阪神(★3対4☆)DeNA =リーグ戦22回戦・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
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勝利投手:今永 昇太(4勝10敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(2勝4敗35S))
敗戦投手:桑原 謙太朗(4勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(36号・3回表ソロ),ロペス(25号・3回表ソロ),ソト(37号・8回表ソロ)
【阪神】大山 悠輔(11号・5回裏2ラン)

  DAZN
◆DeNAは1点を追う7回表、1死一三塁の好機から乙坂の適時打で同点とする。続く8回には、ソトがソロを放ち、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・今永が今季4勝目。敗れた阪神は、5回に大山のランニングホームランで追いつくも、救援陣が振るわなかった。

◆阪神ランディ・メッセンジャー投手(37)は今季132三振を奪い、通算奪三振数は1403。 郭源治(中日)が持つ外国人投手最多の1415奪三振まで残り12と近づいている。今季6戦6勝と相性のいいDeNA戦で新記録なるか。

◆阪神が、大山悠輔内野手の珍ランニング本塁打で2点差を追いついた。 0-2の5回2死一塁、2番大山の中堅へ大きく上がった打球へ、中堅手の乙坂が飛び込んだ。直接捕球と勘違いした乙坂は、着地の衝撃でそのまま動けず。しかし審判はワンバウンド捕球と判定し、その間に一塁走者の糸原に加えて大山がホームイン。まさかの形でランニング本塁打となった。 DeNAラミレス監督はリクエストを要求したが、判定は変わらず。阪神ファンが大いに沸き返った。

◆阪神が、大山悠輔内野手の珍ランニング本塁打で2点差を追いついた。 0-2の5回2死一塁、2番大山の中堅へ大きく上がった打球へ、中堅手の乙坂が飛び込んだ。直接捕球と勘違いした乙坂は、着地の衝撃でそのまま動けず。しかし審判はワンバウンド捕球と判定し、その間に一塁走者の糸原に加えて大山がホームイン。まさかの形でランニング本塁打となった。大山は「抜けてくれと思いながら走っていました。(捕球したかどうか)僕の位置からは分かりませんでしたが、プレーが切れていなかったので、諦めずに全力でホームまで走りました。メッセンジャーが踏ん張ってくれていたので、追いつくことができて良かったです」とコメントした。 DeNAラミレス監督はリクエストを要求したが、判定は変わらず。阪神ファンが大いに沸き返った。

◆日米通算100勝にあと1勝としている阪神ランディ・メッセンジャー投手が、6回2失点で勝利投手の権利を持って降板した。 3回に2番ソトと3番ロペスに連弾を浴びたが、4回から3イニング連続3者凡退。6回2死から5番宮崎を二飛に打ち取ると、マウンドでグラブをたたいた。2-2で迎えた6回裏に、1死二塁から女房役の梅野の中前適時打で勝ち越した。 しかし7回に2番手能見篤史投手が追いつかれ、メッセンジャーの日米通算100勝はまたもお預けとなった。

◆日米通算100勝にあと1勝としている阪神ランディ・メッセンジャー投手が、6回2失点で降板した。 3回に2番ソトと3番ロペスに連弾を浴びたが、4回から3イニング連続3者凡退。6回2死から5番宮崎を二飛に打ち取ると、マウンドでグラブをたたいた。2-2で迎えた6回裏に、1死二塁から女房役の梅野の中前適時打で勝ち越した。 しかし7回表に2番手能見篤史投手が追いつかれ、メッセンジャーの日米通算100勝は次戦へ持ち越しとなった。 疲労蓄積を考慮して今季初めて登録抹消されたため、この日は9月11日中日戦以来の登板。メッセンジャーは「久々の登板で1、2回は慣れない感覚が体の中にありましたが、崩れずに試合を作ることはできました。全体的に自分のピッチングはできたので良かったよ」とコメントした。

◆DeNAは3回1死から2番ソトの36号ソロ、3番ロペスの2試合連発となる25号ソロと、2者連続本塁打で2点を先制した。 阪神は5回2死一塁、大山の打球を中堅手乙坂が返球できず、ランニング本塁打で同点に。DeNAは4回から6回まで3者凡退。 DeNAは7回に乙坂の適時打で同点、8回にソトの37号ソロで勝った。山崎が35セーブを挙げ、チームは単独3位。今永4勝目。阪神は連敗で桑原2敗目。

◆阪神は痛恨の逆転負けを喫し、3位DeNAとのゲーム差が3・5ゲーム、4位巨人とも3ゲーム差に広がった。 1点リードで迎えた7回に2番手能見が同点打を献上。8回には3番手桑原が2番ソトに右越え勝ち越しソロを浴びた。現時点で組まれている13連戦の初戦に敗れ、引き分けを挟んで甲子園5連敗。借金は今季ワーストの12まで膨らんだ。残り13試合となり、金本知憲監督は「また明日、全力で勝ちに行くだけです」と力を込めた。

