阪神(☆2対1★)DeNA =リーグ戦25回戦・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
00000110X2601
勝利投手:能見 篤史(4勝3敗1S)
(セーブ:ドリス(1勝7敗31S))
敗戦投手:今永 昇太(4勝11敗0S)

本塁打
【阪神】中谷 将大(5号・6回裏ソロ)

  DAZN
◆阪神は1点ビハインドで迎えた6回裏、代打・中谷のソロで同点とする。続く7回には、1死二塁の好機から陽川の適時二塁打で勝ち越しに成功した。投げては、2番手・能見が今季4勝目。敗れたDeNAは、打線がつながりを欠き、今季最終戦を勝利で飾れなかった。

◆阪神福留孝介外野手(41)は通算1000打点へあと2打点。 1000打点到達となれば、プロ野球史上46人目。41歳5カ月で達成は谷繁(中日=42歳5カ月)和田(中日=41歳9カ月)井口(ロッテ=41歳8カ月)に次ぐ4番目の年長記録となる。今日の本拠地最終戦で節目の打点を挙げられるか。

◆阪神の本拠地最終戦は観衆2万5390人を集め、今季の主催試合入場者数は289万8976人となった。 290万人を下回ったのは、15年以来。金本政権ではワーストの数字だ。2位に躍進した昨年は、303万4626人を記録した。 今季は17年ぶりの最下位と低迷。雨天中止の試合が多かったことも要因だ。

◆阪神は観客動員数が金本政権ワーストとなった本拠地最終戦を陽川の勝ち越し打で白星で締めくくった。この日、敗れるか引き分けていたら、1978年に記録した本拠地甲子園での球団史上最悪勝率(3割4分5厘)を更新寸前だった。 残り試合は13日中日戦(ナゴヤドーム)のあと1試合。敗れると01年野村政権以来の80敗目に到達する。 阪神は4回2死一、三塁でDeNA倉本に適時中前打を浴び、先制を許した。阪神先発の岩田は6回1失点にまとめ、直後の6回裏に代打を送られた。 岩田に代わって登場した中谷が左翼席へ本塁打を放ち、同点に追いついた。この1発でチームでは9月27日DeNA戦以来、12試合ぶり本塁打となった。 7回には陽川の適時二塁打で勝ち越しに成功。能見、藤川、ドリスの継投で逃げ切った。連敗は3でストップした。

◆阪神中谷将大外野手が本拠地最終戦で意地の1発を放った。1点を追う6回。代打で登場し、DeNA三嶋の直球を左翼席に運んだ。同点の5号ソロ。 「速い真っすぐに振り負けないように、積極的に振っていこうと思っていた。しっかりと自分のスイングをすることができた」。 昨年は20本塁打を記録したが、今季は不振に苦しんだ。苦手の速球をオーバーフェンスしたことで、来季につなげる本塁打にしたい。

◆阪神金本知憲監督が、本拠地最終戦でファンに今季の成績低迷をおわびした。今季は残り試合をあと1試合を残して61勝79敗2引き分けで最下位が確定している。 試合終了後にセレモニーで「今シーズンこういうチーム状態の中、1年間、最後まで応援していただきまして心より感謝申し上げます。選手たちは開幕から目一杯、体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのため、こういう結果になってしまい、謝罪とおわびを申し上げたいと思います。この悔しさを選手は真摯に受け止め、来年必ずたくましくなって帰ってくれるものと信じております。本当に心よりおわび申し上げます。そして1年間、本当にありがとうございました」と頭を下げた。 この日の観衆は2万5390人で、今季の主催試合入場者数は289万8976人となった。290万人を下回ったのは、15年以来。金本政権ではワーストの数字だ。2位に躍進した昨年は、303万4626人を記録した。今季は17年ぶりの最下位と低迷。雨天中止の試合が多かったことも要因だ。

◆阪神は同点の7回に陽川の勝ち越し打を放ち、本拠地最終戦を白星で締めくくった。負けか引き分けで本拠地甲子園での球団史上最悪勝率更新の危機を回避した。

◆チームを支えた救援陣が無安打無失点リレーで、ファンに勝利を届けた。 同点で迎えた7回に能見が2番手で登板。落ち着いた投球で下位打線を3者凡退に封じた。藤川が8回にマウンドに上がると、圧巻の3者連続奪三振。9回もドリスが3三振で締め、7回以降は1人の走者を許すこともなく、完璧なリリーフを見せた。 チームは17年ぶりの最下位に沈んだことで、3人とも試合後は厳しい表情だった。藤川は「申し訳ないですね。恥ずかしいというか、考えられない」とファンに謝罪。ドリスは「(本拠地で)最後は絶対に勝たないといけなかった。満足して、帰ってもらいたかった」と神妙な面持ちで語った。

