DeNA(★3対5☆)阪神 =リーグ戦6回戦(2019.04.25)・横浜スタジアム=
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阪神
2000000035902
DeNA
0001011003713
勝利投手:ジョンソン(1勝0敗0S)
(セーブ:ドリス(0勝0敗5S))
敗戦投手:山﨑 康晃(1勝1敗2S)

本塁打
【阪神】大山 悠輔(5号・1回表2ラン),近本 光司(4号・9回表3ラン)
【DeNA】筒香 嘉智(7号・4回裏ソロ),ソト(8号・6回裏ソロ),伊藤 光(2号・7回裏ソロ)

  DAZN
◆阪神が同一カード3連勝。阪神は初回、大山の2ランで先制する。その後逆転を許し迎えた9回表には、近本に起死回生の3ランが飛び出し、土壇場で試合をひっくり返した。投げては、4番手・ジョンソンが来日初勝利。敗れたDeNAは、守護神・山崎が痛恨の一発を浴びた。

◆阪神の4番・大山悠輔内野手(24)が先制2ランを放った。 1回2死二塁から、外角のストレートを右方向へはじき返した。打球は右翼席へ飛び込む5号2ラン。試合開始時点でセ・リーグNO・1防御率0・87を誇るDeNA今永の出はなをくじく一撃だった。大山は「ここ2試合、チャンスの場面で凡退することが多かったので、やり返したいという気持ちを持っていました。初回から先制することができてよかったです」と話した。

◆阪神岩田稔投手(35)が1発にやられた。今季2勝目を目指したマウンドは、立ち上がりは順調。 1回に大山の5号2ランで援護をもらい、3回まで無失点。だが、4回に筒香に7号ソロ、6回にはソトに8号同点ソロを浴び、7回の攻撃で代打を送られた。岩田は「先発として試合を作ることはできたと思いますが、中盤で球が浮いたところを打たれてしまいました。リードした状況でマウンドを降りなければいけませんでしたが、粘り切れませんでした」と反省した。

◆阪神は1回に大山の5号2ランで先制。投げては先発岩田が3回までDeNA打線を1安打無失点に封じ、主導権を握る。 DeNAは4回に筒香の7号ソロ、6回にソトの8号ソロで同点に追いつく。先発今永は2回から6回まで無失点の好投を見せる。 DeNAは7回に伊藤光のソロで勝ち越し。1点を追う阪神は9回、近本の3ランで逆転し3連勝。DeNAは8連敗となった。 阪神ジョンソンが1勝目、DeNA山崎が1敗目。

◆阪神がドラフト1位ルーキーの逆転アーチで最下位から脱出した。1点を追う9回2死一、三塁で近本光司外野手(24)が左翼に4号3ランを放った。劇的な逆転勝利でDeNAに3連勝を飾った。 近本のヒーローインタビューは以下の通り。 -9回に逆転3ランホームラン。大きな仕事をやってのけました。今の気持ちを教えてください 近本 ほんとに最後、ああいう形で勝てたんでよかったと思います。 -相手はマウンドに守護神。そしてビハインド。どんな思いでバッターボックスに向かったんですか 近本 (植田)海が三塁にタッチアップしてくれたんで、大きいの狙わずにしっかりたたく気持ちで入れたんで、結果的にたたけたんでよかったかなと思います。 -まず初球はストレート、ファウル。そして2球目。どんな感触でしたか 近本 初球のファウルなんですけど、結構ピッチャーの球もよかったんで、少し引っ張ったろうという気持ちで入ったのが、逆方向のギリギリだったので、入ってよかったなあと思います。 -そしてホームラン打ってベンチに戻りました。監督、コーチ、チームメートからいろんな祝福がありました。誰かに声かけられました? 近本 みんなに「よくやった」っていうふうに言われましたね。 -このホームランで、同じくルーキーの木浪選手のプレーも救いましたよね 近本 送れなかったというので、しっかり僕がカバーしたろうかなというふうに思いました。 -頼もしいルーキーですが、近本さん、ヒーローインタビューは、今回が? 近本 初めてです。(大歓声) -ぜひ全国のタイガースファン、そして野球ファンにアピールお願いします 近本 アピールですか。あさってから12連戦続くんですけど、チーム全体で頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