◆阪神は救援陣がリードを守れなかった。先発のランディ・メッセンジャー投手(37)が、6回2失点と試合を作り3-2とリードしていた。 7回から2番手でマウンドに上がったのは能見篤史投手(39)。先頭の柴田に中前打で出塁を許すと、1死一、三塁から9番乙坂に右前適時打を浴び同点に。8回から登板した桑原謙太郎投手(32)は、先頭のソトにこの日2本目となる、ソロ本塁打を許した。これが決勝点となり、桑原はぼうぜんとマウンドに立ちつくした。阪神香田勲男投手コーチは「いつもと風が違う状況で、そういうのも分かっていたと思う。なんとかホームランだけは、という所なんですけど」と話した。 メッセンジャーは日米通算100勝に王手をかけてから足踏みが続いていたが、この日も次戦へお預けとなった。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(29)が、8度目のマルチ弾で勝利に導いた。 4回に36号先制弾を放つと、8回に37号勝ち越し弾。本塁打王争いでは、筒香と広島丸に1本差に迫る勢い。現実味を増してきた個人タイトルには「考えないようにしている。CSがかかる試合が続いている。チームのために活躍する準備はできている」と頼もしく言った。

◆クライマックスシリーズ進出へ、DeNAがついに単独3位に躍り出た。1点を追う7回、乙坂智外野手(24)が守備のミスを取り返す意地の適時打で同点とすると、8回にネフタリ・ソト内野手(29)がこの日2本目のアーチで決勝点をたたき出した。どちらも負けられない阪神との激闘を制し、今日28日、0・5差でCS圏内を争う4位巨人と大一番を迎える。 こみ上げる感情を押し殺した。乙坂は下を向かなかった。1点を追う7回1死一、三塁。右前へ抜ける同点適時打を放ち、一塁で拳を振り下ろした。 「ああいう形になってしまい、出してもらっている以上ベストなプレーをしようと思った。最初はショックだったが、みんなが声をかけてくれて次のプレーに集中できた」 5回の守備で大山の打球をダイビングキャッチをしたが、打球が地面についたとしてヒット判定。左手首をひねりながら、捕球の感触があったからそのまま倒れ込んだ。しかし、打者走者まで生還するランニング2ランで同点とされた。リプレー検証でも覆らなかった判断ミスを挽回した。 悲愴(ひそう)感を漂わせる乙坂を、ラミレス監督はあえて打席に送り、挽回のチャンスを与えた。「桑原に代えようと思ったが、考え直した」。ミスをしたら自分の力で取り返せ。見事にメッセージに応えたが、指揮官は「アンパイア全員が捕っていないというジェスチャーをしていた。それを見てプレーをしないといけない。あれは彼のミスだったと思う」。プロとして、指摘を忘れなかった。 変化を恐れない、甲子園仕様のラミ采配がはまった。打順を組み替え、甲子園で打率が高いソトとロペスを2、3番に置くと、3回にその2人が連弾。8回にはソトが8度目のマルチ弾となる37号勝ち越しソロを放った。8月31日の阪神戦(甲子園)も2人がアーチをかけたが、雨天ノーゲームで記録は消えていた。 まぼろし弾を取り返した2人と4番筒香の3人合計で100発に到達した。チーム175本は、広島を抜きリーグ1位となった。バズーカ打線が機能し、直近11戦で9勝。7月21日以来68日ぶりに、単独3位に浮上した。指揮官は言った。「選手が成熟していること、そしてチームが勢いに乗っていること、この2つが重なっている。いつも言っているが野球は勢い」。今日28日、0・5差で争う4位巨人と直接対決。この勢いはまだまだ止まらない。【栗田成芳】

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(29)が36、37号を放ち、今季8度目の1試合2本塁打。 ソトは5月6日巨人戦でデビューしたが、5月からの月別本塁打数は4本→3本→9本→11本→10本。8、9月は10本以上打ち、7月以降だけで30本と量産。2カ月連続の月間2桁本塁打は08年8、9月中村(西武)以来、10年ぶり。02年7~9月カブレラ(西武)が3カ月連続で10本以上打ったが、セ・リーグで2カ月連続は02年7、8月松井(巨人)以来7人、8度目のタイ記録。

