広島(☆7対3★)阪神 =リーグ戦22回戦・マツダスタジアム=
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阪神
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広島
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勝利投手:一岡 竜司(5勝6敗1S)
敗戦投手:能見 篤史(3勝3敗1S)
  DAZN
◆広島は1点ビハインドで迎えた7回裏、鈴木の適時打などで2点を挙げ、逆転に成功する。続く8回には、新井の適時三塁打と菊池の適時打が飛び出し、3点を加点した。投げては、3番手・一岡が今季5勝目。敗れた阪神は、糸井が2回に通算1500安打を達成するも、勝利で飾れなかった。

◆広島の「タナキクマル」トリオが約1カ月ぶりに復活した。 田中広輔内野手が1番に戻り、田中、菊池涼介内野手、丸佳浩外野手と続く、常勝広島を象徴する上位の並びに戻った。 タナキクマルの順は8月17日のDeNA戦以来。その試合で田中は5打数無安打、4三振だった。その時点での打率は2割5分9厘。翌日から主に6~8番を打った。現在は2割5分5厘。 田中が1番を外れている間は野間峻祥外野手がトップバッターを務めていた(1試合だけ西川)。

◆阪神糸井嘉男外野手が通算1500安打を達成した。2回の先頭で打席に立ち、カウント1-1からの3球目。広島野村のカーブを右前に運んだ。プロ野球124人目の達成となった。 糸井は2003年に自由獲得枠で投手として日本ハムに入団したが、06年に野手へ転向。07年9月10日ロッテ戦で高木晃次から初安打を放つと9年間で638安打をマークした。13年にトレード加入したオリックスでは4年間で613安打、FAで移籍した阪神では2年間で249安打を放っている。

◆阪神陽川尚将内野手が追加点を奪う2点打を放った。 3回2死満塁から広島野村のチェンジアップを引っ張った。「追い込まれていたのでコンパクトにスイングしにいきました。先制直後で1点でも2点でも欲しい場面だったので、追加点が取れて良かったです」と振り返った。

◆広島野村祐輔投手は5回3失点で降板した。 3回1死から糸原に四球を出し、そこから内野ゴロ、二塁打、四球、左前打と阪神打線をつながらせてしまい3失点。 「立ち上がりからボール自体は悪くなかったが、3回の四球でピンチを広げてしまったことが全て。この回を最少失点で粘れず、ビッグイニングを作ってしまったことは反省しないといけない」 2-3の5回に代打を出されたが、その後に追いついて黒星はまぬがれた。

◆阪神先発小野泰己投手は6回4安打2失点で降板した。立ち上がり3回までは毎回安打を許したが、粘り強い投球を続けた。自軍から3回に3点の援護を受けた。しかし5回に先頭会沢の安打から連続四球でピンチを招き、田中の犠飛、菊池の内野ゴロの間に2失点。 6四球を反省し「序盤にランナーを背負った状況で、なんとか粘ることはできましたが、全体的に無駄な四球を多く出してしまいました。良い形で先制してもらって、球自体は良かっただけに、本来はもう少し長くマウンドにいなければならない試合でした」と振り返った。

◆広島は1点を追う7回に鈴木誠也の適時打などで勝ち越しに成功。8回には代打新井の適時三塁打などで3点を追加。最後は中崎が締めくくって勝利した。これで優勝へのM3。最短での優勝は23日になる。

◆今季限りでの引退を表明している広島新井貴浩内野手が適時三塁打を放ち、今季初のお立ち台に立った。 1点リードの8回1死二塁、右翼へ鋭い当たりを放つと阪神糸井のグラブの下をかすめて後方に転々...。新井は激走で一気に三塁まで到達し、リードを2点に広げた。 今季初のお立ち台で新井は「(前打者の)野間さんがツーベースだったんですけど、打って褒めてもらいました。(約2年ぶりの三塁打は)二塁ベースを回って足がもつれそうだったのでコケないようにと思っていた。(7回に)誠也も執念の同点タイムリー打ってベンチで頼もしく見ていた。うれしい」と声をはずませた。 インタビューの途中で雨脚が強くなったが「勇気をもらえるし、自分の気持ちを高めてくれる声援です」とファンへの感謝も忘れなかった。 前夜のゲームも試合終了が零時3分だったが、この日の終了も午後10時すぎ。いずれも雨の中の試合となった。「昨日も今日も遅い時間までありがとうございます。かぜをひかないように帰ってください」。マジックも1つ減って3。"気配りの新井さん"のメッセージに残ったファンも大喜びだった。

◆広島ヘロニモ・フランスア(24)が左腕では歴代2位タイとなる158キロを計測した。 1点リードの8回に登板。2死二塁で迎えた糸原に対し、カウント2-2からの5球目に計測した。結果はファウルだった。 フランスアは今季開幕前に広島と育成選手契約。5月に支配下選手契約を結ぶと、セットアッパーとして大車輪の活躍を続けている。 15日に中日の新外国人ジョエリー・ロドリゲスが159キロを記録し、最速を塗り替えた。それまでの左腕最速は西武菊池雄星の158キロだった。