◆阪神矢野燿大監督は大興奮で両手を突き上げた。土壇場の9回に飛び出したルーキー近本の逆転3ラン。手をたたいて喜びを表現した指揮官は、ヒーローを全力ハイタッチでお出迎えだ。「いや~。うれしいね。見事でした。ホームランは、さすがに想像していなかった。外野を越してくれたら最高やなというのはあったけど」。想像を超える仰天アーチに、試合が終わっても興奮が冷めない。 ブルペンの奮闘とルーキーの劇弾が、悔しさを吹き飛ばしてくれた。2-2の同点で迎えた7回。矢野監督が2番手のマウンドに送り込んだのは5年目守屋だった。今季はこの試合まで9試合連続で自責0を継続していた伸び盛りの右腕。その守屋が先頭伊藤光に勝ち越しのソロ本塁打を浴びた。 「こっちの読みが甘くてね。守屋であそこいけるんじゃないかというところでやられてしまった。能見、ジョンソンがしっかり抑えてくれた。うちはこういう勝ち方をしていかないとね」。勝ち越しを許してからも能見、ジョンソンと注ぎ込んで最後まで望みをつないだ。そして飛び出した決勝弾。諦めない気持ちが土壇場の逆転勝利につながった。【桝井聡】

◆ミスター・ゼロや! 阪神の新外国人ピアース・ジョンソン投手(27)が、来日初勝利を挙げた。「アリガトウゴザイマス!」と満面の笑みで喜び「逆転勝ちに貢献できてうれしいよ」と満足そうに話した。 出番は1点をリードされた8回に来た。だが「最後まで何が起こるか分からない」。4番手で登板し150キロ超のストレート、持ち味のパワーカーブを駆使して、DeNAの中軸打者ソト、ロペス、筒香をピシャリと3人で切って取った。直後の9回に近本の3ランで逆転。白星が転がり込んできた。 公式戦は10試合に登板したが、いまだに無失点を継続中だ。さらに、練習試合、紅白戦の計2試合、オープン戦も7試合無失点だった。つまり、来日以来ずっと無失点という抜群の安定感を誇っているのだ。矢野監督も「ずっといいピッチングをしてくれている。ああいう場面でも大丈夫というのは見せてくれているんでね」と信頼感は絶大だ。右腕は「特に何か特別なことをやっているわけじゃないけど、グラウンドに出たらしっかり練習して体調を整えるようにしているよ」と胸を張った。 ジョンソンは来日初勝利のウイニングボールをこの日のヒーロー近本に進呈するつもりだ。「(ボールは)もらっていないけど、近本がもらうべきじゃないかな。今日は大活躍したし、彼は(新人だが)本当に大物になるステップを踏んでいる」と絶賛した。 27日からは12連戦がスタートする。ジョンソンら中継ぎ陣の出番も多くなりそうだ。メジャー経験者のジョンソンにとって12連戦は長いほうではないが、チームを支えるセットアッパーとして、思い切り腕を振るつもりだ。【高垣誠】

◆あと1死で、白星がこぼれ落ちた。1点リードの9回2死一、三塁。DeNAの守護神山崎が逆転3ランを浴び、4年ぶりの8連敗で単独最下位に転落した。ラミレス監督は「一番いいピッチャーで負けたので仕方ない」と受け止めた。 采配の揺らぎが見えた。9回、山崎が先頭梅野に四球を与え、続く代打北條の犠打を一塁へ悪送球。無死一、二塁で捕手を伊藤光から嶺井に交代させた。2死までこぎ着けたが、逆転負け。バッテリー交代は回の始めからが常とう手段だが、指揮官は「過去を見ても嶺井と(山崎)康晃は相性がいい。勝っていたら、いい交代をしたと言ってもらえた」と説明。勝負手は結果に結びつかなかった。 それでも一丸でバトンをつないだのは確か。エース今永は初回に先制2ランを浴びるも、2回以降0を並べ、流れを引き寄せた。打線も筒香、ソト、伊藤光のソロ3発で一時は勝ち越し。ラミレス監督は「勝ちはすぐそこ」と前を向いた。

◆阪神がドラフト1位近本光司外野手(24)の逆転3ランで最下位から脱出した。1点を追う9回2死一、三塁、DeNAの守護神山崎から左翼へ起死回生の4号アーチをかけた。あと1死で試合終了の土壇場から、ルーキーのプロ初となる肩書付き弾で今季初の3連勝を飾った。27日からのゴールデンウイーク12連戦でさらに勢いに乗る!近本がグッと歯を食いしばった。フルスイングから解き放たれた白球は、きれいな放物線を描いて虎党が待つ左翼席に着弾。170センチの男が、DeNA抑えの山崎の外角直球を逆方向へもっていく決勝の逆転3ラン。山崎が逆転弾を浴びるのは初で、しかも、その相手がルーキーだった。三塁側ベンチはもちろん、スタンド全体が騒然となった。 「真っすぐに負けないように引っ張る気持ちだった。スパンと振ったら、あそこに飛んで行きました」 相棒のミスを取り返す、起死回生の一撃だった。1点を追う9回2死一、三塁。近本は心を決めた。「自分が聖也の分までカバーしようという思いがありました」。無死一、二塁では同期入団の木浪が送りバントを失敗(記録は三振)していた。日頃からベンチで配球などの意見交換する「キナチカ」だ。試合後の木浪は「同期に助けられました」と感謝しきりだった。 "一発勝負"はお手のものだった。負ければ明日がなくなる社会人出身。大阪ガス時代には都市対抗優勝も経験した。グラウンドに立ち続けるには勝利が必要になる。だからこそ常々「チームが勝てば、それでいいんです」と謙虚に話す。 1球ずつ冷静に考えて打つ。「配球を考えるときに、左打者だから引っ張ってくるだろうとか、考えられる全てを頭に入れる。そういうときは、無理に引っ張ろうとせず、しっかり三遊間やレフト方向に打てればチャンス自体が広がる」。クレバーな打撃で、この日は全て中堅から逆方向へ3打数3安打3打点。2四球も選び、全5打席で出塁した。打率は3割1分3厘にまで上昇。本塁打は大山の5本に次いでチーム2番目の4本とパンチ力でも存在感を示している。 チームは今季初の3連勝で最下位を脱出。27日からの12連戦を前に勢いがついた。それでもルーキーは「まだ借金があるので、チーム全体で戦っていきたい」と落ち着いていた。ただ、初めてのお立ち台では「12連戦が続くんですけど、チーム全体で頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!」とニッコリ。24歳の新顔が、律義なあいさつでゲームを締めた。【真柴健】

