オリックス(☆3対2★)阪神 =交流戦2回戦(2019.06.15)・京セラドーム大阪=
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阪神
0001010002630
ORIX
100000002X3800
勝利投手:エップラー(2勝2敗0S)
敗戦投手:ドリス(3勝2敗13S)
  DAZN
◆オリックスが3連勝。オリックスは1点ビハインドで迎えた9回裏、吉田正の適時打で試合を振り出しに戻す。なおも1死二三塁からロメロが犠飛を放ち、サヨナラ勝利を収めた。投げては、2番手・エップラーが今季2勝目。敗れた阪神は、守護神・ドリスが誤算だった。

◆オリックス中川圭太内野手(23)が初回に阪神の先発岩田から先制打を放った。先頭打者の福田が内野安打で出塁し、チャンスメーク。 2死一、三塁で中川が変化球を捉えて右前に運び、三塁走者の福田をホームに迎え入れた。「チャンスでしたし、なんとか後ろの打者につないでいく気持ちで打ちました。まずは先制することができてよかったです!」と5試合ぶりの打点に声をはずませた。ヒットも4試合だった。

◆阪神糸井嘉男外野手がしぶとく同点打を決めた。 1点を追う4回、先頭の2番糸原が右中間二塁打でチャンスメーク。 無死二塁から糸井の二遊間ゴロに二塁福田が懸命にグラブを伸ばしたが、打球をはじく形になって適時二塁打と記録された。 糸井は「打ったのはスライダー。なんとかまずは同点にと思っていました。絶対に追い越します」と振り返った。

◆阪神岩田稔投手は今季2勝目の権利を持って降板した。 1回に先制点を許したが、2回以降は相手打線に粘られても耐えて追加点を許さず。5回4安打1失点でマウンドを下りた。 登板後は「早い回でマウンドを下りてしまいましたが、なんとか粘って最低限の投球はできたと思います」とコメント。 岩田が降板した直後の6回表に味方打線が勝ち越し点を奪い、今季初先発した4月18日ヤクルト戦(神宮)以来となる白星の権利が発生した。

◆オリックスは1回、2死一、三塁の好機に中川の適時打で先制。阪神はオリックス先発山岡の前に3回まで1安打に抑えられる。 阪神は4回に糸原、糸井の連続二塁打で同点に追いついた。6回には2死二塁から大山が三遊間を破り、1点を勝ち越した。 オリックスは1点を追う9回に吉田正の中前適時打、ロメロの犠飛で2点を奪いサヨナラ勝ち。3連勝を決めた。阪神は3連敗。 オリックス2番手のエップラー2勝目、ドリス2敗目。

◆阪神が2試合連続で痛恨の逆転負けを喫した。「日本生命セ・パ交流戦」オリックス2回戦(京セラドーム大阪)は1点リードで9回を迎えた。守護神ラファエル・ドリス投手(31)が自らの失策も絡むなど抑えきれず、逆転サヨナラ負けを食らった。14日は8回に試合をひっくり返されていた虎は、これで3連敗。セ・リーグ首位広島と2・5ゲーム差に後退した。歓声と絶叫が入り交じる京セラドーム大阪で、阪神が奈落の底に突き落とされた。土壇場の9回に守護神ドリスが踏ん張れない。1点リードの1死二、三塁。前進守備をあざ笑う吉田正の打球が中前へと抜けていく。あっけなく同点にされて、なおも、一、三塁の窮地だ。ロメロの飛球は左翼へ。左犠飛を許して、悪夢のサヨナラ負けを喫した。 守備のほころびが命取りになった。1点リードの9回無死一塁。福田が投前に転がしたバントをドリスが捕って一塁に投げた。だが送球はそれてベースカバーに入った糸原が捕れない。痛恨のエラーを犯し、白球は外野を転々...。みすみす一、三塁にピンチを広げていた。結果、致命傷となり、チームは約1カ月ぶりの3連敗となった。 常に前へ。そんな姿勢を体現できない4番の走塁ミスが敗戦に影を落とした。守備ミスでの敗戦を問われた矢野監督は開口一番「それより(大山)悠輔のプレーが残念だな。チームの士気も上がらんし、ファンにも失礼。(福留)孝介も体の状態が悪いなか、ヒットになったものがヒットにならない。野球を見ている子どもたちに対しても何のプラスにもならない」と断罪。6回に大山が見せた走塁のまずさを指摘した。 自ら勝ち越し打を放った直後だった。2死一塁で、福留が放ったゴロは二遊間へ。抜けそうな打球だったが二塁福田が捕り、大山は立ったまま二塁ベースに達した。際どいタイミングにセーフ判定。福留に「H」ランプも灯った。だが、オリックスがリクエストを要求すると暗転。アウトに覆った。滑り込んでいればセーフのタイミングだろう。押せ押せの一、二塁で山岡を攻め立てるはずが攻守交代。指揮官は続ける。 「みんな1個のアウトを取ろうとしている。ドリスだって、ミスになったけど足も速い福田でギリギリのプレー。攻めたミスというか、ミスはあると思う。あのプレーは何にもない。まあ、スライディングせえへんていうのはね、論外...」 1つのアウト、1つの進塁に執念を燃やして、ここまで来た。パ・リーグの最下位相手にまさかの連敗。4番に猛省をうながす夜になった。【酒井俊作】