◆阪神陽川尚将内野手が、甲子園最終戦で意地の決勝タイムリーを放った。同点で迎えた7回、1死から大山が右翼線を破る二塁打で出塁。 チャンスの打席で今永が投じた低めの変化球にくらいつき、中堅越えの二塁打で勝ち越しに成功した。「大山がつないでくれたので、つなぐ意識でいったのがいい結果につながりました」と振り返った。 この日は3打数3安打の猛打賞。ウィーランド、浜口、今永と3投手から結果を残した。「どんな投手でも打席で集中して結果を求めてやるだけなので」と淡々と振り返った。本拠地最終戦での勝利。虎党に向けて「最後まで声援を1年間通して送ってもらった。なんとか最後勝って終わりたかったので、よかったです」と感謝を口にした。 5年目の今季は自己最多74試合出場、打率2割5分5厘、48打点、6本塁打の成績だった。

◆DeNAアレックス・ラミレス監督が、続投要請を受諾した。 試合後、視察した南場智子オーナーが直接伝えた。4年目が決まった同監督は、4位に終わった今季を振り返り「監督として投打をかみ合わせる仕事を、うまくできなかった」と反省を口にした。Bクラスは就任初めて。若手選手が多くいるチームは、開幕序盤から波に乗り切れなかった。「若い選手が多い中で、これがプロセスだと思う。1軍で戦えるようになってこそ、勝者になれる」と来季の巻き返しを誓った。

◆阪神金本監督は顔をゆがめた。今季の甲子園最終戦を制した後のセレモニーで「私の力足らずのため、こういう結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたいと思います」とあいさつ。17年ぶり最下位の責任を背負い込む60秒スピーチだった。一塁側ベンチ裏でも「申し訳ない。本当に申し訳ない。ファンをガッカリさせてしまって」と謝罪を続けた。 甲子園では21勝39敗2分けと過去最多の負け数を喫した。苦戦の要因は打力。今季のチーム本塁打85本はリーグ最低だった。「今年の他球団は甲子園でもボコボコ、本塁打を打てたからね。そこら辺の差もあった」と振り返った。 11月の日米野球に出場する侍ジャパンメンバーはセ・リーグ唯一の0人と若手強化の難しさにも直面した。「選手を1人育てるのが、これだけ大変なものかと。投手にしても潜在能力があるだけに伸びてこない、伸び悩んでいるのは我々の責任」。来季は3年契約2年目。金本阪神がいばらの道に入った。

◆DeNAソトが本塁打王のタイトルをほぼ手中に収めた。 最終戦は2安打。42号こそ生まれなかったが、41本で単独トップ。ライバルだった38本の筒香も欠場し、1試合を残す阪神と中日にタイトルを争う選手はいない。「まさか自分がこんな位置にいるとは思わなかった」と、自身も驚く活躍を見せた。

◆DeNAホセ・ロペス内野手(34)が今季946度の守備機会を無失策で、一塁手として初のシーズン守備率10割を達成した。 これまでの最高は68年榎本喜八(東京)の9割9分9厘2毛で、セ・リーグでは08年に新井貴浩(阪神)が9割9分9厘0毛だった。 DeNAは10日で今季の全日程を終えた。

◆阪神が今季の本拠地最終戦となった10日のDeNA戦(甲子園)に逆転勝ちした。しかし、17年ぶり最下位の屈辱は消えはしない。試合後、ナインとともにグラウンドに整列し、あいさつに立った金本知憲監督(50)は「私の力足らず」とした上で、「こういう結果に終わってしまい、心よりおわび申し上げます」とファンに深々と頭を下げた。 勝っても「有終の美」と喜べるはずがなかった。今季の甲子園最終戦は接戦を制した。試合後のセレモニー。マイクの前で金本監督が顔をゆがめた。「選手たちは本当に開幕から目いっぱい、体を張って頑張ってくれましたけれど、私の力足らずのため、こういう結果に終わってしまい、心より謝罪とおわびを申し上げたいと思います」。17年ぶり最下位の責任を背負い込む60秒スピーチだった。 一塁側ベンチ裏の会見室に現れても真っ先に口を突いたのは謝罪だった。「今年、本当に勝てなかったので...。本当に何て言うのかな。申し訳ない。本当に申し訳ない。ファンをガッカリさせてしまって」。甲子園で21勝39敗2分け。実に借金18を背負い、過去最悪の大敗を喫してしまった。 聖地が鬼門だった。この日は6回に中谷が本塁打を放ち、甲子園でのチーム本塁打は今季20本。ラッキーゾーン撤廃後の92年以降のワースト記録(08年19本塁打)こそまぬがれたが、打力不足が苦戦の大きな要因になった。今季のチーム本塁打85本もリーグ最低。金本監督は「本塁打だけがすべてではないけど、やっぱり、今年の他球団は甲子園でもボコボコ、本塁打を打てたからね。そこら辺の差もあった」と振り返った。 指揮官は甲子園で勝てなかった理由を、こう打ち明ける。「パッと浮かぶのはあと1本というね。勝負どころや序盤で、あとヒット1本、タイムリーが出ていれば。打撃でしょうね、一番は。ビジターに行けばよく打ってくれた。悪い方にプレッシャーになってしまったのかな」。昨季20本塁打の中谷が5発止まり。16年新人王の高山は2軍でプレーし、大山もシーズン終盤まで伸び悩んだ。11月の日米野球に出場する侍ジャパンメンバーはセ・リーグ唯一の選出0人。若手強化の難しさにも直面した。 「自前で作っていく、選手を1人育てるのが、これだけ大変なものかと。投手にしても潜在能力があるだけに伸びてこない、伸び悩んでいるのは我々の責任」 マイクの前で悔恨の思いがにじむ。「この悔しさを選手たちは真摯(しんし)に受け止め、来年必ずたくましく帰ってくれるものと信じております。本当に心よりおわび申し上げます。そして1年間本当にありがとうございました」。来季は3年契約2年目で続投は既定路線。金本阪神がいばらの道に入った。【酒井俊作】 ▼阪神は今季甲子園で62試合を戦い、21勝39敗2分け、勝率3割5分。シーズン39敗(過去ワーストは95年38敗)、借金18(同78年借金17)はいずれも球団史上ワーストを更新した。