◆阪神の新外国人ピアース・ジョンソン投手(27)が、来日初勝利を挙げた。 ▼ジョンソンは開幕戦から公式戦10試合で10イニング2/3を投げ、無失点を継続中。開幕戦からの連続試合無失点記録のセ・リーグ最長は00年遠山奨志(阪神)の20試合で、ジョンソンはどこまで近づくことができるか。なおジョンソンはキャンプ中の練習試合、紅白戦計2試合、オープン戦7試合でも失点は0。日本での実戦19試合で全く失点していない。

◆阪神がドラフト1位ルーキーの逆転アーチで最下位から脱出した。1点を追う9回2死一、三塁で近本光司外野手(24)が左翼に4号3ランを放った。劇的な逆転勝利でDeNAに3連勝を飾った。 ▼ルーキー近本が9回2死から逆転の4号3ラン。阪神選手が最終回の2死から打った逆転弾は、08年7月6日横浜戦で金本が9回表に記録(6-7→8-7)して以来10年ぶり。新人では66年8月2日巨人戦の広野(中日)が9回裏に満塁サヨナラ弾を記録(3-5→7-5)して以来53年ぶり。ドラフト制後、新人の9回2死からの逆転弾は近本で2人目となった。また4月までに4本塁打を放った新人は03年村田(横浜=7本)以来で、阪神では2リーグ制後初めて。

◆DeNAは1点リードの9回2死一、三塁。DeNAの守護神山崎が逆転3ランを浴び、4年ぶりの8連敗で単独最下位に転落。アレックス・ラミレス監督のコメント。 「一番いいピッチャーで負けたので仕方ない」 采配の揺らぎが見えた。9回、山崎が先頭梅野に四球を与え、続く代打北條の犠打を一塁へ悪送球。無死一、二塁で捕手を伊藤光から嶺井に交代させた。2死までこぎ着けたが、逆転負け。バッテリー交代は回の始めからが常とう手段だが、指揮官は「過去を見ても嶺井と(山崎)康晃は相性がいい。勝っていたら、いい交代をしたと言ってもらえた」と説明。勝負手は結果に結びつかなかった。 エース今永は初回に先制2ランを浴びるも、2回以降0を並べ、流れを引き寄せた。打線も筒香、ソト、伊藤光のソロ3発で一時は勝ち越し。 「勝ちはすぐそこ」

◆最後は近本が決めたが、最初は阪神大山だった。初回2死二塁で今永からチームトップの5号先制2ラン。外角低めの149キロを右翼席まで運ぶ技あり弾だった。 「今までの試合を見ても何点も取れる投手ではない。ここ2試合、チャンスの場面で凡退することが多くふがいない打撃をしていたので、やり返したいという気持ちを持っていました」 試合前の今永の防御率はリーグ1位の0・87。しかも失投ではなく難しいコースだったが、これが4番の仕事とばかりに一撃で仕留め、最高の結果を呼んだ。 「すごく感じがいいし、いい感じで打てました。でも、そのあとの打席で打てなかったのは、反省です」 その後の4打席凡退を課題としたが一時の不振を脱し、確実に調子を上げている。大山が右なら近本は左へ。反対方向へかっ飛ばした効果的な2アーチが、劇的な3連勝を呼び込んだ。

◆阪神・才木浩人投手が25日、DeNA戦(横浜)の試合前練習時に、日米通算381セーブの佐々木主浩氏(元横浜)からフォークの握りや投げ方を教わった。  「投げ方とか、すごくおもしろいなと思いました。新しく取り入れられたら」  前日25日の同戦で今季初登板し、六回途中1失点で初勝利。佐々木氏は2月の1軍・宜野座キャンプにも視察に訪れ、望月にフォークを伝授していた。才木は「コントロール、落差、球速とか、すべてで上のレベルを求めていきたい」と力を込めた。