◆阪神大山悠輔内野手が6回に5試合ぶり、23打席ぶりの適時打を放った。2死二塁。山岡の2球目にアジャストした。 外角低め132キロスライダーを捉えると、打球は三遊間を抜けた。右拳を突き上げ、大山の見つめる先には矢野監督もガッツポーズしていた。拳と拳の"遠距離グータッチ"で喜びを分かちあっていた。 試合に出れば失敗もある。前だけを見る。守備では4回に悪送球を犯してしまい、今季13失策目。セ・ワーストの失策数だが、懸命にバットで取り返している。「4番三塁」のポジションを勝ち取るため-。心に誓っていることがある。「いつまでも糸井さんや孝介さんに頼ってばかりではいけない。しっかりとやっていかないといけないと思っています」。プロ3年目。主軸を任される立場になった大山は気持ちを強く持って打席に臨んでいる。 試合を決める一打でチームを波に乗せる。この日は9回に守護神ドリスが安定感を欠き、痛いサヨナラ負け。単独トップにはならなかったが、勝利打点6は広島鈴木、中日ビシエドらに並んでリーグトップ。得点圏打率は2割7分9厘と健闘している。 だが、矢野監督は6回の走塁を許さなかった。勝ち越し打を放った直後のプレーだ。福留がセカンドにゴロを放った際、二塁にスライディングしなかった。指揮官は試合後切り捨てた。 春先は好調だった大山だが、6月の打率は2割3分2厘で本塁打0とバットが湿っていた。タイトな試合展開だったが、ミスは取り返すしかない。【真柴健】

◆阪神岩田稔投手(35)は粘投実らず、2カ月ぶりの白星を逃した。5回4安打1失点で勝ち投手の権利を持って降板。9回に守護神ドリスが逆転サヨナラを許し、登板8試合ぶりの今季2勝目が消えた。 好投しても勝ちがつかないケースが多く、これで今季初先発した4月18日ヤクルト戦以来白星なし。それでも「僕は気にならない。成長していける投球を続けられている」とベテランらしく落ち着いた表情。「先発で5回はちょっと...。リリーフに負担をかけてしまった。そこは反省です」と自戒した。 1回は不運な内野安打から先制打を献上。2回も内野安打絡みで2死二、三塁まで持っていかれたが、2番佐野を空振り三振に仕留めた。3回以降の3イニングは無安打投球で追加点を許さず。各打者にファウルで食らいつかれる中、「そこに粘り負けないように」耐えた。 ただ、粘られた分、5イニングで97球と球数がかさみ、5回で無念の降板。7回途中8失点と苦しんだ8日・日本ハム戦の借りを返しきれず、悔しさが残った。次回は長いイニングを-。最後、そんな問いかけに「投げたいですね」と力を込めた。【佐井陽介】

◆オリックスが今季4度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。「日本生命セ・パ交流戦」の阪神戦で驚異の粘りを発揮した。 1点を追う9回に、吉田正尚外野手(25)が同点タイムリー。ステフェン・ロメロ外野手(30)が犠飛を放ち、試合を決めた。3連勝はすべて逆転勝ちで、うち2度のサヨナラ。最下位に沈むオリックスが「関西ダービー」で勢いに乗った。オリックスが劇的なサヨナラ勝ちで、「関西ダービー」の勝ち越しを決めた。1点を追う9回。吉田正の中前タイムリーで追いつき、なおも1死二、三塁でロメロが左翼最深部へ犠飛。 「すごくうれしい。前を打つ打者に感謝している。アシタモガンバリマショウ」。殊勲打の助っ人はお立ち台で叫んだ。3連勝はすべて逆転勝ち。うち2度はサヨナラで、いずれもロメロがヒーローだ。 今季4度目のサヨナラ勝ち。この勝利は最下位に沈むチームを変えるかもしれない。「最後まであきらめない気持ちが、この結果につながった。選手たちには自信になるし、強くなるはず」。西村監督の口調にも、大きな期待がにじむ。 瀬戸際からはい上がった。先発山岡が8回まで2失点でしのいだ。それでも打線は援護できず、連勝ストップは目前だった。しかしナインはあきらめない。9回。先頭の代打小島が右前打で出塁し、続く福田の送りバントを処理したドリスが一塁へ悪送球。ともった希望の灯を、中軸が実らせた。吉田正は地元・福井から駆けつけた約150人の後援会が見守る前で、貴重な同点打を放った。「ノーヒットだったらどうしよう、と思っていました。最後に打ててよかった」と笑った。これで借金は1ケタの「9」。あきらめなければ、結果は変わる。オリックスも変わるチャンスだ。【堀まどか】