◆甲子園最終戦で金本チルドレンが意地を見せた。チームはすでに最下位が決定。今季は個人としても、納得のいく結果を残すことができなかった阪神中谷将大外野手(25)と陽川尚将内野手(27)が、来季につながる打撃を見せつけた。 途中出場の中谷が一振りで試合を振り出しに戻した。1点を追う6回に先発岩田の代打で登場。1死走者なし、カウント2-1からの4球目だった。三嶋が投じた149キロの真ん中直球を左翼スタンドへ放り込んだ。「速い真っすぐに振り負けないように、積極的に振っていこうと思っていました。しっかりと自分のスイングをすることができました」。この1発が沈黙する打線に勢いをもたらした。 続いたのは陽川だ。同点の7回、1死から大山が右翼線を破る二塁打でチャンスメーク。「大山がつないでくれたので」と、今永が投じた真ん中低めの変化球を気合を込めて一振。勝ち越しとなる中堅越えの適時二塁打を放った。 この日3打数3安打1打点の陽川は「声援を1年間通して送ってもらった。なんとか最後勝って終わりたかったので、よかったです」と虎ファンに感謝した。中谷も気持ちは同じ。来年に向けて「頑張るだけです」と声を絞り出した。昨季はチームトップの20本塁打を放った和製大砲もこの日で5本目。さらなる飛躍を期待されながらも思うような結果を残せなかっただけに、笑顔はない。 それでも負けっ放しでは終わらなかった。若虎の奮闘に金本監督は「中谷が同点ホームラン。あと、大山、陽川とね。決められた。追いついて追い越したので。1年間、やってくれたらいいんだけどね、ここでね。この甲子園で」と期待を込めた。悔しさを十分味わった分、来季はやってくれると信じている。【古財稜明】 ▼阪神は本拠地甲子園で、チーム20本塁打。ラッキーゾーンがなくなった92年以降で最少だった、08年19本塁打の更新を免れるのがやっとだった。62試合を戦った本拠地と、13試合の横浜での本塁打数が同じという珍事となった。なお甲子園での今季の最多本塁打者は、DeNAソトで6本塁打。阪神最多は糸井、福留の各5本だった。 ▼甲子園での阪神のチーム打率は2割3分9厘で、これはセ・リーグ6球団中最低。1位だった中日2割7分4厘から大差をつけられた。地元での深刻な貧打が、甲子園での歴史的苦戦を招いた。

◆阪神はDeNAとのホーム最終戦に2-1で競り勝った。四回にDeNAに先制を許したが、六回に代打・中谷が同点打を放つと、七回に陽川が勝ち越し打。1点のリードを守り切り、今季最後の甲子園を白星で締めた。  先発の岩田は、三回以外は毎回の走者を背負い、四回には二死一、三塁から倉本に先制打を浴びたが、6回6安打1失点の粘投。踏ん張ったベテランに代わり、六回一死走者なしで打席に立った中谷が起用に応え、左翼席に5号ソロを放り込み、同点とした。さらに七回にも一死から4番・大山が右翼線二塁打、続く陽川が中越えに適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。八回から、藤川とドリスがともに3人で斬り、2-1で逃げ切った。2番手の能見が1回無安打無失点で4勝目(3敗)。阪神は甲子園で今季21勝目(39敗2分け)。

