ロッテ(★1対8☆)ORIX =リーグ戦23回戦・マリンスタジアム=
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ORIX
10310 0030 8110
ロッテ
00100 0000 170
勝利投手:西 勇輝(7勝11敗0S)
敗戦投手:種市 篤暉(0勝1敗0S)
  DAZN
◆オリックスは1点リードの3回表、ロメロ、マレーロ、安達の適時打で3点を追加する。その後5-1で迎えた8回には、若月と小田の適時打で3点を加えた。投げては、先発・西が7回1失点の好投で今季7勝目。敗れたロッテは、先発・種市が試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。

◆オリックス先発の西勇輝投手(27)はここまで両リーグワーストの11敗。8月までにシーズン12敗以上を喫してしまうと、オリックスでは05年ケビン以来。日本人選手では86年今井以来32年ぶりとなってしまう。

◆オリックスのクリス・マレーロ内野手が、2試合連続の適時打を放った。 2-0の3回2死三塁で、ロッテ種市の148キロ速球を捉えた。懸命に前進した中堅・岡の前で打球は弾み、グラブの下をすり抜けて中堅フェンスまで達するタイムリー三塁打になった。 「甘いボールをしっかり捉えることを考えていたんだけど、3ボールからの甘いストレートを見逃してしまったから、積極的に打ちに行ったんだ。タイムリーを打つことができてよかったよ」とマレーロ。安打は3試合連続と、上り調子だ。

◆オリックス安達了一内野手(30)が、6月5日の阪神戦(甲子園)以来今季2度目の猛打賞を記録した。 3回2死三塁からチームの4点目となる中前への適時打を放ち「追加点を取って、いい流れで打席が回ってきたので、その流れに乗って打つことができました。なんとかランナーをかえすことができてよかったです」と喜んでいたが、6、8回も安打をマーク。8回の左前打はダメ押しにからんだ。

◆ロッテのベテラン福浦が9回2死から意地を見せた。 代打で登場すると、カウント1-2からオリックス近藤の145キロ直球を右前へはじき返した。これで2000安打まであと10本。試合後、すぐにウエートトレーニング場へ向かった42歳は「残り10本になっても気持ちは変わらない。体の状態は万全ではないけど、出るからにはしっかりやりたい」と話した。

◆オリックスは打線がつながり、4年ぶりにロッテ戦の勝ち越しを決めた。 1-0の3回にロメロが1軍復帰3試合目で初の適時打を放ち、マレーロ、安達も続いてこの回3点。8回にも3点を奪い、ダメを押した。打線の援護に守られ、先発の西は7回1失点で7勝目。福良監督は「いい攻撃ができましたね。やっぱり外国人が打つと点が入る」と喜んだ。4位ロッテに0・5差に迫り、明日28日は日本ハムと対決する。

◆オリックスのロメロが三回、適時二塁打を放った。「とにかく甘いボールを逃さないことを考えていたんだけど、初球をファウルにしてしまった。だけど修正してしっかり捉えることができた」と喜んだ。  「右腹直筋損傷」で離脱し、24日に復帰。3番打者の快打がこの回の猛攻を呼び込んだ。

◆オリックスが大勝した。一回に吉田正の二ゴロの間に1点を先制し、三回にロメロの適時二塁打などで3点。八回にも小田の2点二塁打などで3点を加えた。西が7回1失点で7勝目。ロッテは種市が5回5失点でプロ初黒星。

◆ロッテの2年目、種市はプロ3度目の登板で5回5失点と崩れ、初黒星を喫した。三回に3安打で3点を失い「打たれてから、自分の中で引いてしまった部分があった」と弱気になったところを反省した。  140キロ台後半の直球は力があったが、大胆に内角を突くことができなかった。次回に向け「もっと攻めていかないといけない」と自戒を込めて言った。 井口監督(種市に) 「制球に苦しんでいるところがあった。先頭打者を出してしまっていた」

◆ロッテの福浦が九回に代打で右前打を放ち、通算2000安打に残り10本とした。偉業達成にカウントダウンが始まったが「10本だからと言って、気持ちは変わらない」と淡々と言った。  21日の西武戦で右太もも裏に投球を受けた影響もあり、代打での出場が続いている。「万全ではないかもしれないけれど、出るからにはしっかりとやるだけ」と頼もしい言葉を残した。

◆福浦が九回二死から代打で出場。直球を右前にはじき返し、通算2000安打まで残り10とした。「あと10安打といっても気持ちは変わらない」と淡々した表情。21日の西武戦(東京ドーム)で右太もも裏に死球を受けるなど、万全ではない。井口監督も「状態をみながら指名打者で使いたい」と偉業に向けた起用を模索している。

◆西は7回1失点で7勝目(11敗)。大量援護点に助けられ「あれだけ打ってくれたのが大きい。残り試合も少ないけど、自分が長いイニングを投げられるようにしたい」と感謝した。負けて8月までに12敗目となれば、球団の日本選手では1986年の今井雄太郎以来、32年ぶりの不名誉な記録に並ぶところだったが、直前でストップ。チームも4年ぶりのロッテ戦勝ち越しを決めた。 三回に右腹直筋損傷から1軍復帰後、初適時打を放ったオリックス・ロメロ 「とにかく甘いボールを逃さないことを考えていた。初球をファウルにしてしまったが、修正してしっかりとらえることができたよ」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
654520.591
(↓0.005)
0
(-)
31621
(+8)
527
(+12)
157
(+1)
105
(-)
0.271
(-)
4.37
(↓0.06)
2
(-)
福岡
594910.546
(↑0.004)
5
(↑1)
34515
(+12)
464
(+8)
161
(+4)
66
(-)
0.262
(↓0.001)
4.07
(↓0.03)
3
(-)
日ハム
595130.536
(↑0.004)
6
(↑1)
30489
(+4)
467
(+2)
123
(-)
74
(-)
0.252
(-)
3.78
(↑0.02)
4
(-)
ロッテ
515630.477
(↓0.004)
12.5
(-)
33424
(+1)
457
(+8)
52
(-)
102
(+2)
0.254
(-)
3.83
(↓0.04)
5
(-)
ORIX
525850.473
(↑0.005)
13
(↑1)
28430
(+8)
457
(+1)
83
(-)
75
(+3)
0.24
(↑0.001)
3.68
(↑0.03)
6
(-)
楽天
476330.427
(↓0.004)
18
(-)
30403
(+2)
446
(+4)
102
(-)
54
(-)
0.241
(-)
3.67
(↓0.01)