◆阪神糸原健斗内野手が得点に絡む2安打を放ち、存在感を示した。4回には先頭で二塁打を放ちチャンスメーク。 糸井の同点打で本塁を踏んだ。6回1死では左前打で出塁。その後には勝ち越しのホームも踏み2得点した。試合後は「そういう仕事なので。その点ではよかったと思います」とサラリと語った。

◆阪神のサヨナラ負けは今季2度目で、5月31日広島戦以来。交流戦では17年6月7日オリックス戦以来で、ロメロにマテオが9回サヨナラ左前打を喫した。 なお阪神の逆転負けは前日14日オリックス戦に続き今季6度目で、2試合連続は初となった。

◆25歳の誕生日を迎えた阪神木浪聖也内野手がバースデーヒットを放った。9番遊撃でスタメン出場すると1打席目に二塁打を記録。 打席に入る前には応援席からバースデーソングが流れ「感動しました。1打席目からヒットが出てよかった」と喜んだ。北條と遊撃のポジション争いを繰り広げており「これからも結果を出すことが大事になってくる」と力を込めた。

◆-2日連続の勝利投手だ エップラー グレート。2勝目が手に入って、最高です。 -1点を追う9回に登板 エップラー 1点差だったので、抑えれば、逆転するチャンスがあると思った。このまま、いい投球を続けたい。ライトスタンドの応援歌がとても好きだ。元気をもらっている。 -9回裏に大きな同点打 吉田正 全然チャンスで打てなかった。絶対に打つという強い気持ちでガムシャラにいった。打てるところに来たら、積極的にいこうと思った。打てて良かった。 -3試合連続の逆転勝ち 吉田正 みんな、あきらめずにつないで、がんばっている。投手もがんばっているし、早く点数をいっぱい取りたい。 -関西ダービーで観客も多い 吉田正 たくさんお客さんが入っている。福井からも来てくれて、ノーヒットなら、どうしようかと思った。最後にいいところを見せられてよかった。 -2度目のサヨナラ打 ロメロ 最高です。チャンスを作ってくれた前のバッターに感謝している。 -外野に大きな飛球を打ち上げた ロメロ 絶対に勝つという気持ちが強かった。外野まで飛ばせば、何とかなる。振り抜こうと思った。

◆阪神が2試合連続で痛恨の逆転負けを喫した。「日本生命セ・パ交流戦」オリックス2回戦(京セラドーム大阪)は1点リードで9回を迎えた。 守護神ラファエル・ドリス投手(31)が自らの失策も絡むなど抑えきれず、逆転サヨナラ負けを食らった。14日は8回に試合をひっくり返されていた虎は、これで3連敗。セ・リーグ首位広島と2・5ゲーム差に後退した。阪神が今季初の2試合連続逆転負けを喫した。前夜は8回に2点をリードを守れなかったが、この日は守護神ドリスがマウンドに上がった9回にまさかのシーンが繰り広げられた。 ドリスは先頭の代打小島に右前打を許すと、続く福田の送りバントを処理した後の一塁送球がファウルゾーンへ転がる悪送球に。ピンチは広がり、1死二、三塁から吉田正に同点の中前適時打を打たれ、最後はロメロへに左翼への大きなサヨナラ犠飛を放たれた。ドリスは「これもゲームの一部。切り替えていきたい」と話したが、勝利目前まで来ていただけに悔しい敗戦となった。 6回の攻撃で勝ち越して以降、再三のピンチもリリーフ陣がしのいできた。6回から登板した守屋が1死一、二塁で降板するも、代わった能見が無失点で切り抜けた。7回は島本が先頭福田に二塁打を許すも、後続を断った。8回は前夜に救援失敗した藤川が、1四球のみにとどめた。 「8回の男」ジョンソンを欠く中、ブルペン陣をはじめ、ここまで総力戦で勝利をものにしてきた。この日も紙一重の接戦だけに、矢野監督は「みんな1個のアウトを取ろうとしている。ドリスだってミスになったけど、足も速い福田でギリギリのプレー。攻めたミスというか、ミスはあると思う」とリリーフ陣をかばった。パ・リーグ最下位のオリックス相手に連敗。3戦目を制して一矢報いたい。【磯綾乃】

◆阪神は前日14日に18戦連続無失点でストップした藤川球児投手が、この日はしっかり結果を出した。5番手で8回に登板し無失点で終えた。 ジョンソン不在の穴については「考えたこともない。いるメンバーで戦うのが自分たちのスタイルですから」と話した。手痛い負けが続くが「まだまだ途中。昨日、今日来てくださったお客さんには申し訳ない思いですが、野球に関しては戦い続けて、何かを判断することはない。やっていくだけ」と前を向いた。