◆DeNAの宮崎は今季最終戦を無安打で終え、初の最多安打はならなかった。トップのビシエド(中日)を3本差で追い、ラミレス監督から「タイトルを狙ってもらいたい」と打席が多く回るように今季初の1番で起用されたが、中飛、二ゴロ、二ゴロ併殺打で五回の守備から退いた。  昨季の首位打者に続くタイトルは逃したものの、打率は2年連続で3割を超える3割1分8厘、本塁打はほぼ倍増の28本と飛躍した。

◆阪神はDeNAとのホーム最終戦に2-1で競り勝った。四回にDeNAに先制を許したが、六回に代打・中谷が同点打を放つと、七回に陽川が勝ち越し打。1点のリードを守り切り、今季最後の甲子園を白星で締めた。  阪神は、8日のヤクルト戦(神宮)で17年ぶりの最下位が決定。さらに前夜の巨人戦に4-9で敗れ、甲子園で史上最多の39敗目を喫していた。  それでも、今季最後の聖地は白星で飾り、甲子園での勝敗は21勝39敗2分けとした。試合後、選手たちは聖地のグラウンドに整列。金本知憲監督(50)がファンに感謝と謝罪の言葉を述べた。あいさつ全文は以下の通り。       ◆  今シーズン、こういうチーム状態の中、1年間最後まで応援していただきまして、心より感謝申し上げます。  選手たちは開幕から体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのためこういう結果に終わってしまい、心より謝罪とお詫びを申し上げたいと思います。  この悔しさを選手たちは真摯に受け止め、来年必ずたくましく帰ってくれるものと信じております。  本当に心よりお詫び申し上げます。そして、一年間本当にありがとうございました。

◆前日に4位が確定したDeNAは筒香とロペスを温存した打線が迫力を欠き、最後は7連続三振で最終戦を終えた。ラミレス監督は高い前評判ながら苦しんだ1年を総括し「若い選手が多く、先発投手が不調の中で、監督として投打をかみ合わせることができなかった」と頭を下げた。  大胆な継投策やオーダー変更が話題を呼んだが「多くの決断を私がしたことで、コーチの能力を発揮させてあげられなかった」と言う。続投が決まった来季に向け「私自身が変わらないと」と繰り返した。

◆今季最終戦となった甲子園球場での阪神戦後、DeNAのラミレス監督(44)の続投が決まった。南場智子オーナーから続投を要請され、受諾した。  以下は南場オーナーの一問一答。  --シーズンを振り返って  「1勝1点の重みを痛感した年でした。優勝したいというとても強い気持ちを持って、それを実際に口にして臨んだんですけど、まずは皆さんのご期待に応えられなくて、本当に申し訳ないと思っています」  --4位で終えた  「3位、3位ときて4位は、大きなジャンプの前にしゃがんでいるという形にしたい。ファンの皆さまには大変、申し訳ないですけど、ここで起こったことを来年に生かすも生かさないもわれわれ次第。頑張っていきたい気持ちでいっぱいです」  --選手たちにどんな言葉を  「私からは1年間よく戦ってくれた、ということと、みんながベストを尽くした結果なので、それを来年に以降に生かしていこうと。あとは、チグハグになったタイミングもあったけど、最後の方でCS争いにまで盛り返してくれて、本当によくやってくれたと伝えました」  --ラミレス監督とは  「彼も今年は優勝と、お互いにそういう約束をして臨んでいた。そこに関して『申し訳ない』という言葉。今年と違って来年はこういうことをしたいんだ、というポイントの説明もありました。私からは『自分のポリシーを持って戦い抜いてくれたので、結果を学びとして、来年もお願いします』ということを正式に依頼しました」  --返事は  「サポートをありがとう、頑張りますということでした」  --来年もラミレス監督体制ということ  「はい」  --来季はどういったことを期待  「やはり優勝してほしいです」  --来季はどんなチームになってほしいか  「この数年間でいいチームになってきています。実力もついてきていると思う。やはり勝てるチームですね。そしてファンを沸かせる野球をやり続けて欲しいと思います」

◆前日9日に4位が確定していたこともあり、筒香、ロペスが欠場。ラミレス監督はリーグトップに3本差の175安打の宮崎を1番に配置するも3打数無安打に終わった。他にも砂田、三嶋をワンポイントで投げさせ、ともに自己最多の登板数を「70」「60」の大台に乗せるなどの配慮も見せた。2年目を終えたパットンはジレッタ夫人が横浜への別れを示唆するようなツイートをしており、去就が注目される。

