中日(☆6対1★)日本ハム =交流戦2回戦(2019.06.22)・ナゴヤドーム=
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日本ハム
0000100001510
中日
00200301X61500
勝利投手:吉見 一起(1勝1敗0S)
敗戦投手:金子 弌大(3勝5敗0S)
  DAZN
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◆中日が快勝。中日は3回裏、大島とビシエドの連続適時打で2点を先制する。1点差とされて迎えた6回には、平田と京田の連続適時打などで3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・吉見が6回途中1失点で今季初勝利。敗れた日本ハムは、投打ともに振るわなかった。

◆中日与田剛監督が審判団に説明を求め、試合が数分間中断した。 4回裏1死三塁で1番平田が三ゴロ。打球を処理した三塁手からの本塁送球で、三塁走者松井雅にアウトが宣告された。すぐさま、与田監督がベンチを飛び出しリクエスト。審判団の協議後の判定は覆らず、アウトになった。 だが与田監督が、再び審判団のもとへ。熱い口調で審判団に説明を求める指揮官と審判との間に伊東勤ヘッドが割って入る場面もあった。 NPBアグリーメントのリプレー検証制度(リクエスト)によれば「リプレー検証によって出た全ての決定に対して異議を唱えることは許されない。異議を唱えた者と監督は試合から除かれる」とある。与田監督は審判団との話し合い後、ベンチに戻った。 審判からは「与田監督から捕手の守備が(本塁上の走路をふさぐ)コリジョンルールになるのではとの異議申し立てがあった」と場内マイクで説明があった。リクエストとは違う抗議行動との説明と強調された。

◆中日は吉見、日本ハムは金子が先発。中日は3回、大島、ビシエドの適時打で2点を先制した。吉見は3回までパーフェクト。 日本ハムは5回、代打王柏融の適時打で1点を返した。中日は6回、平田の適時三塁打などで3点を加点。5-1で終盤に入った。 中日は8回にも1点を追加。日本ハムは6回以降、中日の継投を崩せず。吉見は6回途中1失点で今季初勝利を挙げた。日本ハム金子は5敗目。

◆日本ハム金子弌大投手が5敗目を喫した。毎回走者を許す苦しい展開で、3回1死二塁から連打で2失点。 球数81球とかさみ4回6安打2失点で降板した。トヨタ自動車で1期下の吉見とのプロ入り初の投げ合いも、悔しい結果に終わった。「今日は、しっかり相手を打ち取った吉見のほうが上だった」と受け止めた。

◆中日与田剛監督(53)が審判団に説明を求め、試合が数分間中断した。 22日の中日-日本ハム2回戦(ナゴヤドーム)の4回裏1死三塁で平田が三ゴロ。打球を処理した三塁手からの本塁送球で、三塁から本塁を狙った松井雅がアウトになった。与田監督がリクエストも、判定は覆らず。だが与田監督が再び審判団に説明を求めたあと、ベンチに戻った。 リクエストでの判定決定後の異議申し立ては退場になるが、柳田責任審判は「抗議ではなくコリジョンの説明を求められ、説明した。放送で先に説明してから協議に入るなど、今後の課題と思う」と話した。

◆中日吉見一起投手(34)が先輩との直接対決を制し、今季初勝利を飾った。今季4度目、62日ぶりの先発マウンドで相対したのは、トヨタ自動車の1年先輩の日本ハム金子。吉見は6回途中3安打1失点で投げ勝ち、白星をたぐり寄せた。 同じ19番を背負う社会人時代の先輩との、プロ初対決だった。「こんな巡り合わせはない。僕が認めてきた人だった。運命、奇跡ともいえる」。14年沢村賞右腕相手に3回までパーフェクト。4回1死一、二塁のピンチで、主砲・中田を二飛。清宮をスライダーで空振り三振に打ち取った。背中を追った先輩との直接対決が、吉見復活の日になった。 開幕ローテーションを託されたが、3試合で0勝1敗。4月22日に不調で出場選手登録を抹消された。2軍で調整を続け、1軍復帰に備えた。阿知羅、清水、勝野ら若手が先発初勝利を挙げ、吉見の抜けた穴を埋めていく。「変えるところはなかった。コンディションを落とさないように日々過ごしていた」。歯がゆい思いで2軍で4試合に先発し、1軍から声がかかる日を待ち続けた。 「(今日は)結構、人生かけていた。ダメだったらという思いもあった。投げきりたい、7回までは投げたいという思いもあったが、今日は勝てたことを喜びたい。白(星)がついた。乗っていきたい」。プロ14年目で刻んだ通算89勝目。ベテランにとって、忘れられない1勝になった。【伊東大介】

