巨人(★2対5☆)ヤクルト =リーグ戦15回戦・岡山県倉敷スポーツ公園野球場=
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ヤクルト
00210 0110 5162
巨人
00000 2000 282
勝利投手:小川 泰弘(5勝3敗0S)
(セーブ:石山 泰稚(3勝0敗15S))
敗戦投手:内海 哲也(3勝2敗0S)
  DAZN
◆投打がかみ合ったヤクルトが4連勝。ヤクルトは3回表、山田哲の2ランで先制する。その後は3-2で迎えた7回に山田哲が適時打を放つと、続く8回には西浦のソロでリードを広げた。投げては、先発・小川が今季5勝目。敗れた巨人は、投手陣が16安打5失点と精彩を欠いた。

◆ヤクルト山田哲人内野手(26)は自身6度目の3戦連発中。過去5度は3試合止まりで、初の4戦連発を狙う。  二塁手の4試合連続本塁打は03年オーティズ(オリックス)を最後に出ていないが、山田哲は4試合に伸ばせるか。

◆ヤクルト山田哲人内野手が、自身初の4試合連続アーチを決めた。  0-0の3回2死一塁、巨人内海のフォークをバックスクリーン左へ運んだ。「引き付けてセンター方向に打つことが出来ました。ちょうどいい角度がついてくれました」と振り返った。  先制の23号2ランで、この時点でセ・リーグの本塁打争いで単独トップに浮上した。

◆巨人岡本和真内野手(22)が3点を追う6回に適時打を放った。  無死一、三塁、カウント3ー0からの4球目。ヤクルト小川の141キロカットボールをたたきつけた。打球は三塁手川端の手前でバウンドが変わり、頭上を越える適時二塁打となった。「積極的にいこうと思っていました。(結果的に3ボールから?)意識は変えていませんでした」と話した。

◆巨人が今季4度目の4連敗を喫し、3位ヤクルトとのゲーム差が0・5となった。  またしても1発に泣いた。先発の内海哲也投手が3回にヤクルト山田哲人に先制の2ランを浴び、4回にも中村にソロを打たれる。5回まで10安打されるも、失点は本塁打の3点と粘った。  2点を追う8回にも3番手吉川光が西浦にソロを右翼ポール際へと運ばれ、試合が決まった。  22日の広島戦でも5本塁打を浴び、投手陣が1発に沈む。高橋由伸監督は「なんとか防がないといけない」と話した。

◆ヤクルト山田哲人内野手が先制の23号を放ち、20日中日戦から自身初の4試合連続本塁打。二塁手の4戦連発は03年オーティズ(オリックス)以来、15年ぶり。  セ・リーグでは78年ヒルトン(ヤクルト)以来2人目で、セ・リーグの日本人二塁手としては初の4戦連発だ(パの日本人二塁手の4戦連発は過去3人)。  同じく20日中日戦から続いていた盗塁は3試合連続でストップ。惜しくも史上初の「4試合連続本塁打+盗塁」はならなかった。過去、5試合連続本塁打がないのは投手と二塁手で、山田哲が二塁手初の5戦連発を狙う。

