オリックス(★2対8☆)ロッテ =リーグ戦24回戦・大阪ドーム=
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ロッテ
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ORIX
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勝利投手:土肥 星也(2勝0敗0S)
敗戦投手:西 勇輝(9勝13敗0S)

本塁打
【ロッテ】平沢 大河(5号・6回表ソロ)
【オリックス】ロメロ(24号・8回裏ソロ)

  DAZN
◆ロッテは1点を追う6回表、平沢のソロ、安田と鈴木の連続適時打で3点を奪い逆転に成功する。8回には、田村の適時打などで3点を加えた。投げては、先発・土肥が5回1失点で今季2勝目。敗れたオリックスは、先発・西が要所で粘れず、打線も振るわなかった。

◆今季9勝を挙げているオリックス西が今日24日ロッテ戦に先発する。前回登板した16日の日本ハム戦では左脇腹を痛めて5回で降板も「次は大丈夫です」と大事には至らなかった。 すでにシーズンの規定投球回もクリア。自身2年ぶり5度目の2桁勝利も目前だ。チームのCS進出消滅がかかる重要な一戦で意地を見せる。

◆ロッテ平沢大河内野手が2試合連発となる同点5号を放った。5試合連続1番での起用に応えた。 6回、先頭打者として打席に立つと、カウント3-1からオリックス西の138キロシュートを捉え、右翼ポール直撃の本塁打とした。 平沢は「うまくバットに引っかかってくれました。ファウルになるかも、と思いましたが切れずに入ってくれて良かったしっかり自分のスイングが出来ました」と話した。

◆今季9勝を挙げているオリックス西勇輝投手が6回途中7安打3失点で降板した。 5回まで2安打無失点とほぼ完璧な投球だったが6回に一変。先頭平沢に右翼ポール直撃の同点ソロを浴びると、2死一、三塁からルーキー安田に右翼フェンス直撃の二塁適時打を許した。 自身2年ぶり5度目の2桁勝利は、お預けとなった。

◆オリックスが秋季キャンプを行う高知市から特産品を贈呈された。 この日は「2018高知よさこいシリーズ」と銘打たれ、中沢慎二高知市副市長らが来場。試合前には福良監督、湊球団社長らが「土佐山ジンジャーエール」「新高梨」を受け取った。

◆23日に1軍に戻ってきたロッテのドラフト1位安田尚憲が今季初めてDH以外となる「6番三塁」でスタメン出場。勝ち越し適時二塁打を放った。 6回、平沢大河の本塁打で追いついた後の2死一、三塁。カウント1-1からオリックス西の内角140キロ直球を強振すると、打球は右翼フェンス直撃の適時二塁打となった。安田の二塁打はプロ初。 安田は「打ったのはストレートです。前の打席、チャンスで打てていなかったので何とか1本と思っていました。差し込まれないようにしようと思っていましたし、しっかりスイングすることが出来ました」と話した。

◆23日に1軍に戻ってきたロッテのドラフト1位安田尚憲が今季初めてDH以外となる「6番三塁」でスタメン出場し勝ち越し適時二塁打を含む3打数2安打4打点の活躍をみせた。 地元大阪でヒーローインタビューに臨んだ安田は「(勝ち越し適時打は)前の打席で凡退していたので何とか1本と思って食らいついていった結果。この前、1軍にいたときに悔しい思いをした。悔しい思いを持って(2軍で)練習してきたのでいい結果になった。(三塁の)守備も下でやってきた。今日無難にこなせてよかった。(地元)大阪でいい結果が出たのは家族や友達の応援のおかげ。いいところをみせられるように頑張りたい。今、こうやって試合に出してもらえるので少しでも戦力になれるように頑張っていきたい」と声をはずませた。

◆オリックスの4年連続のシーズン負け越しが決定した。 2年ぶりの2桁勝利を狙った西が5回まで無失点と力投も6回に先頭平沢に右翼ポール直撃の同点ソロを被弾。その後もルーキー安田に勝ち越しの適時二塁打を許すなど5回2/3を7安打3失点で降板した。中継ぎ陣も打ち込まれてロッテに突き放された。 福良監督は「(今季負け越しは)全部自分の責任やないですかね」と厳しい表情で話した。

◆ロッテ安田が今季高卒新人最多の1試合4打点を挙げた。初めてDH以外となる「6番三塁」でスタメン出場。6回、1-1の2死一、三塁。オリックス西の内角140キロ直球を右翼フェンスに直撃。プロ初長打で勝ち越し適時二塁打とした。9回にも右中間へ2点適時二塁打。故郷大阪での活躍に「母親は来てたと思いますし、家族、友達の前でプレーを見せられたのは良かった」と笑った。 初めて1軍に上がった8月は6試合でわずか1安打。1軍と2軍の投手の違いを実感した。力みすぎてトップの位置からさらにバットを引いてしまう悪癖を修正。「真っすぐに振り負けないようにシンプルにしてきました」と活躍につなげた。試合後は「T-岡田さん、岸田さんという(母校履正社の)大先輩と一緒のフィールドでプレーできるのは光栄。自分ももっと活躍して、もっと対等な力関係でできるようにがんばっていきたい」と誓った。 ▼高卒新人の4打点以上 06年3月29日ソフトバンク戦で6打点を挙げた炭谷(西武)以来。ロッテでは毎日時代の56年9月30日高橋戦の須藤以来62年ぶり。