◆オリックスのドラフト7位・中川圭太内野手が15日、阪神戦(京セラ)に「5番・一塁」で出場。一回に先制打を放った。  「打ったのは外に沈んでいく変化球です。チャンスでしたし、なんとか後ろの打者につないでいく気持ちで打ちました。まずは先制することができてよかったです」  一回、2死一、三塁で阪神先発・岩田の変化球をとらえ、一、二塁間を破る適時打。逆転勝ちした前夜に続き、2試合連続でオリックスが先制した。

◆阪神のD1位・木浪聖也内野手(25)=ホンダ=が15日のオリックス戦(京セラ)で三回にチーム初安打となる左中間二塁打を放った。  木浪はこの日が25歳の誕生日。6月7日の日本ハム戦(甲子園)以来7試合ぶりの先発出場で、存在感を示した。  三回2死だった。バースデーソングの大歓声とともに打席へ入り、カウント1-1からの3球目。高め146キロ直球を力強く振り抜き、左中間へとはじき返した。6月5日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の安打で好機を演出した。

◆阪神・糸井嘉男外野手(37)が15日のオリックス戦(京セラ)で同点の適時二塁打。試合を振り出しに戻した。  「何とかまずは同点にと思っていました。絶対に追い越します」  0-1の四回。先頭の糸原が右中間を破る二塁打で出塁すると、糸井が打席に立った。粘った7球目、浮いてきた131キロスライダーを二遊間へ。これを二塁・福田が大きく弾く間に、糸原が生還。糸井も二塁に到達し、同点とした(記録は二塁打)。  糸井の打点は6月6日のロッテ戦(ZOOマリン)以来、8試合ぶり。直後の守備でも岩田が無失点に抑え、1-1で五回に突入した。

◆阪神・岩田稔投手(35)が15日のオリックス戦(京セラ)に先発し、5回4安打1失点で降板した。  「早い回でマウンドを降りてしまいましたが、なんとか粘って最低限の投球はできたと思います」  5回までで要した球数は97球。一回に先制を許したが、それ以降は無失点。走者を背負いながらも粘りの投球で試合をつくった。

◆阪神は15日、オリックス戦(京セラ)に2-3と逆転サヨナラ負け。0-1の四回に糸井の適時二塁打で追いくと、六回2死二塁で大山が左前へ勝ち越し打。2-1とリードして九回に入ったが、守護神のドリスが吉田正に同点打、ロメロに犠飛を浴びた。  3連敗となった矢野監督は試合後、「悠輔(大山)のプレーが残念でならん。チームの士気も上がらんし。ファンにも失礼」と叱責。厳しく指摘したのは六回の走塁だ。  勝ち越し打を放った一走の大山が、続く福留の二遊間へのゴロで、二塁ベースに滑り込まなかった。一塁は間に合わないと判断した二塁手・福田が二塁に送球し、一度はセーフ判定も、リクエストでアウトに覆った。  「孝介(福留)も体の状態が悪い中、ヒットになったものがヒットにならない(記録は二ゴロ)し。野球を見ている子どもたちに対しても、何のプラスにもならないような」と指揮官。「苦しい場面だからこそ楽しむというのは、俺はすごく大事にしたいんだけど。その中で油断とスキというのは出さないようにしていこうというのが、プロだと思う。でもあのプレーはね、なんにもない。スライディングせえへんていうのはね、論外」。  もう一度、チームを引き締め直す-。志気を下げた走塁に対して、厳しい言葉を並べた。

◆--リリーフ陣がしのいできたが、最後は守備のミスが出た  矢野監督 「まあまあ、まあね...それよりもやっぱり悠輔(大山)の、俺は(六回の)プレーが残念でならん。チームの士気も上がらんし。ファンにね、ファンにも失礼だし。孝介(福留)も体の状態が悪い中、ヒットになったものがね、ヒットにならないし。野球を見ている子どもたちに対しても、何のプラスにもならないような」  (続けて)  「俺はね、苦しいときにこそ楽しむとか、苦しいものをいかに『苦しい、しんどい』『結果出さなアカン』と思ってやるよりも、苦しい場面だからこそ楽しむというのは、俺はすごく大事にしたいんだけど。その中の油断とスキというのは、出さないようにしていこうというのが、俺はプロだと思うのよ。でも、あのプレーはね、なんにもない。それはもう、みんな1個のアウトを取ろう、(九回の)ドリスだってミスにはなっているけど、(打者走者の)足も速い中でギリギリのプレーやし。俺も、攻めたミスというか、ミスはね、あると思うし。それは、もちろん俺の責任やと思っているけど。スライディングせえへんていうのはね、論外」  --打球が抜けるか抜けないかという判断もある場面だった  「う~ん...それは言い訳にはならないんだけど、うん。まあ...そこが、そこしか俺はないと思うんだけど」  --期待をしてきた選手の1人だけに気を抜いたように映るプレーは...  「気を抜いたっていうか、うーん、だから今言ったように、センターに抜けるかもしれへんところで足が合えへんかったっていうのは、後からはあるかもしれへんけど。まあまあ、結果的にああいうふうになるプレーっていうのは、もうそれは俺は...うん、まあまあ、言い訳にはならないんじゃないかなと思うけどね」