◆阪神・大山悠輔内野手(24)が25日のDeNA戦(横浜)に『4番・三塁』で先発。一回に先制の5号2ランを放った。  「打ったのはストレート。ここ2試合チャンスの場面で凡退することが多かったので、やり返したいという気持ちを持っていました。初回から先制することができてよかったです」  一回、先頭のD1位・近本光司外野手(大阪ガス)が中前打を放つと、糸原の捕犠打で一死二塁。続く糸井は空振り三振に倒れたが、大山がフルカウントからの6球目、低めの149キロ直球をフルスイングでとらえた。逆方向へ飛んだ打球は、今季5本目で初となる右越え2ラン。18日ヤクルト戦(神宮)以来となる一発でパワーを見せつけた。  今季初の同一カード3連勝、さらには最下位脱出のかかる一戦で、さい先のいいスタートとなった。

◆阪神・岩田稔投手(35)は25日のDeNA戦(横浜)に先発し、6回5安打2失点で降板。登板2連勝はならなかった。  「先発として試合を作ることはできたと思いますが、中盤で少し球が浮いたところを打たれてしまいました。リードした状況でマウンドを降りなければいけませんでしたが、粘りきれませんでした」  一回に大山の5号2ランで早々と援護をもらったが、四回に筒香、六回にソトと2本のソロ本塁打を許して同点とされ、七回に代打を送られて降板した。  岩田は18日のヤクルト戦(神宮)で今季初先発し、564日ぶりに勝利をあげていた。

◆阪神は25日、横浜スタジアムでDeNAと対戦し、1点を追う九回2死一、三塁で、D1位近本光司外野手(大阪ガス)が山崎康から左翼席に4号逆転3ランを放ち、同一カード3連勝。最下位を脱出し、単独5位に浮上した。  阪神は一回、大山の右越えへの2ランで先制。先発岩田は好投していたが、四回、筒香に、六回、ソトにソロアーチを浴びて、6回5安打2失点で降板。2番手守屋が七回、伊藤光に勝ち越しソロを浴びたが、土壇場で新人のアーチでひっくり返した。  阪神は今季初の3連勝で10勝到達(13敗1分け)。27日の中日戦(ナゴヤドーム)から12連戦に挑む。

◆阪神のドラフト1位・近本光司内野手(大阪ガス)が25日のDeNA戦(横浜)の九回2死に起死回生の逆転3ラン。今季初の同一カード3連勝に導いた。  2-3で迎えた九回。先頭の梅野が四球を選び、代打・北條の投前への送りバントを相手守護神・山崎が一塁へ悪送球。だが、無死一、二塁で木浪がスリーバント失敗、続く代打・鳥谷は左飛に倒れた。  2死一、三塁で迎えた打席。カウント0-1から、山崎の2球目を左翼ポール際へ。今季4号3ランに矢野監督も大喜びでベンチはお祭り騒ぎ。初のヒーローインタビューで「本当に、最後、ああいう形で勝てて、よかったです」と声を弾ませた。  阪神のルーキーが4月までに4本塁打を記録するのは、2リーグ分立後では初。1969年に田淵幸一がマークした3発が最多だった。

◆阪神は25日のDeNA戦(横浜)に5-3で逆転勝利し、今季初の3連勝で最下位脱出。試合後、矢野燿大監督はドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)の九回逆転3ランに「さすがに想像してなかった」と目を丸くした。  --近本が試合を決めた  「うれしいね。うれしい。いやぁ、もう見事でした」  --想像を超える一打だった  「ホームランは、さすがに想像してなかった。外野を越してくれたら最高やなというのはあったけどね。それ以上のもので出してくれたしね。言うことない」  --プロの世界に慣れてきた  「そうやね。もう(対戦も)二回り目に入っているもんね。いろいろなピッチャーと対戦しながらね。その中で対応していける姿を見せてくれているしね。アウトの内容もね。状態も上がっているというかね。あとは、持ち味の足もね。そうなれば、どんどん生かしていけると思うのでね。頼もしくなってきたしね」  --大山については  「悠輔も最初のホームランも、ああいういいピッチャーから先制でああやって打てるっていうのはすごく悠輔にとっても良かったし」  --チームに勢いが出る勝利  「そうやね。2勝1敗と3タテって全然違うしね。こういう流れを作ったというのも大きい。本当に意味がある1勝だと思う」

