DeNA(★2対3☆)巨人 =リーグ戦1回戦(2019.04.05)・横浜スタジアム=
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巨人
2000001003903
DeNA
2000000002602
勝利投手:菅野 智之(1勝1敗0S)
敗戦投手:今永 昇太(1勝1敗0S)

本塁打
【巨人】坂本 勇人(2号・1回表ソロ),丸 佳浩(3号・1回表ソロ),ゲレーロ(3号・7回表ソロ)
【DeNA】ソト(4号・1回裏ソロ),筒香 嘉智(2号・1回裏ソロ)

  DAZN
◆巨人が6連勝。巨人は初回、坂本勇と丸の連続本塁打で2点を先制する。直後に同点を許すも、7回表にゲレーロのソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・菅野が9回2失点の完投で今季初勝利。敗れたDeNAは、打線が2回以降は3安打と振るわなかった。

◆DeNAは開幕投手の今永昇太投手(25)が2度目の先発。開幕の中日戦は8回を投げ11奪三振、無失点で白星を挙げており、DeNAの開幕投手が開幕戦に続き2戦目も勝利投手になれば89年斉藤以来、30年ぶり。

◆巨人の「サカマル」が、初のアベック弾を放った。1回1死、2番坂本勇人内野手(30)がDeNA今永から2試合連続の先制2号ソロ。 3番丸佳浩外野手(29)が左中間席への3号ソロで続いた。坂本勇は「低めのボール気味だったけど、ひと振りでしとめることができてよかった。先制点を取れてよかったです」とコメント。プロ野球史上171人目の通算150本塁打を達成した丸は「うまく風にも乗ってくれました。追加点を取ることができてよかったです」とコメントした。

◆巨人が6連勝を飾った。2-2の7回、ゲレーロの中越えへの3号本塁打で1点を勝ち越した。菅野は1回にソトと筒香にソロを浴びたが、その2失点だけで完投し、今季初勝利を挙げた。DeNAの今永は一発攻勢に屈した。

◆巨人小林誠司捕手が、2失点完投で今季初勝利を挙げた同学年の菅野智之投手の137球力投をたたえた。 1点リードの9回、DeNA先頭の筒香に対し、フルカウントから外角148キロの速球で空振り三振。1発を浴びれば同点の場面で力勝負を選択し「(筒香は)日本の4番、球界を代表するバッターなので、見にきているお客さんもいい対戦が見られたのかなと思います」と振り返った。 初回にソト、筒香に1発を打たれ2失点も、9回まで6安打に抑え「さすがですね。僕以上に自分を信じて投げてくれました。だんだん状態も上がってきましたし、智之もバッターを見ながら、感じて、変化していった。試合の中で変化できることはすごいと思う」と捕手として体感したエースのすごさを表現した。

◆DeNA今永昇太投手がエース対決に敗れた。初回に2本のソロを浴びるも、菅野も連続で被弾。その後はリズムを取り戻し、140キロ台後半の直球で押し込む投球。中盤までがっぷり四つの展開が続いた。 7回の先頭ゲレーロに決勝ソロを浴びて勝負あり。マウンド上でうなだれた。「食らいついていきたかった。菅野さんは9回に152キロをいいコースの高さに投げられる。1点差以上のゲームと感じた」と振り返った。

◆侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が5日、DeNA-巨人戦(横浜)で今季初めて公式戦を視察した。 現体制では未招集で、11月のプレミア12、来年の東京五輪でエース候補となる巨人菅野に「最初にホームランを打たれたけど、その後は自分の投球をしてゲームをつくれるのはさすが。これからの大会で優勝するには経験のある選手が必要」と期待を示した。 16年の台湾との強化試合以来、侍ジャパンに呼ばれていない丸にも「勝負強いし、1発も打てるし、魅力ある選手。この1年しっかり見ていきたい」とマークした。また東京五輪で決勝戦を含めてメイン会場となる横浜スタジアムは、バックネット裏や外野に席が増設され、形状に変化が起こった。「風の影響も変わってくる。こういう(強い)風の日に来られてよかった」と話した。

