中日(★4対5☆)DeNA =リーグ戦17回戦・ナゴヤドーム=
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DeNA
20120 0000 591
中日
00031 0000 470
勝利投手:田中 健二朗(1勝1敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(2勝3敗21S))
敗戦投手:吉見 一起(3勝4敗0S)
  DAZN
◆DeNAは初回、ソトの2ランで先制する。その後は3回表にソトの2打席連続本塁打となるソロで追加点を挙げると、続く4回には柴田の2点適時打でリードを広げた。投げては、3番手・田中健が今季初勝利。敗れた中日は、打線が中盤に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手が、14号先制2ランを放った。  1回に1番桑原将志外野手が内野安打で出塁。すると2番ソトが中日吉見のシュートをとらえた。左翼スタンド中段に運び「しっかりと前でコンタクトすることができました。久しぶりに先発する平良を援護できる得点になり、うれしいです」。  これで18日ヤクルト戦から打った安打は5本すべて本塁打と大当たり。打てばホームランという「恐怖の2番」が貴重な2点をもたらした。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手が、2打席連続本塁打を放った。  1回に1番桑原将志外野手が内野安打で出塁。すると2番ソトが中日吉見のシュートをとらえ14号先制2ラン。左翼スタンド中段に運び「しっかりと前でコンタクトすることができました。久しぶりに先発する平良を援護できる得点になりうれしいです」。さらに3回にも左翼スタンドへ連続となる15号ソロアーチ。これで18日ヤクルト戦から打った安打は6本すべて本塁打と大当たり。打てばホームランという「恐怖の2番」が当たりまくっている。

◆DeNA平良拳太郎投手が、1カ月ぶりの先発マウンドに立った。3回までは中日打線は無安打に抑える、最高の立ち上がり。しかし本人の感触は違った。「立ち上がりから制球が不安定で、試合の中で修正することができませんでした」。  その不安が4回に的中する。先頭大島を左前へ初安打を許すと四球で一、二塁。5番平田に適時打を許した。さらに失策もからみ、この回だけで3失点。5回にも1点を許し4回2/3を5安打4失点(自責3)で降板した。「攻める気持ちを持って投げ続けましたが、カウント不利な状況を多く作ってしまい、甘いボールを打たれてしまいました」。今季2勝目を逃した。

◆中日が後半戦開始から3カード連続の負け越し。セ・リーグ最速で50敗目を喫した。借金も今季最多の「11」に膨らんだ。  2日連続の1点差惜敗に森監督もため息をついた。先発吉見が4回途中5失点の誤算。「吉見がああいう形で点を失ったので、早めに切り替えた。打線もよくあそこまでやってくれた。昨日と同じになるからグチを言ってもしょうがない。投手が試合を作ればな。あと1歩まで来ている」と、最後は次戦からの巻き返しに力を込めた。  2位以下は混戦模様のセ・リーグだが、最下位に沈む中日は脱落の危機にひんしている。

◆DeNAの「恐怖の2番」が初回から牙をむいた。先頭桑原が内野安打で出塁すると、2番ソトが左翼スタンドへ運ぶ14号先制2ラン。「しっかりと前でコンタクトすることができました」。さらに3回。再び左翼スタンド中段まで運ぶ2打席連続の15号ソロで主導権を握った。18日ヤクルト戦での10号以来、打った安打はすべて本塁打と当たりに当たっている。  超攻撃的な打線を組むべく、2番二塁に先発起用されて4試合目。ラミレス監督からは「2番に置くが自分の打撃をしろ。2番らしいバッティングはしなくていい」と言われた。実際に打順に左右されることなく数字を残している。ベンチでは日本野球の先輩であるロペスと情報交換。「相手の攻め方を共有している。このコミュニケーションが大きな助けになっている」。前夜も一緒に大好きな焼き肉を食べた。公私で支えられている。  2番から5番の4人で70発を量産する強力打線が整いつつある。後半戦3カード目にして初の勝ち越しと上げ潮だ。ラミレス監督は「ここ最近はタフな期間だった。次の広島もリーグのベストチーム。簡単ではないが、そこで勝って上昇気流に乗っていきたい」。4位浮上の勢いをつけて広島に乗り込む。【栗田成芳】

◆DeNAの平良にまたも5回の壁が立ちはだかった。5-0と援護を受けながら四回に3失点。五回2死無走者からビシエド、平田に連打を浴び、1点差に迫られて降板となった。今季初登板だった5月17日の阪神戦で白星を挙げた後は、これで3戦連続で4回2/3での交代となった。  「攻める気持ちを持って投げたが、カウント不利な状況を多くつくってしまい、甘い球を打たれた」。先発陣に故障者や不調が出て巡ってきた6月14日以来の登板は、不完全燃焼に終わった。

◆ソトの2発が効いて2連勝。一回に2戦連発となる先制の14号2ラン、三回には2打席連続の15号ソロを放った。7試合にわたる直近の6安打すべてが本塁打という量産で「ヒットが本塁打であることはうれしい。本塁打の方が勝利に貢献できるからね」。7月の月間本塁打を8とし、打点は19まで積み上げた。破壊力抜群の"恐怖の2番打者"が、逆襲への切り札だ。

◆先発の吉見が崩れ、3回0/3を7安打5失点と試合をつくれなかった。森監督は「吉見がああいう形で点を取られるとな」と渋い表情。吉見は「バランスが悪く、修正できなかった」と肩を落とした。これで3カード連続の負け越しで、借金は今季最多の11に膨らんだ。指揮官は「明日からまたゲームがある。引きずってもしようがない」と必死に前を向いた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
503410.595
(↑0.005)
0
(-)
58429
(+9)
367
(+3)
104
(+1)
48
(-)
0.261
(↑0.002)
4.01
(↑0.01)
2
(-)
ヤクルト
424310.494
(↑0.006)
8.5
(-)
57383
(+2)
407
(+1)
80
(-)
45
(+2)
0.263
(↓0.001)
4.25
(↑0.05)
3
(-)
巨人
434710.478
(↓0.005)
10
(↓1)
52413
(+1)
378
(+2)
87
(-)
46
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.98
(↑0.04)
4
(↑1)
DeNA
404520.471
(↑0.007)
10.5
(-)
56344
(+5)
389
(+4)
107
(+2)
55
(+2)
0.248
(-)
4.1
(↑0.01)
5
(↓1)
阪神
384410.463
(↓0.006)
11
(↓1)
60319
(+3)
360
(+9)
50
(-)
44
(-)
0.244
(↓0.001)
3.88
(↓0.06)
6
(-)
中日
395010.438
(↓0.005)
13.5
(↓1)
53366
(+4)
417
(+5)
59
(-)
43
(-)
0.262
(↓0.001)
4.47
(↓0.01)