◆頼れる男が帰ってきた。阪神ランディ・メッセンジャー投手(37)が11日以来の先発マウンドで好投。立ち上がりこそ「慣れない感覚、しっくりきてない部分もあった」と言うようにばらつきもあったが、3回以降は制球と緩急を取り戻した。6回2失点に「正直に戻れてうれしいよ。自分の投球が出来た。アドレナリンが出てきて楽しむことも出来たよ」と振り返った。 3回に「ソトには失投。中に入ってしまった。ロペスはいいところに投げて、前に泳がしたと思ったんだけど」と連弾を浴びるも、4回から6回は打者9人で料理。金本監督も「心配していたけどね。病み上がりにしては十分投げてくれましたね」と一安心。香田コーチも「状態としては非常にいいところで、戻ってきてくれた」と評価した。 リフレッシュ期間をへて、取り戻した。11日中日戦で危険球退場。翌12日に出場選手登録を抹消された。長年フル回転してきた代償ともいえる肩肘の蓄積疲労だった。「マウンドに立って投げることが仕事なんだ」と日頃から力を込める。投げない期間は退屈だった。23日に1軍練習に復帰してブルペンに入った際には、香田投手コーチに「いけます」と訴えた。復帰戦で安心を運んだ。 リードしたまま降板も、中継ぎ陣が追いつかれて白星はつかず。またも日米通算100勝がスルリと逃げた。「チームが負けたので悔しいよ」。エースはチームが勝つことだけを考えている。【池本泰尚】

◆虎は頼みのセットアッパー2人が失点し、痛恨の逆転負けでCS圏内が遠ざかった。阪神は今季初めて6番起用した梅野の適時打で1点を勝ち越した直後の7回、2番手能見が右前同点打を献上。8回には3番手桑原が先頭2番ソトに右翼ポール際まで勝ち越しソロを運ばれた。金本監督は「う~ん...疲れもたまってきているだろうし、あとひと踏ん張りしてほしいですね」と気遣うしかなかった。 2度もDeNA側から"アシスト"を受けていた。5回の大山同点2ランは、中堅乙坂が飛球をノーバウンドキャッチしたと決めつけた結果のランニング弾。7回は相手走者の暴走にも助けられ、同点で踏みとどまった。それでも長期連戦の初戦に勝てず、引き分けを挟んで甲子園5連敗。聖地では今季19勝35敗2分けとなり、借金は今季ワーストの12だ。残すは13試合。3位DeNAに3・5ゲーム差、4位巨人にも3ゲーム差。いよいよ崖っぷちとなり、指揮官は「また明日、全力で勝ちに行くだけです」と言葉を絞り出した。

◆阪神が痛い星を落とした。2点を追う5回、大山悠輔内野手(23)がラッキーな11号2点ランニング本塁打を放った。阪神勢の甲子園でのランニング本塁打は88年掛布雅之以来、実に30年ぶり。しかし救援陣が打たれて白星にはつながらなかった。3位DeNAとは3・5ゲーム差に開き、クライマックスシリーズ進出はさらに厳しい状況となってきた。 大山はかまわず走り続けた。2点を追う5回2死一塁。外角カーブをとらえた打球は左中間へ飛んだ。中堅乙坂が飛びつき、マウンドのウィーランドは味方の"ファインプレー"にガッツポーズした。しかし、走る大山は止まらない。ダイレクトキャッチと思い込んだ乙坂は捕球の際にひねった手首をかばう様子でしゃがみこんだ。判定はワンバウンド。気づいた時には遅かった。DeNAラミレス監督のリクエストによるリプレー検証でも、判定は変わらず。思わぬ形でのランニング本塁打で一気に同点に追いついた。 「抜けてくれと思いながら走っていました。僕の位置からは(捕球したかどうか)わかりませんでしたが、プレーが切れていなかったので、諦めずに全力でホームまで走りました」 この激走で、チームとしては19イニングぶりの得点を生み出した。甲子園では88年4月26日大洋戦で掛布が放って以来30年ぶりのランニング本塁打。3本塁打を含む6打数6安打7打点と爆発した16日DeNA戦では、阪神の日本人選手としては82年掛布以来の1イニング2本塁打を放った。同じ三塁を守る大山が、この日またミスタータイガースに1歩近づいた。 プロ初となる「2番」の打順がいきなりはまった。北條が14日ヤクルト戦(甲子園)の守備で左肩を亜脱臼し戦線離脱。その後は代役がはまらず、打線の並びを考えて、強打の大山が抜てきされた。「打順は関係ないので、その時その時でしっかりプレーをするだけです」。言葉の通り、この日は3打数2安打1四球。打率も2割7分4厘まで上昇させた。 9月はこれで3割9分5厘、9本塁打。さらに厳しくなった逆転CSへ、大山のバットにかかる期待はますます膨らむ。【古財稜明】 ▼阪神大山が5回にランニング本塁打。6月14日の西武戦で記録したヤクルト青木に次ぎ今季2本目。阪神選手では17年8月1日広島戦(マツダ)の上本以来。甲子園での阪神選手のランニング弾は、88年4月26日大洋戦での掛布以来30年ぶりだ。掛布は5点リードの7回、左中間へ飛球を打ち上げたが、捕球の際に中堅屋鋪と左翼パチョレックが激突して落球。2人が倒れ込んで動かない中、猛然とダイヤモンド1周した。

