広島(☆4対2★)ヤクルト =リーグ戦12回戦・マツダスタジアム=
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ヤクルト
00000 0002 261
広島
20002 000× 480
勝利投手:ジョンソン(5勝2敗0S)
(セーブ:中﨑 翔太(0勝0敗21S))
敗戦投手:ブキャナン(6勝5敗0S)
  DAZN
◆広島は初回、田中のソロと丸の適時打で2点を先制する。そのまま迎えた5回裏には、丸と鈴木の連続適時打で2点を加え、リードを広げた。投げては、先発・ジョンソンが9回途中2失点の力投で今季5勝目。敗れたヤクルトは、最終回に追い上げを見せるも、あと1本が出なかった。

◆6月30日阪神戦の頭部死球で側頭部を打撲したヤクルト青木宣親外野手のスタメン復帰が、急きょ見送られた。  「2番中堅」で先発予定だったが、試合前練習中に死球後初めて外野守備に就いた際に不調を訴え、大事を取ってスタメン回避が決まった。  小川淳司監督は「打つ方は問題ないけど守備がね。(守備練習後に)本人がフラフラすると。こういう状況だから仕方ない」と説明した。代わりに山崎が「2番中堅」でスタメンに名を連ねた。

◆広島田中広輔内野手が、今季2本目となる先頭打者アーチで先手を奪った。ヤクルト・ブキャナンの初球を左越え4号ソロ。  「打ったのはストレートかな。初球から思い切って積極的にいきました」と笑顔で振り返った。

◆6月30日阪神戦の頭部死球で側頭部を打撲したヤクルト青木宣親外野手が、5日にも脳振とう特例措置を申請して抹消される見込みとなった。  この日は「2番中堅」で復帰する予定だったが、試合前練習中に死球後初めて外野守備に就いた際に「フラフラする」と不調を訴え、大事を取ってスタメンを回避。そのまま2試合連続で欠場した。5日にも帰京し、病院で検査を受けることになった。  小川淳司監督は「特例措置にせざるを得ない状況になった。1度病院にいかないといけないので、ガイドラインに沿ってやっていく。段階をクリアすれば、(復帰は)球宴の最初の日(13日)か、前の日か。出場は可能なので」と説明した。脳振とうの特例措置が適用されれば、日本野球機構(NPB)が作成したガイドラインに従った段階的な練習を全てクリアすれば、通常の10日間を待たずに再登録が可能になる。  青木は大リーグ・ジャイアンツ時代の15年8月の頭部死球後、脳振とうの後遺症に苦しんだ経験がある。試合後は「ちょっと気持ちが悪くなった。米国の時ほどじゃない」と話し、帰りのバスに乗り込んだ。

◆広島が連勝で貯金を今季最多タイの12とした。1回に田中の先制弾などで2点を先制し、5回に中押し。先発ジョンソンと中崎の継投で逃げ切った。前半戦を首位で折り返すことを決めた広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。    緒方監督 (先発したジョンソンは)良かったよ、今日は。前回(3回5失点降板の)巨人戦がよっぽど悔しかったんだろうね。立ち上がりからベンチから見ていても、素晴らしい角度のある球を投げていた。今季一くらいの投球じゃないかな。最後(9回)はつかまったというよりも、ヤクルト打線は強いからね。4巡目になると、アジャストしてくる攻撃力がある。それは分かっている。中崎がよく踏ん張ってくれたというか、最高の球を投げてくれた。それを引き出した石原。今日は石原のリードで投手を引っ張ってくれて、しっかり抑えてくれた。あとは丸が打って欲しいところで打ってくれるから。本当に頼れるところで。それをチャンスメークする1、2番。今日も打線が先制した中でうちのペースで野球をやれた。ナイスゲームでした。

◆ヤクルトが首位広島との直接対決に敗れ、3連敗を喫した。  初回に先発ブキャナンが広島田中の先頭打者本塁打などで2失点。5回にも味方の失策などで2点を追加され、5回4失点で降板して5敗目。打線も9回に2点を奪って守護神中崎をひきずりだしたが、先発ジョンソンを打ちあぐねた。  小川淳司監督は「ジョンソンが制球が良かったからなかなか打ち崩せなかった。ブキャナンは球が高いですよね。広島打線相手に、低めに丁寧にいかないと。その後は粘りましたけどね」と振り返った。