◆日本ハムの金子は前回登板した15日の巨人戦に続いて五回まで持たず、4回6安打2失点で5敗目を喫した。「もう少し3人で終わる回をつくりたかった。自分で苦しくしてしまった」と肩を落とした。  社会人野球、トヨタ自動車時代の後輩である吉見との投げ合いだった。金子は「そこまで意識はしていなかったが...。今日は吉見の方が上だった」と潔かった。

◆中日の大島は5月24日のヤクルト戦以来、今季2度目の1試合4安打を記録した。2打点も挙げて勝利に貢献し「最近良い場面で打てていなかったので、打てて良かった」と穏やかな表情だった。  自慢の俊足でも六回、今季20個目となる盗塁でリーグ単独トップを維持。「どんどんチャンスがあればチャレンジしていこうと思う。一つでも多く走れば良いと思う」と意気込んだ。

◆中日の与田監督がリクエストによる判定が出た後、確認を求めて審判団と話し込んで試合が一時中断した。四回1死三塁から三ゴロで本塁を狙った三塁走者の松井雅がタッチアウトになり、監督はリクエストを要求。リプレー検証の結果は当初の判定通りだった。  リプレー検証で下された判定への抗議は退場処分となるが、試合はそのまま再開された。責任審判の柳田一塁塁審は捕手が走者の進路をふさいだのではないかと中日から問われたようで「コリジョンは見たのか、なぜコリジョンを適用しなかったのかという説明を求められた。抗議ではなかった」と退場にしなかった理由を語った。

◆吉見が5回2/3を1失点と好投し、初勝利を挙げた。3回4失点と打たれた4月21日のヤクルト戦以来、約2カ月ぶりの登板。「人生をかけてマウンドに上がった。駄目だったらという思いもあった」。この日は社会人野球、トヨタ自動車時代の先輩である日本ハム・金子と初めて先発で対決。「緊張しっぱなしだった。勝てたのがよかった」と素直に喜んだ。

◆清宮は2試合ぶりに先発出場し、4三振を喫した。「仕方ないです。でも、自分のスイングはできていた」と前を向いた。23日はチームの交流戦の勝ち越しが懸かる。「調子は悪くない。後ろ向きにならないようにしたい」と言葉に力を込めた。 5安打1得点の打線に日本ハム・栗山監督 「ちゃんとした攻撃ができなかった」