◆能見がピンチで踏ん張った。六回1死一、二塁で守屋に代わって登板。代打・後藤を外角真っすぐで一ゴロ、代打・伏見をストレートの四球であるかせたが、続く鈴木昂をフォークで投ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。プロ15年目を迎えた不惑の左腕は「いやいや、助け合いながらね。いろいろ考えながら。もう若くないので」と振り返った。

◆先発の岩田は一回に中川に先制打を浴びたが、その後は粘り強い投球で5回4安打1失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、九回のドリスの乱調で4月18日のヤクルト戦(神宮)以来の白星はつかめず。8試合勝ちなしとなり「先発で5回というのは...。1イニングでも多く投げないと、という反省はあります」と淡々と話した。

◆D3位・木浪聖也内野手(ホンダ)は7試合ぶりに「9番・遊撃」で先発出場。三回2死に左中間へチーム初安打となる二塁打を放ち、自身の25歳の誕生日に花をそえた。「めっちゃ感動しました。(誕生日に安打を打ったことは)社会人のときにもあったんですけど、プロでは初めてなので」。北條との遊撃争いが続く中、「1打席目が大事。きょうはそれができた」と振り返った。

◆前日に連続無失点が18試合で途切れた藤川は、2-1の八回に登板。1死から四球を与えるも後続を打ち取り、無失点に抑えた。リリーフ陣はジョンソンを欠いている状況。「いるメンバーで戦うのが自分たちのスタイルなので」と話すと、連日の逆転負けにも「野球としてはまだまだ途中なので。やっていくだけです」と力を込めた。

◆やばい...(汗)。阪神に黄信号がともった...、かも。  キャッチャーだったからだろうか? 虎の指揮官・矢野燿大は同じ1敗でも絶対に落としてはいけない1敗を知っている。そして、その1敗の一つが本日の試合であった。なぜなら、短い交流戦だけに5割の星を守っておかなければいけない。同様に2つまではともかく、3連敗をしてはいけない!!  青写真通りに八回まではリーグ戦ではなく、まるで高校野球のような負けたら終わりのトーナメント野球で挑み、実際試合はその通りに進んでいく。先発の岩田を5回4安打1失点で交代させ、石橋をたたいて渡る守屋-能見-島本-藤川と細かいリレーでオリックス打線を分断していったのだった...。  その熱を感じとった4番・大山が不調を気持ちでカバーして、六回に決勝タイムリー...。全ては矢野マジックに全国の虎党も気持ち良く躍らされる、飲めや歌えの晩餐(ばんさん)になるはずだったのに... その晩餐(ばんさん)にドリスという"ユダ"がいた~!!  九回先頭の小島をヒットで出すのは仕方ないにせよ、も~見飽きたバント処理のエラーからの逆転サヨナラ負け...。ドリス~!! 来季の日本球界残留は限りなく赤に近い黄信号と心してやれよ~!!

◆一夜明けても、関西ダービーよりサイクル安打だった。15日の朝からテレビは大谷(エンゼルス)の快挙を報じるニュースばかり。オリックスと阪神の激突映像がなかなか見当たらない。まぁ、仕方ないか。  湖国滋賀の野球少年だったトラ番竹村岳もまだ余韻に浸っている様子。  「高校時代に、一度だけサイクルヒットに王手をかけたことがあるんです。場所は甲賀市民スタジアム。三塁打と二塁打と単打を放って、あとは本塁打だけ。人生で唯一、狙った打席でした」  で、結果は?  「それが無死一塁でして。サインは送りバント。悔しかったですが、しっかり決めました」  打者なら誰もが夢見るサイクル安打。それをメジャーで何ごともなかったかのように実現してしまう大谷。規格外の存在です。  全国的な報道では大谷に押され気味?! の関西ダービー。とはいえ、京セラドームは報道陣でごった返して、なかなかの熱気でして。  実は関西ダービー第2ラウンドは、関西テレビとサンテレビが中継。地上波が2局、同じカードを中継するのは、最近では超異例。それだけマスコミも盛り上げようと懸命であります。CS放送も加えて、一塁側カメラ席に3台の中継カメラが並ぶ。オリックス関係者も「珍しい光景やねえ」とニコニコ顔だ。もちろん、放映権料が入ってくるんですからね。  さらには普段は巨人戦が大半のニッポン放送スタッフの姿も。「今夜はナイターはこのカードだけですから、中継に来ました」。というわけで、人、人、人。雑踏は嫌なものだが、竹村は「何となく、こういう感じの方が居心地がいいです」とは頼もしい。  前日(14日)の第1ラウンドは、オリックスの劇的な逆転勝利にもかかわらず、テレビ中継でオリックスのヒーローインタビューが流されない"アクシデント"が発生。担当の西垣戸理大は"晴れ舞台"が消えたことを残念がって「その悔しさをぶつけますよ」と連勝に燃える猛牛戦士の熱気を伝えてきた。  この日の当番デスクは野下俊晴。レース部に在籍して競馬の予想で光輝き、阪神キャップも経験したが、2007年にはオリックス担当を任されたことも。  「僕の時は、オリックスが強くなかったんですが、それでも阪神戦となると、選手が向かっていくというか、オリックスが3勝1敗で勝ち越しました。ただ、あの時は吉井さん(現ロッテ投手コーチ)がトレード志願して、試合そっちのけになった記憶があります」  いかにもオリックスらしい話です。その翌年の阪神vsオリックス交流戦でもコリンズ監督が解任されたよなぁ。ドタバタ球団です、はい。  という余談は置いといて、通算27勝27敗2分の全くイーブンの交流戦対戦成績から、オリックスが1つ勝ち越して"この日"。やっぱり接戦になった。  阪神は1-1の同点から六回、大山がタイムリー。いいぞ。でも、その大山が福留の二ゴロで二塁へのスライディングを怠って、二封されてしまう。怠慢と言われも仕方がない。ミスが多いのはホント、相変わらず。守備だけじゃない。こういうミスを減らさない限り...。案の定、逆転サヨナラ負け。そこにもドリスの悪送球のミスが重なって。負けに不思議の負けなし。やるべきことをやってないから。

