任されていたシーズン当初、調子が上がらなかった。自分も勝てず、チームも勝てない。先陣を切って戦う重要さを痛感した。「初戦は、3連戦のチームとしての戦い方を示すところ。初戦で勝てなければ、絶対に3連勝はないわけで、責任がある」と話していた。 マツダスタジアムは、5月4日に悪夢の16連敗が始まった場所。連敗は止まったが、低空飛行で最下位。「個人個人が成長していかないと、繰り返してしまうこともある。そこは、意識していく」。エースが自覚を持って、チームを引き上げる。【保坂恭子】

◆トレードに2軍通告。広島緒方孝市監督(50)がチームの変革を推し進めている。試合前には下水流と楽天三好との交換トレードが発表され、巨人から移籍の長野は2軍合流となった。リーグ最下位のヤクルトとの接戦を落とし、引き分けを挟み3連敗。首位巨人とのゲーム差は4ゲーム差に広がった。リーグ2位で優勝争いを繰り広げながらも、緒方監督はチームの変革に余念がない。試合前には楽天との交換トレードが決まり、三好の加入が決まった。加えて、経験のある長野を朝から2軍で調整させた。リーグ戦再開後、引き分けを挟み3連敗も、指揮官は懸命に前を向いた。 緒方監督 これを打破しないと。地元のゲームでこれだけの声援の中、力をもらっているのでね。明日切り替えて戦っていくだけです。 4回にバティスタの三塁ベースに当たる幸運な適時打で得点を奪うも、同点の6回に遊撃田中広の適時失策で決勝点を許した。田中広は「イレギュラーしようが、あそこは前で止めるべきだった。申し訳ない」と敗戦の責任を背負った。ただ、投打の歯車だけでなく、ベンチと選手の歯車もかみ合っていない。 変革には聖域などない。昨年、西日本豪雨後初の本拠地試合で巨人相手に劇的な延長逆転サヨナラ2ランを放ち、3連覇に貢献した下水流をトレードで放出。勝負強い打撃に加え、打撃技術や人間性は一目置かれる存在だが、右の内野手獲得にかじを切った。 長野には2軍調整を宣告。出場選手登録抹消こそ持ち越されたものの、高ヘッドコーチは「明日(3日)抹消します」と明言した。先発出場した最近5試合で20打数5安打で打率2割5分も、代打で5打席連続無安打で再調整となった。3日先発予定のローレンスに代わって、チーム最多タイ18本塁打を放ち、5月の快進撃を支えたバティスタの2軍降格も決まった。 重苦しい空気がチームを包む。最下位で交流戦を終え、リーグ戦再開後も引き分けを挟み3連敗。首位巨人とは4ゲーム差に広がった。まだ慌てる時期ではないが、チームは活性化を求める。選手を鼓舞するだけでなく、選手の力を最大限に生かす戦術も求められる。【前原淳】

◆広島は同点に追いついた4回無死一、二塁から強攻に出るも無得点。6回は遊撃田中広の適時失策で勝ち越し点を与えた。攻撃は5回以降、走者さえ出せずに敗戦。引き分けを挟み3連敗となり、首位巨人と4ゲーム差に広がった。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。 -接戦でミスが出た 緒方監督 そうやね。投手は頑張ってくれている試合が続いているから、打線がうちらしく主導権を握って試合ができたらいいんだけど。なかなかつながりきれないところがある。打者としては打ちにいく姿勢は見せているので、我慢のときだと思う。 -重い試合が続いている 緒方監督 これを打破しないと。地元のゲームで、これだけの声援の中、力をもらっているので、明日切り替えて戦っていくだけです。 -(会見室を出ようとする緒方監督に)長野選手の2軍調整について 緒方監督 うんっ。

◆広島中村恭平投手(30)がヤクルト12回戦の8回無死一塁から三塁線に転がった投手ゴロを処理した直後に降板となった。 下半身ではなく、上半身を痛めたとみられる。試合後、トレーナーとともに病院へ向かった。

