DeNA(☆9対1★)中日 =リーグ戦24回戦・横浜スタジアム=
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中日
1000000001701
DeNA
11043000X91002
勝利投手:京山 将弥(6勝5敗0S)
敗戦投手:小熊 凌祐(3勝4敗0S)

本塁打
【中日】京田 陽太(4号・1回表ソロ)
【DeNA】桑原 将志(9号・2回裏ソロ),筒香 嘉智(36号・5回裏3ラン)

  DAZN
◆DeNAは1-1で迎えた2回裏、桑原のソロで勝ち越しに成功する。その後は4回に石川、大和の連続適時打、続く5回には筒香に3ランが飛び出すなど、効果的に追加点を挙げた。投げては、2番手・京山が今季6勝目。現役最終登板となった先発・加賀は、先頭打者を三振に打ち取った。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆中日小熊凌祐投手(28)はDeNA戦通算5勝0敗といまだ負けなし。 今季もDeNA打線を52打数7安打、被打率1割3分5厘と抑えており、ソトを6打数0安打、筒香を6打数0安打と強打者相手に安打を許していない。

◆歌手の宇崎竜童(72)がセレモニアルピッチを行った。 小雨の中、年齢と同じ背番号「72」のユニホーム姿で登場。大きく振りかぶる力強いフォームで、見事なノーバウンド投球を披露し、スタンドから大きな歓声を受けた。

◆歌手の宇崎竜童(72)がセレモニアルピッチを行った。小雨の中、年齢と同じ背番号「72」のユニホーム姿で登場。大きく振りかぶる力強いフォームで、見事なノーバウンド投球を披露した。 スタンドから大きな歓声を受けた宇崎は「横浜スタジアムは大きくて、マウンドに立つことだけでも感激でしたが、今回そこからピッチングもできてワクワクしたし、うれしかったです。グラブをはめたのも、ボールを持ったのも約60年ぶりで、練習の時は力んで失敗してしまうこともあったので、本番ではキャッチャーのミットに何とか収まってひと安心でした。ベイスターズには、残り試合も全部勝ってクライマックス・シリーズに進出していただきたいと思います!」とエールを送った。

◆今季限りでの現役引退を表明したDeNA加賀繁投手が、「引退マウンド」に上がった。 14年5月15日中日戦以来、4年ぶりの先発。1回、先頭の中日平田に対し、スライダーと直球を交互に投じ、カウント2-2。最後はサインに1度首を振ってからのスライダーで空振り三振を奪った。 1打席のみの投球を終えると、マウンドに集まったナインと握手し抱擁。9年間のプロ生活を三振で締めくくり、2番手の京山にマウンドを託した。  加賀は「マウンドでは緊張もあり、この横浜スタジアムのマウンドで投げるのが最後という寂しい思いもあり、何を投げたか、どのようなフォームで投げたのか、正直あまり覚えていません。とにかく、9年間の思いを1球1球に込めて投げました。今日から12連戦となる最初のマウンドで、いい形でチームにつなぎたかったです。対戦した平田選手は、打率も高く長打もあり、素晴らしい打者です。特別な雰囲気の中で対戦してくれた平田選手に、感謝の気持ちを伝えたいです」と話した。

◆今季限りでの現役引退を表明したDeNA加賀繁投手の引退セレモニーが行われた。 ファンに向けて加賀は「目立たない自分でしたが、このマウンドに上がるたびに大きな声援をいただき、とても力になりました。9年間ありがとうございました」とあいさつした。 チームメイトの筒香から花束を受け取り、家族が花束渡しで登場すると涙をこらえる場面もあった。最後はナインからの胴上げで7度宙に舞い、9年間のプロ野球生活に別れを告げた。