◆巨人原辰徳監督が2カード連続で初戦を取り、連勝を6に伸ばした。 エース菅野智之投手が9回2失点で今季チーム初完投で今季初勝利。「後半にきたら見事でしたね。代えるというのは選択肢にはなかった。見事に期待に応えてくれた。まだまだ余力というか、そういうものを残して、強さを感じる」とたたえた。 7回にアレックス・ゲレーロ外野手が決勝の3号ソロ。バックスクリーンの電光掲示板に直撃する特大の1発で試合を決め「なかなか見られないホームランだと思いますね」と覚醒モードに入った助っ人にも賛辞を送った。黒星は開幕戦のみで、6連勝と勢いに乗る。それでも「まだまだ、始まったばかり。明日また横一線からスタート」と引き締めた。

◆勝者を素直にたたえた。DeNA筒香嘉智外野手の巨人菅野との今季初対戦は、4打数で1本塁打。チームが競り負け「日本一の投手だと思う。技術や全てがすばらしい。菅野さん個人に何かはないけど、チームとして負けたので。明日、勝ちゲームを作れるようにするだけ」と淡々と振り返った。 勝利への追い風は吹いていた。いきなり2点を追う展開になった1回。ソトのソロで1点差に迫った2死走者なしで、内角低め133キロスライダーを完璧に捉えた。打球はフォローの風にも乗り、新設された右翼スタンド後方のウィング席へと飛び込んだ。推定飛距離130メートルの特大2号ソロに「自分のスイングでしっかり捉えることができた」と手応えを示した。 それでも尻上がりに調子を上げたエースに軍配は上がった。1点を追う9回、先頭打者で打席に入った筒香に対し、右腕は150キロ超を連発。「最初からあれくらい速く感じた」とフルカウントまで粘りを見せたが、7球目に空振り三振に倒れた。今季初の連勝に導けず「自分の感覚は悪くない。コンディションを上げながらやっていきたい」と切り替えた。【島根純】

◆今季初の5番に座った巨人アレックス・ゲレーロ外野手が電光掲示板直撃の3号ソロを放ち、決勝点を挙げた。 2-2の同点の7回。先頭で打席に立つと、1ボールからDeNA今永の真ん中低めの146キロ直球を完璧に捉えた。打球は中堅やや左翼寄りの電光掲示板上部へ衝突。打った瞬間、手応えを確信。ベンチを指しながらゆっくりと歩き出し「うまくたたけたよ。菅野が投げていたので、チームにとって貴重な1本を打てて良かった」と喜んだ。 打席に入る前に丸から「パラメリオ!パラメリオ!」とセンター返しを意味するスペイン語でアドバイスを受けた。「広島にはたくさんドミニカ共和国出身の選手がいるから、スペイン語で言ってくれたよ。その結果がいいバッティングにつながったね」と感謝した。

◆巨人の「サカマル」が初のアベック弾を披露した。1回1死、2番坂本勇がDeNA今永の真ん中低めの150キロを右翼席へ運ぶ2号先制ソロ。 「風に助けられた。低めのボール気味だったけど、ひと振りで仕留められてよかった」と左翼から右翼方向への強風に打球を乗せた2戦連発で口火を切った。 続く3番丸も即座に呼応した。外角のカーブを引きつけて左中間スタンドへ3号ソロ。通算150本塁打となるメモリアル弾となり、ベンチのナインに「丸ポーズ」で迎えられた。「うまいこと反応で打てました。『150本打ったな』という思いもあるけど、チームが勝てたことがうれしい」と4戦3発の打棒で勝利に貢献した。チームとしてもリーグトップの12本塁打を積み上げ、原監督も「このペースがいいね」とうなずいた。

