ヤクルト(★1対3☆)阪神 =リーグ戦8回戦(2019.05.07)・明治神宮=
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阪神
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ヤクルト
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勝利投手:秋山 拓巳(2勝1敗0S)
(セーブ:ドリス(1勝1敗7S))
敗戦投手:原 樹理(2勝2敗0S)
  DAZN
◆阪神は1点を追う4回表、木浪の適時打などで2点を奪い、勝ち越しに成功する。投げては、先発・秋山が6回途中1失点の投球。その後は4人の継投でリードを守り、秋山は今季2勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、打線が3回以降1安打と沈黙し、好投した先発・原を援護できなかった。

◆ヤクルト原樹理投手(25)の打撃に注目。今季は5試合に登板して2勝1敗だが、打つ方では5試合のうち4試合で安打を放ち、12打数5安打の打率4割1分7厘。無安打は敗戦投手だった4月23日巨人戦しかない。

◆女優の木村多江が始球式を行った。練習ではノーバウンドでいく球もあったというが、本番の投球は打者近本の後ろを通って、ワンバウンドでミットへ。 「あそこの上に上がったら緊張しました。投手の方たちがどれだけのプレッシャーを背負って立っているのか。そういう知らなかった感情が分かって、またさらにみなさん応援したくなりました」と笑顔で話した。

◆阪神木浪聖也内野手(24)が4回に勝ち越し打を放った。 「良いところで回ってこいと思っていました。同点で終わらずに一気に逆転したい場面だったので、なんとか打つことができて良かったです」 1-1の同点に追いついた直後の4回1死一、二塁。ヤクルト先発原の2球目135キロカットボールを捉えて右前へ。3試合連続安打は貴重な勝ち越し打となった。

◆ヤクルトが2回に村上の中前適時打で先制。阪神は1、3回と走者は出したがヤクルト原に要所を締められ、序盤は無得点だった。 阪神が4回に逆転。大山、福留の連打などで同点とすると、1死一、二塁からルーキー木浪が右前適時打を放った。 阪神が小刻みなリレーでヤクルト打線を封じて勝利。ここ14試合で11勝目となる白星を挙げた。ヤクルトは連勝ならず。 阪神秋山が2勝目、ヤクルト原は2敗目。

◆阪神先発の秋山拓巳投手が6回途中で交代した。5回1/3を5安打1失点と先発投手としての役割を果たした。 「長いイニングを投げることはできませんでしたが、2回のピンチを最小失点でしのぐことができて、なんとか粘ってゲームを作ることはできました」。今季2勝目の権利を持ち、マウンドを救援陣に託した。

◆阪神藤川球児投手(38)が7回に3番手としてマウンドへ。2死満塁のピンチを作るも、1イニング無失点に抑えてホールドを記録した。 これでNPB通算141ホールド目で、ウィリアムスの持つ球団最多ホールド記録に並んだ。

◆3位阪神が2位ヤクルトに競り勝ち、ゲーム差を1とした。阪神秋山が2勝目、ヤクルト原は2敗目。

◆阪神秋山拓巳投手が粘投で2勝目を手にした。 2回、村上に適時打を浴びて先制を許し、その後も無死満塁のピンチを招くが、三振と併殺で切り抜けた。6回途中を5安打も最少失点に抑え、逆転を呼んだ。「長いイニングを投げることはできませんでしたが、2回のピンチを最小失点でしのぐことができて、なんとか粘ってゲームを作ることはできました」。先発として最低限の役割を果たした。

◆ヤクルト先発原樹里投手のまずまずの投球も報われなかった。 6回117球と球数はやや多かったが、6安打2失点でクオリティースタート(6回自責3以内)は達成した。だが打線が阪神投手陣を打ちあぐみ、バレンティンに代わり4番に座る山田哲は、走者がいた3度の場面でいずれも凡退。 原は「球数は確かに多かった。でも球数をかけないと抑えられないところもある。何が正解か分からない」と話した。

◆中日平田良介外野手が今季初の4安打と固め打ちした。3回は先頭で三塁打を放ち出塁。 無死一、三塁、大島の投ゴロで広島野村が、三塁の平田を目で刺してから二塁送球する間に本塁生還。「(走塁を)評価してもらえるとすごくうれしい。打てる球が打てている。調子が上がっている証拠ですね」と打棒復活を宣言した。

◆阪神ドリスが3人斬りで7セーブ目を挙げた。 2点差の9回に登場し、球威ある直球で押し込んだ。5人のリレーを締めて、勝利をがっちりたぐり寄せた。「本当にブルペンのみんなでつないでくれた。ブルペン陣もいい仕事ができていると思う」。神宮はこの日を入れて10戦7セーブ。チームも全勝と安定感は抜群だ。