◆--甲子園で最終戦  金本監督「ことしホント勝てなかったんで。何て言うか、ホントに申し訳ない。ホントに申し訳ない。ファンをガッカリさせてしまって。最後、ホントわずか勝ったんで、良かったです」  --原因は  「あと一本。勝負所でも、勝負所でなくても、序盤でも、あと一本、タイムリーが出ていれば。ビジターに行けば、よく打ってくれたんですけれど」  --育成の難しさ  「自前で作って行く、選手ひとり育てるのがこれだけ大変なものか。投手にしても、まだまだ潜在能力はあるので、それが伸びてこない、伸び悩んでいる、これも我々の責任であると思っているので」  --広い甲子園でホームランが出なかった  「長打力不足がこのチームの課題ですが、長打ばかりが野球でもないし。走塁の判断とか、補うためにいくらでもあるわけで。左翼線に打っても長打ですから。ホームランだけが長打ではないんですけれど。ただ、ことしの他球団は甲子園でもボコボコ、ホームランを打っていましたし、そこらへん差はあったのかな、と思います」  --甲子園で勝てないのは精神的な部分、重圧もあったのか。  「それもあるんだと思います。声援に応えたいとか、ファンを喜ばせてあげたいとか。悪い方にプレッシャーになってしまったのかなと思います。若いですから。力みにつながって、ボール球を振ったり、振り回してしまったりとか」  --中谷らが来シーズン中心でチームを引っ張っていってくれたら  「そうなってくれたらいいんですけれど、まだまだ若い力だけでは、なかなかうまくはいきません。主力がしっかり力を出してくれないと」

◆よっしゃア! 本拠地甲子園最終戦の勝利! 終わりよければ、全てよしー!! てな訳にいくかい、この最下位タイガース!!  平成で12球団唯一、日本一になれなかった(広島は今年まだ望みあり)阪神が年号がいくつ変わろうが、永遠に勝てない大暗黒時代に突入したような嫌な予感がしているのは俺だけですか?  全ての流れが変だ! 例えば3億4000万円の史上最強助っ人だったはずのロサリオはわずか8本塁打で2軍生活(DeNAのソトなんて3500万円で41本塁打だよ!!)。とにかく流れを、虎の生態を完璧に変えることからスタートしないと堂々巡りのBクラス地獄が続くでぇ!!  噂では来季は2000安打達成の和田一浩氏を打撃コーチに招聘(しょうへい)するらしい...。左の打撃コーチだけの阪神にはいいことだろうし、和田氏は事実、現役時代に大打者であったのだ。ただし、あの打ち方は独自のモノ。もちろん好結果を願うが、もし俺ならオーソドックスな打撃で8度、打率3割を、そして首位打者にも輝いた元ヤクルトの古田敦也氏を迎えたい!! ま、来てはくださらないだろうけど、配球をよんで打つのは、一石二鳥なんだけどなあ...。

◆あと3週間ほどで先発の岩田は35歳になる(10月31日が誕生日)。  なに、まだ35歳じゃないか。ねやの上に 雀の声ゾすだくなる...というではないか。コオロギだって"鳴きすだく"(俺はここにおるでェ、そこのおねぇちゃん、こっちを見てぇな...)とばかり鳴きすだくのです。かといって社の近くの地下鉄をおりて階段あがったとこで鳴きすだくわけにもいかない。  だが、岩田は必死で鳴きすだく覚悟でした。甲子園最終戦。これを終えると阪神は残り1試合、ナゴヤドームの中日戦(13日)だ。  それだけに口を真一文字にして...岩田は無言でマウンドをつとめた。気持ちは痛いほど分かる。なにしろ貧打線。阪神の投手陣は村山、小山、バッキー、江夏、江本、小林繁...という時代から鳴きすだきたいのをグッと我慢をしてきた。  それにこの日は秋雨が心を濡らした。練習は室内となり、ラストゲームなのに...阪神ファンのハートも濡らしたのだろうか...客席も寂しい。  「当たり前やけど、勝負事はやはり勝たんとあかんなぁ。雨がこっちのフトコロにしみこんできよるヮ...」いつも強気な編集委員上田雅昭の声も静かだ。  実は阪神のスタメンは投手の岩田だけが30代であとは野手全員が20代なのである。けが人が多いからか。違う。じゃこれしかいないのか。違う。アテにしてたヤツが...違う。じゃあ何が原因でこんな"鳴尾浜"みたいなことになっちまったのか? 書きたいことはいっぱいあります。でも...すべて結果論です。ただ、3年前のちょうど今頃、和田阪神がクライマックスシリーズにかろうじて残ったのに、阪神は思い切って金本知憲監督にチームの再建を期待したんです。いわば虎はルビコンを渡ったハズです。それが最下位...。  つまり...星野革命の再現を期待したのに...。だけどエンドマークはまだでていないのです。我々は金本という"へこたれない男"の執念に期待している。  実は、この秋雨のなかでイヤな予感がした。それは1955年のこの10月10日、阪神巨人「伝統の一戦」の最終戦は、雨もよいのダブルヘッダーで行われた。  (1)●0-5  (2)○3-2  1勝1敗でした。問題はその時の公式発表の観客数です。第1試合=200人。第2試合=200人...印刷ミスではありません。つまり天下のTG戦が2試合とも「200人」だった!  監督藤村富美男、相手の巨人は水原監督で、1位と3位の対決なのにです。200人ですよ...その時に比べればガラガラといってもそんなにみじめさは現在は感じられないが...ファンの皆さんが"鳴きすだく"という状態にはほど遠かったのが悔しいと思いませんか。  試合前に長友孝輔記者が電話をくれた。「記者席はものすごい"ススキ野"になってしまってます」とのこと。聞くと彼は風邪薬と、高級ティッシュと辛口チョコレートを買い込んで、それをバッグにつめこみ記者席に置いて室内練習場に走った。急いでいたので、どうやらバッグの口を閉め忘れたらしい。それを記者席の周辺を縄張りにするカラス軍団がまってましたと...さすがに風邪薬と辛口のチョコにはつついたあとだけ。ティッシュは次々とつまみだして...よほどきれい好きのカラスだったらしい。  おかげで記者席サンスポエリアはちょっとした"ススキ野"状態...トホホな光景だ。  「せめて今日はスカッと勝って...気分だけでも甲子園を締めくくりたいです」と長友。岩田、能見と藤川がさすがの味をみせ、ドリスが締め...2-1とほろ苦い勝利でした。  そして最後の金本監督の挨拶は...もっとほろ苦いものでした。