◆日本のエースが、2020年東京五輪の決勝戦が行われる横浜スタジアムで快投した。巨人菅野智之投手(29)が、9回6安打2失点で今季初勝利。背番号「18」での初勝利をエースらしく、完投で飾った。8回無死から驚異の4者連続三振でギアを上げ、ラストボールの137球目にこの日最速タイの152キロで締めた。チームは開幕2戦目から6連勝で貯金は5。日本最高峰の対決に、誰もが息をのんだ。1点リードの9回無死、カウント1-1。菅野は筒香を直球で押し込んだ。150キロ、150キロで2-2。152キロ、152キロで懐を突き、フルカウントから外角148キロ速球で空を切らせ、8回無死から4者連続三振を決めた。「全神経を研ぎ澄ませた。眠っていたものを呼び起こせた」。2死後、この日最速タイの152キロで完投劇の幕を閉じた。 胸に「TOKYO」、背中にはエースナンバー「18」を背負って、マウンドに君臨した。1回に2本のソロで同点とされたが、中盤はパワーカーブで幻惑。目線を変え、終盤はウイニングショットのスライダーが生きた。イニングを追うごとにスピードも上げ、6回まで3球だった150キロ超えが、7回以降は16球。多彩な投球のバリエーションに、力勝負を加えた。 チームを去った先輩の思いを胸に、マウンドに上がる。東京ドームで使用するロッカーには、自らのネームプレートとともに西武に移籍した「UTSUMI」のプレートも隣に並んでいる。1月、ロッカー整理に訪れた内海が「僕の思いを智之に託したいなと思って」とこっそり置いたものだった。 その翌日、内海、長野の「送別会」が開かれた。「内海さんのロッカーの場所に変えてもいいですか?」と尋ねた。「もちろん」と快諾してもらって、プロ1年目からの感謝の思いも込めて「これ、受け取ってもらえますか」と首につけていた金のネックレスを外し、プレゼントした。 内海もそうだったように、言葉にもエースの覚悟を示した。ヒーローインタビューでは「今年も沢村賞を取って、優勝したいです」と力強く宣言した。その先には20年の東京五輪も見据える。決勝はこの日と同じ横浜スタジアムのマウンド。世界最高峰の投球で、自らの首に"金メダル"をかけてみせる。【久保賢吾】   巨人原監督(菅野に)「代える選択肢はなかった。見事に期待に応えてくれた。まだまだ余力というか、強さを感じる。若い投手も見習ってもらいたい」 巨人宮本投手総合コーチ(完投した菅野に)「監督、ベンチの思いを快く受け入れてくれた。智之さまさまですね。生きる教材がいるのだから、若い選手は背中を見て成長してほしい」

◆巨人菅野智之投手(29)が、9回6安打2失点で今季初勝利。チームは開幕2戦目から6連勝で貯金は5。データ上は早くもV率100%だ。 ▼巨人は開幕2試合目から6連勝。巨人が開幕戦または2試合目から6連勝以上したケースを出すと 41年開幕戦から7連勝 49年2戦目から8連勝 59年2戦目から8連勝 63年2戦目から13連勝 13年開幕戦から7連勝 19年2戦目から6連勝 1分けを挟んで開幕7連勝した13年以来6度目。過去5度すべてチームは優勝したが、今年はどうか。

◆巨人は開幕2試合目から6連勝。巨人が開幕戦または2試合目から6連勝以上したケースを出すと 41年開幕戦から7連勝 49年2戦目から8連勝 59年2戦目から8連勝 63年2戦目から13連勝 13年開幕戦から7連勝 19年2戦目から6連勝 1分けを挟んで開幕7連勝した13年以来6度目。過去5度すべてチームは優勝したが、今年はどうか。

◆巨人・坂本勇人内野手(30)と丸佳浩外野手(29)がDeNA1回戦(横浜)の一回、2者連続本塁打をマークした。  DeNAの先発は今永。まずは1死から2番・坂本勇が外角低めの150キロを右中間席へほうり込んだ。前日4日の阪神戦(東京ドーム)に続く2戦連発の2号ソロで先制点をもたらした。  続く3番・丸は外角低めのカーブを捉え、バックスクリーン左へ。3号ソロで2者連続弾とした。丸はプロ野球史上171人目の通算150本塁打を記録した。  3日の阪神戦(東京ドーム)は丸と岡本、4日は岡本と亀井、そしてこの日は坂本勇と丸。3日連続で2者連続本塁打が飛び出し、打線の好調ぶりを印象づけた。