◆阪神は25日のDeNA戦(横浜)に5-3で逆転勝利し、今季初の3連勝で最下位脱出。試合後、九回逆転3ランを放ったドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)は初のヒーローインタビューで喜びを語った。  --逆転3ラン  「本当に、最後、ああいう形で勝てて、よかったです」  --マウンドにはDeNAの守護神。どんな気持ちで打席に立った  「(代走の植田)海がタッチアップして三塁に行ってくれたので、大きいのではなく、しっかりと叩く気持ちでいきました。しっかりと叩けてよかったです」  --初球はファウル、2球目でした  「初球のファウルは、いいボールだったので、(2球目は)少し引っ張ったろうと思いました」  --ベンチで出迎えられた  「みんなに『よくやった』と言われました」  --直前の木浪選手のプレー(バント失敗)も救いましたね  「(バントで)送れなくて、カバーしたろかなと思っていました」  --ところで近本選手。ヒーローインタビューは  「初めてです」  --全国のファンに何かアピールしてください  「アピールですか!? えっと...、あさってから12連戦が始まります。チーム全体で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

◆DeNA・山崎康晃投手(26)が25日の阪神戦(横浜)で3-2の九回から登板したが、救援に失敗し、今季初黒星を喫した。  先頭の梅野を四球で歩かせ、続く代打・北條の犠打を一塁へ悪送球。無死一、二塁から何とか2死一、三塁までこぎつけたが、近本に逆転3ランを浴びた。  チームが長い連敗中とあって、抑えればセーブがつく場面は14日の広島戦(マツダ)以来だった。前回登板は5点ビハインドでマウンドに上がった23日の阪神戦(横浜)だったが、この時点で広島戦以来6試合ぶり。間隔が空いての登板で、すんなりと試合に入るにはタフな"背景"もあったが、山崎は言い訳はせずに「実力だと思います」と受け止めた。  「終わったことを含め、反省はするけど、引きずらずに。チームが苦しい時期なのは分かっていますが、まだ100試合以上ある。またあさってから、前だけを向いて頑張りたいと思います」  悔しさを押し殺して言葉を絞り出した。リベンジの機会は必ず、ある。チームの快進撃には、山崎の存在が不可欠だ。

◆DeNAの今永は今季初めての中5日で7回2失点と好投したが、抑えの山崎が打たれて3勝目はならなかった。一回に大山に2ランを許し「チームが連敗中という苦しい状況で先制点を与えてしまったのは、反省する必要がある」と責任を背負った。  二回以降は安定した投球で追加点を許さなかった。「調子は良かった。粘り強く投げることができた」と内容には納得した様子だった。

◆0-2から筒香、ソト、伊藤光のソロ3発で一時は勝ち越したが、九回に山崎が四球と自身の失策などで2死一、三塁とされると、近本に逆転弾を浴びて8連敗。自身ワーストで単独最下位にも、ラミレス監督は「一番いい投手で負けたので仕方がない。下を向かずに戦い続けなければならない」と前を向いた。27日からは10連戦。「エキサイティングなゴールデンウイークになります」と巻き返しを誓った。 九回に3失点で救援失敗のDeNA・山崎 「実力だと思います。反省は忘れず、でも引きずらずに前だけを向いて頑張りたい」

◆虎のドライチルーキー、近本光司が阪神の未来を変えるー!! いや、阪神にとどまらず、日本プロ野球の長い歴史を塗り替える「4割、40本塁打、40盗塁」さえそう遠くない将来にあると、俺は予告しておくのだ!!  わが阪神3連勝の逆転4号3ランを、ハマの守護神・山崎からほうり込んだ近本!! いや、そんなことは野球には時々あるので、別段驚くことではないのだ。驚くべきはその内容にあり!!  山崎は初球セットポジションに入ってから約3秒で投球すると、近本はタイミングを合わせたファウルを打ったのだ。  さすがハマの守護神、イヤな空気を感じとり、2球目のセットに入ってから...投げない...投げない...また投げないで、普段の倍以上の間を作っての投球をしたのだ。(その時俺は「山崎うまい!!」と叫んでいた)しかし、そのあり得ない長い間に対し、打席の近本はピクリとも動かず体勢を崩すことなく、一発を浴びせたのだった。  これって50年以上前の子供の頃、一本足打法を崩そうと相手投手が変則投法をしたのに、ピクリとも動じずホームランを打った王貞治さんと同じだよー!!  近本の、そして阪神の時代到来やー!!