◆黄色に染まった神宮の左翼スタンドがドッと沸いた。2-1と1点をリードして迎えた7回。3番手でマウンドに上がった藤川が踏ん張った。3四球から2死満塁のピンチで迎えたのは4番山田哲だった。2球連続の直球で追い込むと、最後はフォークで左翼フェンスぎりぎりの左飛。ゲーム最大の窮地を脱出し、大歓声を浴びてベンチに帰還した。 長きに渡って虎のブルペンを支えてきた右腕にとっては、これが1つの節目になった。ウィリアムスに並ぶ通算141ホールドを記録。セーブ、HP(ホールドポイント)に続き、3部門で球団最多になった。「勝つことしか考えていない」と話した右腕も苦楽をともにした助っ人左腕の名前を聞くと「ジェフがすごい。伝説の投手」と笑顔になった。 執念の継投リレーだ。矢野監督は6回1死一塁で最少失点と踏ん張っていた先発秋山の交代を決断。指揮官は「迷いはなかった」と、左打者の雄平、村上が続く場面で左腕島本をマウンドに送り込んだ。その島本がピンチを断ち切る無失点ピッチング。7回は藤川、8回はジョンソン、そして最終回はドリスが無失点に抑えて、しびれる試合を勝ち切った。 鉄壁のブルペンが異例の連戦に臨むチームを支えている。3日DeNA戦(甲子園)から、中継ぎのべ16投手が無失点のバトンをつないでいる。矢野監督は「シマ(島本)から球児にいってね。みんなね。1点差ってすごく難しいし、慎重になる。そのなかでみんな最善を尽くしてくれた」と、ブルペン陣を褒めたたえた。厳しい試合が続く中、強力なブルペンが虎の大きな武器だ。【桝井聡】

◆阪神ジョンソンが連続試合無失点を「16」に伸ばした。 1点リードの8回に登板。雄平を中飛に打ち取ると、村上、大引から連続三振を奪った。「ずっと無失点でいられるのは、守ってくれている選手、梅野、そこに尽きる。疲れはない。トレーナーがケアしてくれているので、集中して投げられている」。この日も会心の投球で、抜群の安定感を見せている。

◆3連投の阪神島本浩也が先発秋山からのバトンを無失点でつないだ。 1点リードの6回、1死一塁から2番手でマウンドに上がり、得点を許さなかった。続く3番手藤川にいい流れを作り、勝利に貢献。「1点差だったので、絶対に抑えようという強い気持ちでいきました」。この日で3試合連続無失点と存在感をアピールした。

◆阪神がヤクルトに競り勝ち、再び貯金を2とした。 1点を追う4回、阪神は梅野の遊ゴロで追いつき、木浪聖也の右前タイムリーで勝ち越しに成功。9回にも敵失に乗じ1点を挙げた。木浪はプロ初の決勝打。先発秋山が2勝目を挙げた。プロ初の木浪のヒーローインタビューは以下の通り。   -4回の第2打席、ネクストバッターズサークルからも気合が入っているように見えました。どんな思いで打席に入りましたか 木浪 絶対打ってやろうという強い気持ちを持って、打席に入って、打てたんでよかったです。 -チャンスで自分に回ってこいと思っていましたか 木浪 チャンスでは自分に回ってこいと、ずっと思ってました。 -そして今日は9回にも大きな追加点につながる突破口を切り開きました。いいヒットでしたね 木浪 ありがとうございます。 -打った瞬間、抜けた瞬間は 木浪 先頭バッターだったので、とにかくヒットで出られたのが一番よかったかなと思います。 -そして意外にも、今日が初めてのヒーローインタビュー 木浪 そうですね、はい。 -いかがですか、この皆さんの声援は 木浪 ありがたいです。ありがとうございます。 -もう十分皆さんご存じだと思いますが、あらためて皆さんに自分のここを見てほしいというところ、アピールお願いします 木浪 自分のアピールポイントは全力疾走なので、全力疾走を見に、グラウンドに来てください。今日はありがとうございました。 -明日勝てば5カード連続の勝ち越し、そして2位ヤクルトの背中を捉えることができます。チームを代表して最後に意気込みをお願いします 木浪 絶対明日も勝ちますので、熱い声援をお願いします。

◆阪神ジェフリー・マルテが6回に3戦連続となる安打を右前に運んだ。 4回は同点としてなおも1死二塁で四球を選び、木浪の決勝打へと攻撃をアシストした。「(状態は)どんどんよくなっている。今まで通り練習からしっかりやっていきたい」。遅れてきた助っ人が、少しずつ信頼を勝ち取っている。