◆DeNAは5日から巨人との3連戦を迎えた。今季初対戦となる巨人戦に、並々ならぬ気合を込めているのがラミレス監督だ。  巨人在籍時代、監督を務めていたのが原監督で、当時からラミレス監督は原監督に将来は日本で監督をやりたい思いを打ち明けるなど、「尊敬している人です」と語る。就任4年目となるラミレス監督にとって、今季から指揮官に復帰した原監督が率いる巨人とは"初対戦"となる。  「試合前(のメンバー表交換で)、初めてホームベースの前で監督同士として握手する。特別な日になる。絶対に勝ちたい。今年一番のチャレンジは巨人を倒すことです」  尊敬する"原巨人"を倒すことで、強烈な恩返しを誓った。

◆DeNA・筒香嘉智外野手が5日の巨人戦で、エース・菅野から特大弾を放った。  0-2の一回にソトの本塁打で1点差に迫ると、4番の筒香は菅野の低めのスライダーをすくいあげ、横浜スタジムの右翼席上部に新設された「ウィング席」に飛び込む、特大の2号同点ソロを放った。球団のトラックマンデータは推定127メートルの飛距離だった。  「ソトの本塁打でいい流れで打席に入れ、自分のスイングでしっかり捉えることができました」  筒香は3月17日のロッテとのオープン戦(横浜)でも「ウィング席」への着弾1号となる本塁打を放っており、公式戦でも着弾1号となった。

◆巨人・坂本勇人内野手(30)が5日、DeNA1回戦(横浜)に「2番・遊撃」で先発出場。一回1死の1打席目に、右中間席へ先制の2号ソロを放った。  「低めのボール気味だったけど、一振りでしとめることができて良かった。先制点をとれて良かったです」  相手先発・今永が投じた2球目の直球を一閃。2試合連続の一発で先発のエース・菅野を援護した。

◆来年の東京五輪で金メダル獲得を狙う野球日本代表・稲葉監督が5日、DeNA-巨人1回戦(横浜)を視察した。  横浜スタジアムは野球・ソフトボール会場となる五輪本番に向け、右翼席上部に「ウィング席」を新設するなど改装中。強風のなか行われたこの日の試合では、一回の両軍の攻撃で計4本塁打が飛び出した。  「非常に雰囲気が変わったなという印象。席が増設され、風の影響も変わった。こういう風の日に試合を見られて良かった」と稲葉監督。来年には左翼上部にも席が増設される予定で「また風がどう影響するのか、来年見てみないと」と話した。  また、この日先発し安定した投球を見せた巨人のエース・菅野については「これからの大会で優勝するためには経験のある選手が必要になる。この1年かけてしっかり見ていきたい投手のひとり」と期待を寄せた。

◆DeNAのホセ・ロペス内野手が5日の巨人戦(横浜)で、一塁手の連続守備機会無失策(連続シーズン)1230のセ・リーグ新記録を達成した。これまでの記録はイ・スンヨプ(巨人)が2009年までにマークした1225だった。  「記録のことは知らなかったけど光栄です」。2017年には打点王に輝くなど、打撃が魅力の助っ人だが、キャンプ中やシーズン中も早出や居残りで特守をこなすなど、「練習の積み重ねです」と守りでもチームに貢献してきた。  「野手からの送球を助けることが大事。内野手から『送球した球はどんな球も取ってくれる』と信頼されることが重要。難しい球を取って『ありがとう』と言われることがうれしい」と守備のこだわりを明かした。そして、「でも、きょうはチームが負けたし、自分が最後の打者になったので、そこが残念です」と記録に喜ぶよりもチームの敗戦を悔しがった。

◆DeNAの今永は本塁打に沈み、黒星を喫した。好調巨人打線を相手に7回を5安打に抑えたが、そのうち3本が本塁打で3失点。2-2の七回には先頭打者ゲレーロに真ん中低めの速球をスコアボードに当たる特大の勝ち越し弾とされ「悔いが残る」と言葉を絞り出した。  一回には坂本勇、丸に連続本塁打を浴びた。それでも「三浦投手コーチと伊藤さんと話して切り替えられた」と、六回まで追加点を許さず、菅野との投げ合いで粘った。ラミレス監督は「いい投球をしてくれた」とねぎらった。