◆逆転CS進出を狙う中日が痛恨の敗戦を喫した。シーズンも残り9試合で相性重視のローテーションを組んだ。この日のDeNA戦は、プロ入りからカード負けなしの5勝を誇る小熊を先発に立てたが、大誤算だった。 初回に京田の4号ソロで先制したが、その裏にソトの犠飛で追いつかれ、2回には桑原にソロ本塁打で、勝ち越しを許した。4回には1死満塁から伊藤に右前適時打などで、一挙に4失点。4回7安打6失点の大炎上で降板し、DeNA戦初黒星を喫した。「大事な試合で自分の投球ができずに悔しい。雨の影響はなかった。4回は何とか粘りたかった」と、小熊は消え入るような声を離した。 2番手又吉も筒香に3ランを献上し、一方的な展開になった。森監督は「1点でも10点でも負けは負け。明日のことで頭がいっぱい。明日はウチの打線が打って、投手が抑えてくれるのを願ってます」と切り替えるしかなかった。3位巨人に1・5ゲーム差となった。

◆先輩から受け継いだ舞台で、ぶざまな投球を見せるわけにはいかなかった。DeNA京山がプロ最長の8回2/3を1失点に抑え6勝目を挙げた。球威ある直球にチェンジアップを効果的に配し決定打を許さず。「とにかく低めを意識して、それが大きかったと思います」とうなずいた。 加賀の引退登板後、1回1死から登板。いきなり京田に先制ソロを献上したが「いい意味で、テンポよく投げられるようになった」と開き直れた。先輩から直接ボールを受け取って上がったマウンド。「加賀さんはいつも行動で見せてくれた。ものすごく練習されていて、それを見て、自分もやらないといけないと思っていました」。その背中への感謝の思いを力に変えた。 8回終了後、首脳陣から「(9回も)行けるか」と問われ「行けます」と即答した。ここまで最長は5回2/3。「いつも中継ぎ陣に迷惑をかけていたので」と自らを鼓舞し、ウイニングボールを加賀に手渡すことができた。12連戦の初戦でリリーフを休ませることが出来た"準完投"。「加賀さんからは『ナイスピッチング』と言ってもらいました。今日は完投ではないので、次に目指します」と力強く誓った。【佐竹実】

◆中日は過去5勝無敗の「DeNAキラー」小熊を立てたが、4回7安打6失点の大誤算。初黒星に「大事な試合で自分の投球ができず悔しい」と悔しさをにじませた。 森監督は「1点でも10点でも負けは負け。明日は打線が打って、投手が抑えるのを願うだけです」。

◆DeNAがクライマックスシリーズ(CS)進出へ、勝負の12連戦初戦に快勝し、加賀繁投手(33)の引退試合に花を添えた。5回に4番筒香嘉智外野手(26)が右翼席最上段へ、本塁打王争いのトップに並ぶ36号3ラン。1回1死、加賀からマウンドを引き継いだ京山将弥投手(20)は8回2/31失点で6勝目を挙げた。チームは3連勝で、3位巨人にゲーム差なしの勝率5毛差に肉薄した。 4番が特大の1発で、同期入団の加賀を送り出した。5点リードの5回無死一、二塁。筒香は7球目の内角146キロを思い切り振り抜いた。右翼席最上段に消える36号3ラン。「しっかりとしたスイングで強く打つことができた。感触は良かったです。加賀さんのためにも、今日は絶対、何としても勝ちたい試合でした」。打って、勝って、この日でユニホームを脱ぐ右腕の花道を飾りたかった。 9年前のドラフト会議。筒香の後、2位で指名されたのが加賀だった。年齢は6つ上でも同期として支え合ってきた。「寮でのいろいろな思い出もあります。本当にお世話になったので、思い入れは強いです」。1回の引退登板を終えると、マウンドまで行き、抱き合った。この時、右腕から掛けられた言葉は「頑張ってくれ」。バットで応えたアーチは、ともに切磋琢磨(せっさたくま)してきた横浜スタジアムで、節目の100号だった。 12連戦の初戦。加賀への惜別だけでなく、CS進出へ向けても重要な1戦だった。試合前には主将として選手だけのミーティングを開いた。「ここからの12試合で(CS進出チームが)決まる可能性が高い。みんなで頑張っていこう、ということを、伝えさせてもらいました」。 今月上旬。5位からの巻き返しに向け、主砲は力を込めて言った。 筒香 ここから大事なのは「勝ちたい」という気持ち。それしかない。 正念場を前に選手を集めたのは覚悟をともにし、一丸となるためだった。 チームは3連勝を決め、3位巨人とはゲーム差なしの5毛差まで詰めた。「今日みんなの勝ちたいという思いが存分に表れた試合でした。加賀さんが引退される日に、そういう試合が出来たことも良かったです」。この日だけは勝つためだけではなく、先輩のためにも打ちたかった主砲。加賀への感謝を込めた会心のひと振りは、DeNAに確かな勢いをつけた。【佐竹実】 ▼筒香が36号3ラン。横浜スタジアムでの1発は今季17本目となり、通算では100本目。同球場で100本塁打以上は、横浜と巨人で147本の村田、102本の田代に次いで3人目。昨年まで筒香が横浜スタジアムで本塁打を放った試合は50勝23敗、勝率6割8分5厘だったが、今年は13勝2敗、8割6分7厘の高勝率をマークしている。