◆虎の新星がまた1人、輝きを増してきた。ドラフト3位阪神木浪聖也内野手(24)がヤクルト8回戦で初のV打を放った。 4回。同点に追いつき、なおも1死一、二塁で勝ち越しの右前打。2位ヤクルトに1ゲーム差、首位巨人にも2・5ゲーム差とする白星をたぐり寄せた。黄金週間が明けても貯金をため込んでいくで~。木浪の塁上で両手を思い切り上げるガッツポーズが、板についてきた。「絶対に打ってやろうと強い気持ちを持って打席に入りました」。1-1の同点に追いついた直後の4回1死一、二塁。ヤクルト原の2球目を捉えて右前へ。3試合連続安打は貴重な勝ち越し打になった。 「いいところで回ってこいと思っていた。同点で終わらずに一気に逆転したい場面だったので、打つことができて良かった」。プロ入り初の決勝打だ。 酸いも甘いも経験を重ねている。ゴールデンウイーク期間は家族が青森から甲子園へ1週間続けて観戦にきていた。「久々ですね。昔は結構、観に来てくれていた。でも、あまり気にしないようにしています。変に力が入ってしまうのもよくないので」と語っていた男は、5日DeNA戦(甲子園)では1イニング2つの失策に野選...。亜大時代の後輩でもある高橋遥の足を引っ張ってしまった。それでも、直後の打席でタイムリーを放つなど、逆転勝利に貢献。勝負強い打撃は黄金週間を明け、さらに鋭さを増してきた。9回には貴重な追加点のきっかけとなる中前打でマルチ安打。ドラフト1位近本とともに虎の新人は五月病知らず? とばかりに、貯金キープへ大貢献だ。 結果を求めて、時間があればバットを握る。「子どもの頃から、夢中になったのは野球だけ。チーム練習が終わっても、自分で練習したくなるほど、打ち込んでました」。野球を始めた、幼い頃と同じ気持ちでバットを振り込んだ手は、分厚く固い。「まだまだ、これから。社会人のときとは違って、プロは毎日、試合がある。結果を出し続けることが難しい。だから、人より多く練習しないと」。そんな男だからこそ、初のヒーローインタビューを受けても慢心などないはずだ。 「絶対明日も勝ちますので、熱い声援をお願いします」。チームは8日、5カード連続勝ち越しに挑む。12連戦連勝締めもかかる。ハツラツとしたプレーで勝利を追い求める。【真柴健】

◆休養明けの阪神福留孝介外野手が今季8度目のマルチ安打で勝利に貢献した。 4回、大山を一塁に置いて中堅へ二塁打。好機を広げ、木浪の勝ち越し打で決勝の本塁を踏んだ。6回にも右前へ運び、この日2安打。「昨日の負けの後で、逆転できたのはチームとしても、すごくいい。自分のやれることをやっていく。それだけです」と振り返った。

◆今試合前までセ・リーグの得点力トップを誇るヤクルト打線が、阪神先発の秋山に抑え込まれた。ヤクルト打線は最大の長所を封じられ、弱点だけをさらけ出した敗戦になった。 もともとヤクルト打線は、長所と短所が紙一重。今試合前までセ・リーグトップの152四球で、得点も171点でトップ。その一方で、三振数もトップで282三振。もともと三振数と四球数は比例しやすいが、今試合では5回1/3を投げた秋山の前には1四球だけ。打たせて取るタイプの投手に対し、8三振も奪われたら、得点できないのも仕方ない。 秋山を攻略できなかった最大の要因は「初球」にあった。打者22人に対して初球のストライクは16。初球をヒットしたのは雄平だけで、ボールになったのは5球だけ。ストライクを取った球種も直球が4球、カットボールが5球、フォークが4球、カーブが2球、スライダーが1球と的を絞れなかった。リリーフ陣からは4四球で4三振。本来の比率だっただけに、秋山の好投がクローズアップされる。 四球が多いのは、状況を見てチーム打撃に徹する打者が多いからだろう。一方で三振が多いのは、追い込まれてからの打撃技術に弱点があるから。首位の巨人に追いつくため、3位の阪神に追いつかれないためには、四球数をそのまま伸ばしながら、どれだけ三振を減らしていけるかにかかっている。 狭い神宮球場が本拠地。打線の質を向上させられるかが、優勝するための最大の課題だろう。【小島信行】

◆7日のヤクルト戦(神宮)に先発する阪神・秋山拓巳投手(27)がダッシュなどで調整。今季2勝目へ気合を入れた。  「先週から感覚的にもよくなってきていると思う。攻めの気持ちを忘れずに思い切っていきたいです」  前回登板の4月30日の広島戦(甲子園)では7回3安打無失点で今季初勝利。「前回しっかり投げられたので、今回もしっかり投げてローテに入っていきたいです」と意気込んだ。

◆阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)=ホンダ=が7日、ヤクルト戦(神宮)に「8番・遊撃」でスタメン出場し、1-1の四回1死一、二塁でヤクルト先発・原の135キロカットボールを右前へ弾き返し、勝ち越しタイムリーを放った。  「いいところで回ってこいと思っていました。同点で終わらずに一気に逆転したい場面だったので、なんとか打つことができてよかったです」とコメントした。梅野の遊ゴロの間に同点に追いつき、続くマルテが四球で出塁してのチャンスをものにし、3試合連続となる安打を放った。