◆巨人は5日、DeNA1回戦(横浜)に3-2で競り勝ち、6連勝で6勝1敗とし、ヤクルトと2ゲーム差の首位をキープした。  先発の菅野が開幕投手の今永とのエース対決で、137球で9回を投げきり、6安打2失点で今季初勝利を挙げた。攻撃では一回に2番・坂本勇、3番・丸が2者連続ソロ本塁打。同点の七回には、好調のゲレーロが中堅の特大ビジョンに直撃する3号ソロで勝ち越した。  原監督は「こういう接戦の中で1点を上回ったというのは非常に大きかった。まだまだ始まったばかりなので、明日また横一線からスタート」と気持ちを切り替えた。

◆巨人のゲレーロが七回に勝ち越しの3号ソロを放った。今永の低めの直球を捉えて豪快に中越えへ運び「うまくたたけた。菅野にとってもチームにとっても貴重な一打になったと思う」と自賛した。  5番で今季初めてクリーンアップで先発した。「監督が置いたところで集中するだけ」と淡々と話した。

◆2点を追う一回にソトの4号ソロで1点差とし、続く筒香が右翼席上部に新設された「ウィング席」へ2号ソロを放った。菅野からの推定飛距離127メートルの一発で同点としたが、二回以降は無得点に終わって敗戦。「菅野さんは日本一の投手で、技術もすべてすばらしいと思う。(打撃の)感覚は悪くないけど、チームとして負けてしまったので」と主砲に笑顔はなかった。 ソロ3発を浴びたDeNA・今永 「(一回の2発の後は)三浦コーチと(伊藤)光さんに『切り替えろよ』と言っていただき、うまく切り替えることができた。(七回の被弾は)悔いが残ります」 DeNA・ロペス 「大事なことは野手の送球を助けること。難しい球を捕球して『ありがとう』といわれることがうれしい」

◆ゲレーロが2-2の七回、今永から中堅上方の大型ビジョンを直撃する特大の3号ソロを放った。好調の助っ人は決勝弾に「打席に入る前に丸が『パラメリオ(スペイン語でセンター返し)! パラメリオ!』と意識付けさせてくれたことが、いい打撃につながった」とご満悦。原監督も「なかなか見られない本塁打だった」と絶賛した。

◆勝利の瞬間、笑みがこぼれた。巨人・菅野智之投手(29)が、今季初白星を、12球団で今季最初の完投で飾った。  試合を視察した侍ジャパン・稲葉監督は、菅野について「これからの大会で優勝するには経験のある選手が必要になる。1年かけてしっかり見ていきたい投手の一人」と話した。稲葉監督就任後は代表入りしていないが、11月の国際大会「プレミア12」ではエースとして活躍が期待される。また、東京五輪の会場となる横浜スタジアムをチェック。右翼席上部に「ウィング席」を新設するなど改装中で、強風の中で計5本塁打が飛び出した試合に「風の影響も変わった。こういう風の日に見られてよかった」と話した。

◆"ダブル3番"が、あいさつ代わりの連続アーチだ。巨人の2番・坂本勇人内野手(30)と3番・丸佳浩外野手(29)が初のアベック弾を放った。  「風が助けてくれました」と坂本勇。強風が吹き荒れる一回、今永の直球を右中間席へ先制の2号ソロ。丸も外角低めのカーブを「うまく反応できた」と左中間席への3号ソロで続いた。これで通算150号(史上171人目)の節目に到達。プロ1号、通算1000安打も放った横浜スタジアムに「縁起がいい球場なのかな。何よりも勝ったことがうれしい」と笑顔を見せた。  開幕前は2人で流動的に2、3番を打ち、最終的に坂本勇が2番に。昨季18本塁打の主将が2番に座り、原監督が「3番打者が2人いる」と形容してきた攻撃型打線が、脅威を示した。 (谷川直之)