◆ヤクルト山田哲人内野手(26)が、自身初となる4試合連続の本塁打を放った。巨人戦(倉敷)の3回2死一塁、巨人先発内海のフォークボールを中堅左へ豪快に運ぶ23号2ランを放ち、セ・リーグの本塁打王争いで単独トップに立った。同僚のバレンティン、DeNA筒香と激しく争うキング争い。3度目のトリプル3が視界に入る男が、軽やかにアーチを重ねていく。チームは4連勝で、2位巨人に0・5差と迫った。  山田哲がコマのようにクルッと回った。3回2死一塁、巨人内海のフォークにも体の軸はぶれない。コースが真ん中付近で甘かったとはいえ、右足にしっかり体重を残したまま軸回転で仕留め、バックスクリーン左へ。4試合連続の1発は、セ・リーグ単独トップとなる23号先制2ラン。「スイングの軌道がいいから、いい角度で上がって本塁打になっている」と、うなずいた。  長期的な取り組みが成果に表れだした。3年連続のトリプルスリーを逃した昨年末、原因を探った。内角攻めの影響もあり、上体が投手寄りに崩されていた。「右足を意識してバットを振ります。シーズンに入っても無意識にできるように今から体に染み込ませていきますよ」。1月のトス打撃から右足に神経を注いでスイングを繰り返し、何も考えなくても常にできることを目指してきた。  肉体も地道に強化した。元来食は細いが、オフから肉と米中心の食生活へ。「この年で食事量を増やしたって格好悪くないですか」と苦笑いしつつ、今夏は体重減を防ぐべく、食事の終盤に大盛りのご飯と赤身肉300グラムを胃袋に流し込む時もある。元々スイングの速さが持ち味。加えて、培ってきたパワーを右足に十分に乗せることで、大柄なバレンティンやDeNA筒香にも劣らぬ飛距離を生んでいる。  7回無死二塁では、野上の直球を中前適時打。「追加点のチャンスだったのでコンパクトに打つことだけを考えた。大きいのを狙わず逆方向を狙ったのが良い方向にいった」と冷静に振り返った。1発も単打も、臨機応変に打ち分ける。15年から2年連続の偉業達成へ導いた「トリプルスリー打法」のバージョンアップに成功し、絶好調ゾーンに突入した。【浜本卓也】

◆「新・巨人キラー」の誕生だ。ヤクルト小川が6回2/3を2失点(自責1)で5勝目を挙げ、16年から続く巨人戦の連勝を6に更新。球団では98~99年に7連勝した川崎憲次郎以来となる相性の良さを発揮した。今季最多の115球を投げ終え「暑かったので何とか気持ちを持ち直して頑張った」と汗を拭った。  倉敷の地が、気持ちを高ぶらせていた。「巨人キラー」でイメージするのは「闘将」と呼ばれた元中日投手の星野仙一氏。出身地が偶然、6連勝が懸かるマウンドと重なった。「闘志を燃やして投げていたイメージが強い。負けたくない気持ちを出しながら1球、1球を投げられれば」。  闘志を内に秘め、ストライクゾーンに攻め込んだ。2点差に迫られた6回1死二、三塁から陽岱鋼に左安打を浴びて2者が生還。リクエストで二塁走者の本塁生還がアウトに変更となったが一喜一憂せず呼吸を整え、後続を断った。「このタイミングで(倉敷で)投げさせてもらって勝てていい思い出になった。(巨人戦の好相性を)プラスにしてやれれば」。上位を争う巨人の前に、ライアン小川が立ちはだかる。【浜本卓也】

◆ヤクルト山田哲人内野手(26)が、自身初となる4試合連続の本塁打を放った。巨人戦(倉敷)の3回2死一塁、巨人先発内海のフォークボールを中堅左へ豪快に運ぶ23号2ランを放ち、セ・リーグの本塁打王争いで単独トップに立った。同僚のバレンティン、DeNA筒香と激しく争うキング争い。3度目のトリプル3が視界に入る男が、軽やかにアーチを重ねていく。チームは4連勝で、2位巨人に0・5差と迫った。  山田哲にとって、倉敷は苦い記憶が刻まれた場所だった。5月22日阪神戦の3回、併殺を狙った二塁送球を2者連続で悪送球をして先制点を許し、3-8で完敗。「完全に僕のミスで負けた」と唇をかみしめた。  あれから2カ月。試合前練習では二塁守備に精を出すかと思いきや、逆だった。「そこまではやらないですよ。もう思い出したくないじゃないですか」。モットーは「誰かのためにプレーする」こと。「高校の時に思ったんです。親に家を買ってあげたいとか、友人に格好いいところを見せたいとか、甲子園に行きたいとか。喜んでもらえるから」。悲壮感を漂わせて周囲に気を使わせることなく、前向きにプレーするのがスタイル。「僕にできるのは全力プレー。野球には元気になる力があるので感じてもらえたらと」。大きなアーチで、西日本豪雨災害の被害を受けた岡山の野球ファンを喜ばせた。