◆陽川が七回一死二塁で勝ち越しの適時二塁打を放った。カウント1-1から3球目、115キロカーブにうまく合わせて中越えへ。「大山がつないでくれたので、つなぐ意識でいったことがいい結果につながったと思います」。3打数3安打で今季4度目の猛打賞。「ことし最後の甲子園で何とか勝って終わりたかった。勝てて終われてよかったです」とうなずいた。 七回一死から右翼線二塁打を放ち、陽川の決勝打を呼んだ阪神・大山 「まだ試合があるので頑張ります」

◆追いついた直後の七回に登板した39歳の能見は下位打線を三者凡退に。4勝目を挙げたが「結果として6位なので...」と悔しさをにじませた。今季は6月に中継ぎに配置転換されてから40試合に登板。防御率0・90と抜群の安定感でブルペンを支えてきたが、「悔いが残る? それしかないです」と厳しい表情を崩さなかった。

◆DeNAは10日、阪神との最終戦(甲子園)に1-2で敗れ、67勝74敗2分けの4位でレギュラーシーズンを終えた。  今季で1年契約満了となるアレックス・ラミレス監督(44)は3年連続のクライマックスシリーズ(CS)出場を逃したが、試合後に南場智子オーナー(56)からの続投要請を受諾し、1年の契約延長が決定。就任4年目となる来季の優勝を誓った。  「来年も機会をいただけたことに感謝しています。南場オーナーは私が優勝に導くと信じてくれている。がっかりさせることなく優勝に導きたい」  ラミレス監督は4位に終わった結果を受け止め、真剣な表情で語った。開幕前は優勝候補の一角にも挙げられたが、けが人や主力の不振もあり、成績を伸ばせなかった。「監督としてチームを一つにすることができなかった。コーチ陣としっかりコミュニケーションをとっていくことが大事」。指揮官は反省し、来季を見据えた。  「(就任1年目から)3位、3位ときての4位は、大きくジャンプする前のしゃがんでいる状態にしたいですね」。南場オーナーは、苦しい中でも学びながら戦い方を柔軟に変化させたラミレス監督の姿勢を評価した。  組閣も着々と進んでおり、1軍投手コーチにはOBの三浦大輔氏(44)を招へい。巨人2軍打撃コーチを退任した田代富雄氏(64)にも打撃部門のポストを用意。光山英和バッテリーコーチ(52)は今季限りで退任する。DeNAが来季に向けて動き出した。 (湯浅大) 今季限りの退任が決まっているDeNA・高田繁ゼネラルマネジャー 「何もいうことはないよ」 DeNA・岡村信悟球団社長 「結果として目標に届かず、悔しいシーズンとなってしまいました。足りなかったところをしっかり見つめ直し、一回り大きくなった姿で来年の開幕を迎えたい」