◆阪神の大山がランニング本塁打を放ち、チームに19イニングぶりの得点をもたらした。0-2の五回二死一塁から外角のカーブを中堅に打ち返した。センター乙坂が打球に飛び込んでグラブに収めたのはワンバウンドだったが、倒れ込んで返球しない間にダイヤモンドを駆け抜けた。  今季初めて2番で先発出場。思わぬ形での11号2ランに「僕からは(捕球したかどうか)分からなかったが、プレーが切れていなかったので、諦めず全力でホームまで走った」と振り返った。

◆DeNAは阪神に競り勝ち、3連勝とし、クライマックスシリーズ進出圏内の3位を守った。ネフタリ・ソト外野手(29)が八回の決勝弾を含む2本塁打を放つなどチームの勝利に貢献した。  阪神はメッセンジャー、DeNAはウィーランドが先発した。DeNAは三回、先頭のソトが左中間に36号ソロを放ち、先制。続くロペスにも25号ソロが飛び出し2-0とした。阪神は五回、二死一塁で大山がランニングホームランを放ち、2-2とした。  阪神は六回に一死二塁で梅野が中前適時打を放ち、勝ち越し。DeNAは七回、一死一、三塁で乙坂が右前適時打を放ち同点とした。八回には先頭のソトが37号ソロを放ち、勝ち越した。  DeNAはその裏をパットンが無失点でつなぎ、九回は山崎がリードを守った。

◆DeNAは阪神に競り勝ち、3連勝とし、クライマックスシリーズ進出圏内の3位を守った。ネフタリ・ソト外野手(29)が八回の決勝弾を含む2本塁打を放つなどチームの勝利に貢献。ヒーローインタビューでは笑みを浮かべた。  --試合を振り返って  「活躍できて、とてもうれしい。常にチームの勝利に貢献したいと思っている。きょうはそれが実行できてうれしい」  --1本目の本塁打について  「ストレートでインコースだった。しっかりと、捉えられてよかった」  --2本目について  「自分の得意のボールが来たら振ろうを思っていた。少し遅れ気味にバットが出たがライト方向に飛んで入ってくれてよかった」  --終盤まで好調を維持  「日本の野球は練習が多いが、それに順応できた。コーチがよく練習を見てくれている」  --今後の戦いへ  「一試合一試合しっかりと戦って、プレーオフに進みたい」

◆DeNAがソトの2発で競り勝った。今季6戦全敗だったメッセンジャーから三回に先制ソロ。同点の八回は桑原から右翼ポール際に流し打って37号とした。本塁打王争いトップの筒香らに1本差に迫ったが「タイトルは考えない。勝利に貢献することに集中している」と殊勝に話した。  4連勝の後に3連勝のチームは急浮上で単独3位に。だが、ラミレス監督は五回に大山のワンバウンドの打球を捕球したと勝手に判断してプレーを止め、ランニング本塁打にした乙坂を「彼のミス」。七回に暴走で本塁憤死した桑原を「3年間レギュラーの選手がやるべきではない」と断じ、かぶとの緒を締めた。 乙坂(五回にランニング本塁打を許した守備に) 「申し訳ない。自分は捕ったと思ったが、アンパイアのジャッジを聞いて判断するべきだった」 ウィーランド(約1カ月ぶり登板で六回途中3失点) 「自信を持って試合に入れた。今年は良くない投球が続いたが、納得のいく投球ができた」 ロペス(三回に25号ソロ) 「ストライクを待って、自分のスイングをすることだけを考えた」

◆な、なにしとるんや!?  CS出場を争う最後の正念場に最もやっちゃいけない『慌てるコ○キはもらいが少ない』の焦って焦って、目先の毒ダンゴに飛びついてどないすんねん!!  こっちがドンとかまえてりゃ、対戦成績は虎の15勝6敗のDeNAだけにカモがネギくわえて鍋しょって、おまけに横浜名物の「ありあけのハーバー」まで持ってきてくれるっちゅうのに...。ホラ、そのいい見本が0-2から大山の打球を乙坂がセンター前ランニング2ランにしてくれるんだから!  それを1点リードした六回二死一、二塁から目先の追加点に欲をかいてメッセンジャーに代打・鳥谷出しますかア!?(結果は二ゴロ)  メッセは三回に2アーチを許したものの、四、五、六回と調子を上げての9人斬りをしていたのだ! なのに、なのに、藤川もリタイアしてるこのときにメッセを交代させるかー!?  しかし、地元甲子園での負けは球団史上最多では? かつて高校野球で「甲子園は清原のためにあるのかー!」の名実況があったけど、このままなら「甲子園は阪神と水と油ー!」になるよ...。