◆7月は燕の季節だ! ヤクルトのエース小川泰弘投手(29)が、16カードぶりとなる初戦の白星をチームにもたらした。7回を4安打1失点。「チームは目の前の試合を取ろうと一丸でやっている。厳しい状況だけど、前向きにやる」と決意を口にした。 勝利のため、とにかく粘った。1点リードで迎えた4回、先頭の鈴木に四球を与え、連打で同点に追いつかれた。さらに無死一、二塁のピンチで、下位打線を抑えた。力のある直球に、チェンジアップとカットボールがさえた。「よく覚えていないけど、粘ることだけを意識していた。自分を信じて、自信を持って投げられた」。尻上がりに調子を上げ、5回からの3イニングを3者凡退とした。 大事なカード初戦を、やっと手にした。5月6日阪神戦(神宮)以来、約2カ月ぶりの勝利。開幕投手の小川もカード頭を任されていた5月下旬まで、なかなか調子が上がらなかった。自分が勝てなければ、チームも勝てない。「初戦は、3連戦のチームとしての戦い方を示すところ。初戦を落とせば絶対に3連勝はないし、責任がある」。先陣を切り、前半戦ラストとなる9連戦の初戦を飾った。 マツダスタジアムは、5月14日に悪夢の16連敗が始まった場所。連敗を乗り越えた経験を糧として生かす。「個人個人が成長していかないと(連敗を)繰り返してしまう。そこは意識していく」。低空飛行の燕を引きあげる。【保坂恭子】

◆ヤクルトのドラフト2位・中山翔太外野手(22)=法大=が2日、広島12回戦(マツダ)に「5番・右翼」で先発し、二回に左翼席へ先制本塁打を放った。  カウント2-0から真ん中に入ってきたシュートを捉えた3号ソロ。中山は「1、2球目より少し甘く入ってきた球をしっかりと自分のスイングをすることができました」と振り返った。

◆広島は拙守が響き、1分けを挟んで3連敗を喫した。1-1の六回2死一塁から九里が暴投で二塁進塁を許すと、中村の遊ゴロを田中広がトンネルし、勝ち越し点を献上した。昨季ゴールデングラブ賞に輝いた遊撃の名手は「あそこはイレギュラーしようが、前に止めるべき。僕の技術不足。申し訳ない」と痛恨の適時失策を悔やんだ。  交流戦から低調な打線は五回以降、走者を出せなかった。緒方監督は「いまは我慢の時。これを打破しないと」と力なく話した。

◆ヤクルトの石山が2点リードの九回を無失点で締め、2年連続となる10セーブ目を挙げた。前回登板では地元の秋田で黒星を喫していただけに「何とか抑えてやろうと思った」と気合の入った表情で話した。  武器の直球には球威があり、4番鈴木からの好打順を三者凡退とした。「10セーブよりチームの勝利に価値がある」と余韻に浸った。

◆ヤクルトの大村が2-1の九回に代打でプロ初本塁打となるソロを放った。島内の直球を右翼席に運びプロ初打点もマーク。「うまく打てた。結果はできすぎ」と満面の笑みで話した。  福岡・東筑高から福岡教育大、九州三菱自動車、BCリーグ石川を経て育成契約でヤクルト入り。昨年支配下選手登録にこぎつけた苦労人だ。ホームランボールを手に「福岡の両親に渡したい」と感慨深げだった。

◆広島の中村恭が負傷交代した。八回から登板し、無死一塁で投ゴロを処理した後、佐々岡投手コーチが異変を察し、交代を勧めた。試合後はトレーナーらに付き添われて病院に向かった。  左肘の不調とみられ、佐々岡投手コーチは「ちょっとおかしいという感じがあったから。本人は大丈夫と言ったけど、止めた方がいい。そんなにひどくないと思う」と話した。 バティスタ(四回に適時打も、外国人枠の関係で2軍降格が決まり) 「自分ではコントロールできない。ファームで頑張ってきたい」 九里(6回2失点で4敗目) 「高めに浮いてしまった球が最初は多かったので、その辺をしっかりしていかないといけない」

