ロッテ(☆6対4★)西武 =リーグ戦17回戦・東京ドーム=
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西武
10010 2000 4110
ロッテ
00006 000× 680
勝利投手:有吉 優樹(5勝2敗0S)
(セーブ:内 竜也(2勝3敗24S))
敗戦投手:多和田 真三郎(12勝5敗0S)
  DAZN
◆ロッテは2点ビハインドの5回裏、岡の適時打で同点とする。その後は藤岡の適時打で勝ち越すと、なおも2死一三塁の好機から中村の3ランが飛び出し、この回一挙6点を奪った。投げては、先発・有吉が今季5勝目。敗れた西武は、先発・多和田が5回に突如崩れた。

◆ロッテは、ガンホースペシャルナイターとして開催する21日の西武戦(東京ドーム、午後6時30分開始)のファーストピッチセレモニーを、モデルで女優の坪井ミサト(21)が務めると20日、発表した。  野球女子としても活躍しており「このたび、東京ドームでファーストピッチというすてきな機会をいただけて本当にうれしいです!球速107キロが最速ですが、100キロ超えを目指し、当日は記録更新できるように全力投球致します。応援よろしくお願い致します!」と意気込んだ。

◆レジェンドが東京ドームをわかせた。  ロッテオリオンズ誕生50年目の特別試合として行われた試合前セレモニーに、OBの落合博満(64)村田兆治(68)の両氏が登場した。  82年、85年、86年と3度の3冠王に輝いた落合氏は、同年オフにトレードで中日に移籍して以降、初めてロッテのイベント参加となった。オープンカーで登場すると、バットを持ってスイングを披露。「40年前にロッテオリオンズに第3位の指名を受けて、ユニホームを着たのが出発点です。そのとき指名してもらえなければ、今日ここに立っていることもなかったと思います。そういうチャンスをくださったロッテ球団に心より感謝申し上げます」とスピーチした。  また「まさかり投法」でおなじみの村田氏は、始球式に登板。ノーバウンドで112キロを計測し、ファンの歓声を浴びた。「50年の歴史の中で、時代とともに歩んでこられた先輩方、そして後輩の皆さま。これからも感動と夢をファンの皆様とともにつくっていってほしいと思っています。ロッテ球団が、これからさらに発展することを願っています」とコメント。投球については「う~ん、ダメだなあ。もう少しウオーミングアップをしておけばよかったよ」と、満足してはいなかった。

◆ロッテは2点を追う5回に中村の3ランなどで一挙6得点を奪って逆転に成功。継投で西武打線から逃げ切った。  また試合前にはロッテオリオンズ誕生50年目シーズンを記念したセレモニーに村田兆治氏、落合博満氏が登場。村田氏は始球式を務め、マサカリ投法で112キロを計測した。ロッテは逆転勝利でレジェンドたちへ花を添えた。

◆西武辻発彦監督がロッテの応援に悲鳴を上げた。  打線が2点を先行しながら、先発多和田が5回に3四死球4安打と乱れて一挙6失点。その後は外崎の2ランで追い上げたが、逃げ切られてしまった。  しかし辻監督が試合後のインタビューで真っ先に発した言葉は多和田についてでも、敗戦についてでもなく、ロッテの応援についてだった。  この日はロッテ主催の東京ドーム開催試合。屋外のZOZOマリンよりも応援の音がこもる状況だった。辻監督は「本当にうるさい。屋根があるところでのロッテの応援はたまらんわ。ピンチでも何でもないのに、ピンチになるし。サッカーのスタジアムじゃないんだから」と苦笑いだった。

◆ロッテが2連勝で今季50勝に到達した。  2点を追う5回に、一挙6得点のビッグイニングで逆転した。2死満塁から岡大海外野手が15球粘った末に同点の中前打2点打。続く藤岡裕大内野手が勝ち越しの右前打を放った。  藤岡は直前の4回に、右翼線への二塁打でシーズン100安打に到達。ドラフト制後、球団の新人では11年伊志嶺以来5人目となる大台に乗せた。ここまで105試合で101安打とし「(100安打は)思ったより時間がかかった。1日1本と思ってやっているので。143試合で143本に乗せられるように、これからも頑張りたい」と話した。

◆メモリアルな試合で、メモリアルなマルチ安打だ。ロッテ藤岡が4回1死の第2打席、右翼線へ二塁打。ドラフト制後、球団の新人では11年伊志嶺以来5人目となる通算100安打とした。「思ったより時間がかかった。1日1本と思ってやっているので」。105試合目の到達にやや悔しさが残るも、101本目はすぐにやってきた。  岡が15球粘った末に同点打を打った5回、なおも2死一、三塁。追い込まれてから内角へ落ちるフォークに食らい付いた。「(岡)大海さんが粘った流れを、ここで切りたくなかった」。一挙6点を奪うビッグイニングを生み、この右前適時打が決勝打になった。  ロッテオリオンズ誕生50年目の記念試合でチームは今季50勝に到達。試合前には3冠王3度の落合氏が登場し「神主打法」を披露した。貫禄を目の当たりにし「大きいのが打てて率も残せる、偉大な方。まだまだですけど、そういう人に近づけるように努力していきたい」。全試合出場中のルーキーの当面の目標は、シーズン143試合で143安打。「チームのためのヒットを積み重ねる」と話す藤岡が球団史に名を刻んだ節目の快音に、東京ドームを埋めた4万3284人がわいた。【鎌田良美】