◆物いへば 唇さむし 秋の風...という芭蕉の句がございます。  そもそも秋ともなりますと『黄熟(あかり)』ともうしまして、稲が黄金色になり、どこもかしこも真っ黄色になりまして...黄色といえばあなた、タイガースのイニシャルカラーでございますわな...(またテキトーなことを言うて、なんでも阪神にこじつけて...)と今、読者の皆様はチッと舌打ちをされたでしょ。  そして"そうはいくか"とおもったでしょ...困るなぁ。どうしてせっかくの季節なのに、なんでこうヒガミっぽくなるんでしょうかねぇ...それはきっと皆様が想像したあのチームのせいです。いいえ、黄色のチームじゃおへんえ。秋になりますと草木があかくなる...なんでもかんでも赤くしちゃった、あのチームのせいです。  そう、29日、サンスポ特別版『カープ3連覇』(税込み1000円)が発売されます。カープの激しさが招いた"夏の名残り"であります。  しかも、「泣きっ面にハチ」じゃないけど黄色側のどこへぶつけりゃいいのかわからない複雑な思いと入り交じるという次第であります。  「試合前の阪神の練習中ですが、なぜか超低空飛行の小型機が突如、現れまして。甲子園の上を阪神のベンチ付近に轟音をたてて...。左翼側から数回、飛来しまして、阪神ナインも一瞬、練習の手をとめたんです。おい、あれは誰だ? となりまして...」とはトラ番サブキャップ長友孝輔。  もちろん編集委員上田雅昭も思わず見上げた秋の空だ。「誰もが想像したのは...最近、宇宙旅行に行くと宣告したアノ人が、野球チームを持ちたいとかなんとかいうてはったから...『ま、阪神ならなんとか私の小遣いで買えるかもしれない...』とちょっとぶらりと立ち寄ったのかも知れんでぇ...あいにく隣にあの美人女優らしき人はみえんかったけど...」という。  もちろんジョークだが、最近の日本の上空は何が飛んでくるかわからない。こなくていいのに「非常に強い台風24号」なんてのが連戦続きであえぎまくっている阪神の試合をちょっと見ていこか...とどいつもこいつも"野次馬気分"でグイッとこっちにまがって駆けつけて来やがるんだ。  実はこの27日、試合前に『サンスポ激励シリーズ』の優秀選手表彰式がございまして、我が局長畑恵一郎が甲子園に現れたのです。エライのがくるとなぜか阪神は苦戦するというのは不思議なジンクスでございまして、トラ番たちは戦々恐々でした。しかし、そこは元赤ヘル番だった局長畑の勢いは余韻たっぷりで試合展開はDeNAとはなかなかし烈で...。  MBSラジオの実況は赤木誠アナウンサー(59)で、スポーツ実況部門で優秀なアナウンサーに贈られる「アノンシスト賞」(2005年)などに輝いた名語り部でした。その名調子を昨夜、ラジオでお聴きになった方も多いでしょう。「赤木さんは、間もなく定年を迎えられるので、本日でMBSでの実況は最後。さみしい。秋やのう」と編集委員上田がしんみりと電話をしてきたのです。ここにも秋...。  16日ぶりの先発だったメッセンジャーが、満を持しての先発。ソト&ロペスに連続アーチを浴びたが、耐えた。それを支えたのは「2番大山、6番梅野」という新オーダーだが、八回にソトがまたドカン! 言いたか無いがソトはこれで99試合で37発だ。さんまの煙にむせながら誰かとついつい比べてしまう季節です。  これではしばらく、酒はしずかに飲めまへんヮ。

◆DeNAは27日、阪神22回戦(甲子園)に4-3で勝ち、3連勝で7月20日以来の単独3位に浮上した。  勝利に笑みを浮かべたラミレス監督だが、試合後は勝ってかぶとの緒を締めた。大山のランニング本塁打を巡る乙坂の守備について「私も取ったと思ったけど審判のジェスチャーをしっかり見るべきだった。そこは彼のミス」。七回一死一、三塁から乙坂の右前打で一走・桑原が一気に本塁を狙って憤死したことにも「昨年までレギュラーだった選手がやるべきプレーではなかった」と厳しかった。

◆--2番・大山、6番・梅野が機能したが  金本監督「どうかなあ、そこはな。大山のアレ(ランニング本塁打)は、ちょっと微妙だけどね」  --六回は盗塁などで相手投手を揺さぶった  「そうですね、(1試合で盗塁)3つできて、まあよかったと思いますけど。どんどん行ってほしいです、積極的にね」  --1つ1つやっていくしか  「またあした、ハイ。全力で勝ちに行くだけです、ハイ」