◆DeNA加賀は引退マウンドに感謝の思いを込めた。「たくさんの人に支えられ、たくさんの人に恵まれて、ここまでやることが出来ました。9年間の思いを1球1球に込めて投げました」。4年ぶりに先発を務め、中日平田をスライダーで空振り三振。試合中に涙を見せることはなかったが、セレモニーで3人の子どもと夫人から花束を受け取ると目頭を押さえた。同期入団の筒香の惜別アーチは「ゴウちゃんの1発は本当にうれしかった。打席から『加賀さん、ありがとう』と言ってくれている気がしました」と目に焼き付けた。最後の投球を慣れ親しんだマウンドで締めくくった右腕。仲間に7回、胴上げされ横浜の夜空を舞った。 ◆加賀繁(かが・しげる)1985年(昭60)4月13日、埼玉県生まれ。埼玉平成では投手と内野手を兼任。上武大から投手に専念し、4年秋にリーグMVP。住友金属鹿島を経て09年ドラフト2位で横浜入団。10年3月26日阪神戦でプロ初登板。11年から中継ぎへ転向。右のワンポイントリリーフとして活躍した。通算成績は279試合に登板して12勝22敗、防御率4・03。182センチ、84キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3100万円。

◆1軍に再昇格した中日鈴木博が、8月12日のヤクルト戦以来のマウンドに上がった。 7回に3番手で登板。先頭宮崎に二塁打を許したが、ソト、筒香、ロペスの主軸を抑えた。「投げたいところに投げられて、結果を残せた。これを続けたい」と、表情を引き締めた。CS進出へ残り8試合で出番も増えそうだ。

◆今季限りでの引退を表明したDeNA・加賀が、21日の中日戦(横浜)に先発。引退セレモニーが行われる日に、4年ぶりの先発マウンドに立つ。2番手で先発陣の京山が待機。京山は20日、本拠地で汗を流し、「低めに投げて長打をなくしたい。最少失点で抑えていけたら」と好調の中日打線を警戒した。22日の今季本拠地最終戦では、後藤の引退セレモニーが行われる。 (横浜)

◆今季限りでの引退を表明したDeNA・加賀繁投手(33)が中日戦に先発。現役最後のマウンドで中日・平田から空振り三振を奪った。  10日、後藤武敏内野手(38)とともに今季限りで現役を引退すると発表した加賀。4年ぶりの先発で平田に対して5球を投げ、138キロの直球などで空振り三振に斬った。最後の勇姿を見届けたナインがマウンドに駆けつけ、順に握手やハグ。2番手・京山にマウンドを託し、ベンチに引き挙げた。  加賀は住友金属鹿島から2010年にドラフト2位で入団。外国人打者に強い救援投手として活躍し、12年には61試合に登板した。

◆DeNAが9-1で中日に大勝。この日、先発としてマウンドに上がった加賀繁投手(33)のラスト登板に花を添え、チームは3連勝。3位・巨人とのゲーム差がなくなった。  今季限りでの引退を表明した加賀は4年ぶりの先発マウンド。中日の先頭・平田に対して5球を投げ、138キロの直球などで空振り三振に斬った。加賀からマウンドを託された京山は一死から中日・京田に右翼席への4号ソロを被弾し先制を許したが、加賀の引退登板に打線が奮起。その裏、一死三塁からソトの中犠飛で同点に追いつくと、二回には一死から桑原が左翼席へ勝ち越しの9号ソロ。四回には5安打で4点を追加し6-1とした。  五回には加賀と同期入団の筒香が無死一、二塁から右翼場外へリーグトップタイとなる36号3ランを放ち、リードを8点に広げた。  京山も一発を浴びて先制を許した後は要所を締め、8回2/3を7安打1失点で6勝目(5敗)を挙げた。 京山の話 「加賀さんが三振でつないでくれたのでリズムよく(投げられた)」