◆--近本が試合を決めた  矢野監督 「うれしいね。うれしい。いやぁ、もう見事でした」  --プロの世界に慣れてきた  「もう(対戦も)2まわり目に入って、いろいろなピッチャーと対戦しながらね。その中で対応していける姿を見せてくれている。(大山)悠輔のホームランも、いいピッチャー(今永)からああやって打てるっていうのは、すごく良かった」  --チームに勢いがつく勝利  「2勝1敗と3タテって全然違う。岩田も頑張ってくれたし、守屋のことも、打線が救ってくれた。本当に意味がある1勝だと思う」  --ビハインドで能見、ジョンソンとつないだ  「ジョンソンも、どこでいこうか考えていたんだけど、こっちの読みが甘くてね。守屋であそこ、いけるんじゃないかというところでやられてしまったけど、ジョンソンがしっかり抑えてくれて流れが来ている。ウチはこういう勝ち方をしていかないとね。やっぱり、こういう勝ち方が、ウチの勝ち方やと思う」

◆2軍の鳴尾浜球場が熱気ムンムンでした。  「もうゴールデンウイークに入っているのかと思ってしまうような雰囲気です。平日の昼間なのに、立ち見の方もおられます」  若手のトラ番菊地峻太朗です。今回のウエスタン・ソフトバンク3連戦には24日の第2戦からマルテが出場。藤浪晋太郎も投げる可能性があるということで、400~500人でいっぱいになるスタンドは超満員でした。  「いつもは、三塁側ベンチ横のカメラマン席で試合を見るんです。きょうはテレビカメラや評論家の方々も来られていてそこもいっぱいで、スタンドに上がってお客さんの間を『すみませ~ん』と言いながら動き回っています」  鳴尾浜には甲子園のような記者席がありません。菊地はマルテの打席を中心に試合をチェックしながら、藤浪が投球練習を始めるとブルペンが見える場所に移動して...を繰り返しながら取材していました。  「すごいですね。2軍の試合にこれだけの人が詰めかけるんですから」  サブデスクとしての出勤前に鳴尾浜をのぞいた堀啓介が試合前、平田2軍監督にそう話しかけると、平田さんはこう答えたそうです。  「それがタイガースの宿命だよ。ありがたいと思わなきゃいけない。この期待と応援に応えていかなきゃな」  藤浪の実戦登板はもう少し先になりますが、マルテには復帰2戦目で一発が飛び出しました。  「打った瞬間にファンから歓声があがる文句なしの当たりでした。五回の犠牲フライも中堅フェンスいっぱいのところまで飛んでいます」  阪神の1軍は、27日からゴールデンウイークの10連休をまたいで5月8日まで12連戦。右の長距離砲助っ人は、このあと守備にも就いて、早ければ12連戦の終盤に合流となりそうです。  5月8日までの間、パ・リーグは2度(4月30日と5月7日)、セ・リーグも巨人とDeNAは1度(5月7日)試合がない日があり、12連戦は阪神、広島、中日、ヤクルトの4球団だけ。ペナントレースの踏ん張りどころに合わせて、阪神百貨店が"応援福袋"を発売します。  阪神百貨店梅田本店8階のタイガースショップで、27日から阪神タイガースグッズの詰まった「ラッキーパック(お楽しみ袋)」を先着50個で限定発売。背番号Tシャツやフェイスタオルなど、6点のグッズが入って3240円(税込)で、なくなり次第終了です。あっという間に売り切れることも予想されます。ご購入はお早めに。  「きょう勝つと、今季初の3連勝です」  このところ、投打が少しずつかみ合ってきたからか、横浜のトラ番キャップ大石豊佳からも強気な(?)電話がかかってきました。大山の先制2ランに始まり、岩田の力投で進んだ試合は、3本のソロ本塁打で逆転される展開になりましたが、最後の最後に、新人の近本が!!  阪神百貨店さん、近本グッズできていますか? ラッキーパックにも入れた方がいいですよ。そしてここに、マルテが加わったら...。12連戦がなんだ!! もう楽しみしかないぞ!!

◆大逆転した直後の九回裏を締めたのは守護神ドリス。1死から柴田に右前打を許したが、嶺井を遊ゴロ併殺打に打ち取って今季5セーブ目。まさかの出番だったのでは? の問いかけには「もちろん準備していたよ。登板機会を作ってくれたチームメートに感謝だ。ナイスゲームだったね」と超ゴキゲン。前夜(24日)に更新したばかりの助っ人球団セーブの通算記録をさらに1つ上積みして「82」とした。

◆大山が一回に先制の5号2ラン。2死二塁でフルカウントからの6球目、149キロ直球を今季初めて逆方向へ運んだ。「(今永は)何点も取れる投手じゃないし、初回に(打席が)回ってきて、何とか先制点を取りたいのもあった」。先発左腕には6連敗中だっただけに、最高の形で流れを呼び込んだ。しかし、その後の4打席を凡退して「反省しないといけない」と気を引き締めた。

