ロッテ(★0対9☆)楽天 =リーグ戦22回戦・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
03200002291302
ロッテ
0000000000300
勝利投手:松井 裕樹(5勝7敗5S)
(セーブ:辛島 航(4勝9敗1S))
敗戦投手:有吉 優樹(6勝3敗0S)

本塁打
【楽天】内田 靖人(10号・2回表3ラン),ウィーラー(13号・3回表2ラン)

  DAZN
◆楽天は2回表、内田の3ランで先制する。その後は3回に、ウィーラーの2ランが飛び出すと、8回にはウィーラーと銀次の連続適時二塁打で2点を追加した。投げては、4年ぶりの先発登板となった松井が5回無失点で今季5勝目。敗れたロッテは、投打ともに振るわなかった。

◆楽天松井裕樹投手が、4年ぶりの先発マウンドに立った。 14年10月5日以来の先発は、5回83球を投げて3安打無失点。「今日は120%の力で投げないことを意識して投げました。ここ数年、試合の中でここまで投げることがなかったので勉強になりましたね。同期のウッチー(内田)が『2桁ホームランは今日にとっておいた』って言って本当に打ってくれて。あの3ランが大きかったしうれしかったですね。久々の先発はまずまずだったと思います」とコメントした。

◆楽天は2回に内田が10号先制3ラン。3回にもウィーラーが13号2ラン。4年ぶり先発の松井は3回まで無失点で5三振を奪った。 松井は5回83球を投げ、3安打無失点7三振、無四球で2番手辛島にマウンドを譲った。ロッテ打線は6回まで無得点。 松井は14年9月23日ソフトバンク戦以来の先発勝利で今季5勝目。ロッテは本拠地9連敗でCS進出の可能性が消滅した。ロッテ有吉は3敗目。

◆楽天松井裕樹投手が2014年以来の先発マウンドで今季5勝目を挙げた。先発での白星は2014年9月23日のソフトバンク戦以来1465日ぶりとなった。 5回83球を投げ、3安打無失点7三振、無四球で試合を作った。打線も2回に内田が10号先制3ラン。3回にもウィーラーが13号2ランを放ち援護した。 ヒーローインタビューの松井は「きれいなマウンドで投げるのは久しぶりだったので楽しもうと思って投げた。力みすぎず、リラックスして投げようと思った。点差を考えて投球できなかったのが次の課題だと思います」と球数やスタミナ面など修正点に挙げた。 さらに先制本塁打を放った内田の援護にも感謝した。 「試合前に打ってくれと頼んでいたのでウチ(内田)が打ってくれてうれしい」と声をはずませていた。

◆楽天松井が、1465日ぶりの先発勝利となる今季5勝目を飾った。14年10月5日の日本ハム戦以来となる4年ぶりの先発マウンド。今季途中まで、抑えとしてチームの守護神を任されてきた。「きれいなマウンドは久しぶり」。5回3安打7奪三振無失点の内容でチームの連敗を4で止め「力みすぎず、リラックスした状態で5回は投げたいと思っていた。緊張感あるマウンドだった」と、笑みを浮かべた。 先発勝利は14年9月23日ソフトバンク戦以来だ。13年ドラフト1位として入団後、先発を任され、2年目からは抑えに転向した。今季は節目の100セーブも達成したが、数字以上に苦しんだ1年でもあった。シーズン途中に抑えの座をハーマンに譲り「試合を締めるという重要なポジション。誰にも出来る場所ではない。ベンチからみんなが祝福に来てくれる。先発とは違う喜びがあった」と悔しさを募らせていた。 そんな中で平石監督代行からチャンスをもらい、結果を出した。同代行からは「バランス良く投げていた。本当に良かったと思う」と太鼓判を押された。松井は「まだ点差を考えた投球が出来ていない」と自らを律し、次週の先発登板へ向けて備えた。【栗田尚樹】

◆ロッテは楽天松井-辛島のリレーの前にわずか3安打で今季8度目の完封負け。CS進出の可能性が消滅し、92年千葉移転後ワーストタイのホーム9連敗となった。 「5番DH」で本拠地デビューしたドラフト1位安田も3打数無安打。左飛、三邪飛に抑えられた松井について「速かったです。ああいう真っすぐを打ち返せるようにしっかり練習したい」と振り返った。 井口監督のコメント(CSの可能性が消滅)「でも最後までやることはしっかりやって、1つでも上の順位を目指したい」

◆楽天の内田が5年目で初めて10号本塁打に到達した。0-0の二回、有吉の外寄りの速球を逆らわずに右中間へ運ぶ3ランを放った。  4年ぶりに先発登板した同期入団の松井を援護する一発だった。「しっかり打ち返すことができた。松井が先発しているので、一本打つことができて良かった」と笑みを広げた。

◆楽天が連敗を4で止めた。二回に内田の3ランで先制し、三回にはウィーラーの2ランでリードを広げた。松井が4年ぶりに先発して5回無失点で5勝目を挙げた。ロッテは投打ともに精彩を欠き、4位以下が決まった。

◆ロッテは今季8度目の零敗を喫して2年連続で4位以下が確定した。打線がわずか3安打に終わると、投手陣も軒並み崩れた。井口監督は「課題しかない。それでも一つでも上を目指して最後までやっていく」とまだ可能性の残る4位を見据えた。  これで本拠地では9連敗。「(敵地で)2連勝してきて、こっちでもと思ったが」と唇をかんだ。 安田(本拠地デビューし3打数無安打) 「一本出したかった。応援に応えられなかったので次こそは、という気持ち」 有吉(2本塁打を浴び6回5失点で黒星) 「本塁打は防ぎたかった。序盤だったしチームに申し訳ない」

◆新人だった2014年10月5日の日本ハム戦以来4年ぶりに先発した松井が、5回を3安打無失点で5勝目(7敗)を挙げた。83球を投げて7三振を奪い、通算101セーブを挙げている22歳左腕は「無四球が一番よかった。まだいけるという感じもありました」と笑顔。平石監督代行は「バランスよく投げていた。もう1度投げさせたい」と、次回も先発させる予定だ。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
83502 0.624
(↑0.003)
M3
(↑2)
8764
(+7)
626
(+5)
189
(+3)
127
(+1)
0.275
(-)
4.31
(-)
2
(-)
ソフトバンク
75561 0.573
(↓0.004)
7
(↓1)
11634
(+5)
541
(+7)
189
(+1)
78
(+1)
0.269
(-)
3.94
(↓0.03)
3
(-)
日本ハム
69623 0.527
(↑0.004)
13
(-)
9559
(+2)
557
(+1)
136
(-)
85
(+1)
0.251
(-)
3.84
(↑0.03)
4
(-)
ORIX
61725 0.459
(↓0.003)
22
(↓1)
5515
(+1)
553
(+2)
100
(+1)
93
(-)
0.242
(-)
3.74
(↑0.01)
5
(-)
ロッテ
56713 0.441
(↓0.003)
24
(↓1)
13495
(-)
562
(+9)
67
(-)
117
(+1)
0.25
(↓0.001)
3.99
(↓0.04)
6
(-)
楽天
55773 0.417
(↑0.005)
27.5
(-)
8495
(+9)
559
(-)
125
(+2)
62
(-)
0.242
(↑0.001
3.86
(↑0.02)