◆同点の八回に登板した桑原は、痛恨の被弾だ。先頭のソトへの3球目、外角の真っすぐを強振され、打球は右翼ポール際へ着弾。これが決勝点となり、3月31日の巨人戦(東京ドーム)以来となる2敗目。試合後は「打たれたのがすべてです」と悔しさをにじませた。

◆プロ初の「6番」で出場した梅野が勝負強さを発揮した。「打順を上げてもらったことを意気に感じて捕手として大事なところで一本が出せるか出せないかは大きい」。同点の六回一死二塁でウィーランドの直球を中前へ運び、一時勝ち越しとなる適時打。四回の第2打席でも二死から左翼線二塁打を放っており、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。

◆最後まで、金本虎の前に甲子園が立ちはだかる。これで聖地5連敗だ。信頼しきって送り出したベテラン救援陣が打たれては、金本監督は誰も責められなかった。  「うーん、まあでも、疲れもたまって来ているだろうしね、あとひと踏ん張りですね、してほしいですね」  五回に2番で起用した大山の11号2ラン、ランニングホームランという幸運な形で追いついた。六回には6番・梅野が勝ち越しの中前打。ともにプロ初の打順を託した2人が活躍し、采配ズバリ。あとは勝ちきるだけで、広い甲子園は、逃げ切りには味方してくれるはず。甲子園で今季、六回終了時にリードしていれば17勝0敗1分けだったが...。  七回に2番手・能見が乙坂に同点打を浴びると、八回には桑原がソトに決勝弾を被弾。信じたくない、まさかの結末が待っていた。  本拠地の甲子園で19勝35敗2分け。5月29日の交流戦突入前までは12勝9敗と勝ち越していた。だがそこから、まさかの7勝26敗2分けだ。甲子園でのシーズン最多敗戦は「暗黒時代」と呼ばれた1995年の38敗(23勝)だが、その危険水域まであと「3」と迫ってしまった。甲子園でのワースト借金は球団初の最下位となった78年の17(19勝36敗3分け)までさかのぼるが、ここにもあと「1」。残りあと6試合だが、このまま連敗を伸ばし、借金ばかりを増やすようでは、Aクラスを狙うどころか、球団史も塗り替えてしまう  指揮官は「うん、またあした、ハイ。全力で勝ちに行くだけです、ハイ」と必死で前を向いた。現状13連戦が決定しており、14連戦にもなり得る、過酷な日程の始まりの日だった。落ち込んでいる時間はない。きょうからはナゴヤドームで中日3連戦。10月1日からは、また甲子園だ。勢いをつけて、戻ってくるしかない。 (長友孝輔)

◆記念の白星はまたもつかめなかったが、上々の復帰戦だ。肩や背中などのコンディション不良からカムバックしたメッセンジャーが、11日の中日戦(甲子園)以来、中15日の1軍登板で6回2失点と試合をつくった。  「クオリティスタート(6回3失点以内)は達成しましたし、満足はしていますが、負けたのが悔しいですね」  12日の抹消から、約2週間。その間、2軍での調整登板なしの"ぶっつけ本番"だったが、さすがだった。一回、2四球などから二死満塁のピンチをつくり、打席には試合前時点で対戦打率・667(3打数2安打)との佐野。カウント1-2と追い込むと、最後は145キロ直球で左飛に詰まらせた。  「正直戻れてうれしいですし、最初の1、2イニングはちょっとしっくりきていないところもあったんですけど、アドレナリンが出てきて、楽しむことができました」  反省は、ソトとロペスに浴びた2本のソロだ。三回一死から、ソトに143キロ直球を左中間席に放り込まれると、グラブを拳で叩いて悔しさをにじませた。「失投。高めに浮いて甘くいってしまった」。さらに続くロペスにも142キロ直球をバックスクリーン左に突き刺され、2点目。「いいところにいって前に泳がせながら打たせることができたんですけど、芯でうまく捉えられた」。  それでも、6回2失点で勝利投手の権利をもっての降板。救援陣が打たれ、8月10日のDeNA戦(横浜)以来の白星、そして日米通算100勝はおあずけになったが、確かな手応えを感じさせる内容だった。  帰ってきたエースに、金本監督も「心配していたけどね、まあ病み上がりにしてはね、もう十分投げてくれましたね」と賛辞。次戦に中5日で向かえば、シーズン終了までに最大であと2試合に投げられる計算だ。ここから再びフル回転でチームを勝利に導いていくつもり。虎投にとって、最後の大型連戦で希望の光を灯した。 (箭内桃子) メッセンジャーについて阪神・香田投手コーチ 「体の状態は、非常にいいというところで戻ってきてくれたんじゃないでしょうか」 1点リードの七回に乙坂に同点打を許した阪神・能見 「ランディ(メッセンジャー)に申し訳ない。結果がすべてです」