◆阪神・秋山拓巳投手(28)が7日、ヤクルト戦(神宮)に先発し5回1/3を投げて5安打8奪三振、1失点で降板した。  「長いイニングを投げることはできませんでしたが、2回のピンチを最少失点でしのぐことができて、なんとかここまで粘ってゲームを作ることはできました」  二回に安打と暴投で無死二塁から村上の中前適時打で先制点を献上したが、その後無死一、三塁から得点は許さず。三-五回は二塁を踏ませない好投を披露した。  2-1の六回に先頭の青木を二塁失策で塁に出し、山田を左飛に打ちとったところで2番手・島本にスイッチし、後続を断った。

◆阪神は7日、神宮でヤクルトに3-1で勝ち、貯金を2とした。  ヤクルトは原、阪神は秋山が先発。ヤクルトが二回無死二塁で、村上が中前適時打を放ち、1点を先行したが、阪神が逆転。四回、先頭の大山の右前打、福留の右中間二塁打で無死二、三塁から、梅野の遊ゴロの間に三走が生還して同点。なお1死一、二塁から、木浪が右前適時打を放ち、勝ち越した。九回無死一、二塁から近本の投前のバントが相手の悪送球を誘い、貴重な追加点で2点差とした。  先発の秋山は六回途中まで5安打1失点と好投。島本、藤川、ジョンソン、ドリスのリレーで最少リードを守り切った。貯金を再び2とし、2位ヤクルトに1ゲーム差に接近した。  8日は5カード連続勝ち越しと2位タイ浮上をかけて、岩田が先発する。

◆阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(ホンダ)が、7日のヤクルト戦(神宮)でプロ初の決勝打を含む2安打と活躍。初のヒーローインタビューに、「チャンスで自分に回ってこいとずっと思っていました」と初々しい笑顔で答えた。  --決勝打を含む2安打。ナイスバッティングだった  「ありがとうございます」  --四回の第2打席、ネクストバッターズサークルからも気合が入っているように見えた  「絶対打ってやろうという強い気持ちで入って、打てたんでよかったです」  --チャンスで自分に回ってこいと思っていたとか  「チャンスでは自分に回ってこいとずっと思っていました」  --九回にも大きな追加点につながる突破口を切り開いた。いいヒットだった  「ありがとうございます」  --抜けた瞬間は  「先頭バッターだったんで、とにかくヒット出られたのが一番よかったと思います」  --意外にも初めてのヒーローインタビュー  「そうですね、はい」  --声援はいかがですか?  「ありがたいです。ありがとうございます」  --自分のここを見てほしいというところは  「自分のアピールポイントなんで、全力疾走を見にグラウンドにきてください」  --あす勝てば、5カード連続の勝ち越し、2位ヤクルトの背中をとらえられる  「絶対あしたも勝ちますので、熱い声援をお願いします」

◆ヤクルトの原は6回を2失点にまとめたものの2敗目。6安打を浴び、3四球を与えて117球を費やし「調子自体は悪くなかったが、慎重になり過ぎて、攻め切れなかった」と悔やんだ。  一回に連続四球で走者を背負うなどしてリズムに乗れず、四回は同点とされ、なお1死一、二塁で木浪に甘く入った速球を右前に運ばれて勝ち越しを許した。田畑投手コーチは「粘ってくれたが、もっと高いレベルでやってほしい」と期待を込めて話した。

◆阪神・矢野燿大監督は7日のヤクルト戦(神宮)を3-1で勝利した後、六回1死一塁の場面で、先発した秋山に代わって島本を投入したことに「迷いなかった」と明かした。  --投手陣が奮闘した  「秋山も序盤はちょっと苦しい展開になったけどね。でも(二回の)無死満塁だったっけ? あそこから粘れたというのがね。結果、こうなっているしね」  --中継ぎ陣が安定  「シマ(島本)から球児(藤川)にいってね。みんなね。1点差ってすごく難しいし、慎重になるしね。その中でみんな最善を尽くしてくれた」  --六回1死一塁で、島本を投入した場面については  「迷いはなかったしね。あそこで行こうとは思っていた。それぐらいのピッチングをずっと見せてくれているしね。こっちとしては予定通りというか。その後の球児もね。今日は慎重になって四球を出してしまったけどね。でも、いいピッチングをしてくれていたしね。最後の1点もね。もちろん1点だけじゃなくて2点、3点と欲しかったけど。結果的にはドリスも楽に行けたし。ジョンソンもいつも通りに行ってくれたし。頼もしいです」  --木浪が勝ち越し打。経験を積んできた  「試合に出ていると、いろいろ試せることもあったりね。やっぱり先発で、4打席確定しているわけではないけど、ある程度打席に立てるっていう中で、自分でもやっていけるものっていうのはあると思うし。リズム的にもね、プロでやってきてそういうリズムにも慣れてきたと思うので。いい打席もついてきてるし」

