西武(☆10対5★)楽天 =リーグ戦23回戦・メットライフドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
楽天
0000001045500
西武
31300012X101103
勝利投手:菊池 雄星(12勝4敗0S)
敗戦投手:古川 侑利(4勝8敗0S)

本塁打
【西武】山川 穂高(38号・1回裏2ラン),森 友哉(15号・2回裏ソロ),中村 剛也(25号・3回裏3ラン)

  DAZN
◆西武は初回、浅村の適時二塁打と山川の2ランで、3点を先制する。その後は、3回裏に中村の3ランが飛び出すなど、終わってみれば11安打で10得点を挙げた。投げては、先発・菊池が今季12勝目。敗れた楽天は、打線が最終回に追い上げを見せるも、反撃が遅かった。

◆楽天は石井GMが試合を観戦したが、完敗で4連敗となった。 先発古川が3回7失点でKO。打線も8回まで1得点と、振るわなかった。同GMは「負けるところを見ることも大事な仕事。何が足りないか見ることも大事」と話した。その上で2番手で登板した森を評価。3回1/3を3安打1失点の内容に「球の力が出てきた。いい投球をしていた」とうなずいた。

◆西武先発の菊池雄星投手が、8回2安打1失点で12勝目を挙げた。 バランスよく投げ、2回2死からの藤田の中前打と、7回先頭オコエの内野安打の2本のみ。7回は自らの暴投もあり三塁まで進まれ犠飛を許したが、その1点だけに抑えた。 9連戦の初戦だった。試合のなかったソフトバンクとのゲーム差を3・5に広げた。お立ち台に上がった菊池は「今日も打線の援護があって、1回から点を取ってくれたので、気持ちよく投げられました。優勝するためには、こういう時期が来ると思ってました。緊張を力に変えて、頑張りたい。一番じゃないと面白くない。優勝しましょう!」とファンに呼び掛けた。

◆返り討ちの準備は整えた。10年ぶりの優勝を狙う西武にとって勝負の9連戦初戦。先発の菊池雄星投手(27)が楽天打線を8回2安打1失点に抑え、12勝目を挙げた。試合がなかった2位ソフトバンクとのゲーム差を3・5に広げ、15日から本拠地に迎えての3連戦に臨む。3連勝なら優勝マジックがつく可能性がある大一番を前に、チームに勢いをつける快投を見せた。 菊池は全く危なげなく役目を遂げた。8回97球、2安打1失点。7回先頭への内野安打と自らの暴投が絡み、犠飛で1点を失っただけ。「良かったと思います。バランス良く投げられました。コントロールも良かった。銀さん(炭谷)のプランどおりに投げられたと思う」。秋の匂いが漂い始めた本拠地の夜空のように、クールに振り返った。 内心はクールじゃなかった。猛追するソフトバンクが3ゲーム差まで迫り迎えた9連戦初戦。「必ず初戦を取る」と燃えていた。直接対決を重視し、中7日で15日のソフトバンク3連戦初戦に回る案もあった。辻監督は「(15日で)千賀と当てることも考えた。でも、本調子じゃない。どの試合も大事ということ」と説明。ここ2試合、序盤に左脇腹をつったコンディションも配慮した。 菊池は"私"を捨てた。首脳陣から登板日を伝えられると「ソフトバンク戦で勝ちたい気持ちは、あります。でも過去のデータも見て、どっちが勝ちやすいか考えたんだと思う」。プロ入り以来未勝利のソフトバンクにやり返したい欲を抑えた。楽天戦は今季は防御率5・09と打ち込まれていたが、4月までは13連勝。目の前の一戦に集中した。 仲間の存在があった。神戸で練習日だった10日、同学年で食事会をした。山川から「もっと腕を振ってストレートを投げれば雄星が打たれるはずがない。自信を持って」と言われた。打者目線の助言に「考えすぎていた。楽になりました」。山川は初回に2ラン。1発にも感謝した。 点差も開き、8回でお役御免。次は間隔を詰め、中5日で20日ロッテ戦に回る。その次は27日のソフトバンク戦だ。現状の最短の優勝日は24日だが、27日からの3連戦がXデーになる可能性は十分ある。菊池は「(優勝は)僕は初めての経験。楽しみです」と腕をぶした。ひりひりする天下分け目の戦いが力になる。次も、その次も、雄星はやる。【古川真弥】