◆広島新井貴浩内野手が三塁打を放ち、球団の最年長記録を塗り替えた。これまでの年長記録は11年9月に石井琢朗が作った41歳0カ月。1月30生まれの新井は41歳7カ月。 7回の代打から途中出場していた新井は、8回1死二塁で望月から右前にライナー性の打球を放った。前進した糸井が後逸したが、失策は記録されなかった。 引退発表して以来、初のお立ち台。グラウンドに出た瞬間、雨脚が強くなり、ずぶ濡れになりながらも笑みをたたえ、インタビューに応えた。 「足がもつれそうだったけど、こけないように走りました。(ファンは)自分も勇気をもらえるし、気持ちを高めてくれる。雨の中、遅い時間までありがとうございます。風邪を引かないように帰ってください」とファンを気遣い、大声援を浴びていた。

◆前日に続く雨中の試合を広島が今季37度目の逆転勝利で、マジックを3に減らした。先発野村が3回に3失点も、1点差の7回に鈴木の同点と相手の適時失策で勝ち越し。8回にも3点を奪って突き放した。広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。 -連日ハードな試合 緒方監督 選手にとっては厳しいコンディション。昨日同様中断あり、最悪のグラウンドコンディションの中で無事にプレーが終わったのが一番ホッとするところ。試合から言えば、粘り強く投手陣が頑張ってくれたし、攻撃は2アウトから誠也の同点打は大きかった。8回にしてもダメ押しになった。選手が集中力を切らさずにやってくれた。ご苦労さま。ナイスゲーム。 -田中が1番に復帰 緒方監督 休みを挟んだ中で状態が上向きなのは感じていたのでね。彼はレギュラーなので、元の位置じゃないけど、しっかり結果を残してくれるんだから、自分の居場所じゃない? あそこが。 -守り勝つ野球となった 緒方監督 このグラウンドコンディションは厳しい。ぬれた芝、しかもぬかるんだ状態。そこで集中してやってくれている選手が本当に頑張ってくれた。まだ連戦は続くのでね。

◆タナキクマルで復調!広島緒方孝市監督(49)は1番に田中広輔内野手(29)を起用し、約1カ月ぶりに「タナキクマル」を上位に並べた。前日に続く雨中の一戦はセンターラインを形成する3人が守りを固め、反撃態勢を作った。3選手に引っ張られるように、今季37度目の逆転勝利。マジックを3に減らした。 ぬれた芝が味方した。7回。1点差から同点とした直後の松山の遊撃へのゴロが芝の上を滑るように走り、代わったばかりの阪神植田のグラブをはじいた。打球が左翼前に転がる間に、二塁走者丸が三塁を蹴って本塁へ。決勝点となった。 前夜と同じように断続的に雨が降る耐久戦で、指揮官が常々口にする「守り勝つ野球」で白星をもぎ取った。前日は阪神を上回る2失策。この日は阪神の1失策が決勝点となる適時失策。一方、広島は無失策。守備陣が試合を引き締めた。 堅守の中心にはタナキクマルがいる。指揮官も「絶対的なレギュラーで欠かせない存在」と信頼を寄せる。そして田中を8月17日DeNA戦以来となる1番で起用した。3回までに2打席連続安打で、4月25、26日DeNA戦以来の2戦連続複数安打。5回はチーム初得点となる犠飛で反撃ののろしを上げた。 前夜の11連戦初戦は日付をまたいだ。緒方監督は夜中の1時13分に球場を後にしたが、チーム一番乗りの午前9時30分に球場入り。戦いのプランを練り、タナキクマルを起爆剤とした。采配が決まり「しっかり結果を残してくれるんだから、自分の居場所じゃないか」と田中の1番復権アピールを喜んだ。役者が戻り、球団初の3連覇も目前。明日23日にも緒方監督が舞う。【前原淳】

◆阪神は逆転負けで81年のダブルヘッダー以来となる1日2勝を逃した。3回に3点を先取するも、先発小野が5回に2失点。7回からは継投に入ったが、能見が2死から2四球などでピンチをつくって降板。後を受けた桑原が同点打を浴び、遊撃植田の失策で勝ち越された。 金本監督は「あと1本というところ。また明日、一丸になって勝ちにいかないと」と切り替えた。

◆広島新井が三塁打を放ち、球団の最年長記録を更新した。7回から途中出場。8回1死二塁で右前にライナー性の打球を放ち、前進した糸井が後逸した。 今季で引退する新井は41歳7カ月。11年9月の石井琢朗の41歳0カ月を超えた。「長いことやっているとそういうのもね。足がもつれそうになったけど、こけないように気をつけました」。大雨のお立ち台でファンに感謝した。