◆広島が球宴までの前半戦首位を決めた。広島の首位ターンは3年連続8度目。  セ・リーグで3年以上続けて前半戦首位は51~56年巨人、65~71年巨人、74~76年阪神、87~90年巨人、12~14年巨人に次いで6度目となり、広島は初めて。  16年の前半戦終了時は2位巨人に10ゲーム差、17年は2位阪神に8ゲーム差。3年連続で5ゲーム差以上つけて首位ターンならばプロ野球史上初めてとなるが、今年は何ゲーム差で前半戦を終えるか。

◆広島ジョンソンが今季最長8回1/3を2失点で5勝目を挙げた。  来日4年目で通算40勝到達。バリントンの球団外国人最多勝利に並んだ。2年ぶり完投は逃したが、三塁を踏ませず9奪三振。「8連戦の初戦に勝てたのは大きい。気持ちをコントロールしながら、リズムが出るまで、強く投げたい気持ちを抑えた」。前回6月26日巨人戦での3回5失点の修正に成功した。

◆6月30日阪神戦の頭部死球で側頭部を打撲したヤクルト青木宣親外野手(36)が、今日5日にも脳振とう特例措置を申請し登録を抹消されることになった。  4日の広島12回戦の試合前練習で不調を訴え、2戦連続で欠場。試合後、5日に帰京し病院で検査を受けることが決まった。脳振とうの特例措置が適用されると、日本野球機構のガイドラインに従った練習をクリアすれば通常の10日間を待たずに再登録が可能。小川監督は「特例措置にせざるを得ない状況。(復帰は)球宴の最初の日(13日)か前の日か」と説明、前半戦の復帰は絶望的となった。青木は「ちょっと気持ちが悪くなった。(頭部死球の後遺症に苦しんだ15年の)米国の時ほどじゃない」と話した。

◆独走じゃあ~! 広島の1番、田中広輔内野手(29)が4号ソロを含む2安打1打点2得点で打線をけん引した。1回に今季2度目、自身7本目となる先頭打者弾で打線に火をつけると、5回は左前打から中押し点をお膳立て。チームは2連勝で貯金を今季最多タイの12とし、球団初の3年連続の前半戦首位ターンを決めた。  広島の切り込み隊長は、初球から集中力を研ぎ澄ましていた。ヤクルト先発ブキャナンの浮いた初球真っすぐを田中は逃さなかった。捉えた打球は左翼席の看板にぶち当たる先頭打者弾。9試合連続となる1打席目の出塁は最高の形となった。「打撃は水もの。打てないときでも四球も取っていますし、僕の役割はそういうところ。率にあまりこだわらず、自分の仕事を見失わずにやってきた」。打率2割6分4厘も出塁率は3割8分4厘に跳ね上がる。  5月に完封勝利を献上した右腕の出ばなをくじく1発が、チームに勇気を与えた。菊池が二塁打で続くと、丸がきっちり中前打で追加点を奪った。「広輔がいい打撃をしてくれて、みんなが乗っていけた」と丸。切り込み隊長が、広島打線を勢いづかせた。5回も田中は左前打をバレンティンが後逸する間に三塁を陥れ、丸の適時打で生還した。前日3日に29歳の誕生日を迎えた。ナイター試合が降雨中止となったことで家族に祝ってもらい「ゆっくり過ごせました」と笑顔。ただ、チームでは中堅となり、引っ張る立場だ。「もっともっと、しっかりしていかないといけない」と自覚を口にする。 同世代のタナキクマルで計6安打3打点4得点と勝利に導いた。緒方監督は「丸が打って欲しいところで打ってくれる。チャンスメークする1、2番。今日も打線が先制し、うちのペースで野球をやれた」とたたえた。広島の得意の形で連勝。前半戦首位ターンを決めた。「変わらず1戦1戦」。頂点にたどり着くまで、田中がチームの旗手となる。【前原淳】
 ▼広島が球宴までの前半戦首位を決めた。広島の首位ターンは3年連続8度目。セ・リーグで3年以上続けて前半戦首位は51~56年巨人、65~71年巨人、74~76年阪神、87~90年巨人、12~14年巨人に次いで6度目となり、広島は初めて。16年の前半戦終了時は2位巨人に10ゲーム差、17年は2位阪神に8ゲーム差。3年連続で5ゲーム差以上つけて首位ターンならばプロ野球史上初めてとなるが、今年は何ゲーム差で前半戦を終えるか。