◆ロッテは0-1の六回に平沢のソロ、安田の適時二塁打、鈴木の適時打で3点を奪って逆転し、八回に安田の押し出し四球、田村の適時打などで3点を加え、差を広げた。土肥が5回1失点で2勝目。オリックスは3連敗を喫した。

◆オリックスは3連敗を喫し、8試合を残して4年連続のシーズンの負け越しが決まった。福良監督は「全部自分の責任じゃないですか」と厳しい表情で話した。  打線は乱調だった土肥に対し、何度も好機をつくりながら犠飛による1点どまり。2年ぶりの10勝目を狙った西は1-0の六回に3点を奪われ、逆転された。福良監督は「前半チャンスがあっただけにね。(西には)踏ん張ってほしかった」と嘆いた。 西(六回途中3失点でリーグワーストの13敗目) 「「何とか最少失点で粘りたかった」」

◆ロッテの平沢が2試合連続の5号ソロで試合の流れを変えた。0-1の六回、先頭打者で西の外角の変化球を引っ張ると、打球はファウルゾーン方向に曲がりながら右翼ポールに当たり「打ったのはチェンジアップかシュートだと思う。うまくバットに引っかかってくれた」と喜んだ。  9月に入って4本目のアーチ。宮城・仙台育英高時代から注目されていた長打力を発揮し始め「甘い球をしっかり強く打つことだけ。今はそれができている」と手応えを感じていた。 井口監督 「安田はいいところでしっかり打った。(平沢)大河も打ったし、若い選手が活躍すると底上げになる。こういうのを待っていた」 土肥(5回1失点で2勝目) 「意識して低めに投げられたので、粘ることができた。ただ、四球が多く野手のリズムをつくれなかった」

◆D1位・安田(履正社高)が初めて三塁の守備に就いてフル出場し、初の4打点。六回二死一、三塁では右翼フェンス直撃の勝ち越し二塁打。プロ初の長打に「しっかりとしたスイングができた」と喜んだ。八回無死満塁では履正社高の先輩、岸田から押し出し四球も選んだ。故郷の大阪で躍動し「母や友人の前で打ててよかった」とうなずき、初のヒーローインタビューには「緊張した。自分が何を言っているか分からなくなった」と照れていた。

◆球団からの続投要請を保留しているオリックス・福良淳一監督(58)が、自身の進退について球団に気持ちを伝えていたことが24日、分かった。2015年途中から監督代行として指揮を執り、3年連続Bクラス。この日もロッテに敗れ、8試合を残して4年連続のシーズン負け越しが決定し、試合後に「全部自分の責任じゃないですか」と話した。  オリックスの監督問題が、新たな局面に突入する。これまで複数回に渡って球団から来季の続投要請を受けながら、異例の保留をしてきた福良監督だが、すでに自身の気持ちを球団側に伝えたことが、分かった。  進退についての決心。「こういう状況なので、監督の性格上、責任をとられるのではないか」と話す関係者もいる。  2015年途中から監督代行として指揮を執り、3年連続Bクラス。今季は前半戦こそ上位を狙える戦いを見せていたが、後半戦に入って失速。22年連続のV逸が決定し、25日にも、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全消滅する。  球団はそれでも若手の育成など、手腕を評価。来季も指揮を託したい考えだが...。  この日の京セラドームでのロッテ戦も、好機を生かせず、3連敗。60勝70敗5分けの借金10となり、8試合を残して4年連続のシーズンの負け越しが決まった。  試合後、「全部自分の責任じゃないですか」と厳しい表情で現実を受け止めた福良監督。近く、答えを表明する。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
81502 0.618
(↑0.003)
M6
(↑1)
10753
(+4)
618
(+3)
185
(+4)
126
(+3)
0.275
(↓0.001)
4.32
(↑0.03)
2
(-)
ソフトバンク
74551 0.574
(↑0.004)
6
(-)
13621
(+2)
529
(+1)
186
(+1)
77
(-)
0.268
(↓0.001)
3.91
(↑0.02)
3
(-)
日本ハム
68613 0.527
(↓0.004)
12
(↓1)
11555
(+1)
553
(+2)
136
(+1)
84
(-)
0.252
(-)
3.87
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
60705 0.462
(↓0.003)
20.5
(↓1)
8506
(+2)
541
(+8)
98
(+1)
91
(-)
0.243
(-)
3.73
(↓0.03)
5
(-)
ロッテ
56703 0.444
(↑0.004)
22.5
(-)
14495
(+8)
553
(+2)
67
(+1)
116
(+1)
0.251
(-)
3.95
(↑0.01)
6
(-)
楽天
54763 0.415
(↓0.004)
26.5
(↓1)
10483
(+3)
555
(+4)
122
(-)
62
(-)
0.241
(-)
3.88
(↑0.01)