◆DeNAの筒香がリーグトップの丸(広島)に並ぶ36号本塁打を放った。6-1の五回無死から試合の大勢を決める3ラン。又吉の速球を右翼席最上段に運んだ。  同期入団だった加賀の引退登板で幕を開けた試合での一発に「一緒に入って寮での思い出とか、いろいろな思い出がある。何としても勝ちたかった」としみじみ話した。大学、社会人を経てプロ入りした加賀は筒香より6学年上だが、人柄で愛された先輩へのはなむけの一打となった。 石川(四回に2点適時打となる内野安打) 「とにかく走者をかえそうと。当たりは良くなかったが、適時打になりうれしい」 桑原(二回に勝ち越しソロ本塁打) 「何とか12連戦の初戦を取って勢いづけられるようにと思っていた。貢献できてよかった」

◆歌手の宇崎竜童(72)が21日、DeNA-中日24回戦(横浜)の試合前にセレモニアルピッチを行った。年齢にちなんだ72番のユニホーム姿でノーバウンド投球を見せ、試合後には大ヒット曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を披露した。

◆一回に京田の4号ソロで先制したが、今季DeNAに2戦2勝と相性の良かった小熊が4回6失点。2番手・又吉も筒香に3ランを浴びた。今季36度目の逆転負けで3位・巨人とのゲーム差は「1・5」に広がった。森監督は「1点で負けるのも10点(実際は9点)で負けるのも一緒。きょうのことは終わりにしないと。明日のことで頭がいっぱい」と気持ちを切り替えた。

◆20歳の京山が、プロ初の救援登板で残りの8回2/3をぴしゃり。「チームにとっても大きな勝利」とほほ笑んだ。引退登板の加賀が打者1人を抑えた後にマウンドへ。いきなりソロ本塁打を浴びたが、自己最長だった5回2/3を大幅に上回る"準完投"に「案外いけるものだな、と」と脱力した感想で笑わせた。チームが今季2戦2敗だった滋賀・近江高の先輩小熊との投げ合いを制し、12連戦の頭でリリーフ陣に貴重な"休息"も与えた。

◆今季限りで現役引退するDeNA・加賀繁投手(33)は21日、中日戦(横浜)で1590日ぶりの先発として最後の登板に臨んだ。  両チームともクライマックスシリーズ争いの正念場とあり、真剣勝負の雰囲気で行われた平田との対戦は5球目、123キロのスライダーで空振り三振。集まった選手たちと抱擁を交わし「9年間の思いを一球一球に込めた」と感慨深げだった。  セレモニーでは、昨年5月に初安打を許すまで20打数無安打に抑えていた好敵手、ヤクルト・バレンティンから「対戦はすごく楽しかった」とのビデオメッセージも届いた。中継ぎを中心に279試合に投げた右腕は「目立たない自分でしたが、マウンドに上がるたびに声援をいただき、とても力になりました」とファンに感謝した。 加賀の引退に夫人の祐季(ゆき)さん 「(3人の)子供たちに、最後にマウンドに立つ姿、パパの格好いいところを見せられて感謝しています。一番上の子は改めてパパの背中を見て、こういうところに立てる選手になりたいと言っていました」

◆DeNAは21日、中日24回戦(横浜)に9-1で快勝し、3連勝で3位・巨人にゲーム差なし、勝率『5毛差』まで肉薄した。22日の本拠地最終戦(対中日)で球団史上初のシーズン観客動員200万人と3位の座を奪う。  主催試合の年間観客動員で球団初となる200万人突破が間近に迫る中、来季はさらなる動員増が確実だ。東京五輪の野球・ソフトボールの主会場に承認された横浜スタジアムは、2020年3月までに約6000席増の3万5000人収容となる。既に改修工事が始まっており、来季はまず右翼席上部とバックネット裏高層階の約3500席が稼働する。また、DeNAが経営参画する前の11年に110万人だった動員は7年間で2倍近くになった計算だ。

