ロッテ(★1対7☆)オリックス =リーグ戦25回戦・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
41001010071810
ロッテ
0100000001701
勝利投手:山岡 泰輔(7勝12敗0S)
敗戦投手:石川 歩(9勝7敗0S)

本塁打
【ロッテ】井上 晴哉(22号・2回裏ソロ)

  DAZN
◆オリックスは初回、大城と安達の連続適時打などで一挙4点を先制する。その後6-1で迎えた7回表には、1死二塁から若月が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・山岡が8回1失点の好投で今季7勝目。敗れたロッテは、先発・石川が試合をつくれなかった。

◆ロッテが92年の千葉移転後初めて本拠地10連敗を喫した。 オリックス山岡を打ちあぐね、得点は2回の井上晴哉内野手の中越え22号ソロ1本のみ。2回表終了後に49分間の中断を挟むなど、序盤は降りしきる雨で足元が悪く、先発した石川歩投手は初回に打者一巡の6安打で4点を失った。 井口資仁監督は「本拠地で全然勝ててない。(打線の)つながりもないですし...。(山岡の)緩急にやられたというよりは真っすぐを打ち損じた。そんなにビシビシきているわけではないのに打てない。それが今年ずっと課題」と振り返った。 これで今季のオリックス戦25試合を消化。10勝14敗1分けで負け越した。

◆オリックス若月健矢捕手(22)が自身初の1試合5安打をマークした。初回に二塁内野安打を放つと、5回、7回とタイムリーを放つなど5打数5安打。9番打者に引っ張られ、チームも先発全員安打の今季最多18安打だ。 若月は「若月が打ってるんだからと、そんな風に影響を与えられたなら良かった。(5安打は)小学校以来。今日は(降雨で)ゴロだと抜けやすいと思った」と笑顔。今季限りで退任する福良監督は「こっちがビックリしますよ。すごいやないですか。成長してますね」と目を細めていた。

◆ロッテが92年の千葉移転後初めて本拠地10連敗を喫した。 オリックス山岡を打ちあぐね、得点は井上のソロのみ。2回表終了後に49分間の中断を挟むなど雨で足元が悪く、先発石川は初回から打者一巡の4失点。リレーした4投手で18安打を浴びた。井口監督は「ファンも雨の中、見に来てくれているのに全然勝てていない。ビシビシきているわけではないのに真っすぐを打ち損じた。それが今年ずっと課題」と振り返った。

◆雨ニモマケズ...。オリックス山岡が49分間の中断を乗り越えて7勝目を挙げた。 2回表終了後に雨脚が強まり水入り。再開直後に井上に中越えソロを許したが、その後はゼロ行進で8回を6安打1失点に抑えた。これでプロ入りから2年連続で規定投球回に到達。今季最多130球を投げた山岡は「大量点を取ってくれたので気持ちを切らさずにいきました」と打線に感謝した。 今季は春先から苦しみ5月5日ソフトバンク戦から8連敗。3カ月以上も白星から遠ざかった。8月からは中継ぎを経験。山岡は「そんなに結果を残せなかったけど、後半はいろいろと経験させてもらった」と試練の2年目を振り返った。今季限りで退任する福良監督は「ずっと言ってるように勝てる投手。ボールはいいものを持っている」と期待。シーズン終了まであと1試合先発する可能性もある。

◆ロッテの石川は6回6失点と崩れ、7敗目を喫した。立ち上がりに苦しみ、一回から打者一巡の猛攻で4失点。「これだけ打たれてリズムを悪くさせてしまい、申し訳ない」とうなだれた。  9勝目を挙げた6月26日を最後に白星がなく、2016年以来の2桁勝利が遠い。井口監督は「石川らしくない。投げっぷりも良くないし、真っすぐが走っていない」と苦言を呈した。 井口監督(打線に) 「真っすぐを打ち損じている。それが1年間課題」 井上(二回に22号ソロ本塁打) 「守備で足を引っ張ってしまったので、打撃だけでも何とかしなきゃと」

◆オリックスの山岡が強い雨の降る悪条件の中、力のある直球を中心に要所を締め、8回1失点と好投した。7勝目に「この雨の中での登板もいい経験だと思うし、何とか長いイニングを投げることができて良かった」と充実感を漂わせた。  降雨で49分間の中断があり、再開した直後の二回裏、先頭の井上に直球を中越えに運ばれたが、失点はこの1点のみ。新人だった昨季から2年連続で規定投球回に到達し「一つの目標でもあったので、達成できて良かった」とかみしめた。 福良監督(山岡に) 「きょうくらいの投球をしてくれたらいい。いいものを持ってますから」 ロメロ(一回に先制打) 「何とかヒットゾーンに運ぶことができた」 大城(一回に2点適時打) 「雨も降っているし、先に点が取れるときに何とか取りたいと思っていた」 中島(二回に適時打) 「みんなが打ってたので自分も早く打ちたいと思っていた」

◆22歳の成長株、若月が5安打2打点と躍動した。「9番・捕手」で、今季最多の18安打で快勝したチームの原動力となり「(5安打は)小学校以来。ほかの選手に『若月が打ってるんだから』と影響を与えられるようになりたい」と力強く話した。今季限りで退任する福良監督が、つきっきりで打撃を指導してきた「教え子」の一人だ。来季につながる若い力の活躍に、福良監督は「こっちがびっくり。成長していますよね」とうれしそうに目を細めた。 8回1失点で、新人年度から2年連続で規定投球回に到達し、7勝目を挙げたオリックス・山岡 「(規定投球回到達は)一つの目標でもあったので、達成できて良かった」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
84512 0.622
(↓0.005)
M1
(-)
6770
(+1)
632
(+3)
191
(-)
127
(-)
0.273
(↓0.001)
4.27
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
76571 0.571
(↑0.003)
7
(↑1)
9640
(+3)
547
(+1)
191
(+2)
78
(-)
0.268
(↓0.001)
3.93
(↑0.02)
3
(-)
日本ハム
70633 0.526
(↓0.004)
13
(-)
7565
(+1)
562
(+2)
137
(-)
87
(+1)
0.251
(-)
3.81
(↑0.02)
4
(-)
ORIX
62725 0.463
(↑0.004)
21.5
(↑1)
4522
(+7)
554
(+1)
100
(-)
94
(+1)
0.244
(↑0.002
3.72
(↑0.02)
5
(-)
ロッテ
56723 0.438
(↓0.003)
24.5
(-)
12496
(+1)
569
(+7)
68
(+1)
117
(-)
0.25
(-)
4.01
(↓0.02)
6
(-)
楽天
56783 0.418
(↑0.004)
27.5
(↑1)
6500
(+2)
565
(+1)
126
(-)
62
(-)
0.241
(-)
3.83
(↑0.03)