◆糸井が古巣から一時同点となる適時二塁打。0-1の四回無死二塁で、糸井が放った打球は二遊間へ。これを二塁・福田が大きく弾く間に、二走・糸原が生還。糸井も二塁に到達した。「何とかまずは同点にと思っていました」。6月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、8試合ぶりの打点。試合前にはともに自主トレを行う吉田正と言葉を交わすシーンもあった。

◆新助っ人のエップラー(前パイレーツ3A)が、前日14日の来日初勝利から2日続けて勝利投手となった。1-2の九回に登板し、1回ゼロ封。逆転サヨナラで、またも白星が転がり込んだ。「2日続けては初めてだよ。2日続けて勝利球をもらえることなんてないし、きょうの方が初勝利より特別かもね。この幸運は、きのうの夜に来日した妻(メリッサさん)のおかげかも」と笑った。

◆最後の最後まであきらめない。いまのオリックスナインには不屈の魂が宿っている。3夜連続の逆転劇。この日は主砲コンビが決めた。吉田正が値千金の同点打。地元・福井から駆けつけた応援団を沸かせる一打で、虎のしっぽをつかまえた。  「きょうは福井からいっぱい来てくれていたので、ノーヒットだったらどうしようと思っていた。最後にいいところを見せられて良かった」  お立ち台で胸をなで下ろした。4打数無安打で迎えた1-2の九回1死二、三塁。阪神の守護神、ドリスの直球を中前に弾き返した。意地の一撃だ。  福井から自身の後援会のメンバーが来場していた。練習中には一塁ベンチ前で交流。「力になった」という約150人の大応援団の声援に応えた。  決めたのは4番のロメロ。同点となってなお1死二、三塁で左犠飛を放ち、13日の中日戦での決勝打以来2日ぶり、今季2度目のサヨナラ打だ。歓喜のウオーターシャワーで、またもお気に入りの打撃手袋がビショビショとなったが「きょうはもっと濡れてしまった。あしたまでに乾くことを願うよ」と笑った。  反発力を見せ始めた打線に、西村監督も「サヨナラ勝ちでノっていける。最高の終盤の点の取り方。選手たちも自信になって強くなっていく」とうなずいた。  今季の関西ダービーは勝ち越しが決定。今季3度目の3連勝で最大「12」あった借金も1桁の「9」に減った。苦しい時期を乗り越えた猛牛軍団に、逆襲の気配が漂いだした。(西垣戸理大)

◆難敵打ちで鼓舞した。キャプテン・糸原が好投手・山岡からチームでただ一人、マルチ安打。好守でももり立てた。  「(チャンスメークは)そういうのが仕事なので、その点ではよかったと思います」  山岡とは交流戦では初対戦だが、過去にオープン戦で対戦。計12回で4安打1失点と抑えられている。糸原自身も4打数無安打(1死球)と抑えられている相手だった。  三回を終えて木浪の1安打のみ。だが、0-1の四回先頭だ。糸原が高めに浮いたチェンジアップを強振。右中間を割る二塁打で、糸井の同点打を呼び込んだ。六回1死では左前に運び、大山の一時勝ち越し打につなげた。6月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、8試合ぶりのマルチ安打で存在感を示した。  堅守も光った。1点リードの七回、4番手・島本が1死三塁のピンチを招く。一打同点の場面で内野は前進守備。吉田正のライナー勢の打球に反応し、滑り込むように捕球すると、体を一回転させて一塁送球。忍者!? のような素早い動きで三走の本塁突入も抑止し、無失点で切り抜けた。  1番のD1位・近本光司外野手(大阪ガス)が交流戦に入ってから調子が下降気味。この日を含めた8試合で35打数2安打、打率・057と苦しんでいる。チームの躍進に貢献してきたルーキーに代わり、チャンスを作る。それが先輩の役目であり、キャプテンとして示すべき道でもある。  チームは交流戦の開幕カード、ロッテ戦こそ2勝1敗と勝ち越したが、その後は日本ハム、ソフトバンク、オリックスと3カード連続で勝ち越しなし。だが、前を向いて戦い続けるのみ。その先頭に糸原が立つ。(織原祥平)