◆タナキクマルで復調! 広島緒方孝市監督(49)は1番に田中広輔内野手(29)を起用し、約1カ月ぶりにタナキクマルを上位に並べた。前日に続く雨中の一戦はセンターラインを形成する3人が守りを固め、反撃体勢をつくった。3選手に引っ張られるように、今季37度目の逆転勝利。ヤクルトの試合が中止となったため最短Vは23日にずれたが、マジックを3に減らした。 ぬれた芝が広島に味方した。7回。1点差から同点に追いついた直後の松山の遊撃へのゴロが芝の上を滑るように走り、代わったばかりの植田のグラブをはじいた。打球が左翼前に転がる間に、二塁走者丸が三塁を蹴って本塁へ。決勝点となった。 緒方監督は「選手にとっては厳しいコンディション。昨日同様中断あり、最悪のグラウンドコンディションの中でプレーが終わったのが一番ホッとするところ。ぬれた芝、しかもぬかるんだ状態。そこで集中してやってくれている選手が本当に頑張ってくれた」とナインをたたえた。 前夜と同じように断続的に雨が降る耐久戦で、指揮官が常々口にする「守り勝つ野球」で白星をもぎ取った。前日は阪神を上回る2失策。中村祐の悪送球が結果的に試合を分ける失点となった。この日は阪神の1失策が決勝点となる適時失策。一方、広島は無失策。守備陣が試合を引き締めた。 堅守の中心にはセンターラインを形成するタナキクマルがいる。指揮官も「絶対的なレギュラーで欠かせない存在」と信頼を寄せる。そして田中を8月17日以来となる1番で起用。3回までに2打席連続安打で、4月25、26日DeNA戦以来の2戦連続複数安打で応えた。5回はチーム初得点となる犠飛で反撃ののろしを上げた。 打順を下げても、田中は安定した守備を続けてきた。「守りからリズムをつくるのは当然。ずっとやっていること。経験しているので、変わりない」。この日もぬれた芝の影響を感じさせないフィールディングと送球で投手陣に安心感を与えた。失策は昨年16から、今季130試合時点で7と安定感も増した。 前夜の11連戦初戦は日付をまたぐ消耗戦となった。緒方監督は夜中の1時13分に球場を後にしたが、チーム一番乗りの午前9時30分に球場入り。戦いのプランを練り、タナキクマル復活が起爆剤となった。マジック3。球団初の3連覇は目前だ。【前原淳】

◆阪神の"1日2勝"はならなかった。敵地マツダスタジアムの広島戦は2日続けての雨中戦となり、前夜は午前0時3分に勝利の瞬間を迎えたが、この日は痛恨の逆転負け。最下位脱出とはいかず、3位巨人とも1・5ゲーム差に後退した。今季広島戦のカード負け越しも決まった。代打の切り札、原口も戦線離脱し、過密日程の虎が、ますます窮地に立たされた。 雨に打たれ続けた体が、より重たく感じる。2夜連続となった雨中の激闘に敗れた直後。金本監督の表情には、さすがに疲労の色がにじんでいた。 「まあ、四球2つのエラーだからね。まあ1点差にしてはね、ちょっとしんどかったかなと思いますね」 渋い表情で振り返ったのは1点リードの7回裏だ。強い雨でマウンドの土がぬかるむ中、2番手能見が2死から2者連続四球。2個の暴投も絡み、一、三塁で降板した。3番手桑原は4番鈴木に同点打を献上。なおも2死一、二塁、ここで5番松山の遊撃へのゴロを植田が後逸した。雨の影響で不規則に転がったとはいえ痛恨の適時失策。指揮官も「同じエラーでも、後ろにそらしてはいけない」と指摘せざるを得ないミスだった。 前夜の試合終了時間は日付が変わった0時3分。試合開始時間が1時間9分も遅れ、2度の中断時間の合計は1時間14分にも及んだ。4時間54分ゲームをモノにした翌日、再び雨に苦しんだ。3点リードを守りきれず、8回には今季限りで現役を引退する新井の適時三塁打などでダメ押しの3点を追加された。 この日も7回裏終了後、9回表終了後と2度、計31分間の中断があり、3時間45分ゲームの終了時間は午後10時17分。阪神が1日に2勝すれば、ダブルヘッダーで2勝した81年10月2日中日戦(ナゴヤ)以来の快挙だったが、逆転負けで徒労感だけが残った。 試合前には、代打の切り札だった原口の左手小指骨折も発表されていた。左肩亜脱臼の北條に続く離脱。右太ももを痛めている福留もまだスタメン復帰できていない。これで3位巨人とのゲーム差は1・5。それでも明るい材料がないわけではない。 蓄積疲労を抱えて12日に出場選手登録を抹消されていたメッセンジャーが、懸命に来週中の1軍復帰先発を目指していることが判明。順調に疲労が回復すれば、との条件付きになるが、大黒柱が戦列復帰すればチーム全体が勇気づけられることだけは間違いない。 金本監督は会見の終盤、「みんなでカバーしていくしかない。また明日、一丸になって勝ちにいかないと」と力を込めた。残り17試合。最後は総力戦しかない。【佐井陽介】

