DeNA(☆8対1★)中日 =リーグ戦1回戦(2019.03.29)・横浜スタジアム=
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中日
0000000011700
DeNA
00000026X81301
勝利投手:今永 昇太(1勝0敗0S)
敗戦投手:又吉 克樹(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】筒香 嘉智(1号・8回裏3ラン)

  DAZN
◆DeNAは0-0で迎えた7回裏、2死満塁から筒香の2点適時打が飛び出し、先制点を挙げる。続く8回には、代打・佐野の2点適時打などで一挙6点を奪い、試合を決めた。投げては、先発・今永が8回無失点11奪三振の快投で今季初勝利。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆初の開幕投手を務めた中日笠原祥太郎投手(24)が試合を作った。初回、4回、5回と得点圏に走者を背負ったが、後続を抑えた。6回の打席で代打を送られ、5回88球4安打無失点で降板した。 「野手のファインプレーもあり、無失点で次の投手につなげられた。野手に感謝したい。少し力んでしまったので、次の登板までには修正したい」。2番手又吉にマウンドを託して、ベンチから試合の行方を見つめた。

◆DeNA南場智子オーナーが、開幕戦の視察に訪れた。 試合前に報道陣の取材に対応し「監督も選手も、1人1人にとって、大きな何かをつかむ意味のある1年にしてほしい。そういうシーズンになると予感していますし、期待しています」と話した。

◆ハマの武士の名言が、チームを1つにした。DeNA筒香嘉智外野手が0-0の7回2死満塁、中前へ決勝適時打を放った。8回にはダメ押しの今季1号も飛び出し、計5打点の大活躍。試合前には円陣を組み「生きるか、死ぬか...」と戦国時代をほうふつとさせる言葉で仲間たちを鼓舞。自らのバットで、開幕戦の勝利を手繰り寄せた。戦は大詰めだった。0-0。7回2死満塁。筒香は中日3番手の谷元と相対した。クライマックスとも言うべき戦局に、ファンのボルテージは上がるばかり。初球ワンバウンドのフォークを空振り。その後、3球続けた直球での勝負。気づけばカウント2-2と、追い込まれた。5球目、再びフォークがやって来た。見逃せばボールだったが、勝機と見た。腰をグッと落とし、懐に温めていたバットを抜いた。中前へはじき返し、決勝の2点適時打。張りつめていた球場の雰囲気を切り裂いた。 筒香 昇太(今永)が頑張って投げていましたし、勝ちをつけてあげたかったので、何としても打つんだという強い気持ちで打席に入りました。先制することができうれしいです。 左翼席に陣取る中日ファンを落胆させる一振りの後は、さらに鋭利な刃で敵をたたきのめした。5点リードと変わった8回2死一、三塁。田島のフォークを完璧に捉え、ファンが待ち受ける右翼スタンドへ今季1号を放り込んだ。 ハマの主将として、威厳を示した。試合前、筒香を中心にベンチ裏で円陣を組んだ。選手、スタッフらと肩を組み、言った。 筒香 生きるか、死ぬか。斬るか、斬られるか。143試合戦いましょう。さあ、行こう。 時は平成。筒香の目の前に広がる風景は戦国時代。打たなければ、敗北、死が待っている。仲間たちへ発した言葉を体現するかのごとく、生きるための、明日への太刀を振るった。【栗田尚樹】

◆DeNA今永昇太投手が、大役を全うした。4年目でつかんだ初の開幕投手の座。8回120球を投げ、5安打無失点。最速151キロ直球を存分にコースへ攻め込み、中日打線を手玉に取った。 「想像以上に緊張しましたが、生命線のストレートをしっかりと投げられたことが勝ちにつながったと思う」とお立ち台で喜びをかみしめた。 背番号18からのエールを胸に、マウンドに上がった。前日28日の全体練習後に三浦1軍投手コーチから「開幕投手をするっていうことはお前が打たれている時も、抑えている時も、選手もファンもお前の背中を見ているから。それだけはしっかり意識してやりなさい」。現役時代に7度も開幕投手を務めた「番長」からの名言を胸に刻んだ。 本職以外のバットでも7回には先制点のきっかけとなる左前打。「三浦コーチから『自分でヒット打ってこい』と言われて。三浦さんのまねをして打ちました」と投打に存在感を示した。