◆阪神のピアース・ジョンソン投手が、7日のヤクルト戦(神宮)の八回を三者凡退で締め、僅差の勝利に貢献。これで開幕から16試合連続無失点だ。  「(日本語で)アリガトウゴザイマス!いま無失点でいられるのは守備のみなさんや、梅野選手に尽きる。そこに感謝したいです」  2-1の八回。4番手で登場すると先頭の雄平は2球でなんなく中飛に仕留めた。村上には得意のパワーカーブを外角に決めて全く反応させず、続く大引は外角低めに147キロ直球をズドン!2者連続の見逃し三振で反撃を試みる打者にワンチャンスも与えなかった。

◆阪神・藤川球児投手(38)が7日のヤクルト戦(神宮)の七回に登板。3四球を出しながらも無失点で切り抜け、歴代7位の通算141ホールドとした。  「勝ってよかったです」  通算141ホールドはかつて「JFK」としてともにならしたジェフ・ウィリアムス氏(46)に並ぶ記録。「それはジェフがすごい。伝説のピッチャーだからね」と改めて敬意を表していた。

◆七回に藤川の3四球で2死満塁、打席は燕の4番、トリプルスリー男の山田哲人という虎党にとっては、ハラハラドキドキのショータイム(結果は左飛)まで付いて、投手陣は良く投げてくれましたー!!  終わってみれば秋山-島本-藤川-ジョンソン-ドリスで三回以降はヤクルト打線を大引のヒット1本だけって、実にいい仕事っぷりだった。10連休明けで、「会社に行きたくね~」とボヤいているサラリーマンのあなた! 虎の5投手を見習って仕事に励むべし!!  今年は猛虎打線も一味違うのだ!! そんなこと誰でも分かっとるわ、と本日はルーキー木浪の決勝打を含む2安打や近本の足を生かした内野安打2本を見れば、そーなんだけど...。オレが取り上げたいのは、1点を追う四回無死二、三塁での梅野の打席なのだ。  昨年までなら相手の内野陣が「1点はどうぞ! どうぞ!!」と深く守っているのに、外野フライやヒットを狙いにいき、走者をかえせなかったのが、最低限のゴロを打っての1点を奪えるようになった。この野球なら、もう今季は借金生活はナシ、と断言しておくのだ!!

◆--中継ぎ陣が安定  矢野監督「シマ(島本)から球児(藤川)にいってね。1点差ってすごく難しいし、慎重になるし。その中でみんな最善を尽くしてくれた」  --六回1死一塁で、島本を投入した  「迷いはなかった。あそこで行こうと思っていた。それぐらいの投球をずっと見せてくれている。予定通りというか。その後の球児も」  --誰が行ってもいいぐらいにブルペンが充実  「そうやね。能見も守屋も。昨日(6日)の福永も見たら、ちょっといい場面で使ってみたいな、っていうような投球を見せてくれている。誰でも勝ちゲームで行けるっていうのは、チームにとってすごくプラス」  --木浪が勝ち越し打。経験を積んできた  「(打率)0割から始まって、2割1分、2分くらい(・233)まできたんかな。数字が出ると落ち着くので。まだ遊撃のレギュラーって決めてるわけでもないし。これからも競争してもらいながら地力をつけていってくれたらいい」  --近本も2安打  「最後(九回)の最高のバント。しかもヒットになる。ああいうことも出来るというのも近本のプラス材料。おもしろい選手やなと思う」