◆節目を刻んでも、試合後に笑みはなかった。記録よりもチームのために-。「勲章」を得た阪神糸井嘉男外野手(37)はピクリとも変わらない表情で、マツダスタジアムの通路を歩いた。 2回、先頭で打席に入った3球目だった。広島野村の投じた外角低め112キロカーブに対応。右前にライナー性の打球を飛ばし、NPB史上124人目となる通算1500安打を達成。体勢を崩されても、芯で捉える技術の高さをあらためて示す一打だった。プロ15年目での節目到達。03年に自由獲得枠で日本ハムに入団。剛腕投手として期待されたが、鳴かず飛ばず。目指した1軍マウンドには届かなかった。転機はプロ3年目の06年。野手に転向して、2軍で必死にバットを振り込んだ。翌07年9月10日ロッテ戦で右安打を放ち「超人伝説」をスタートさせた。 ベテランとなった今、細かなことにまで気をつかう。夏場には灼熱(しゃくねつ)の甲子園で「海、行きたいなぁ!」と冗談交じりにグラウンドへ。長袖アンダーシャツを「暑いから! (ハサミで)自分で切ったよ」とジグザグ七分袖を見せて、おちゃめに笑うシーンも。ジョークに包み隠すが、練習中に飲むサプリを数種類を用意し、状態に応じて飲み替えるなど、コンディション管理には人一倍気をつかってきた。もちろん、ケガとの闘いが避けられないケースもある。今季は6月30日ヤクルト戦(神宮)で右膝に死球を受け右足腓骨(ひこつ)を骨折。主軸として強い使命感を抱き、完治を待たずに強行出場を選んだ。 5回にも二塁打を放って、すぐに新たな1歩を踏み出した。ただ、この日は9回の打席で代打を送られて途中交代。試合後はチームバスまで、ゆっくりと自力で歩いた。金本監督が「ちょっと足がね。もともと今日はあまり良くなかったんだけどね。最後はちょっと怖さが出たみたい」と心配そうに話すように、逆転CS出場に超人は欠かせないピース。泣いても笑っても、残りは17試合。虎が浮上するには、糸井の力が必要不可欠だ。【真柴健】 ▼糸井が1500安打を達成。糸井は03年ドラフト自由枠で近大から投手としてプロ入り。2年間で1軍登板はなく、3年目から外野手に転向した。65年のドラフト導入後、1500安打以上を記録した選手で投手として入団した選手は複数いるが、入団と同時に野手に転向していることが多い。糸井と同様のケースは、77年ドラフト外で名商大から中日入りした平野謙。2年目まで投手登録も1軍登板はなく、3年目から外野手登録されて通算1551安打。また、88年足利工からドラフト外で大洋(現DeNA)に入団した石井琢朗は、1年目に投手として1勝を挙げたが、4年目から内野手に転向し通算2432安打を記録した。 ▼通算1500安打=糸井(阪神) 21日の広島22回戦(マツダスタジアム)の2回、野村から右前打を放って達成。プロ野球124人目。初安打は、日本ハム時代の07年9月10日のロッテ19回戦(千葉マリン)で高木から。

◆阪神梅野は3度目の猛打賞をマークした。3回は先頭で左翼への二塁打を放ち、先制点につなげた。「チャンスメークするところでしっかりできた」と手応えを口にした。 一方で「下(足場)の条件は互いに同じ。中継ぎの連投も続いていたので、先発は1回でも長くと思っていましたけど...」と守備面を悔やんだ。

◆阪神大山が先制の適時二塁打を放った。3回2死一、三塁から野村の内寄りの変化球を捉え、鋭く三塁線を抜いた。 2試合連続安打としたが、1点を追う8回には2死満塁で中飛に倒れた。最後が悔やまれるとの問いに「そうです」と答えた。

◆阪神・糸井嘉男外野手(37)が21日、広島戦(マツダ)の二回に野村から右前打を放ち、通算1500安打を達成した。プロ野球124人目。糸井は2004年ドラフト自由獲得枠で投手として日本ハムに入団し、06年に野手へ転向。初安打は07年9月10日のロッテ戦(千葉マリン)だった。

◆阪神の陽川が2点打を放った。大山の左翼線二塁打で先制した三回、なお2死満塁で「追い込まれていたのでコンパクトにスイングしにいった」と野村のチェンジアップを左に打ち返した。  前夜20日にも3安打2打点の活躍と勝負強い打撃が光る。27歳のスラッガーは「先制直後で1点でも2点でも欲しい場面だったので、追加点が取れて良かった」と喜んだ。