◆勝利の瞬間、笑みがこぼれた。巨人・菅野智之投手(29)が、今季初白星を、12球団で今季最初の完投で飾った。  「最後は全神経を研ぎ澄ませて集中力が高まったところで、眠っていたものが呼び起こされたと思う。監督が求めている野球をするのが選手の仕事なので」  最後の打者、ロペスを中飛に抑えると、小林と抱擁した。9回137球を投げて6安打2失点、8三振を奪った。  味方が2点を先制後の一回には、ソトと筒香に連続アーチを浴び「あのホームランで気合が入った」。その後は、球威のある最速152キロの直球とスライダーで押した。九回には、筒香と4度目の対戦。数多く平成の名勝負を繰り広げてきた主砲を直球で空振り三振に封じ、拳を握った。  今季から背番号が18に変更。堀内恒夫や桑田真澄らがつけた巨人のエースナンバーを背負った。19番への愛着などから「葛藤があった」と、先輩らに相談。18番を背に、昨季で現役を引退した杉内ファーム投手コーチには電話をかけ、「(菅野)智がふさわしいよ」と背中を押された。3年間故障で1軍登板がなかった杉内コーチから「智には(背番号18を)輝かせる可能性は十分ある」と、託された思いを球に込める。  この日は日本代表「侍ジャパン」の稲葉監督が視察。2020年東京五輪会場の横浜スタジアムで侍の主戦となる右腕が、チームを3-2の勝利で6連勝に導いた。  原監督は「1点差というものが彼(菅野)の力をより出させたのかなと思います」。3月29日の広島との開幕戦(マツダ)では黒星を喫していたため、「やっと開幕したなという感じです」とエースは息をついた。 (赤尾裕希) 初勝利の菅野に巨人・宮本投手総合コーチ 「チームの大黒柱が一つ勝ち星を挙げることができた。背中と数字とで引っ張っていってもらいたい。(菅野)智之さまさまですよ」 バッテリーを組んだ巨人・小林 「僕以上に智之が自分の投球を信じて、投げてくれた」

◆さすが、菅野。一回に2本塁打を許すと、二回り目から珍しくカーブを使い始め、リズムを作った。そして、中盤以降を締め、終盤になればなるほど、球速を増す。相変わらずの内容だ。  七回を終えて107球。八回の攻撃は菅野から。ここで交代か!? そう考えるファンも、いたかもしれない。私は、当然のように九回まで投げきる、とみていた。  接戦だし、何より、ベンチも菅野自身の手で白星をものにしてほしい、と考えたはず。昨シーズン序盤は不調で、なかなか勝てず、出遅れる形になった。それもあり、開幕投手に早めに勝ち星を、というわけだ。  マウンドだけでなく、九回の打席も評価したい。二死一塁。その裏を抑えさえすればいいだろう...などとは構えず、初球、2球目と打ちにいった(結果は三ゴロ)。投手といえども、9番目の打者。4点目を取りにいく。勝利へ最善の手を尽くす。当たり前のことながら、実際には簡単にできることではない。  今季は打線もいいため、昨年の15勝以上はいける。菅野の姿勢も合わせて、その思いを強くした。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
610 0.857
(↑0.024)
-
(-)
136
(-1)
39
(+3)
19
(+2)
12
(+3)
4.000
(-)
0.000
(-)
2
(-)
ヤクルト
430 0.571
(↑0.071)
2
(-)
136
(-1)
26
(+8)
27
(+7)
6
(+2)
2.000
(↑1)
0.000
(-)
3
(1↓)
DeNA
340 0.429
(↓0.071)
3
(↓1)
136
(-1)
30
(+2)
30
(+3)
8
(+2)
2.000
(-)
0.000
(-)
3
(1↓)
中日
340 0.429
(↓0.071)
3
(↓1)
136
(-1)
31
(+7)
29
(+8)
6
(+3)
4.000
(↑1)
0.000
(-)
3
(2↑)
阪神
340 0.429
(↑0.096)
3
(-)
136
(-1)
14
(+3)
30
(+2)
3
(+1)
2.000
(-)
0.000
(-)
6
(1↓)
広島
250 0.286
(↓0.047)
4
(↓1)
136
(-1)
21
(+2)
26
(+3)
7
(+1)
3.000
(↑1)
0.000
(-)