◆DeNA南場智子オーナーが、開幕戦を視察した。 「完璧な試合でした。今永選手の力投に主将が応え、横浜スタジアムとして史上最多の満員のお客様がチームを後押ししてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とてもいいシーズンのスタートを切ることができました。引き続きのご声援お願いいたします」と喜んだ。

◆初の開幕投手を務めた中日笠原祥太郎投手だったが、5回88球4安打無失点で降板した。「最初は緊張したが、普通の1試合だった。野手のファインプレーもあり、無失点で次の投手につなげられた。野手に感謝したい。少し力んでしまったので、修正したい」。 次回登板予定の4月5日ヤクルト戦(神宮)へ気持ちを切り替えた。

◆中日が開幕戦で3年連続黒星を喫した。DeNAと中盤まで0-0の投手戦を繰り広げたが、7回に相手主砲の筒香に2点先制の適時打、8回にも3ランと5打点の活躍を許した。初陣を飾れなかった与田剛新監督(53)は第2戦での出直しを誓った。初陣星はならなかった。8回、田島が筒香にダメ押しの1号3ランを浴び、試合が決まった。スコアボードに「6」の数字が刻まれるのを指揮官は腕を組んで、目深に被った帽子のツバの下からにらんだ。大きく息を吸いながらも、微動だにせず、ベンチ前を駆け抜ける筒香を見送った。 DeNA主砲の引き立て役に終わった試合後に首脳陣とミーティング。「勝つことは出来なかったが、いろいろなことが分かった」と、与田監督は振り返った。継投も早かった。5回4安打無失点と粘投した先発笠原だったが、6回に代打。しかし、2番手又吉が2イニング目の7回に1死満塁のピンチで降板。谷元を送ったが、2死から筒香に2点適時打を許した。 「流れをつかめなかった」。3回だった。開幕初スタメンコンビの阿部、加藤が連打で無死一、二塁の好機を生んだ。しかし後続が凡退。8回の筒香のダメ押し本塁打の直前には痛恨ののミスも。2死一、二塁で柴田の打球はマウンド上へフライ。しかし、野手が譲り合っての適時安打にして、1点を失った。「起きてはいけないプレー。シーズン中は2度とやってはいけない」と、語気を強めた。 勝てば16年6月1日以来の貯金。しかし、初陣を黒星発進した中日は3年連続開幕黒星発進となった。「これからも毎日、試合はある。特に大敗したあとは、切り替えていかないといけない」。自らに言い聞かるように話して、与田監督は初陣会見を終えた。【伊東大介】

◆5年目で初めて開幕戦でマスクをかぶった中日加藤が3回、プロ初安打を記録した。 無死一塁からDeNA今永の外角球を右前にはじき返した。昨季まで1軍出場わずか5試合。チームに数少ない強肩捕手として今季一新された首脳陣に注目されてきた。課題の打撃もオープン戦で打率2割9分2厘と好調。22日の楽天戦は実力者の岸から本塁打を放ち「結果を出していかないと試合に出してもらえない。そういうところを心掛けたい」と闘志を燃やして臨んだ一戦だった。

◆昨年8月に右肩の手術を受けたDeNA・梶谷が、29日の開幕中日戦(横浜)に「1番・中堅」で先発出場した。  キャンプから2軍で調整を続け、26日に1軍合流したばかり。オープン戦には出場しておらず、"ぶっつけ"での出場となるが、試合前の梶谷は「人間なんで不安は確実にあるが、気にしすぎてもしょうがない。試合に出たら一生懸命やるだけ」と落ち着いた表情。  昨年は後半戦を棒に振り、もどかしい思いを味わった。「試合に出ていなかったので野球が楽しいなという感覚がある。できないときは余計に思うんですけど... 楽しいなという思いを持ちながらやっていきたい」と力を込めた。