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1052 0.667
(↓0.047)
-
(-)
170
(+2)
60
(+7)
30
(-)
15
(-)
0.233
(↓0.003)
3.290
(↓0.25)
2
(-)
巨人
1160 0.647
(↑0.022)
0
(↓1)
184
(+7)
61
(+2)
22
(-)
15
(+2)
0.262
(↑0.004)
3.360
(↑0.09)
3
(1↑)
楽天
1060 0.625
(↑0.025)
0.5
(↓1)
273
(+11)
66
(+9)
13
(+1)
5
(-)
0.262
(↑0.006)
4.010
(↓0.33)
4
(1↑)
ORIX
961 0.600
(↑0.029)
1
(↑1)
258
(+3)
59
(+2)
6
(-)
17
(+1)
0.254
(↓0.002)
3.560
(↑0.11)
5
(2↓)
DeNA
971 0.563
(↓0.037)
1.5
(-)
169
(+9)
70
(+11)
21
(-)
7
(+3)
0.241
(↓0.001)
4.090
(↓0.44)
6
(-)
西武
980 0.529
(↓0.034)
2
(-)
192
(+2)
76
(+6)
18
(+2)
14
(+1)
0.270
(↓0.006)
4.200
(↓0.14)
7
(-)
日本ハム
881 0.500
(↓0.033)
2.5
(-)
165
(+1)
73
(+6)
13
(-)
9
(-)
0.252
(↓0.006)
3.940
(↓0.09)
8
(-)
ロッテ
890 0.471
(↑0.033)
3
(↑1)
185
(+8)
87
(+4)
23
(+4)
12
(+1)
0.270
(↑0.009)
4.740
(↑0.05)
9
(-)
中日
7100 0.412
(↑0.037)
4
(↑1)
170
(+6)
75
(+1)
7
(-)
7
(+1)
0.260
(↑0.012
4.400
(↑0.22)
10
(-)
阪神
692 0.400
(↑0.043)
4
(↑1)
171
(+6)
70
(+2)
9
(-)
16
(+4)
0.242
(↑0.006)
3.200
(↑0.07)
11
(-)
ヤクルト
5110 0.313
(↓0.02)
5.5
(-)
273
(+4)
92
(+8)
18
(-)
5
(-)
0.240
(↑0.002)
5.350
(↓0.18)
12
(-)
広島
4111 0.267
(↓0.019)
6
(-)
254
(+2)
75
(+3)
12
(-)
11
(-)
0.219
(↑0.003)
3.800
(↑0.24)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
38291 0.567
(↑0.006)
-
(-)
75335
(+7)
274
(+2)
93
(-)
41
(+2)
0.263
(↑0.001)
3.690
(↑0.03)
2
(-)
広島
37312 0.544
(↓0.008)
1.5
(↓1)
73289
(+2)
276
(+3)
67
(-)
48
(-)
0.250
(-)
3.250
(↑0.04)
3
(-)
阪神
35334 0.515
(↑0.008)
3.5
(-)
71287
(+6)
295
(+2)
51
(-)
51
(+4)
0.248
(↑0.001)
3.420
(↑0.02)
4
(-)
DeNA
32361 0.471
(↓0.007)
6.5
(↓1)
74273
(+9)
286
(+11)
79
(-)
23
(+3)
0.244
(-)
3.830
(↓0.11)
5
(-)
中日
30390 0.435
(↑0.009)
9
(-)
74263
(+6)
277
(+1)
44
(-)
38
(+1)
0.258
(↑0.002
3.930
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
27432 0.386
(↓0.005)
12.5
(↓1)
71319
(+4)
380
(+8)
81
(-)
26
(-)
0.237
(-)
4.830
(↓0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
39291 0.574
(↑0.007)
-
(-)
74333
(+11)
306
(+9)
76
(+1)
24
(-)
0.258
(↑0.001)
4.250
(↓0.07)
2
(-)
ソフトバンク
37304 0.552
(↓0.009)
1.5
(↓1)
72292
(+2)
267
(+7)
97
(-)
64
(-)
0.250
(↓0.001)
3.390
(↓0.05)
3
(-)
日本ハム
35324 0.522
(↓0.008)
3.5
(↓1)
72305
(+1)
292
(+6)
50
(-)
31
(-)
0.257
(↓0.002)
3.780
(↓0.02)
4
(-)
西武
35331 0.515
(↓0.007)
4
(↓1)
74361
(+2)
352
(+6)
82
(+2)
78
(+1)
0.260
(↓0.001)
4.510
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
33351 0.485
(↑0.007)
6
(-)
74313
(+8)
307
(+4)
89
(+4)
50
(+1)
0.249
(↑0.002)
4.040
(-)
6
(-)
ORIX
28365 0.438
(↑0.009)
9
(-)
74233
(+3)
291
(+2)
46
(-)
62
(+1)
0.228
(-)
3.750
(↑0.03)