◆24日のヤクルト戦に先発する巨人・内海は23日、気温40度を計測した試合会場でキャッチボールなどを行った。チームは前日22日までの広島3連戦(マツダ)で25失点(うち18点が先発投手)。3戦連発中の山田哲ら好調の燕打線と対する左腕は「僕みたいな球速が速くない投手は、失投が大量失点につながる。繊細かつ大胆に攻めたい」と意気込んだ。 (倉敷)

◆ヤクルトの山田哲が三回に自身初となる4試合連発の23号2ランを放った。  2死一塁で打席に入ると、フォークボールを捉えて中越えに運んだ。「引きつけてセンター方向に打つことができた。ちょうどいい角度がついてくれた」と手応え十分の一発を振り返った。  チームメートのバレンティンと本塁打王争いを繰り広げている。2015年以来、自身2度目のタイトルへ量産態勢に入ってきた。

◆ ヤクルトが4連勝で、2位・巨人とのゲーム差を0・5とした。3番・山田哲が三回に4戦連発となる23号2ランを放つなど2安打3打点の活躍。先発した小川は6回2/3を6安打2失点(自責1)で5勝目(3敗)を挙げた。巨人は4連敗となった。  倉敷の空に大きな放物線を描いた。ヤクルトは三回二死一塁、山田哲が巨人・内海から4試合連続本塁打となる中越え23号2ランを放ち、先制した。四回には一死で中村が左越え3号ソロを放ち、3-0。  巨人は六回無死一、三塁から岡本が左翼線適時二塁打。一死後、陽岱鋼が左前適時打を放ち、1点差に迫った。ヤクルトは七回、無死二塁から山田哲が中前適時打を放ち、1点を追加。八回は一死から西浦が右翼席へ7号ソロを放ち、突き放した。

◆ ヤクルトが4連勝で、2位・巨人とのゲーム差を0・5とした。3番・山田哲が三回に4戦連発となる23号2ランを放つなど2安打3打点の活躍。先発した小川は6回2/3を6安打2失点(自責1)で5勝目(3敗)を挙げた。巨人は4連敗となった。ヒーローインタビューに呼ばれた小川は倉敷のファンの前で感慨深げに試合を振り返った。  --非常に暑いなかでのピッチングになりました  「すごく暑かったんで、なんとか気持ちで持ち直して頑張りました」  --気持ちという面では岡山の倉敷で投げることに特別な思いがあったのでは  「被災にあわれて大変な思いをされている人が多いと思うので、少しでも勇気だったり元気を与えられればと思って、強気で投げさせてもらいました」  --結果、これで自身は巨人戦6連勝となりました。巨人戦の意識は強いのですか  「たまたまだと思うんですけど、負けたくない気持ちは前面に出しながら毎回戦っているのでその結果だと思います」  --倉敷市出身の星野仙一さんがまさにジャイアンツキラーでしたが、忘れられない岡山の地になりましたね  「そうですね。本当に、こういうタイミングで投げさせていただいて、勝利することができて、本当にいい思い出になりました」  --改めて、倉敷に集まったファンに向けて一言  「最後まで応援ありがとうございました。大変な思いをされている方も多いと思いますが、諦めずに頑張ってほしいと思いますし。僕らも野球で何か与えられることがあれば頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくおねがいします」

◆巨人の岡本が0-3の六回無死一、三塁で適時二塁打を放った。3ボールから「積極的にいこうと思った」と甘く入った球を捉え、左翼線にはじき返した。  その後、陽岱鋼の左前打で二塁から同点のホームを目指して全力疾走。球審はセーフとしたが、ビデオ判定で覆った。「必死に走ってアウトなら仕方ない。同点なら流れも変わったかも分からないけど、アウトだったので」とさばさばと話した。 巨人・村田ヘッド兼バッテリーコーチ(3本塁打を浴び) 「打たれ過ぎ。不用意な1球になってしまったと思う」

◆ヤクルトの小川は七回途中6安打2失点で粘り5勝目を挙げた。巨人戦は一昨年から6連勝とし「相性といえば相性。たまたま」と笑った。  チェンジアップとカットボールを有効に使い、打たせて取った。6連戦の初戦で救援陣を疲れさせないように七回も続投。酷暑の中で今季最多の115球を投げた。豪雨で被災した倉敷市での登板に「少しでも勇気や元気を与えられればという気持ちだった」と話した。 青木(3安打) 「得点に絡めたし、いい形で打てた」 小川監督(山田哲に) 「いい状態で試合に臨めている。チームに大きく貢献している」 中村(四回に3号ソロ) 「塁に出ることだけを考えて打った。本塁打になるとは思わなかった」 西浦(八回に吉川光から7号ソロ) 「球が速い投手なので振り負けないように心掛けた」