◆中日・笠原祥太郎投手(24)は29日のDeNA戦(横浜)に先発し、5回88球を投げて4安打無失点の好投。開幕投手の役割は果たした。  一回、楠本に四球、ソトに左前打を許して1死一、二塁のピンチ。筒香を143キロ直球で浅い右飛、宮崎も高めの直球で三ゴロに打ち取って冷静になった。四回2死二塁、五回2死一、二塁のピンチもしのぎ、六回の攻撃で代打を告げられて降板した。  笠原は「野手の方のファインプレーもあって無失点で次の投手につなげることができた。少し力んでしまったところがあるので、次の登板までには修正したい」と振り返った。  今季年俸は2100万円。12球団でもっとも年俸の低い開幕投手だった。

◆DeNAの筒香が七回2死満塁から均衡を破る2点適時打を放ち、重苦しい空気を振り払った。1死から3番ソトが三振して迎えた場面。「何としても打つんだという強い気持ちで打席に入った」と、谷元の地面すれすれに沈む変化球を粘り腰で中前に運んだ。  八回には試合を決定付ける1号3ラン。球団によると開幕戦の5打点は1985年のレオン、86年のポンセに並ぶチーム記録という。文句なしの4番の仕事に「(今永)昇太が頑張って投げていた。勝ちをつけたかった」とうなずいた。 ラミレス監督(5打点の筒香に) 「毎日あれだけ打つことはないと思うが、安定した結果を出し続けてくれれば」 DeNA・青山ヘッドコーチ(好投の今永に) 「去年の悔しさと、開幕戦を任されたという気持ちが出た投球だった」

◆5年目で初めて開幕戦でマスクをかぶった中日の加藤が三回、プロ初安打を記録した。無死一塁からDeNA・今永の外角球を右前にはじき返した。記念すべき日となったが「打てたのはよかったが、チームが勝たないと評価はされない」と納得しなかった。  昨季まで1軍出場わずか5試合。チームに数少ない強肩捕手として、今季一新された首脳陣に注目されてきた。課題の打撃もオープン戦で打率2割9分2厘と好調。22日の楽天戦は実力者の岸から本塁打を放つなど好結果を出してきた。  与田監督は「緊張感がある中で打った。これを糧にしてほしい」と今後に期待した。

◆3年目で初めて開幕投手を務めた中日の笠原は5回無失点で降板した。140キロ前半の直球や自慢のチェンジアップなどの変化球を織り交ぜ、打たせて取った。重要な一戦で、粘り強い投球を見せ「初回は緊張したが、普通に投げることができた」と話した。  序盤は高橋の好守にも助けられた。五回2死一、二塁のピンチでは昨季本塁打王のソトを三ゴロに仕留めた。途中で制球を乱す場面もあり「少し力んでしまった部分がある。次の登板までには修正したい」と反省した。  与田監督は笠原の変化を感じたようで「あと1イニングは最低でもいってほしかったが、フォームのバランスも崩れかけていた」と交代の意図を説明した。 中日・阿波野投手コーチ(大量失点の救援陣に) 「そう簡単にはいかない。一つ一つ詰めが甘かった」

◆初の開幕投手を務めて、8回無失点の圧巻投球で白星を飾ったDeNA・今永の主な一問一答は次の通り。  --開幕戦への心境は  「正直、不安の方が大きかった。しっかり丁寧に準備して、今日までやってきたことが勝利につながったと思う」  --2桁奪三振だった  「三振が多かったけど、球数が少なかったのはよかった。早いカウントから勝負できて、なおかつ三振をとれたのがよかった」  --見逃し三振も多かった  「投げていてイメージがよかった。体の関節がうまくはまってくれた感覚があった。あまりない感覚なので、忘れずにメモしておきたい」  --緊張していたか  「きのうの練習が終わってから、夜もすんなり寝られて、朝起きてもそこまで緊張していなかった。試合前の(午後)5時40分くらいからセカンドアップをするんですけど、心拍数は上がっているけど、なかなか汗をかかなかった。そこで緊張しているのかな、と」  --マウンドに上がったら大丈夫だったか  「最初のバッターの平田さんにカウント3-2までしちゃったけど、そこでセカンドゴロを奪えて緊張がほぐれました」  --次回へ向けては  「きょうの勝利を小さな勝利にできるように、もっともっと積み重ねていきたい。もう次の試合に頭も体も切り替えています」