◆月走る 雲走る 春の寒さかな...(普羅)という句が浮かぶほどの寒さがふんわりと漂いました。  しかし、そのムードをなんとか振り払いたいと思うのか、若い虎番織原祥平記者が神宮の練習ぶりをこう伝えてきた。  「シートノックをあえてやめて、遊撃付近に昨日の一回に打球処理で焦った青柳投手を囲むように内野手も構えて...矢野監督もすぐ近くに陣取り...黙々とフィールディングの反復...誰もが真剣でした」。まだ発展途上なのだ。  その頃、大阪・難波の編集局で運動部長大澤謙一郎は前日の『休刊日』の話を持ち出しました。  「昨日(6日)は新聞休刊日ですから、産経新聞本紙の編集局は休み。サンスポは即売特別版の発行で通常通り。夕食を...と食堂にいったらテレビがついていなかったんです。そこに整理部の女性記者服部裕実(やすみ)がササーと入ってきて...」  休刊日の食堂は午後6時オープンでその時、大澤と服部以外は誰もいなかった。現運動部のトラ番箭内桃子、竹村岳らと同期の服部は離れたテーブルに座った。大澤がなんとなくみていると、彼女はリモコンを手にして社食のテレビのスイッチを入れた。サクサクとチャンネルを回して画面が切り替わり、阪神戦の中継(サンテレビ)でピタリと止まった。  誰かに強制されたわけではございません。虎のサンスポといっても、食事の時間ぐらい、タテジマを忘れてニュースを見ても、アニメをみても社則に違反するわけではありません。しかし、うら若き乙女は、上司に命じられたわけでもないのに、サンテレビボックス席に一直線! しばらくして他の整理部員もやってきて、試合をジッと凝視していた...。思わず大澤は「すごいなぁ...」。タイガースに魅せられた我が編集局のこのありようよ。  実は服部裕実は産経新聞社に入社しサンスポに配属になった時、好きなチームに『阪神とヤクルト』と書いている。この日の対戦と同じだが実は「ヤクルトが好き」だが猛虎党の仮面をかぶっておけば編集で活躍できる...という読みもある?  その服部に聞くと「それが...ついつい、ハラハラしていつの間にか私もタイガースが気になって...」と苦笑する。1年後輩の織原祥平記者は「服部先輩はいつも冷静で優しい」といいますが、そんな彼女もタイガースの"魔性"にメロメロ...例によってこの7日も先発秋山が強打のヤクルトをなんとか必死で抑えている。このスリルはたまりませんヮ。1点が重い...1点が遠い...そして1点がこんなにも官能的なものなのか...。だから女性ファンもしびれる。  その魅力の裏表をサンケイスポーツ専属評論家八木裕氏とフリーアナウンサー梅田淳氏がお伝えします。この"絶妙のコンビ"をサンスポがプロデュースして、ますます最近の女性ファンの琴線を魅了しようという楽しいトークショーがこの5月19日の広島戦の前に甲子園歴史館多目的ホールで正午から開催されます。大澤もなぜか出演して、紙面で書けない話を披露します。毎年大人気のこの企画は今年は先着70名で8日午前10時からローソンチケットで発売です。  それにしても...この7日夜の秋山は力投した。六回からの継投策...いつの間にか"花冷え"を忘れさせてくれた神宮の攻防。島本の粘投。藤川球児の渾身のストレート...。七回2死満塁で山田哲をねじ伏せた球児のプライドもヤケドしそうだった。  ゆく春や 鳥啼(な)き魚の 目は泪(なみだ)...(芭蕉)か。

◆D1位・近本は七回先頭で二塁内野安打を放つと、2-1の九回無死一、二塁では三塁方向へ絶妙のバント。投手内野安打となると、焦った近藤の悪送球で二走・木浪が生還。ダメ押しの3点目を演出した。「しっかりコースを狙っていこうと思った」。得点圏打率はリーグトップの・429。5日のDeNA戦で背中の張りを訴えて途中交代したが、翌6日からも2試合連続出場。同期の木浪の活躍に「僕もうれしいし、励みになる」と笑顔だった。

◆秋山を攻略できず、重苦しい展開を打破できなかった。ヤクルトは三回以降、打線が1安打と沈黙。小川監督は二回の攻撃を分岐点に挙げた。  「あと1本が出なかった。三回くらいから秋山が良くなった印象があった。1点取った後の無死満塁で点が取れなかったことで、結果的にこうなったんじゃないか」  二回、無死二塁から村上が5試合連続打点となる中前適時打を放ったが、無死満塁の好機に原が空振り三振、荒木が遊ゴロ併殺打に倒れ、主導権を握れなかった。  七回2死満塁は山田哲が藤川のフォークボールを捉えたかに見えたが、打球は失速して左飛。15打席連続無安打で打率は・294と3割を切り、連続出塁も30試合で止まった。山田哲は「状態が悪いのは分かっている」と敗戦の責任を背負った。 (長崎右) 二回に中前適時打を放ち、5試合連続打点をマークしたヤクルト・村上 「先制のチャンスだったので、走者をかえすことに集中した」

◆絶体絶命のピンチを、気迫のこもった力強い投球で乗り切った。秋山が5回1/3を5安打1失点。プロ野球の平成最後の勝利投手となった右腕は、令和初登板でも、今季2勝目を手にした。  「なんとか1点で粘れたので、六回途中だったけど、ゲームにはなったかなと思う」  二回、連打を浴びて、あっさりと先制点を献上。さらに大引に中前打、中村に四球を与えて無死満塁と絶体絶命のピンチを背負ったが...ここで踏ん張った。先発の原を133キロのフォークで空振り三振に斬ると、1番・荒木は外角のカーブで遊ゴロ併殺。1失点にとどめた。  三回以降は立ち直り、五回まで毎回の8奪三振。「立ち上がりから、いい球いっているなと思っていた。球自体もよくなっていっているので、自信にしていきたい」と手応えを口にした。  昨季、シーズン途中から右膝の状態が芳しくなかったこともあり、10月に手術を決断。長いリハビリ生活を経て、前回4月30日の広島戦(甲子園)で327日ぶりの勝利をつかんだ。  つらいけがに見舞われたのは、これが初めてではなかった。右肘を痛め、しばらくの間投げられない時期を過ごした中学時代-。それでも、精神的な重圧は全く違った。「今は仕事として野球をやっているから。ダメだったらダメで、それで終わってしまう。その不安は大きかったです」。野球をしてお金を稼ぐ「プロ」という立場だからこそ、ただけがを乗り越えて終わりではない。勝利という結果が何よりも求められてくるのは重々承知。この日つかんだ2勝目を、確かな手応えに変えていく。  矢野監督も「秋山も序盤はちょっと苦しい展開になったけどね。でも、あそこ(二回無死満塁)から粘れたというのがね。結果、こうなっている」とねぎらった。  「きょうは本当に中継ぎの方に感謝したい。次は長いイニングを投げれるようにやっていきたい」と秋山。令和のエースへ-。輝きを取り戻した右腕が、先発ローテーションの中心に、どっかりと座る。 (織原祥平) 秋山について阪神・福原投手コーチ 「二回に1点で終われたのが大きかった。中継ぎの投手たちが頑張ってくれました」 ★秋山、平成最後の勝利投手  4月30日の広島戦(甲子園)。唯一のナイターで、プロ野球の平成最後の試合となったなか、先発で7回3安打無失点。右膝手術を経て、昨年6月7日のオリックス戦(甲子園)以来327日ぶりの白星をつかみ「平成最後の日で、ナイターもうちだけだったので、勝てば名前が残るとずっと思っていた。正直、狙っていた。うれしい気持ちです」と会心の笑顔だった。