◆2位巨人は24日、ヤクルト15回戦(倉敷)に2-5で敗れ、4連敗。首位・広島とのゲーム差が今季最大の「9」に広がった。  午後7時時点でも気温34度の倉敷マスカットスタジアム。先発の内海が2発に泣いた。  「(山田哲にはフォークボールの)落ちが悪くスーッといってしまった。中村選手には3ボールにしてしまった。ストライク先行で追い込めるようにしないといけない」。連敗ストップを託されたが三回、山田哲に先制2ラン、四回は中村にソロを被弾。5回3失点で2敗目のベテラン左腕は反省の弁を並べた。  7連勝後に4連敗。高橋監督は「(内海は)序盤は粘っていたので(下位の)中村に打たれると苦しい」と注文をつけた。(吉村大佑)

◆『青山コンビ』の青木も後半戦初の3安打猛打賞と気を吐いた。三回二死から遊撃内野安打で出塁すると、続く山田哲が先制2ラン。七回先頭で右翼線二塁打すると、山田哲が中前適時打。「得点につながってよかった。(打撃の状態は)ここ何試合かは良くなかったけど、今日は良い感じだった」と笑顔だ。相手にとっては恐怖の2、3番。青木は「あいつも状態が良いからね。出れば得点になるという感じがしている」と背番号1の後輩をたたえた。

◆4番・岡本は六回に左翼線へ適時二塁打を放ち、二死二、三塁から陽岱鋼の左前打で二塁から本塁へ突入したが、リクエストによって判定がアウトに覆った。同点のホームインとはならず、「必死に走ったので、アウトになったら仕方ない」と悔やんだ。八回にも左前打を放ち、これで今季の地方球場は9試合で打率・486(37打数18安打)と好相性だ。

◆小川が七回途中6安打2失点(自責点1)で5勝目(3敗)。猛暑の中での登板だったが、直球、カットボールの制球がよく、巨人戦は2016年4月から6連勝とした。倉敷は『巨人キラー』として有名な故星野仙一氏の出身地。西日本豪雨で被災しており、「大変な思いをされている方も多いと思う。少しでも勇気や元気を与えられたら」と思いやった。