◆DeNAは27日、阪神22回戦(甲子園)に4-3で勝ち、3連勝で7月20日以来の単独3位に浮上した。五回に乙坂智外野手(24)のプレーで"不運な"ランニング本塁打を許して同点とされたが、乙坂の同点打、ネフタリ・ソト内野手(29)の今季8度目の1試合2本塁打などで逆転勝利。28日の4位・巨人との直接対決(東京ドーム)を前に、3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出へ、また前進した。  命運を分けるジャッジはDeNAに"凶"と出た。乙坂が両手を挙げて「何でだ」のポーズ。しかし、最近11試合で9勝2敗と勢いづくチームは力で全てを覆した。  「ロペスとソトが、ああいう形で打ってくれた。きょうはラインアップを変えたが、すぐに結果が出てうれしい」  采配がはまり、ラミレス監督は胸を張った。前日26日までは1-5番打者を固定して戦ってきたが、この日は3番だったソトを2番、5番だったロペスを3番に配置転換するなど「甲子園で一番機能する打順にした」と好調な中でも勝負手を打つ"ラミ流"を見せた。  すると両助っ人が期待に応えた。まず三回、今季6戦6敗と最悪の相性だった相手先発・メッセンジャーから2者連続弾を放った。  そんな幸先のいい展開で五回に"事件"は起きた。2-0の二死一塁。大山の左中間への強い打球に中堅・乙坂が体ごと突っ込み、スライディングキャッチを狙った。地面すれすれだったが、乙坂はノーバウンド捕球と確信。左手首をひねったこともあり、ホームに背を向けてうずくまった。  ところが、杉永三塁塁審はワンバウンドしたと判断し、セーフのジェスチャーをしていたのだ。気付いたときには、既に大山はホームへ。リクエストによるリプレー検証でも判定は覆らず、珍しい形で同点ランニング本塁打が記録された。  乙坂は「申し訳ない。自分は取ったと思ったけど、ジャッジを聞いて判断しないといけなかった」と猛省。それでも、七回に乙坂が自ら同点打を放ち、八回にソトが今月10本目で、リーグトップの筒香らに1本差と迫る37号ソロを右翼ポール際へ。"正真正銘の一発攻勢"で競り勝った。  4連勝後の3連勝で一気に単独3位に立ったチームは、28日にCS出場権を争う巨人と戦う。「CSが懸かっている試合が続いている。活躍できる準備をするだけ」とソト。"珍プレー"で勢いを失いかけたが、今のベイはこの程度では止まらない。次は眼下のライバルをたたく。 (湯浅大) 約1カ月ぶり登板で六回途中3失点のDeNA・ウィーランド 「自信を持って試合に入れた。今年は良くない投球が続いたが、納得のいく投球ができた」 三回に25号ソロのDeNA・ロペス 「ストライクを待って、自分のスイングをすることだけを考えました」 乙坂のプレーについてDeNA・上田外野守備走塁コーチ 「際どいプレーだから、審判員のジャッジを確認する必要があった」

