1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 18 | 1 | 0 |
ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:山岡 泰輔(7勝12敗0S) 敗戦投手:石川 歩(9勝7敗0S) 本塁打 |
◆オリックスは初回、大城と安達の連続適時打などで一挙4点を先制する。その後6-1で迎えた7回表には、1死二塁から若月が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・山岡が8回1失点の好投で今季7勝目。敗れたロッテは、先発・石川が試合をつくれなかった。
◆ロッテが92年の千葉移転後初めて本拠地10連敗を喫した。 オリックス山岡を打ちあぐね、得点は2回の井上晴哉内野手の中越え22号ソロ1本のみ。2回表終了後に49分間の中断を挟むなど、序盤は降りしきる雨で足元が悪く、先発した石川歩投手は初回に打者一巡の6安打で4点を失った。 井口資仁監督は「本拠地で全然勝ててない。(打線の)つながりもないですし...。(山岡の)緩急にやられたというよりは真っすぐを打ち損じた。そんなにビシビシきているわけではないのに打てない。それが今年ずっと課題」と振り返った。 これで今季のオリックス戦25試合を消化。10勝14敗1分けで負け越した。
◆オリックス若月健矢捕手(22)が自身初の1試合5安打をマークした。初回に二塁内野安打を放つと、5回、7回とタイムリーを放つなど5打数5安打。9番打者に引っ張られ、チームも先発全員安打の今季最多18安打だ。 若月は「若月が打ってるんだからと、そんな風に影響を与えられたなら良かった。(5安打は)小学校以来。今日は(降雨で)ゴロだと抜けやすいと思った」と笑顔。今季限りで退任する福良監督は「こっちがビックリしますよ。すごいやないですか。成長してますね」と目を細めていた。
◆ロッテが92年の千葉移転後初めて本拠地10連敗を喫した。 オリックス山岡を打ちあぐね、得点は井上のソロのみ。2回表終了後に49分間の中断を挟むなど雨で足元が悪く、先発石川は初回から打者一巡の4失点。リレーした4投手で18安打を浴びた。井口監督は「ファンも雨の中、見に来てくれているのに全然勝てていない。ビシビシきているわけではないのに真っすぐを打ち損じた。それが今年ずっと課題」と振り返った。
◆雨ニモマケズ...。オリックス山岡が49分間の中断を乗り越えて7勝目を挙げた。 2回表終了後に雨脚が強まり水入り。再開直後に井上に中越えソロを許したが、その後はゼロ行進で8回を6安打1失点に抑えた。これでプロ入りから2年連続で規定投球回に到達。今季最多130球を投げた山岡は「大量点を取ってくれたので気持ちを切らさずにいきました」と打線に感謝した。 今季は春先から苦しみ5月5日ソフトバンク戦から8連敗。3カ月以上も白星から遠ざかった。8月からは中継ぎを経験。山岡は「そんなに結果を残せなかったけど、後半はいろいろと経験させてもらった」と試練の2年目を振り返った。今季限りで退任する福良監督は「ずっと言ってるように勝てる投手。ボールはいいものを持っている」と期待。シーズン終了まであと1試合先発する可能性もある。
◆ロッテの石川は6回6失点と崩れ、7敗目を喫した。立ち上がりに苦しみ、一回から打者一巡の猛攻で4失点。「これだけ打たれてリズムを悪くさせてしまい、申し訳ない」とうなだれた。 9勝目を挙げた6月26日を最後に白星がなく、2016年以来の2桁勝利が遠い。井口監督は「石川らしくない。投げっぷりも良くないし、真っすぐが走っていない」と苦言を呈した。 井口監督(打線に) 「真っすぐを打ち損じている。それが1年間課題」 井上(二回に22号ソロ本塁打) 「守備で足を引っ張ってしまったので、打撃だけでも何とかしなきゃと」
◆オリックスの山岡が強い雨の降る悪条件の中、力のある直球を中心に要所を締め、8回1失点と好投した。7勝目に「この雨の中での登板もいい経験だと思うし、何とか長いイニングを投げることができて良かった」と充実感を漂わせた。 降雨で49分間の中断があり、再開した直後の二回裏、先頭の井上に直球を中越えに運ばれたが、失点はこの1点のみ。新人だった昨季から2年連続で規定投球回に到達し「一つの目標でもあったので、達成できて良かった」とかみしめた。 福良監督(山岡に) 「きょうくらいの投球をしてくれたらいい。いいものを持ってますから」 ロメロ(一回に先制打) 「何とかヒットゾーンに運ぶことができた」 大城(一回に2点適時打) 「雨も降っているし、先に点が取れるときに何とか取りたいと思っていた」 中島(二回に適時打) 「みんなが打ってたので自分も早く打ちたいと思っていた」
◆22歳の成長株、若月が5安打2打点と躍動した。「9番・捕手」で、今季最多の18安打で快勝したチームの原動力となり「(5安打は)小学校以来。ほかの選手に『若月が打ってるんだから』と影響を与えられるようになりたい」と力強く話した。今季限りで退任する福良監督が、つきっきりで打撃を指導してきた「教え子」の一人だ。来季につながる若い力の活躍に、福良監督は「こっちがびっくり。成長していますよね」とうれしそうに目を細めた。 8回1失点で、新人年度から2年連続で規定投球回に到達し、7勝目を挙げたオリックス・山岡 「(規定投球回到達は)一つの目標でもあったので、達成できて良かった」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 |
84 | 51 | 2 | 0.622 (↓0.005) | M1 (-) |
6 | 770 (+1) | 632 (+3) | 191 (-) | 127 (-) |
0.273 (↓0.001) | 4.27 (↑0.01) |
2 (-) |
ソフトバンク |
76 | 57 | 1 | 0.571 (↑0.003) | 7 (↑1) |
9 | 640 (+3) | 547 (+1) | 191 (+2) | 78 (-) |
0.268 (↓0.001) | 3.93 (↑0.02) |
3 (-) |
日本ハム |
70 | 63 | 3 | 0.526 (↓0.004) | 13 (-) |
7 | 565 (+1) | 562 (+2) | 137 (-) | 87 (+1) |
0.251 (-) | 3.81 (↑0.02) |
4 (-) |
ORIX |
62 | 72 | 5 | 0.463 (↑0.004) | 21.5 (↑1) |
4 | 522 (+7) | 554 (+1) | 100 (-) | 94 (+1) |
0.244 (↑0.002) | 3.72 (↑0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
56 | 72 | 3 | 0.438 (↓0.003) | 24.5 (-) |
12 | 496 (+1) | 569 (+7) | 68 (+1) | 117 (-) |
0.25 (-) | 4.01 (↓0.02) |
6 (-) |
楽天 |
56 | 78 | 3 | 0.418 (↑0.004) | 27.5 (↑1) |
6 | 500 (+2) | 565 (+1) | 126 (-) | 62 (-) |
0.241 (-) | 3.83 (↑0.03) |
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