◆今季から指揮を執る中日・与田剛監督(53)は、初戦を白星で飾ることができなかった。球威、制球とも十分のDeNA・今永を攻略できず、チームは3年連続で開幕戦黒星。「最後までずっと緊張しっぱなしだった。流れをつかむことができなかった」と悔やんだ。  粘りながらも5回無失点に抑えた笠原の後を受けた救援陣が踏ん張れず、終盤だけで大量8失点。昨季からの課題をまたも露呈した。打線はようやく九回に山崎を攻め、零敗を免れるのがやっと。指揮官は「常に切り替えていかないといけない。選手の動きをしっかり見ていきたい」と巻き返しを誓った。 プロ3年目で初めて開幕投手を務め、5回無失点の中日・笠原 「少し力んでしまった部分がある。次の登板までに修正したい」

◆サンケイスポーツ特別版「BAY☆スタ」の開幕号が球団公式ショップや横浜市などのコンビニに並んだ。「2番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取り、この日の試合で2安打3四死球と全打席出塁を果たした2年目の楠本は、インタビューに登場している同紙を「多くの方に読んでいただけたらうれしいです」とPR。表紙&巻頭インタビューを飾った桑原は「シーズンを通して、明るく元気なプレーをお見せします」と誓った。

◆南場智子オーナーが鮮やかなベイスターズブルーのジャケットに身を包み開幕戦を観戦した。球団創設70年の節目を迎え、本拠地も右翼席後方に「ウィング席」が増設されるなどリニューアル。投打の大黒柱が活躍しての快勝に「完璧な試合でした。今永投手の力投に主将が応え、史上最多の満員のお客さまがチームを後押ししてくれました」と興奮冷めやらぬ様子だった。

◆試合前には豪華なセレモニーが行われた。まず球団創設70周年を記念して松原誠氏、野村弘樹氏(サンケイスポーツ専属評論家)らレジェンドOB9人が来場し、代表して斉藤明雄氏が開幕宣言。さらに、両腕にジェットエンジンを装着した男性がグラウンド上空を旋回し、観客を魅了した。最後は高照度レーザープロジェクターでグラウンドに映像が投影される中、選手が登場。主砲の豪快な一発で勝利が決まった2019年初戦は、幕開けもド派手だった。

◆拳を握りしめた。八回1死一塁。大島を見逃し三振に仕留め、最後は120球目にして149キロを計測した直球でアルモンテを空振り三振。初の大役を担った今永が、8回5安打無失点11奪三振で初勝利をつかんだ。  「自分がイメージしていたよりも調子が良かった。回を追うごとに直球の威力も増してきた」  その証しが左手の親指。第1関節がひび割れ、血がにじんでいたのは「球を弾いてつぶすという感覚が出来ていたから」と説明する。  立ち上がりから自身最速タイの151キロを連発。得点圏に走者を進めても動じず、直球で空振りを奪った。六回まで0-0の投手戦で打線に火をつけたのも今永。七回一死で、又吉の足元への直球を左前に運び、筒香の先制打を呼び込んだ。  「全てがパーフェクト。きょうは彼の日だった」とラミレス監督。4勝11敗、防御率6・80に終わった昨季からの"復肩"へ。「ここまで何とかはい上がって来られたというのが率直な気持ち」と左腕は息を吐いた。 (佐藤春佳) 8回無失点の今永についてDeNA・三浦投手コーチ 「あれが今永。思っていた投球を見せてくれた」