◆広島が逆転勝ちし、優勝へのマジックナンバーを3とした。3番手で登板した一岡が5勝目(6敗)。阪神は最下位脱出をかけた一戦だったが、大雨の七回に暴投や失策で逆転されたのが響いた。  広島は野村、阪神は小野が先発。阪神は三回二死一、三塁の好機を作ると、3番・大山が左翼線を破る適時二塁打を放ち先制。さらに二死満塁とし、陽川が三塁手の頭を越える2点打を放って、この回計3点を奪った。  広島も五回、先頭の7番・会沢が小野の足を直撃する強襲安打を放つと、8番・野間、代打・バティスタが四球を選び無死満塁に。続く1番・田中は右犠飛を打ち上げ1点を返し、2番・菊池の二ゴロの間にさらに1点を加えた。  七回、二死から四球で出塁した2番・菊池が阪神の2番手・能見の2つの暴投で三進。3番・丸も四球を選び二死一、三塁とすると、阪神の3番手・桑原の代わりばなに4番・鈴木が左前に弾き返す適時打を放ち同点。さらに二死一、二塁から5番・松山の遊ゴロを阪神の遊撃・植田がトンネル。処理に手間取る間に丸が生還し、広島が勝ち越した。  阪神は八回、中谷の左前打と四死球で二死満塁としたが、3番・大山は中飛に倒れ好機を逸した。広島はその裏、一死から8番・野間の左中間を破る二塁打。続く新井の痛烈な右翼への打球は適時三塁打となった。さらに一死二、三塁から2番・菊池の左前2点打で突き放した。

◆広島が逆転勝ちし、優勝へのマジックナンバーを3とした。3番手で登板した一岡が5勝目(6敗)。阪神は最下位脱出をかけた一戦だったが、大雨の七回に暴投や失策で逆転されたのが響いた。お立ち台に登場したのは4-3の八回、一死二塁から適時三塁打を放った新井貴浩内野手(41)。今季限りで引退する男は本拠地のファンの声援を浴びた。  --今季このお立ち台に立つのは何回目ですか  「初めてですね」  --マツダのお立ち台から見る景色は  「最高なんですけど、きょうもどうして自分が呼ばれているのか...ちょっとあれなんですけど」  --八回はどういう思いで打席に  「1点差だったんでもう1点ほしいなと思って。野間さんがツーベースでチャンス作ってくれたんで、打ってベンチに帰った時に『よく打った』と褒めてもらいました」  --後輩に褒めてもらった  「うれしかったです」  --三塁打は2年ぶり。三塁への激走は引退表明した選手の姿には見えなかった  「二塁ベースを回った当たりから足がもつれ始めたんで、こけないように気を付けてました」  --カープは強い  「そうですね。誠也もあそこで執念の同点タイムリー、素晴らしかったですし、ベンチから頼もしいなと思ってみんなを見ています」  --後輩の姿はどう映っている  「頼もしいですし、うれしいです」  --試合に出場中、ファンの声援はどのように聞こえている  「本当に勇気をもらいますし、自分の気持を高めてくれる、そんな声援です。ありがうございます」  --最後にひと言  「きのうもきょうも雨の中、そして遅い時間まで本当にありがとうございます。風邪ひかないように気を付けて帰ってください」

◆広島-阪神は連日の雨に見舞われ、八回表の開始前と九回表開始前に合わせて31分間の中断があった。20日は予定から1時間9分遅れで始まり、計1時間14分の中断もあって日付の変わった午前0時3分に終了していたが、21日の試合は午後10時17分に終了した。 広島・新井(八回1死二塁から、2年ぶりの三塁打) 「二塁ベースを回ったあたりから足がもつれ始めた。こけないように気をつけていた」 阪神・小野(6回2失点) 「まだ無駄な四球が多い。そこを減らしてもっと長いイニングを投げられたら」 阪神・植田(七回に失点に直結する失策) 「捕らないといけない打球だった」 阪神・梅野(3安打) 「チャンスメークするところでしっかりできた」

◆27年ぶりの地元胴上げに近づき、緒方監督は「選手は粘り強く、集中力を切らすことなくやってくれた」と褒めたたえた。打線がこの日組み替えられ、田中が8月17日以来の1番に戻った。「やることは変わらない。今まで通りやっただけ」と2安打1四球1盗塁でチャンスメークし、五回には犠飛。久々の「タナキクマル」の並びで躍動した。

◆--七回は二死からの失点で逆転を許した  金本監督「フォアボール2つの、エラーだからね」  --小野も足に打球が当たる不運もあった  「きょうは結果的に見ればすべてフォアボールかな、得点入ったのは。3点か。ピッチャーも出そうとして出しているわけじゃないし、もったいないところはあるわね」  --故障者が出て苦しい戦いが続く  「うんまあ、みんなでカバーし合うしかないんでね。またあした。何と言うかな、一丸となって勝ちにいかないと」  --八回はフランスアからチャンスを作った  「まあ、あと一本というところですよね。二死満塁、2回あったんかな? 大山もいつもそういう場面でね、打てる打者になってほしいし」