◆ワンダフルな投球でマウンドに仁王立ちだ。頼りになりすぎる"番犬"が、燕打線を蹴散らした。ジョンソンが八回を三者凡退で締め、僅差の勝利に貢献。これで開幕戦から、16試合連続無失点だ。  「(日本語で)アリガトウゴザイマス! いま無失点でいられるのは守備のみなさんや、梅野選手に尽きる。そこに感謝したいです」  常に仲間への気遣いを忘れないナイスガイが、声を弾ませた。2-1の八回。4番手で登場すると先頭の雄平は2球でなんなく中飛に仕留めた。この日タイムリーを放っている村上は得意のパワーカーブを外角に決めて全く反応させず、続く大引は外角低めに147キロ直球をズドン! と2者連続の見逃し三振。開幕戦からの連続試合無失点のセ・リーグ記録は2000年の遠山(阪神)の「20」だが、あと4に迫った。  打者に"ワンチャンス"も与えない。犬好きな助っ人右腕は秋田犬がめっぽう気に入っている。実は来日後に飼おうとしたが妻のクリスティーナさんは犬が苦手...。  「飼えなくて残念です」と泣く泣く断念したが「俺って秋田犬に似てるだろ?」と自慢するほどお気に入りだ。平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのザギトワも秋田犬の「マサル」を飼っているが、見た目がかわいらしいだけではない。  もともとは闘犬や狩猟犬で身体能力が高く、飼い主に忠実で勇敢な犬種。忠犬ハチ公の話は有名だが、ジョンソンも虎のブルペン陣の一角として阪神の白星を守り続けている。矢野監督は「ジョンソンを出して何かあったときはこっちの責任やし。全然、(信頼は)揺るぎないものがある」と目を細めた。  「疲れはとくにないです。気温の対応は大変だったが、トレーナーのケアもあって、すごい集中して投げられています」と力を込めたジョンソン。抜群の安定感で、ゼロを積み重ねていく。 (新里公章)

◆でかした、不屈のルーキー! 阪神はヤクルトに3-1で快勝。ドラフト3位・木浪聖也内野手(24)=ホンダ=が四回に、自身プロ初のV打となる勝ち越しタイムリーを放った。貯金は今季最多タイの2で、2位ヤクルトに再び1ゲーム差。8日、12連戦のラストも勝って、燕をとらえる!!  決して下を向かない。常に前を向き、必死に戦い続けるルーキーが、チームを救う大仕事だ。木浪がプロ初の決勝打。神宮球場に、勝利の六甲おろしを響かせた。  「同点で終わらずに、一気にいきたい場面。強い気持ちでいきました。思い切りいけたのは、よかったです」  0-1で迎えた四回。梅野の遊ゴロの間に同点に追いつき、なおも1死一、二塁で打席へ立った。「チャンスでは自分に回ってこいと、ずっと思っていました」-。  強心臓ルーキーは1ボールからの2球目、前回4月16日(松山)には完投勝利を許した原のカットボールを捉えた。強い打球が右前へ抜け、ベース上で拳を突き上げた。  九回は先頭で中前打を放ち、D1位・近本光司外野手(大阪ガス)のバント安打に敵失が絡んで3点目のホームイン。1番に定着した近本だけじゃない。D3位も得点圏打率・350(規定打席未満)の勝負強さで存在感は増すばかりだ。  七転び八起きで這い上がってきた。4月18日、ここ神宮で振り逃げを狙える場面で怠り、ベンチへ下げられた。今月5日のDeNA戦(甲子園)では遊撃で1イニング2失策&1野選...。しかし悔しい経験も必ず糧にしてきた。この日も口にしたのは「全力疾走」。だからこそ首脳陣に使いたいと思わせる。起用を続ける矢野監督は「(プロの)リズムにも慣れてきた。競争してもらいながら地力をつけていってくれたら」と目を細めた。  数日遅れの、最高のプレゼントになった。5月2日は母・忍さんの52歳の誕生日。父・弘二さんとともに4月30日の広島戦から5月5日のDeNA戦までの甲子園での6試合を、青森から観戦に訪れてくれていた。  2日朝「おめでとう」と連絡を入れ、試合へ。「8番・遊撃」で出場したが4打数無安打。試合後、謝らずにはいられなかった。「打てなくて、ごめん」-。球場近くに宿を取り、関西観光もせずに試合前ノックから見守ってくれた家族。悔しさがこみあげた。  亜大時代にプレーした思い出の神宮。大学時代も家族は車中泊しながら駆けつけてくれた。忍さんは「誕生日なんていいんですよ。いい場面で打ってくれたら」と笑っていたが、この日の決勝打は一生忘れられない贈り物になったはずだ。  "孝行息子"の活躍でチームは再び貯金2。2位ヤクルトに1ゲーム差と迫った。8勝3敗と好調な12連戦も、8日が最後だ。  「きょうはよかったですが、常にいいわけではない。しっかりいい結果を求めていきたいです」  自身初のヒーローインタビューでは「絶対あしたも勝ちますので、熱い声援をお願いします」と誓った。木浪が欠かせないピースとなって、猛虎をさらに上へと導く。 (箭内桃子) 木浪について阪神・浜中打撃コーチ 「一発で仕留めてくれた。自信になる一打になったと思う」