◆まさか...。阪神はオリックス戦(京セラ)で九回に2点を奪われて逆転サヨナラ負けで3連敗。守護神ラファエル・ドリス投手(31)が自身の悪送球などで傷口を広げ、試合をひっくり返された。これでオリックスとの交流戦は4年ぶりの負け越しが決定。今季の交流戦も3カード連続勝ち越しなしが決まった。せめてきょうは勝って、一矢報いてや!  左翼へ高々と上がった打球を見つめ、ぼう然と立ち尽くすしかなかった。守護神ドリスが1点リードを守れず、痛恨のサヨナラ負けを喫した。  「これも野球の一部だと思う。いつも通りの感じで投げられたのですが...」  気丈に振る舞ったが、悔しさは拭いきれなかった。六回以降を守屋、能見、島本、藤川と懸命につないで守ってきた、1点のリード。最後はドリスが締めくくってくれるはずだった。しかし、この日まで2試合連続で逆転勝利中の猛牛打線の勢いに、飲み込まれた。  九回先頭の小島に右前打を許す。福田の犠打を処理したドリスが、まさかの一塁悪送球。無情にも右翼線を転々としていく白球...。1つのアウトも奪えないまま走者を一、三塁に背負った。  続く小田を三ゴロに打ち取ったものの、福田に二盗を決められて1死二、三塁とピンチは拡大。打席に吉田正を迎えた初球だった。外角へ投じた155キロを中前にはじき返され、適時打に。同点-。猛攻を食い止めることはできず、なおも1死一、三塁で最後はロメロ。2球目、内角低め155キロを豪快に振り抜かれた。打球は高々と上がり、左翼への犠飛に。三塁走者が本塁に生還するには十分すぎるほどの当たりで、サヨナラを許してしまった。  チームとしては、5月31日の広島戦(マツダ)以来2度目のサヨナラ負け。ドリスはこれでセーブ機会では6日のロッテ戦(ZOZOマリン)から2試合連続での失敗となってしまった。矢野監督は「(悪送球は)ミスにはなっているけど(打者走者の)足も速い中でギリギリのプレー」と責めることはしなかった。  今季はこれで28試合に登板して3勝2敗13セーブ、防御率1・61。5月21-24日には4連投するなど、序盤からフル稼働で貢献してきた。シーズンも折り返しに近づき、当然疲労もあるはず。それでも「切り替えてやっていきたいです」と必死に前を向いた。次こそはわずかなリードを守り抜き、白星をがっちりとつかみ取る。(箭内桃子) ドリスについて阪神・金村投手コーチ 「足の速い打者だったし、焦ったときのために普段から練習はしているので、しようがない部分はあると思う。先頭は何とか抑えないといけなかった」

◆論外! 阪神はオリックス戦(京セラ)に逆転サヨナラ負けし、3連敗となった。矢野燿大監督(50)は六回、福留の内野安打となりそうな当たりで二塁へスライディングしなかった大山悠輔内野手(24)の走塁を厳しく指摘。チームの中心選手として期待するからこそ、改めて隙のないプレーを求めた。3位は変わらないが、貯金は「3」に減った。  これを見過ごしては戦えない。ともに喜び、悔しがり、ナインの背中を押してきた。一方で、戦わないプレーは断じて許さないのが矢野監督だ。九回に逆転を許し、今季2度目のサヨナラ負け。確かに守備の乱れは響いたが、全力で勝負に行った結果に悔いはない。自ら話を向けたのは、大山のことだった。  「やっぱり悠輔のプレーが残念でならん。チームの士気も上がらんし、ファンにも失礼。(福留)孝介もね、体の状態が悪い中、ヒットになったものがヒットにならないし。野球を見ている子どもたちに対しても、何のプラスにもならない」  断罪だった。九回まで1点リードしていた。その1点を六回にもぎ取ったのは大山だったが、その直後、看過できない走塁をした。2-1の六回2死一塁の一走。福留の中前へ抜けようかという打球に二塁・福田が追いつき、二塁へ転送。そこにはスライディングせず、右足を"ソッと"二塁キャンバスに差し出す大山がいた。一度はセーフと判定されたが、リクエストによるリプレー検証ののちアウトに。必死でリリーフがリードを保ったが、九回にすべてが決壊した。指揮官の厳しい指摘は続いた。  「攻めたミスというのはね、あると思うし。それは...俺の責任やと思っているけど。まあ、スライディングせえへんていうのはね、論外」  失点につながらなかったが、四回にはセ・ワーストを更新する13失策目の一塁悪送球もあった。それを取り返す、勝ち越し適時打を放ったはずが...。大山も、自身へのふがいなさが口をついた。  「打てなかったり、エラーしたりは練習すれば取り返せますけど、そういうミスではない。チームに申し訳ない。そういうことがきょうの結果につながった」  セ・リーグではただ1人、4番打者として全試合(66試合)のスタメンを任されてきた。託し続けてくれた矢野監督に、顔向けできないプレーになってしまった。  2試合連続での痛恨逆転負けで、関西ダービーは負け越し。今季5度目の3連敗となった。試合が中止となった首位広島とは2・5ゲーム差。将は最後まで厳しい。  「抜けるかもしれへんところで、足が合えへんかったっていうのは、後からはあるかもしれへんけど。結果的にああいうふうになるプレーっていうのは、もうそれは俺は...言い訳にはならないんじゃないかなと思う」  反攻の中心を担う男と見込むからこそ、あんな姿は見せるな...と、突き放した。 (長友孝輔) 六回にスライディングせずに二塁封殺となった大山の走塁について阪神・清水ヘッドコーチ 「やってしまったものは仕方ない。どれだけあいつが思って、今後に生かすか。そこに期待しています。2度とそういうことがないようにやってくれたら」 同じく阪神・藤本内野守備走塁コーチ 「ああいうのは凡ミス。プロとしてあるまじき行為」