◆シーズン最初の山場が目前に迫る。だが、虎の先発投手陣はここへ来て整いつつある。前日24日の才木の今季初勝利に続き、この夜は岩田も踏ん張った。前回18日のヤクルト戦(神宮)では完投で今季初登板初勝利。そしてこの日も6回2失点と粘投だ。  「きょうは納得していないです。ホームランを打たれたのは、ナシにしないといけなかった。全然ですよ。ただ、チームが勝ってくれたので。すごかったですね」  打たせて取る投球で、テンポ良くゲームを進めた。四回に筒香に、六回にソトにそれぞれソロを浴びて2点のリードは守れなかったが、チームの勝利を率直に喜んだ。  この一戦で岩田が踏ん張った意味は大きい。ただでさえ開幕ローテに入っていたガルシア、メッセンジャーを欠く状況。岩田が粘ったことで、27日から始まる12連戦の先発も、計算が立つ面々に託すことができる。  27-29日の中日3連戦(ナゴヤドーム)には西、岩貞、そして中5日で青柳を送り込む見通し。右前腕の打撲で離脱中のメッセンジャーは30日からの出場選手登録が可能だが、この広島戦(甲子園)のカードの頭は、昇格組の秋山の先発が有力だ。そして、今カードでも好投した才木、岩田が続く。秋山以外は全員が、今季すでに白星を挙げており、谷間もほぼない。  投手王国と目されながら、ここまではチーム防御率4・00と誤算が続いてきた。だが、ここからだ。ここにメッセンジャーの回復が早まれば、さらに強固になる。ゴールデンウイークは反攻ローテで巻き返す。

◆1点を追う八回に、13球で打者3人斬りで仕事を完遂し、逆転の虎の目を覚まさせた。力投で流れを引き戻した投の主役、ジョンソンが今季10試合目の登板でうれしい来日初勝利をあげた。  「(日本語で)アリガトウゴザイマス。まだ(ボールは)もらっていないんですけど、きょうは近本選手がすごい活躍をして、彼がもらうべきボールだと思います。本当にきょう、逆転で勝つことに貢献できたのはすごくよかった」  虎1年目の"同期"への気遣いも忘れず、控えめに胸を張った。七回裏に、守屋が伊藤光に勝ち越しソロを浴び、八回の攻撃は糸井、大山、福留の中軸が沈黙...。1点が重くのしかかり、押し切られそうな雰囲気をマウンドで仁王立ちし、ガラリと変えた。  2-3の八回に登場し、ソトを外角低めへのパワーカーブで中飛に仕留め、ロペスは150キロで詰まらせ遊飛でスイスイと2死までこぎつけた。最後はこの日1本塁打の筒香をカウント2ー2から内角高め一杯の153キロで見逃し三振に斬った。1回無安打で、連続無失点試合を「10」に伸ばした"ミスターゼロ"がマウンドを降りた直後、D1位・近本光司外野手(大阪ガス)の逆転3ランが飛び出して虎1勝を手にした。  異国の地でも、エンジョイできるハートが武器だ。2月の沖縄キャンプでは宿舎近くにビーチがあると聞けば、一眼レフのカメラを手に散策した。遠征中も、球団関係者から名所をリサーチして試合移動前の時間を利用し、正岡子規が多くの俳句を残したという「松山城」に足を運んだ。  「(城の)てっぺんまでいったよ。いい時間だったね」と趣味を満喫してパワーを充電。矢野監督も「ずっといいピッチングをしてくれている。ああいう場面でも大丈夫というのは見せてくれているんでね」と厚い信頼を寄せた。  「チームの勝ちにつながったので、そこは本当によかった」とジョンソンは声を弾ませた。日本語のあいさつもマスター済み。球場入りでは子どものファンへも快くサインをする。頼もしすぎるナイスガイに導かれて、虎が上昇気流に乗っていく。 (新里公章) 七回1死から3番手で登板。八回のジョンソンにつないだ阪神・能見 「あきらめる必要はない。ああやって何か起きるのだから」