◆二回の拙攻が痛かった。1点を先制して1死満塁。原の三振は仕方ないが、荒木が遊ゴロ併殺打でチェンジ。ここで犠牲フライがほしかった。阪神には島本、藤川、ジョンソン、ドリスと後ろにいい投手がいるから、先発投手から、早めにできるだけ多くの点を取っていかないといけない。  七回にも2死満塁のチャンスがあったが、山田哲が左飛に倒れた。タイミングが合っていないし、内角のボール球を振っている。少しボール球に手を出しすぎだ。4番のバレンティンが故障で離脱してしまったが、打線は全員の力でよく頑張っている。いないならいないで、小川監督とコーチ陣でやりくりして、どれだけうまく使っていくかだろう。  原は6回2失点と粘ったが、追いこんでからの球がはっきりとしたボール球で、相手打者に見送られ、球数が多くなった。抑えの石山も故障で抹消されてしまったので、今後は先発がどれだけ長いイニングを投げられるかが、鍵を握ってくる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

◆試合のポイントに挙げたいのは、六回1死一塁から登板してゼロに抑えた島本の好投だ。この場面でマウンドに送ってもらえる存在にまで成長してきたんだなぁ、という感慨すらあった。  先発・秋山がこの回の先頭打者を失策で出塁を許した。崩れることが最も予想される場面。だからこそ矢野監督が継投を決断したのだろうが、そこで島本を選択した矢野さい配は見事だ。  今の島本は打者に向かっていく姿勢が素晴らしい。MAX144キロ程度でも、スピード表示以上の球威を感じさせるのは、気持ち、思い切りが投球フォームに伝わり、球のキレにつながっているから。左打者の雄平を打ち取り、村上を歩かせ、この日一番当たっている右打者・大引を迎えた場面でも矢野監督はあえて島本に託した。結果を積み重ねてきた島本の力をしっかり見極めてきた矢野監督の「信頼のさい配」は鮮やかだった。  島本も、先発の秋山もワンバウンドの低めに思い切って投げていた。それができるのは梅野がしっかり止めているから。梅野が投手を支えている。陰のヒーローも忘れてはいけない。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
19121 0.613
(-)
-
(-)
111160
(-)
116
(-)
44
(-)
17
(-)
0.263
(-)
3.370
(-)
2
(-)
ヤクルト
19151 0.559
(↓0.017)
1.5
(↓0.5)
108172
(+1)
149
(+3)
42
(-)
13
(-)
0.246
(↓0.003)
3.940
(↑0.06)
3
(-)
阪神
18161 0.529
(↑0.014)
2.5
(↑0.5)
108134
(+3)
144
(+1)
24
(-)
20
(-)
0.241
(-)
3.410
(↑0.07)
4
(-)
広島
16171 0.485
(↓0.015)
4
(↓0.5)
109116
(-)
142
(+6)
31
(-)
15
(+1)
0.233
(↓0.003)
3.330
(↓0.07)
5
(-)
中日
15180 0.455
(↑0.017)
5
(↑0.5)
110122
(+6)
126
(-)
23
(-)
22
(+1)
0.267
(↑0.002)
3.750
(↑0.12)
6
(-)
DeNA
12210 0.364
(-)
8
(-)
110121
(-)
148
(-)
37
(-)
7
(-)
0.232
(-)
3.990
(-)