◆平成最後の開幕戦をド派手に飾った。プロ野球は29日、ナイター6試合でセ、パ両リーグが開幕した。DeNAは、中日1回戦(横浜)に8-1で勝利。筒香嘉智外野手(27)が七回に先制2点打、八回に駄目押しの1号3ランを放ち、開幕戦のリーグ最多記録に並ぶ5打点で白星発進に導いた。本拠地での開幕戦勝利は2011年以来。球団最多となる3万1838人の観衆が詰め掛ける中、球団創設70周年(前身を含む)の記念イヤーを最高の形で船出した。  冬に逆戻りしたような気温10度の寒さをバットで吹き飛ばした。ハマスタ史上最多3万1838人のファンを、筒香が一瞬で熱くした。  「前の打者の方たちが必死につないでくれて、絶対にかえすという気持ちで打席に入りました」  両軍無得点のまま突入した七回2死満塁。必死に食らいついて左前打で出塁した先発の今永、7球粘って四球を選んだ梶谷、開幕初スタメンで右前打を放った2年目の楠本が塁上を埋めていた。仲間がつないだチャンス。あとは4番が思いに応えるだけだった。  見送ればボールだった谷元のフォークボールを「反応」で捉えた。腕を伸ばしてバットに当て、低い弾道で中前へ運んだ。勝利への執念が打球に乗り移った。  右翼上部に約3500席の「ウィング席」が設けられた"新装ハマスタ"。1984年ロサンゼルス五輪開会式の「ロケットマン」を思わせる男性が宙を舞う演出など、派手な開幕セレモニーで始まった試合は、終わりもド派手だった。  八回に3点を追加し、2死一、三塁で迎えた第5打席。筒香は右翼席にチーム1号となる3ランをほうり込んだ。試合を決める自身4年ぶりの開幕弾。「僕の中にはいいホームランも悪いホームランもある。ホームランのために野球をやっているわけではない」。そっけない返事は高い意識の表れだ。  試合前のロッカールーム。全員で肩を組むと、主将5年目の27歳は強い言葉を同僚に投げかけた。  「死ぬか生きるか。斬るか斬られるか。生半可な気持ちではやられてしまう。相手を斬るという気持ちで143試合を戦いましょう!」  開幕前日には「みんなが安心するような4番にふさわしい打撃をしたい」と語った。有言実行。グラウンド内外で強烈な存在感を発揮した。  44本塁打、110打点で2冠に輝いた2016年の開幕前すら、筒香は「そこまで打てるという感覚はなかった」と振り返る。しかし、今季は違う。重心を下げるなどした新打撃フォームに「多くは言えないけど、いい方向できていると思います。手応えはシーズンが終わってみないと分からないですけどね」と自信を漂わせる。  開幕戦での5打点はセ・リーグ最多タイ記録。球団創設70周年のスタートを白星で飾り、ラミレス監督も「4番が打った試合は必ず勝たないといけない。そういう展開になりました」と笑みを浮かべた。  「これだけのファンの皆さまの前で野球ができる僕たちは幸せです。最後の最後まで全身全霊で戦い抜きます」。筒香の力強い声にファンの大歓声が重なり、横浜の漆黒の夜空にこだました。 (湯浅大) ★気合の短髪  筒香は、さっぱりした髪形で球場に姿を見せた。両サイドと後部を極端に短く刈り上げ、頭のてっぺん部分も短くそろえており、外国人選手のような雰囲気を醸し出していた。昨季も開幕前に散髪しており、筒香の中の"儀式"になっている様子。しかし、その真意を問うと「それはお答えできませんよ」と謎の含み笑いでけむに巻いた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
100 1.000
(↑0.418)
-
(-)
142
(-579)
5
(-646)
0
(-175)
1
(-94)
0.000
(↓0.262)
0.000
(↑4.12)
1
(3↑)
DeNA
100 1.000
(↑0.525)
0
(↓15)
142
(-430)
8
(-634)
1
(-180)
1
(-70)
0.000
(↓0.25)
0.000
(↑4.18)
1
(5↑)
阪神
100 1.000
(↑0.56)
0
(↓20)
142
(-435)
2
(-626)
1
(-84)
0
(-77)
0.000
(↓0.253)
0.000
(↑4.03)
4
(2↓)
ヤクルト
010 0.000
(↓0.532)
1
(↑6)
142
(-516)
1
(-664)
2
(-133)
0
(-68)
0.000
(↓0.266)
0.000
(↑4.13)
4
(1↓)
巨人
010 0.000
(↓0.486)
1
(↑12.5)
142
(-483)
0
(-575)
5
(-147)
0
(-61)
0.000
(↓0.257)
0.000
(↑3.79)
4
(1↑)
中日
010 0.000
(↓0.447)
1
(↑18)
142
(-456)
1
(-653)
8
(-89)
0
(-61)
1.000
(↑0.735
0.000
(↑4.36)