◆ロッテは20日、ガンホースペシャルナイターとして行われる21日の西武戦(東京ドーム、午後6時半開始)で"野球女子"として活躍中の女優、坪井ミサトが試合前のファーストピッチセレモニーに登板すると発表した。坪井は球団を通じ「すてきな機会をいただけて本当にうれしいです! 球速107キロが最速ですが、100キロ超えを目指し、当日は記録更新できるように全力投球致します。応援よろしくお願い致します」とコメントした。

◆ロッテは20日、球団50年記念試合として行われる21日の西武戦(東京ドーム、午後6時半開始)の「立ち見席」を緊急発売すると発表した。  前売り指定席券がすでに完売、球団ではファンの要望に応えるため限定500枚(予定数に達した時点で終了)の発売を決定した。発売は当日午後3時半から、東京ドーム当日券販売窓口(22ゲート前)で。2000円、子供1000円。

◆西武の浅村が適時打を放ち2試合連続で打点をマークした。0-0の一回1死二塁で有吉の速球を右前へはじき返した。  試合前に母校の大阪桐蔭高が、甲子園大会で史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。「うれしいし、誇りに思う」と刺激を受け、後輩に負けじと勝負強さを見せた。

◆西武の多和田は5回6失点で5敗目を喫した。四回までは無失点だったが、2-0の五回に突如崩れた。制球を乱して2死満塁のピンチを招くと、岡、藤岡に連続適時打を許し、続く中村には3ランを浴びた。「四球でリズムを崩してしまった」と悔やんだ。  ここまで12勝を挙げ、勝てばリーグトップに並ぶチャンスだった。「先制してもらったのに野手に申し訳ない」と声を沈ませた。

◆西武の外崎が六回に18号2ランを放った。高めに浮いた有吉の直球を左中間席に運び「真っすぐか、スライダーが来ると思っていた」と狙いが的中した。  これまでのシーズン自己最多は、昨季の10本塁打。初の20本到達も視界に入るが「数字を気にすると形が崩れるので」と冷静だった。 辻監督(五回に6失点の多和田に) 「気持ちを楽にやってくれたらいいのに。(五回は)四球、四球でしょ。打たれていい、それくらいの気持ちで投げろと言っているのに」 小川(中日から移籍後初登板し1回無失点) 「すごく緊張した。ゼロで抑えられて良かった」

◆ロッテの有吉が5勝目を挙げた。好調の西武打線を相手に緩急を使い、大崩れせずに味方の反撃につなげ「序盤は粘って投げられた」と納得の表情で話した。  六回は外崎に2ランを許して「余計だった」と悔やんだが、6回を4失点でまとめた。井口監督は「踏ん張りながら、しっかりと抑えてくれた」と評価した。 藤岡(五回の勝ち越し打を含む2安打で今季101安打とし) 「100安打は意識していない。1試合1本の143安打を超せるように」 中村(五回に3ラン) 「最高。つないでくれたので何とかしたいと思っていた。本塁打はたまたま」

◆D2位・藤岡(トヨタ自動車)が四回の第2打席で二塁打を放ち、球団では2011年の伊志嶺以来、9人目となるルーキー100安打に到達した。「自分では1試合1本と思っていたから、(105試合目は)思ったより時間がかかった」と苦笑い。五回には、すかさず101安打目となる勝ち越し打を放ち「流れを切らずよかった。フォークに食らいつけた」と笑顔だった。 6回4失点で5勝目を挙げたロッテ・有吉 「序盤は粘って投げられたが、味方が点を取ってくれた後の失点が余計だった」

◆西武は21日、ロッテ17回戦(東京ドーム)に4-6で逆転負け。大阪桐蔭高OB、浅村栄斗内野手(27)が、一回にリーグ単独トップの93打点目となる先制打を放ったが、勝利には結びつかなかった。  「(打点争いは)1試合ごとに変わるから、今は特に何も思わないです」。この日は、この1安打に終わり「コントロールがよかった」と、有吉をたたえた。  甲子園では後輩たちが春夏連覇を達成。自身は2008年の第90回大会で「1番・遊撃」として躍動。17年ぶり2度目の優勝を果たし、強豪校の礎を築き上げた。大会序盤は「大阪はレベルが高い。準決勝ぐらいから見ます」と、後輩たちの力を信じ、冗談交じりの"強烈エール"。この日は「自分も大変うれしいですし、誇りに思います。本当におめでとう。そしてありがとう」とコメントした。後輩たちに続いて、必ず優勝をつかみ取る。 (花里雄太) 5回6失点で5敗目の西武・多和田 「四死球で走者をためて崩れたのが、もったいない。もっと、大胆にいってもよかった」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
634220.6
(↓0.006)
0
(-)
36598
(+4)
502
(+6)
153
(+1)
105
(-)
0.273
(-)
4.34
(↓0.02)
2
(-)
日ハム
574920.538
(↓0.005)
6.5
(-)
35467
(+5)
446
(+10)
118
(+2)
69
(-)
0.251
(-)
3.78
(↓0.04)
3
(-)
福岡
544910.524
(↑0.004)
8
(↑1)
39480
(+10)
445
(+5)
149
(+2)
64
(-)
0.263
(↑0.002)
4.1
(↑0.01)
4
(-)
ロッテ
505230.49
(↑0.005)
11.5
(↑1)
38411
(+6)
429
(+4)
51
(+1)
97
(-)
0.255
(-)
3.76
(-)
5
(-)
ORIX
495750.462
(↓0.005)
14.5
(-)
32411
(+5)
448
(+6)
81
(-)
71
(-)
0.239
(-)
3.73
(↓0.02)
6
(-)
楽天
476020.439
(↑0.005)
17
(↑1)
34396
(+6)
429
(+5)
100
(+3)
52
(-)
0.244
(↑0.001)
3.65
(↓0.01)