◆楽天石井GMが試合観戦した中、完敗を喫した。先発古川が3回7失点でKO。打線も8回まで1得点と、振るわなかった。 同GMは「負けるところを見ることも大事な仕事。何が足りないか見ることも大事」と話した。その上で2番手で登板した森を評価。3回1/3を3安打1失点の内容に「球の力が出てきた。いい投球をしていた」とうなずいた。

◆西武の山賊打線が序盤で試合を決めた。 初回、浅村の先制打の後、山川が38号2ランで続いた。「直球を待って、外のボールを拾えたのに意味がある」と、スライダーをライナーで左翼席へたたき込んだ。2回は森が15号ソロ。3回は中村が25号3ラン。あっという間に7点を奪った。

◆14日の西武戦(メットライフ)に先発する楽天・古川が13日、遠投などで調整した。「一発のある打者が並び、どこからでも点が取れるので低めにボールを集めたい」と重量打線を警戒。今季残り試合へ「4勝7敗で貯金していない。マイナス(借金)を減らしたい」と目標を掲げた。(楽天生命パーク)

◆西武は一回に浅村の適時二塁打と山川の38号2ランで3点を先制した。二回に森のソロ、三回は中村の3ランで突き放した。菊池は8回2安打1失点と好投し、3連勝で12勝目。楽天は九回に追い上げたが、序盤の失点が響き4連敗。

◆楽天の古川は序盤から強力な西武打線につかまり、3回を投げて今季ワーストの7失点で8敗目を喫した。一回、浅村に先制の二塁打を許すと、続く山川にスライダーを左翼席へ運ばれた。二回は森にソロ、三回には中村に3ランを浴び「完全に力不足。追い込んでから甘くなった」と唇をかんだ。  8日に誕生日を迎えたばかりで、23歳の初登板は悔しい結果に終わった。これで自身5連敗。平石監督代行は「ボール一つ一つは昨年に比べて成長している。もうちょっとマウンドでの整理の仕方を考えないといけない」と指摘した。

◆西武の山川が4試合ぶりの38号2ランを放った。一回に浅村が先制打を放ち、なお1死二塁で、古川の131キロのスライダーを左越えに運んだ。主将の適時打に続く一発に「浅村さんが打ってくれたのが大きい。助かりました」と感謝した。  本塁打でリーグトップを走り、初の40本まであと2本。お立ち台で「毎日打てるように頑張る」と豪快に宣言し、ファンからの歓声を浴びた。

◆楽天の石井一久ゼネラルマネジャー(GM)が14日、メットライフドームでの西武戦に訪れ、就任後初めて視察した。試合前はグラウンドで練習も見詰め、平石洋介監督代行と選手の起用法などについて意見を交わした。試合は5-10で敗れたが「負けるところを見るのも大事。チームに必要なもの、欠けているものを分析し、どう取り組めばいいか考えながら見た」と話した。  米大リーグ、マリナーズの退団が決まった岩隈久志投手については「これからいろいろ話し合う。まだどれだけ投げられるのか分からないので。僕はチームが良くなることだけ考える」と慎重な言い回しだった。

◆楽天の森が約3カ月ぶりに1軍に昇格し、2番手で3回1/3を投げて1失点と好投した。四回にマウンドに上がるといきなり四球を出したが、後続を断って波に乗った。「緊張もあったけど、楽しい気持ちで投げられた」と満足げだった。  疲れの見えた七回に秋山、源田に連打を浴びて1点を奪われた。それでも視察した石井ゼネラルマネジャー(GM)は「球の力も出てきている。点は取られたけど、いい投球をしていた」と褒めた。自らと同じ左投げで活躍したGMの評価を伝え聞いた森は「いいところを見せられて良かった」と笑った。 オコエ(右脚のけがから約4カ月ぶりに復帰し、2安打) 「久々の1軍で楽しみながらやった。これでチームが勝っていれば喜べたけど、負けているので」