◆DeNAは21日、中日24回戦(横浜)に9-1で快勝し、3連勝で3位・巨人にゲーム差なし、勝率『5毛差』まで肉薄した。4番・筒香嘉智外野手(26)が五回に右翼席最上段へセ本塁打1位に並ぶ、駄目押しの36号3ランを放った。この一発で横浜スタジアムでの通算100号も達成。22日の本拠地最終戦(対中日)で球団史上初のシーズン観客動員200万人と3位の座を奪う。  冷たい雨に煙るハマスタの夜空を主砲の一撃が切り裂いた。5点リードで迎えた五回無死一、二塁。筒香が中日2番手、又吉の投じた146キロの直球を完璧に捉えた。  「走者がいて、下(グラウンド)もぬれていたし、強い打球を打てば、走者が還る確率は高くなる。大きいの、というより、強い打球を打つことだけ心がけていた」  打球は右翼席最上段を強襲。右翼後方で増設中の新スタンドにあと少しで飛び込む、飛距離120メートルの大きな弧を描いた。  3試合ぶりの36号3ランで丸(広島)に並ぶセ本塁打1位に立った。横浜スタジアムでは史上3人目の自身100号を達成。主砲の駄目押し弾で中日に引導を渡し、8月22-24日以来となる3連勝で巨人にゲーム差なしの5毛差まで肉薄した。  「みんなの勝ちたいという思いがあらわれた試合だったと思う」。この日の試合前、自ら声をかけて選手全員を集めミーティングを開いた。10月2日まで西へ東へと行き来する過酷な12連戦が始まる。「ここからの12連戦で(シーズンが)決まる可能性が高い。みんなで戦っていこうということを言わせてもらった」  ミーティングを開いたのは約1カ月ぶり。戦況を読み、仲間の雰囲気を感じながら、ここが勝負どころという「タイミングを計っている」と明かす。CS切符をめぐり、4チームが争う大混戦。勢いに乗ると一気に突っ走れる若いチームの真ん中で、26歳の主将は采配をふるっていた。  どうしても白星を贈りたい人がいた。この日、現役最後のマウンドに立った加賀は、2010年の同期入団だ。  「入団した頃、一緒に寮で過ごしたり、色んな思い出がある。何としても勝ちたい試合だった」  先発として空振り三振で「一死」を奪ったマウンドに左翼から駆けつけると熱く抱擁をかわした。プロの第一歩からともに9年間を過ごした右腕からは、「頑張れよ」と力強い声で背中を押された。  22日の本拠地最終戦は巨人、阪神、ソフトバンクに続く、球団史上初のシーズン観客動員200万人到達が確実となっている。ベイ党の熱い声援を受け、昨秋は日本シリーズまで進出した『下克上』の挑戦権を手に入れる。 (佐藤春佳)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
76522 0.594
(↑0.003)
M3
(↑1)
13667
(+7)
589
(+3)
169
(-)
80
(+1)
0.264
(-)
4.11
(↑0.01)
2
(-)
ヤクルト
65622 0.512
(-)
10.5
(↓0.5)
14602
(-)
617
(-)
122
(-)
64
(-)
0.268
(-)
4.26
(-)
3
(-)
巨人
61694 0.4692
(-)
16
(↓0.5)
9587
(-)
550
(-)
140
(-)
59
(-)
0.257
(-)
3.88
(-)
4
(-)
DeNA
60682 0.4688
(↑0.004)
16
(-)
13526
(+9)
611
(+1)
166
(+2)
70
(-)
0.253
(↑0.001
4.37
(↑0.03)
5
(-)
中日
61722 0.459
(↓0.003)
17.5
(↓1)
8579
(+1)
624
(+9)
92
(+1)
58
(-)
0.266
(-)
4.41
(↓0.03)
6
(-)
阪神
57681 0.456
(↓0.004)
17.5
(↓1)
17530
(+3)
564
(+7)
82
(-)
65
(-)
0.256
(-)
4.11
(↓0.02)