◆小川が7回4安打1失点の好投で3勝目(8敗)を挙げた。四回無死一、二塁からバティスタのゴロが三塁ベースに当たって適時打になる不運な形で1点を失ったが、続くピンチで勝ち越しは許さなかった。「前半は球数がかかってしまったが、粘ることができた。(後半は)大胆に攻めることができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

◆3年目の大村が九回に代打で右翼席へプロ初本塁打を放ち、プロ初打点もマーク。貴重な追加点をたたき出し、チームメートから手荒い祝福を受けた。2017年にBCリーグ・石川から育成ドラフト1位で入団した右投げ左打ちの捕手は「直球に(ヤマを)張っていて、うまく打つことができた。出来すぎ」。記念球は手元に戻り、「両親に渡したい」と笑みが絶えなかった。

◆フルスイングで捉えた打球は、あっという間に左翼2階席に届いた。ヤクルトのドラフト2位・中山翔太外野手(22)=法大=が二回、先制の3号ソロを放った。  「芯ではなかったけど、角度がついて飛んでくれた。3球続けて同じ球(シュート)がきたので、体が反応して打てました」  鍛え抜かれた肉体を持ち、お笑い芸人の名前から「きんに君」の愛称で親しまれる中山。6月22日のロッテ戦(神宮)から先発6試合で打率・435(23打数10安打)、2本塁打、4打点を挙げ、主砲バレンティンが夫人の出産に立ち会うために不在の間、結果を残している。チームが苦しむ中、法大で通算11本塁打を放った長打力で存在感を増す一方だ。  八回は平凡な遊ゴロに倒れたが、一塁へ全力疾走。そんな新人の座右の銘は『全力プレー』だ。「勝手になっちゃいます。常に全力でやっていたら、けがするという人がいるかもしれないけど、自分は全力でやらないといいプレーができない」と、ひたむきな姿勢で貢献している。  チームは16カードぶりに初戦を白星で飾った。前半戦最後の9連戦を好スタートしたが、借金はまだ17。小川監督は「次に勝つことで意味が出てくる」と表情を引き締めた。 (横山尚杜)

◆広島は拙守が響き、1分けを挟んで3連敗を喫した。1-1の六回2死一塁から九里が暴投で二塁進塁を許すと、中村の遊ゴロを田中広がトンネルし、勝ち越し点を献上した。交流戦から低調な打線は五回以降、走者を出せなかった。  元広島投手の北別府学氏(61)は3日、ブログで「カープ、打線待ちが続いていますが 投手の立場から打線の復活まで最少失点に抑えて耐えていけとしか言えません」と嘆き、「そしてファンの方々もお前たちを信じて一緒に戦っている、復活を信じている!! だから魅せろ!!」とげきを飛ばした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
41301 0.577
(↑0.006)
-
(-)
71352
(+6)
284
(-)
99
(+4)
42
(-)
0.262
(-)
3.600
(↑0.05)
2
(-)
広島
38353 0.521
(↓0.007)
4
(↓1)
67301
(+1)
305
(+3)
71
(-)
49
(-)
0.247
(↓0.001)
3.340
(↑0.02)
3
(-)
DeNA
36362 0.500
(↑0.007)
5.5
(-)
69297
(+4)
292
(-)
87
(+1)
23
(-)
0.247
(↑0.001)
3.630
(↑0.05)
4
(1↓)
阪神
35374 0.486
(↓0.007)
6.5
(↓1)
67291
(-)
313
(+4)
51
(-)
54
(+1)
0.248
(↓0.001)
3.450
(↓0.01)
5
(-)
中日
33400 0.452
(↓0.006)
9
(↓1)
70278
(-)
288
(+6)
44
(-)
39
(-)
0.256
(↓0.001)
3.840
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
29462 0.387
(↑0.009)
14
(-)
66335
(+3)
399
(+1)
87
(+2)
27
(-)
0.237
(↓0.001)
4.690
(↑0.04)