◆『涙雨』って、ここ一番で降るから悲哀を感じさせるんじゃねーの?  なんだー!? 今季の阪神の涙雨とはほど遠いズルズルと鼻水みたいな止まらない涙雨は!?  1点リードの七回二死無走者からベテランの能見が菊池、丸に連続四球と2つの暴投は雨で指先がすべったと思おう! 鈴木に打たれた桑原の同点タイムリーも、雨粒が鈴木の目に入った上での偶然のアンラッキーと諦めよう!  だけど、未熟な若虎とはいえ植田の逆転タイムリートンネルは雨では済まされーん!? 植田~!! 悔しかったら1日30時間、野球のコト以外考えるなー!!  ふ~っ、これから大連戦が続くっちゅうのに投手陣は早くも疲れが見えているし...(涙)  こーなったら打線の援護しかないのだ!!  じゃどーすんの? 結局、126試合消化しても猛虎打線にいまひとつ火がつかないのは個々の弱さではないだろうか?  ならば、ここからはベンチ采配一切なし! 全て自分の判断(責任)に任せるという谷底に突き落としたれー!!

◆目の前での胴上げは阻止したぞ!! といっても、まずは2軍のお話。そして阪神は、意地を見せられた側です。  「こんな継投アリですか? ソフトバンクは摂津投手が先発、2番手が中田投手で、阪神が九回に無死満塁のチャンスをつくったら、寺原投手が出てきたんですよ」  トラ番竹村岳が口をとがらせていました。ウエスタン・リーグの優勝を目前にしている阪神の2軍は、甲子園での2位ソフトバンクとの直接対決に1-7で完敗。優勝は、22日からの広島3連戦(由宇)に持ち越しとなりました。  「ソフトバンクの小川2軍監督が、『意地を見せるよ』と言うてはりましたわ」  アマデスク席で2軍戦をテレビ観戦していた大沢謙一郎です。前日、出勤前に甲子園球場に寄ってタカ番時代にお世話になった小川さんにあいさつしたとき"宣戦布告"されたそうで、宣言通りの超豪華投手リレーに苦笑い。その大沢が「今年の阪神の2軍はどこが良かったですか」と質問すると、小川監督は「そりゃ、投手だよ」と即答されたそうです。  「先発も、中継ぎも抑えも良かった」  千賀を育成契約で発掘するなどスカウトとしても手腕を発揮した小川さんに太鼓判を押してもらってテンションが上がった大沢ですが、話が投手陣に集中したことが気になり、他の関係者にも質問すると「バッターはちょっとね」。1軍と同じ課題が見えて、喜んだあと、う~んと考え込んでしまっています。  V目前の若トラたちは試合後、山口・由宇に移動していきました。  「苦戦している1軍を横目に、優勝目前の2軍の若手が球場の横を新幹線で通過していく。昭和48年のナゴヤ球場みたいやなあ」  マツダスタジアムの記者席で、山陽新幹線が通過するスタンド後方を見やりながら、ベテラン編集委員の上田雅昭がポツリ。2年目の原田遼太郎やピヨピヨ記者の織原祥平らが何のことか分からずにいると、「10月20日のナゴヤ球場での中日最終戦で阪神は勝てば優勝やった。ところが2-4で負けてしまう。その試合が九回に入ったとき、甲子園での阪神との最終戦を残していた巨人ナインがナゴヤ球場の横を新幹線で移動していったんや。そして巨人は22日の阪神戦に9-0で勝ってV9を達成。そんなドラマがあったんやで」。  そう言って上田は、隣に座るサンケイスポーツ専属評論家、上田二朗氏の当時の活躍ぶりもあわせて説明。ちなみに上田(雅昭の方)は先輩から『ウエビー』というあだ名で呼ばれます。これは若手時代に他紙の先輩に同姓の記者がいて区別するために『ウエビー』(上田B)となったのが理由。最近では上田二朗さんと一緒にいるときもこう呼ばれるようになりました。  その上田Bが力説します。「胴上げ阻止以上に、とにかく3位にならな。いまは優勝を決められたら終わりじゃない。CSがあるんやから」。ヤクルト-巨人が雨天中止で、目の前で広島に胴上げされる可能性は、試合前になくなりました。3位もまだ射程内。2軍は間もなく歓喜のゴールを迎えますが、1軍のシーズンはまだまだ終わりません。

◆阪神・西岡剛内野手(34)が21日、1軍に昇格した。5月18日に打率・152、1打点の不振で抹消されて以来。試合前には「シーズンを通して戦っていないので偉そうなことはいえないけど、個人的にも最後まであきらめない。そこは執念でしょ」と思いを吐露。ロッテ時代の2010年にシーズン3位から日本一をつかみ取った男は「貪欲に3位を狙っていくだけ。3位からでも日本一になれる。それしか狙っていない」と強い意気込みを語った。  試合では、3-4の八回一死二塁から代打で登場して三ゴロ。「がんばります」と話した。