◆甲子園に充満し続けたモヤモヤを、最後に光り輝く弾道で払った。久しぶりに両手に残った感触をかみしめながら、中谷がダイヤモンドを一周。秋雨のなか、声をからした虎党の夢と希望も乗せたアーチとなった。  「速い真っすぐに振り負けないように、積極的に振っていこうと思っていました。しっかりと自分のスイングができました」  拙攻を繰り返し、淡々と迎えた0-1の六回だった。一死走者無しで好投・岩田の代打で登場。代わったばかりの三嶋の甘く入った149キロ直球を思い切り振り抜き、一瞬で左翼スタンドに運び去った。  9月22日の広島戦(マツダ)以来、出場11試合ぶりに放った5号同点ソロは、チームにとって同27日のDeNA戦(甲子園)での大山のランニング本塁打以来、実に12試合ぶりの一発。甲子園でのフェンスオーバーは同12日の中日戦での大山以来、1カ月ぶりだ。  先発野手は全員20代の打線。金本監督は「中谷が同点ホームラン。(八回は)大山、陽川で追い越したんでね。こういうのを1年間、甲子園でやってくれたら良かったんですが」と目を細めた。  昨季は阪神生え抜きの右打者としては2006年の浜中治(現打撃コーチ)以来となる20発を放ち、飛躍を期待された今季だが...。まさかの5発。大山も11本、陽川も6本と、若虎3人で計22本は寂しい。  だからこそ、この日、全得点にからむ意地をみせた若虎トリオへ、指揮官は「他球団は甲子園でもボコボコ、ホームランを打っていた。そこらへん差はあったのかな」とゲキを飛ばした。  中谷にとって、苦しみ抜いた今シーズン。それでも、腐ることはなかった。必死に前を向き、家路につくのはチームでも常に最後のほう。そして最後の甲子園で、指揮官から明確な弱点と指摘され続けてきた「速い真っすぐ」を、ようやく完璧にとらえた。  来年1月で26歳。もう"若手"ではない。大山、陽川らと計算できる中心選手として殻を破らなければ、虎の最下位からの上昇はない。まずはラスト1試合。13日の中日戦(ナゴヤドーム)。「がんばるだけです」。来季への光...だけでは終わらせない。努力を重ねても結果が出なかった悔しさは、必ず2019年への糧にする。 (新里公章)

◆虎の意地を示すのように、わずか11球でピシャリと抑えた。1点を勝ち越した直後の八回のマウンドを託された藤川は、1番からの好打順を3者三振。それでも...。クラブハウスへ向かいながら、思いを吐露した。  「(ファンに)申し訳ない。恥ずかしい結果。考えられない」  自身の3年目の2001年以来の最下位-。1軍で活躍するようになってからは、初めての屈辱だ。しかも、本拠地甲子園で借金「18」...。どれだけ投げて抑えても、チームが勝たなければ意味がない。険しい表情で振り返る背中に、悔しさがにじんだ。  文字通りの快投で、虎党に今季最後の甲子園白星を運んだ。小雨が降り続く中で、先頭の柴田を高め149キロ直球で空振り三振に。大和はボール気味の外角122キロカーブで空を切らせ、3球三振。最後は佐野を外角134キロフォークで仕留めた。ボールを前に飛ばされるどころか、バットにかすらせもしない。1点差ということを忘れさせる圧巻の投球だった。  「来年に向けてやっていくだけです。まずは自分のスキルアップを」  来季39歳。今季は巨人・杉内ら松坂世代の仲間が次々とユニホームを脱いだ。しかし、藤川球児は2019年も、力強いボールで虎投を支える。最下位の現実を受け止めて、前を見すえた。強い虎を、取り戻す-。 (箭内桃子) ★今季引退した"松坂世代"  杉内俊哉(巨人)、小谷野栄一(オリックス)、G後藤武敏(DeNA)、矢野謙次(日本ハム)、村田修一(BCL栃木)