◆阪神は負けるべくして負けた。九回、ドリスは先頭打者をヒットで出したが、送りバントを一塁でアウトにしておけば問題なかった。悪送球ではどうしようもないし、競った試合ではミスが命とりになる。  私のスコアブックに「ボーンヘッド」(判断のまずいプレー)と記したのが、六回の大山の走塁だ。2死一塁の場面。福留の二ゴロで一走の大山は二塁へスライディングしなかった。際どいタイミングとなり、リクエストで判定が覆ってアウトになった。普通にスライディングしていれば、内野安打になっていた。ボーンヘッドとしか言いようがない。  しかも、勝ち越した直後で阪神に流れが来ている中。その後は梅野、原口と得点機に強い打者が続いており、一気に突き放すチャンスだった。リリーフ陣も踏ん張っていたが、点差があればもっと楽に投げられていた。  今季は競った試合が多いが、勝つためにはミスをしないこと。ここ一番でミスをしないのが本当の力。同一カード3連敗だけは何とか避けたい。(サンケイスポーツ専属評論家)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
731 0.700
(↑0.033)
-
(↓1)
744
(+4)
36
(+3)
20
(+2)
11
(-)
0.232
(↓0.003)
3.030
(↑0.1)
2
(1↓)
日本ハム
731 0.700
(↓0.078)
0
(-)
745
(+5)
42
(+8)
8
(+1)
6
(-)
0.263
(↓0.007)
3.240
(↓0.45)
3
(-)
巨人
740 0.636
(↑0.036)
0.5
(↓1)
756
(+8)
39
(+5)
16
(+2)
10
(+1)
0.272
(↑0.002)
3.280
(↑0.03)
4
(-)
楽天
640 0.600
(-)
1
(↑0.5)
841
(-)
41
(-)
9
(-)
2
(-)
0.266
(-)
3.940
(-)
5
(1↑)
ORIX
640 0.600
(↑0.044)
1
(↑1)
836
(+3)
37
(+2)
5
(-)
11
(+3)
0.238
(↑0.003
3.640
(↑0.19)
6
(1↓)
DeNA
650 0.545
(↓0.055)
1.5
(-)
741
(+3)
41
(+4)
12
(+1)
3
(-)
0.260
(↓0.002)
3.790
(↓0.07)
7
(-)
西武
560 0.455
(↓0.045)
2.5
(-)
754
(+5)
54
(+6)
9
(-)
10
(-)
0.268
(↓0.009)
4.590
(↓0.04)
8
(1↑)
中日
460 0.400
(-)
3
(↑0.5)
843
(-)
37
(-)
5
(-)
3
(-)
0.250
(-)
3.630
(-)
9
(1↓)
阪神
461 0.400
(↓0.044)
3
(-)
746
(+2)
43
(+3)
6
(-)
10
(+1)
0.240
(↓0.004)
3.160
(↑0.2)
10
(-)
ヤクルト
460 0.400
(↑0.067)
3
(↑1)
848
(+6)
48
(+5)
9
(+1)
5
(-)
0.238
(↑0.001)
4.470
(↓0.07)
11
(-)
ロッテ
370 0.300
(-)
4
(↑0.5)
835
(-)
56
(-)
7
(-)
5
(-)
0.228
(-)
5.360
(-)
12
(-)
広島
271 0.222
(-)
4.5
(↑0.5)
832
(-)
47
(-)
7
(-)
6
(-)
0.198
(-)
4.150
(-)