◆節目の記録を勝利で飾るどころか、一抹の不安を抱えてのゲームセットになった。糸井が二回、9打席ぶりにHランプを灯し、プロ野球124人目、球団では14人目の1500安打を達成。しかし連日の雨中の激闘に体は悲鳴をあげていた。  五回にも右翼線への二塁打を放ち、3試合ぶりのマルチをマーク。試合後は2つのヒットの手応えを問われたが、悔しさをにじませながら、無言でチームバスへと乗り込んだ。  4点差を追う九回。この日5回目の打席に立つはずが、伊藤隼を代打に送られた。試合後、金本監督は「足がね...もともときょうはちょっとあまりよくなかったんだけどね。最後ちょっと...うーん、ちょっとまあ怖さが出たみたい」と明かした。  右腓骨骨折をおして出場を続け、今月6日の広島戦(マツダ)では右ふくらはぎの張りを訴えて途中交代したこともあった。それでも、8月4日のヤクルト戦(京セラ)から39試合連続で4番で先発出場を続けてきた。  八回の守備では、新井の右前への鋭いライナーに猛然とスライディングキャッチを試みた(記録は適時三塁打)。必死のプレーを見せたが...。  常にフルパワーの背番号7が最下位脱出、クライマックスシリーズ(CS)進出を目指すチームの原動力になっていくはずが、またも不安が出た形だ。五回終了時には手渡された花束を空に掲げ、ベンチ、左翼席の虎党から祝福された。その存在感は唯一無二。逆襲を期す虎に、糸井は欠かせない。いまは大事に至らないことを祈るしかない。(新里公章)

◆さあ、23日にも本拠地胴上げ! アライサンで景気づけだ!! 広島は阪神に7-3で逆転勝ちし、球団史上初の3連覇へのマジックナンバーを「3」とした。1点リードの八回に、今季限りでの引退を表明している新井貴浩内野手(41)が適時三塁打でトドメをさした。27年ぶりの地元広島での歓喜へ、ゴールはもう目の前だ。  降りしきる雨をものともせず、アライサンが大激走! マツダスタジアムがこの日一番の盛り上がりを見せ、本拠地Vへさらに加速した。今季限りでの現役引退を表明している新井が、2年ぶりの三塁打となるタイムリー。3連覇へのマジックナンバーは1つ減って「3」となった。  「二塁ベースを回ったあたりから、足がもつれてしまった。こけないように気をつけていた。追加点を挙げることができて良かった」  ジョークを交えながら振り返った。七回に代打で登場して二ゴロの後、そのまま一塁守備に就くと、4-3の八回一死二塁で再び打席が回ってきた。21歳望月との"20歳差対決"でフォークを右翼へ。低いライナーに飛び込んだ右翼・糸井が逸らす間に三塁を陥れ、両手をパンパンと叩いて感情をあらわにした。  41歳7カ月。石井琢朗の41歳0カ月を抜く球団最年長三塁打で勢いに乗った赤ヘル打線は、この回3得点。新井にとって古巣でもある阪神戦の、4年連続となるシーズン勝ち越しを決めた。  2日連続で雨中の激闘だ。前日は深夜0時3分に終了の末、敗戦。タナキクマル(田中、菊池、丸)の1~3番を再結成し、必勝を期したこの日も雨が降ったり、止んだり。2度も中断を挟んだ。それでも集中力を切らさなかったナインに、緒方監督は「厳しいコンディション、中断がある中で、無事試合が終わったのはホッとする」と安堵の表情を浮かべた。  41歳にして、元気いっぱいの新井のモットーは「全力疾走」だ。1999年に駒大からドラフト6位で入団した男は、達川光男、山本浩二政権下で猛練習に明け暮れた。キャンプは朝から数時間に及ぶランニングでスタート。ノック、打撃練習で午前中の内にユニホームはドロドロ。午後練習の後はナイター練習-。  「当時は練習で時間がなくて、昼ご飯をゆっくり食べる時間さえもなかったかな...。無理矢理胃袋に押し込んでね」。懐かしそうに振り返る。しかし、だからこそ41歳になっても強い。今も試合はもちろん、練習でも全力疾走。「走れなくなった終わりだからね!」と大粒の汗をかいて出番に備える。この日の球団最年長三塁打は、そんな日々の準備の結晶だ。  今季初のお立ち台では「(直前に)"野間さん"が二塁打でチャンスを作ってくれた。ベンチに戻ると『よく打ってくれたな』と言ってもらった。うれしかったです」と、得意の後輩"野間イジり"でスタンドを沸かせた。2位ヤクルトの試合が中止となり、最短優勝は23日。広島に生まれ、広島ファンに最も愛されたスラッガーが、27年ぶりの地元優勝へ突っ走る。 (柏村翔)