◆苦悶のスピーチ-。阪神はDeNAに2-1で勝利し、今季の甲子園最終戦を白星で締めくくった。しかし甲子園で借金18、17年ぶりの最下位という屈辱の結果に、金本知憲監督(50)は試合後のセレモニーで「私の力足らず」とファンに謝罪。来季は、今季から結んだ3年契約の2年目で続投は既定路線だが、自身のことについては語らなかった。  甲子園では寂しい2万5930人の中心で、頭を下げた。2-1で勝利したものの、試合後の本拠地最終戦セレモニーでは、声援と怒号が交錯した。142試合目。金本監督がざんげした。  「選手たちは開幕から体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのためこういう結果に終わってしまい、心より謝罪とお詫びを申し上げたいと思います」  一直線に並んだ首脳陣、選手たち。そこから一歩歩み出て、マイクの脇に体をズラして頭を垂れると、さらに続けた。  「この悔しさを選手たちは真摯に受け止め、来年必ずたくましく帰ってくれるものと信じております。本当に心よりお詫び申し上げます。そして、1年間本当にありがとうございました」  「力足らず」。そして「謝罪」、「お詫び」、「本当に」、「心より」という言葉が繰り返し口をついた。就任3年目。17年ぶりの最下位に沈んだ。開幕前に「これまでのチームでは一番強い」と言い切りながら、虎党を裏切った。正面、一塁側、右翼スタンドと、何度も頭を下げた。  今季から新たに3年契約を結んだ。来季は2年目。Bクラスが決まった4日、指揮官は「すべて立て直していかないと」と続投意欲を語り、最下位転落が確定した8日のヤクルト戦(神宮)後には谷本副社長兼球団本部長が「それ(続投)は変わりません」と明言。続投は既定路線だ。しかしとことん苦しみ、悩み抜いた今季。この日のスピーチでは「選手たちは-」と話したのみで、金本監督の口からは最後まで、自身についての言葉は出なかった。  セレモニー後のベンチ裏。報道陣への取材対応でも「何ていうか、ホントに申し訳ない。ファンをガッカリさせてしまって。最後ホントわずか、勝ったんで、良かったです」とわび続けた。中谷が0-1の六回に同点の5号ソロ、七回には陽川が決勝の適時二塁打。待望し続けた若い力で2-1と勝ちきったが、それでも甲子園では今季21勝39敗2分け。球団ワーストの借金18を抱えた。  年俸3億4000万円のロサリオがわずか8発に終わった大誤算はあったが、故障者も続出。頼みの福留、糸井、鳥谷、そして能見、藤川らも歳を重ねていくなか、育成が課題だ。簡単ではないことは、金本監督がもっとも痛感している。  「自前で作っていく、選手ひとり育てるのがこれだけ大変なものか。投手にしても、まだまだ潜在能力はある。それが伸びてこない、伸び悩んでいる、これも我々の責任であると思っている」  責任を重く受け止めた。悔しさにまみれ、謝罪に終わった今季。苦悶だけが、残った。 ★トップ2人無言  バックネット裏で甲子園最終戦を見届けた阪神・坂井オーナーは、試合終了とともにすぐに席を立った。立ち止まることも報道陣にコメントを残すこともなく、金本監督がグラウンド上でファンに謝罪している時には帰路の車中だった。揚塩球団社長も球団事務所から出る際、報道陣の問いかけに答えずにタクシーに乗り込み、会釈だけして走り去った。トップ2人が何のコメントを発しない本拠地最終戦になってしまった。 ★金本阪神、過去2年のホーム最終戦  ◆2016年10月1日、巨人戦(○6-0) 1年目の阪神監督としては2002年星野監督、04年岡田監督以来のスピーチ。4万2084人の前で「わたくしの監督としての力が足りず、チームの低迷を招いてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。この秋から若手、中堅をさらに鍛え上げて、来年は巻き返す年、見返す年にしたいと思います」と誓った  ◆17年10月10日、中日戦(○6-1) 貯金17の2位でCSへ。3万5748人の前で安藤、新井の引退セレモニーが行われたため、金本監督のスピーチはなし。報道陣の取材に「優勝を目指してやってきたわけですから、そこに悔しさがあります。(ただ)選手たちはよくやったと思う」と話した

◆甲子園最終戦は白星で終えた。ただ甲子園での借金は18。この数字がそのまま、現時点のチームの借金(61勝79敗2分)となっている。ホームで勝てなかった事実は重く受け止めてほしい。  なぜ、こんな結果になったのか? 私は広い甲子園で勝つチームができなかったことに尽きると思っている。東京ドーム、ハマスタ、神宮などを本拠地にするなら、空中戦をするチームを作ればいい。でも、甲子園で勝つには、やはりセンターラインを強化し、投手を中心に失点を最小限に抑え、守り勝つ野球をしなければいけない。そういう形ができなかった。  投手でいえば、いつまでもメッセンジャーに頼っていてはダメ。幸い藤浪が最後の最後に、力を抜いてストライクを取るコツをつかんだ。これを忘れなければ、来季は守りの中心になって頑張れるだろう。  私は選手でも、コーチでも、フロントの一員でも最下位を経験した。ガラガラで閑古鳥が鳴く球場を知っている。それと比べればこの日の観衆は2万5930人。消化試合でもこれだけのファンが来てくれたことを忘れてはいけない。来季はぜひ「内弁慶」のチームになってほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
82592 0.582
(-)
優勝
(-)
0721
(-)
651
(-)
175
(-)
95
(-)
0.262
(-)
4.12
(-)
2
(-)
ヤクルト
75662 0.532
(-)
7
(-)
0658
(-)
665
(-)
135
(-)
68
(-)
0.266
(-)
4.13
(-)
3
(-)
巨人
67715 0.486
(-)
13.5
(-)
0625
(-)
575
(-)
152
(-)
61
(-)
0.257
(-)
3.79
(-)
4
(-)
DeNA
67742 0.475
(↓0.004)
15
(↓0.5)
0572
(+1)
642
(+2)
181
(-)
71
(-)
0.25
(-)
4.18
(↑0.02)
5
(-)
中日
63772 0.45
(-)
18.5
(-)
1596
(-)
651
(-)
97
(-)
60
(-)
0.265
(-)
4.38
(-)
6
(-)
阪神
61792 0.436
(↑0.004)
20.5
(↑0.5)
1574
(+2)
626
(+1)
85
(+1)
75
(-)
0.253
(-)
4.06
(↑0.02)