◆起死回生や! 阪神はDeNAに5-3で逆転勝ち。D1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が九回2死一、三塁で4号逆転3ランを放った。4月中に4発は球団新人初の快挙で、初のヒーローインタビューにも登場。チームは今季初の3連勝で単独5位に浮上し、最下位脱出にも成功。頼もしいルーキーの活躍で、猛虎が波に乗ってきたでぇ~!!  横浜の夜空に高々と上がった打球は、虎党が待つ左翼席へと吸い込まれた。逆転4号3ランを放った近本は大歓声の中、ダイヤモンドを笑顔で一周。今季2度目の猛打賞に加え、5打席すべてで出塁する活躍で、チームの勝利に貢献した。  「真っすぐに負けないように、引っ張ろうという気持ちでいきました。スパンと振ったら、あそこにいっていました」  一回に先制しながら、その後は何度もチャンスをモノにできなかった。七回にDeNAに勝ち越しを許し、2-3で迎えた九回2死一、三塁。あと一人で試合が終わってしまう...。しかもマウンドには守護神・山崎。1球目は外めの直球をファウル。2球目も外めに148キロが来た。鋭く振り抜くと、白球はグングンと伸びて左翼席へ。「(初球を)振りにいくのとファウルでタイミングを合わせるのとでは、全然違う」と即座に対応して、決勝弾につなげた。  4発は今季の12球団の新人では最多。さらに阪神の新人が4月に4号を放つのは、2リーグ分立後では球団史上最多だ。  一回は中前打を放ち、大山の先制2ランをおぜん立て。三回には二塁打を放った。試合後は9日にサイクル安打を達成した梅野を前に「あと三塁打だけだったんですけどね」と軽口も。これで7試合連続安打で、打率・313と急上昇した。  同期のミスも帳消しにした。九回無死一、二塁でD3位・木浪聖也内野手(ホンダ)がスリーバント失敗。「カバーしたろうと思っていました」。ともにパンチ力が持ち味の左打者で、普段から意見を交換しあう仲。七回には本塁憤死していた負の記憶も、ひと振りで吹き飛ばした。  好調な打撃の裏には、日々欠かさぬ自己分析と体調管理がある。試合後には自分のプレーを映像で確認。「(自分の映像は)見ていますね」。本拠地でナイターでの連戦が続くときには「球場でご飯を食べて、早く帰ってすぐ寝ています」。アマチュアと違い、連戦が続くプロ生活。未経験の日々が続くが、できる準備を欠かさない。  近本の逆転弾に大喜びした矢野監督も「(本塁打は)想像してなかった。外野を越してくれたら最高やなというのはあったけどね。それ以上のもので出してくれた」と絶賛。ルーキーの活躍でチームは今季初の3連勝。最下位も脱出し、単独5位とジワリと浮上した。借金も「3」まで減り、完済が見えてきた。  試合後、初のヒーローインタビューに招かれた近本は「あさって(27日)から12連戦が始まります。チーム全体で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とスタンドの虎党に呼びかけた。走攻守で奮闘する背番号5は、さらにスピードを上げていく。 (織原祥平) 九回無死一、二塁からスリーバント失敗に終わった阪神のD3位・木浪 「(近本に)助けられました。反省です。自分の弱いところ」 ★持っている教え子  関学大時代に近本を指導した竹内利行元監督(68)は、教え子の活躍に「実力通り、頑張ってきたことがいい方向にいってよかった」と感激した。試合は自宅でテレビ観戦し、逆転の本塁打を放った際には拍手して大喜びしたという。「あそこで打つのは"持っている"感じがする。この調子で、目標としている新人王に向かって頑張ってほしいですね」と声を弾ませた。

◆矢野監督の勝負勘、試合を諦めない執念を感じたのが八回のジョンソン投入。前夜(24日)も投げたセットアッパーに、ビハインドの状況で連投を強いるのは相当な勇気がいる。まして27日からは12連戦。なかなか決断できない継投だ。  期待に応えるジョンソンも立派。派手さはない。迫力という点でも物足りなさを感じなくもない。ただ、制球が乱れることは想像しにくい。いかに安定したフォームで投げているかの証明だろう。真っすぐの球威もあるから、絶妙な制球とミックスして、思った以上に打ちにくい投手という印象だ。  先発の岩田の踏ん張りも朗報だろう。岩田といえばスライダーだが、ツーシームを有効に使ってDeNA打線を抑えた。狭いハマスタは一発の危険が常に付きまとっており、ソロ本塁打2本は最小限の被害で、合格点をあげていい。  この3連戦の収穫は青柳、才木、岩田が先発で回せる見通しが立ったこと。メッセンジャー、ガルシアの離脱は痛いが、先発の駒はそろっており、中継ぎ陣で島本、守屋が勝ちパターンでも使えるメドが立った。12連戦をことさら悲観する必要はない。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1480 0.636
(↓0.031)
-
(-)
121112
(+2)
84
(+11)
32
(-)
8
(-)
0.275
(↓0.002)
3.590
(↓0.38)
2
(-)
ヤクルト
13101 0.565
(↑0.02)
1.5
(↑1)
119126
(+11)
109
(+2)
30
(+5)
9
(-)
0.257
(↑0.01)
4.210
(↑0.09)
3
(-)
中日
11110 0.500
(↓0.024)
3
(-)
12188
(-)
74
(+2)
19
(-)
16
(-)
0.277
(↓0.002)
3.380
(↑0.04)
4
(-)
広島
11120 0.478
(↑0.023)
3.5
(↑1)
12080
(+2)
101
(-)
20
(-)
8
(+1)
0.228
(↓0.001)
3.570
(↑0.17)
5
(-)
阪神
10131 0.435
(↑0.026)
4.5
(↑1)
11991
(+5)
116
(+3)
20
(+2)
10
(-)
0.241
(↑0.002
4.000
(↑0.04)
6
(1↓)
DeNA
9140 0.391
(↓0.018)
5.5
(-)
12086
(+3)
99
(+5)
28
(+3)
4
(-)
0.237
(-)
3.720
(↑0.08)