◆自滅で今年も...。阪神は広島に3-7で逆転負けを喫し、4年連続で広島戦のシーズン負け越しが決まった。計9四球と投手陣が乱れ、七回には植田海内野手(22)の適時失策で勝ち越された。金本知憲監督(50)は「もったいない」とがっくり。借金は今季ワーストタイの11。3位巨人とは1・5ゲーム差に広がった。  またカープに屈した。雨で足元がぬかるんでも、視野が奪われるほどでも、同じ条件である以上言い訳にはならない。四球、四球に暴投、失策でみすみす逆転を許し、広島戦の4年連続負け越しが決まった。金本監督の口から出たのは、悔しさを通り越したあの言葉だった。  「あっ、そう」  8月15日の広島戦(京セラ)で優勝へのマジックナンバー点灯「32」を許したときも、口をついたのは「あっ、そう。もういいでしょう、ハイ」という怒気だった。受け止めがたい現実だが、いつも鯉をたくましく、泳がせてしまう。  前夜は雨で開始が午後7時9分までずれ込むと、1時間超の中断も挟まり、日付をまたいで午前0時3分に勝利。一夜明けても雨は降り続いたが、幸先よく三回に3点を先制。勝てる試合だったが...。  3-0の五回無死一塁から小野が連続四球で塁を埋めると、田中の右犠飛と菊池の内野ゴロの間に2点を返された。3-2のまま迎えた七回、2番手・能見に過酷な大雨が襲った。厳しい条件の下、2四球と暴投で二死一、三塁。4番・鈴木のところで桑原を投入したが、止められない。  鈴木に左前同点打を許すと、続く松山の遊ゴロを遊撃・植田が後逸。走者に重なった当たりではあったが、一気に二走が生還して決勝点を与えた。四球、四球の挙げ句にミス。将は「結果的に見ればすべて四球かな、得点入ったのは」と顔をゆがめ、植田の守備にも「後ろにそらしてはいけんよね、同じエラーでも」と肩を落とした。  現政権となった2016年から「7勝18敗」、「10勝14敗1分け」と来て、今年は3戦を残して「9勝13敗」。また鯉に負け越しだ。必ず乗り越えなくてはならない壁として、指揮官の古巣はそびえ立ち続けている。  常に意識し、今月5日にサヨナラ負けを喫した際にも「球児とかドリスのストレートをパーンと弾き返す。あと一歩、やっぱ力の差が出たとは思いますね。真っすぐへの力」と力を認めてきた相手。だが負け越しっぱなしでは、悔しすぎる。  故障者続出で、ただでさえ苦しい。「みんなでカバーし合うしかない。またあした。一丸となって勝ちにいかないと」。連夜のズブぬれで、11分と20分、2度の中断にも焦らされ、最下位脱出にも失敗した。借金はまた「11」、3位巨人の背中も1・5ゲームと遠ざかった。 (長友孝輔) 途中出場で適時失策の阪神・植田 「捕らないといけない打球だったので...」 植田の適時失策について阪神・久慈内野守備走塁コーチ 「(広島と)条件は一緒。止めないといけない。本人がどう感じるか」

◆最後は救援陣が失点を重ねてしまっての敗戦だったが、継投は責められない。先発・小野がもう少し長いイニングを投げていれば、という思いが強い。三、四回の投球を見ていれば、七回ぐらいまで投げても不思議でもない内容だった。  振り返れば、この日も小野の課題である四球が克服できなかったということに尽きる。五回、会沢の打球が左足に当たっての内野安打の直後に2連続四球。そこからの2失点で、広島に勢いを与えてしまった。  責任感が強く、抑えなければという気持ちが優ると力みが出て、制球力が乱れる。メンタルな部分が要因だと思う。走者を許しても粘り強い投球ができるし、球の力は素晴らしいから連打を浴びるタイプでもない。被安打4がその証拠。ただ、6与四球。これでは10安打打たれた計算になってしまう。  首脳陣も五回の2四球で交代を考え始め、六回先頭の四球で、「やっぱり...」となる。非凡な力を持つ投手だけに、いかに精神的な部分をクリアして制球難をなくしていくか。ローテの柱になれるかどうかは、そこに掛かっている。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
76522 0.594
(↑0.003)
M3
(↑1)
13667
(+7)
589
(+3)
169
(-)
80
(+1)
0.264
(-)
4.11
(↑0.01)
2
(-)
ヤクルト
65622 0.512
(-)
10.5
(↓0.5)
14602
(-)
617
(-)
122
(-)
64
(-)
0.268
(-)
4.26
(-)
3
(-)
巨人
61694 0.4692
(-)
16
(↓0.5)
9587
(-)
550
(-)
140
(-)
59
(-)
0.257
(-)
3.88
(-)
4
(-)
DeNA
60682 0.4688
(↑0.004)
16
(-)
13526
(+9)
611
(+1)
166
(+2)
70
(-)
0.253
(↑0.001)
4.37
(↑0.03)
5
(-)
中日
61722 0.459
(↓0.003)
17.5
(↓1)
8579
(+1)
624
(+9)
92
(+1)
58
(-)
0.266
(-)
4.41
(↓0.03)
6
(-)
阪神
57681 0.456
(↓0.004)
17.5
(↓1)
17530
(+3)
564
(+7)
82
(-)
65
(-)
0.256
(-)
4.11
(↓0.02)