◆瀕死の虎の頼みの綱だ。阪神は2年目の大山悠輔内野手(23)がプロ初の「2番・三塁」で出場。五回に自身初、甲子園での阪神選手では1988年の掛布雅之以来となるランニングホームランを放った。チームは3位DeNAに逆転負けを喫し、借金は今季ワースト12。ゲーム差は3・5とクライマックスシリーズ(CS)進出へ崖っぷちだが、貧打解消の最後の切り札が、「2番・大山」だ。  必死にダイヤモンドを駆け抜けた。ベースを蹴る度、甲子園のボルテージが上がっていく。0-2の五回、プロ初の2番に座った大山が同点のランニングホームラン。虎の意地。「攻撃的2番」が反発力を見せた。  「インプレーだと思ったので、走っただけです。追い込まれていたので、コンパクトに打ちました」  二死一塁からウィーランドのカーブをバットの先でセンターへ。これを中堅・乙坂がダイビングキャッチと思われたが...審判はフェアの判定。倒れ込んだ乙坂が返球しない間に全力疾走していた大山が一気に生還。ラミレス監督がリクエストも判定は覆らず、千金の11号2ランとなった。  「プレーが切れていなかったので、諦めずに全力でホームまで走りました」  自身初のランニングホームランは、阪神では昨年8月1日の広島戦(マツダ)での上本、甲子園では1988年4月26日の大洋戦での、掛布雅之(現オーナ付シニアエグゼクティブアドバイザー)以来だ。そして同年引退したミスタータイガースにとって、これが32歳、聖地最後のホームランだった。  どんなときでも諦めない-。それはルーキーのときから、当時の掛布2軍監督から叩き込まれてきた。昨年のソフトバンクとのウエスタン開幕戦(タマホーム筑後)。同点の九回二死一、二塁、デビュー戦の大山の三ゴロが失策を誘い、決勝打に。快音ではない。必死に食らいつき、必死に走る姿に2軍監督は「大いに期待できる」と目を細め、ここからの成長に太鼓判を押していた。  その全力な姿勢で、チームの苦境を救う切り札となる。「2番・大山」。金本監督も「(これまで2番が)森越だから、そこでどうしても(流れが)止まってしまうから」と説明した。  主に「2番・遊撃」を務めていた北條が左肩の亜脱臼で抹消となり、森越を2番に据えたが、打率・100。苦しい中で何とか得点を奪うため、9月絶好調の大山に白羽の矢が立った。  9月の打率・395、9本塁打、22打点。月間MVP候補にも挙げられる獅子奮迅の活躍だ。田淵幸一や真弓明信が記録した球団日本選手の月間最多本塁打「11」も射程圏。偉大な先輩に一歩近づく全力疾走だった。  「打順は関係ないので、そのときそのときにしっかりとプレーしていきたいです」  3位DeNAに「2番・ソト」の2発で逆転を許し、3・5ゲーム差。最後の大型連戦は悪夢のスタートとなったが、下を向いている暇はない。残り13試合。勝つしかない。甦れ、猛虎打線。「2番・大山」が起爆となる。 (竹村岳) ★掛布雅之のランニングホームラン  1988年4月26日の大洋戦(甲子園)。6-1の七回一死走者なしで、石川から放った打球は左中間に上がり、追った左翼手・パチョレックと中堅手・屋敷が激突する間にホームイン。3号ソロは、32歳で自身初のランニングホームランになった。同年67試合出場、打率・250、5本塁打、32打点で、9月に引退を表明。結果的にランニングホームランが甲子園での最後のホームランだった。同年チームは最下位(51勝77敗2分け)、監督は村山実。 ★攻撃的2番打者  古くは豊田泰光が1950年代の西鉄で攻撃的2番として活躍。ダイエー時代の山本和範もバントをしない2番打者として存在感を見せた。「最強2番」が有名になったのは、日本ハム時代の小笠原道大。近年ではメジャーリーグがヤンキースのジャッジやエンゼルスのトラウト、ナショナルズのハーパーら2番に強打者を置くケースが多く、2015年に優勝したヤクルトは2番・川端慎吾が首位打者を獲得。DeNAも今季、宮崎やソトを起用している。

◆調子の上がっている大山を2番に据えた「超攻撃的打線」は逆転CS進出に向けての最後の切り札だろう。好調・梅野も6番に上げた新オーダーには私も「正解」と納得した。実際に、新たな打順の2人は機能した。  ランニング本塁打を含む2安打の大山は「詰まってもOK」という意識でスイングしている。イチロー、内川に通じる感覚で、詰まらせようと投げる投手から見たら最も嫌なタイプ。ワンランク成長した感じがする。  大山が2番に入ることで、当然ながら送りバントはない。追い込まれても右打ちができる。この日は打線爆発とはいかなかったが、1番・糸原と福留、糸井の中軸をつなぐ打者が非力なタイプではないことで、一気に得点力アップは望める。  連戦では投手陣の頑張りは必要だが、やはりカギは打線。新打線の奮起に託すしかないだろう。  そんな中で3球三振や明らかなボール球を振る場面が目に付いた。アウトのなり方が悪いと、チームの勢いを削ぐ。粘って、つなぐ。その意識を徹底して欲しい。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
78562 0.582
(↓0.004)
優勝
(-)
7694
(+3)
624
(+9)
172
(-)
86
(+2)
0.265
(-)
4.15
(↓0.03)
2
(-)
ヤクルト
69642 0.519
(↑0.004)
8.5
(↑1)
8626
(+9)
640
(+3)
125
(+1)
66
(+1)
0.268
(↑0.001)
4.2
(↑0.01)
3
(-)
DeNA
64692 0.481
(↑0.004)
13.5
(↑1)
8547
(+4)
626
(+3)
175
(+3)
71
(-)
0.252
(-)
4.31
(↑0.01)
4
(1↓)
巨人
63695 0.477
(-)
14
(↑0.5)
6594
(-)
551
(-)
141
(-)
60
(-)
0.255
(-)
3.79
(-)
5
(-)
阪神
58702 0.453
(↓0.004)
17
(-)
13547
(+3)
574
(+4)
84
(+1)
70
(+3)
0.256
(-)
4.05
(-)
6
(-)
中日
61762 0.445
(-)
18.5
(↑0.5)
4586
(-)
643
(-)
95
(-)
59
(-)
0.265
(-)
4.42
(-)