◆試合前に西日本豪雨の被災地への募金活動を実施。高橋監督と菅野、長野、小林が参加した。「暑くて大変な時期だと思いますが、何かできることをと思い、微力ながらさせていただきました」と高橋監督。前日23日には甚大な浸水被害を受けた岡山・倉敷市真備(まび)町の小中学生と交流し、この日の試合に招待。「僕らは野球で恩返しできれば」と話した。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(26)が24日、巨人15回戦(倉敷)の三回に自身初、球団の日本選手では史上最長に並ぶ4試合連続の23号2ランを放った。西日本豪雨の被災者が球場に招待される中、野球の底力をみせる先制弾でセ・リーグ本塁打の単独トップに浮上。七回には駄目押しの中前適時打でセ・リーグ3位のチームは5-2で勝利した。後半戦はここまで6勝1敗と盛り返し、2位・巨人に0・5ゲーム差まで迫った。  鳴り物による応援が自粛された倉敷の空に、低く、重い打球音が響いた。三回二死一塁。カウント1-1から、山田哲が内海のフォークボールを振り抜くと、美しい放物線を描いた白球が左中間席で弾んだ。  「引きつけて、センター方向に打つことができた。自分には全力でプレーすることしかできないから。野球の力はあると思う。その力をちょっとでも受け取ってもらえればうれしい」  思いがバットに乗り移った。4試合連続はプロ8年目で自身初。球団の日本選手では最長タイだ。4戦5発の量産態勢で、23号はチームメートのバレンティンを抜き、本塁打王争いの単独トップに躍り出た。  西日本豪雨による被害が大きかった倉敷での一戦。電光掲示板の上には半旗が掲げられ、試合前には黙祷(もくとう)がささげられた。スタンドには招待された被災者や、ユニホームを着た少年少女の姿が目立つ中、野球熱の高い被災地に「野球の力」を示した。  野球の力-。山田哲にとっては特別な日だった。2年後の2020年7月24日、東京五輪が開幕する。  「やっぱり出たい気持ちがある。結果を残さないと出られないから」  日本代表への思いを強めたのが、昨年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だ。超満員の東京ドーム、そしてドジャースタジアムで試合中に球場を見渡した瞬間、さまざまな感情がわき起こった。  「『野球っていいな』って改めて思ったり。応援してくれる人に感動を与えたかったり、逆に自分が感動していたり。日本のみんなが一つになっている感じがした」  2年後は28歳。夢舞台の中心で輝くため、立ち止まる時間はない。  この日、トレーナーがグラウンドに設置した温度計は40度以上を示した。両軍が試合前の打撃練習でサマータイムを実施し、通常より20分早く切り上げた。猛暑の中、山田哲が着火した打線は先発全員安打を記録し、16安打5得点。後半戦は6勝1敗。2位・巨人に0・5ゲーム差まで迫った。  七回無死二塁では駄目押しの中前適時打を放った山田哲に、小川監督は「(七回は)最悪でも進塁打というのを感じた。ああいう一打はチームとして心強い」と目を細めた。  同一シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを初めて達成した2015年は7月に月間打率・434、10本塁打を記録した"夏男"。3度目の達成を視野に入れ、今月も打率・442、6本塁打と打ちまくっている。猛暑の日本列島で今、山田哲が熱い。(長崎右)

◆またまた、巨人ベンチにいわせてもらう。あそこで勝ちパターンのリレーに入らないで、どうする?! 2-3と追い上げた直後の七回の守りだ。マウンドに、前の回から登板した野上を引き続き送り出し、青木の二塁打と山田哲のタイムリーを許してしまった。  押せ押せムード。「よし、このゲームはもらった!!」と、選手に"号令"をかけ、ますます空気を変える意味で、勝ちパターンのリリーフ陣を投入すべきではないか。  野上は中継ぎに降格中。先発が早めに降板したときの要員...というより、われわれの現役時代なら"敗戦処理"と呼ばれてもおかしくない。現状で、その程度の位置づけでしかない投手を、1点差に迫った直後に、それも相手は2番からの好打順で続投させるのは無理がある。  勝ちパターンのリレーに入っていても、結果がどうなっていたかはわからない。ただし、一刻も早く借金を返し、貯金を増やし、改めて広島追撃態勢を整える-。これが今の巨人の使命。その姿勢だけはみせてほしい。  エモトは、6-0から大逆転負けを喫した22日の広島戦で「なぜ投手を総動員しないのか」と評論したばかり。この夜もまた、「なぜだ?!」と、もどかしさばかりが残ったよ。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
493310.598
(↑0.005)
0
(-)
60417
(+3)
358
(+1)
102
(+2)
48
(-)
0.26
(↓0.001)
3.99
(↑0.04)
2
(-)
巨人
434510.489
(↓0.005)
9
(↓1)
54407
(+2)
370
(+5)
86
(-)
45
(-)
0.26
(-)
4
(↓0.01)
3
(-)
ヤクルト
404310.482
(↑0.006)
9.5
(-)
59375
(+5)
401
(+2)
79
(+3)
43
(-)
0.263
(↑0.002)
4.29
(↑0.04)
4
(-)
阪神
374310.463
(↓0.005)
11
(↓1)
62310
(+1)
348
(+3)
50
(-)
44
(-)
0.243
(↓0.001)
3.84
(↑0.01)
5
(-)
DeNA
384520.458
(↓0.005)
11.5
(↓1)
58335
(+4)
382
(+11)
104
(+2)
53
(-)
0.247
(↓0.001)
4.13
(↓0.07)
6
(-)
中日
394810.448
(↑0.006)
12.5
(-)
55359
(+11)
408
(+4)
58
(-)
42
(-)
0.263
(↑0.001)
4.47
(-)