◆腰の張りのため、12日のオリックス戦で先発を外れた浅村が「3番・二塁」で先発出場。一回、右翼線に先制の適時二塁打を放ち「不安はあったけど、9連戦の一発目なので、なんとか貢献したかった」と振り返った。主将の一打に「食らいついて、執念だね」と辻監督。六回の守備からベンチに退いたが、さすがの存在感を見せた。

◆パ・リーグ首位の西武は14日、楽天23回戦(メットライフ)に、10-5で勝利。エースの菊池雄星投手(27)が、8回2安打1失点と好投し、12勝目(4敗)を挙げた。15日からは2位・ソフトバンクとの3連戦(メットライフ)。エースが見事な投球を披露し、"天王山"を前にゲーム差を「3・5」に広げる貴重な勝利をもたらした。  これぞ、エースだ。菊池が8回1失点。貫禄の投球を披露した。  「援護点をもらって、気持ちよく投げられた。必ず勝たなければいけないという強い思いがありました」  今季、防御率5・09と打ち込まれていた楽天打線に2安打しか許さず、失ったのは犠飛による1点だけと、付け入る隙を与えなかった。  自らを「考えこんでしまうタイプ」と分析する。今季は思い描くボールが投げられず苦心していたが、この日は右打者の内角に武器のスライダーを投げ込むなど強気の投球が光った。「気持ちの部分が大きい」という左腕に浮上のきっかけを与えたのが、同じ1991年生まれの4番・山川の一言だった。  「『打たれるはずがない』と、もっと自信を持って投げたら。雄星に腕を振ってストレートを投げられたら嫌だよ」  前カードの神戸遠征中、平井、小川を交えて同期会を開いた。野球談議に花を咲かせていたとき、山川に言われたこの言葉が強く耳に残った。  五回二死では、この日最速の154キロの直球で内田を見逃し三振。投げた直後に体が1回転するほど力を込めた一球で仕留めた。エースに"助言"した山川も一回に38号2ラン。ともに上がったお立ち台で、ガッチリと握手を交わした。  9連戦の初戦で8回97球と余力十分に勝利に導いた菊池は、中5日で20日のロッテ戦(ZOZOマリン)にまわることになった。3・5ゲーム差で迎えるソフトバンクとの3連戦へ「天王山というゲームになる」と辻監督。決戦を前に、獅子が最高の白星をつかんだ。 (花里雄太) 一回に38号2ランを放った西武・山川 「いい打ち方ができました。あしたからエグイ試合になると思うけど、頑張りたい」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
73502 0.593
(↑0.003)
(-)
18691
(+10)
589
(+5)
167
(+3)
117
(+1)
0.273
(-)
4.39
(-)
2
(-)
ソフトバンク
68521 0.567
(-)
3.5
(↓0.5)
22584
(-)
488
(-)
178
(-)
71
(-)
0.267
(-)
3.85
(-)
3
(-)
日本ハム
66543 0.55
(↑0.004)
5.5
(-)
20526
(+4)
500
(+3)
130
(-)
80
(-)
0.253
(-)
3.71
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
57665 0.463
(↓0.004)
16
(↓1)
15472
(+3)
510
(+4)
93
(+1)
84
(+2)
0.24
(-)
3.69
(↑0.01)
5
(-)
ロッテ
54633 0.462
(-)
16
(↓0.5)
23464
(-)
509
(-)
61
(-)
109
(-)
0.253
(-)
3.93
(-)
6
(-)
楽天
50723 0.41
(↓0.003)
22.5
(↓1)
18447
(+5)
524
(+10)
113
(-)
59
(-)
0.239
(↓0.001)
3.9
(↓0.06)