◆「鬼門」マツダスタジアムで6試合ぶりの白星をつかもうと、ヤクルトが勝負に出た。  0-2の5回。バレンティンのチーム初安打となる二塁打を皮切りに、1死一、二塁の好機をつくった。初回に3者連続奪三振の好スタートを切った広島ジョンソンの出来を考えると、チャンスを何度もつくることは難しい。打者は川端。1死ながら、フルカウントから二塁走者バレンティンと一塁走者畠山がスタートを切った。バットコントロールにたける川端ならバットには当てるだろう、安打で1点をかえせるだけでなく一気に好機を広げられるだろう、最悪、内野ゴロでも併殺は免れるだろう、という狙いからの勝負手だった。  そんな思惑を、ジョンソンの球威が上回った。川端のバットは空を切った。それを見たバレンティンは急停止し、慌てて二塁へ戻ったがタッチアウト。好機は一瞬にしてついえた。小川淳司監督は「ジョンソンの今日の内容だとそうそう安打は打てないという思いだった。ギャンブルだけど、川端が空振りするのは想定外だった」と言葉を絞り出した。  ジョンソン攻略の鍵は「いかにイライラさせられるか」。塁に出れば、大型左腕に揺さぶりをかける腹づもりだった。だが、8回まで3者凡退が5度で2安打無得点と、塁上をにぎわせることができずに、完封ペースへと引き込まれた。  それでも簡単に白星を手にさせなかった。完封負け目前の9回、代打雄平と西浦の連続安打などで攻め立てた。ジョンソンの完投を阻止し、守護神中崎を引きずり出して2死満塁まで追い込んだ。2点差で敗れはしたが、思い切った攻め手も駆使して打開策を図り、最後まで勝利への執念を燃やし続けた。マツダスタジアム6連敗となったが、今のヤクルトが、楽に試合の幕を下ろせるような相手ではないという印象は、首位広島に植え付けた。

◆広島中崎が9回途中からの火消しで21セーブ目を挙げた。  ジョンソンが3点差に迫られなお1死一、三塁から登板。バレンティンには左前適時打を許したが最後は2死満塁から川端を見逃し三振に仕留めた。リーグトップのセーブ数をマークする守護神は「しっかりと投げ切れたのは良かった」と汗をぬぐった。

◆ヤクルトは3日、広島12回戦(マツダ)が台風7号接近のために中止となった。6月30日の阪神戦(神宮)で頭部死球を受けた青木宣親外野手(36)が練習を再開し、4日から先発出場することが明らかになった。  「大丈夫。まだ痛みはあるけど、脳振とうの症状はない。明日もこんな感じなら、僕は出られるつもりでいる」  青木は6月30日に阪神・岩貞から頭部死球を受け、「右側頭部の打撲」と診断されていた。翌1日の同戦は欠場し、全体練習にも参加しなかったが、この日は室内練習場では打撃練習を行い、快音を響かせた。米大リーグ、ジャイアンツ時代の2015年には脳振とうの影響で離脱しており、首脳陣も慎重に復帰時期を探っていた。  練習後には小川監督が青木と話し込む場面もあった。指揮官は「青木は大丈夫じゃないか。先発の予定でいる」と明言。首位・広島を追撃するため、打率・306と好調なベテランの戦列復帰は追い風となる。(長崎右)

◆広島・田中広輔内野手(29)が一回、初球先頭打者本塁打などを放った。  広島はジョンソン、ヤクルトはブキャナンが先発。広島は一回、先頭の田中が、ブキャナンの初球の速球を振り抜き、左翼席へ先制の4号ソロを放った。続く菊池が左越え二塁打を放つと、3番・丸も中前適時打。この回を2点を奪った。

◆広島のクリス・ジョンソン投手(33)が8回1/3を5安打2失点で5勝目(2敗)を挙げた。107球を投じ2四球、今季最多の9奪三振だった。  一回から3者連続三振の立ち上がりを見せたジョンソンは四回までパーフェクト投球。五回に、ヤクルトの先頭バレンティンに左翼線二塁打を浴び、1死後に四球を与え一死一、二塁のピンチを迎えたが、続く川端を空振り三振。二塁を飛び出したバレンティンが挟殺プレーで走塁死とし、無失点でしのいだ。  その後、六回無死から中村に中前打を浴びたが、アウトを積み重ねた。完封勝利まであと1イニングとなった九回。ヤクルト先頭の代打・雄平に三塁内野安打を許すと続く西浦にも中前打を浴びて無死一、二塁に。自身の悪送球で二走に三進を許した後、荒木の遊ゴロの間に三走に生還された。続く、山田哲に右前打を浴び一死一、三塁となった場面でマウンドをおりた。2番手で登板した中崎はバレンティンに左前適時打を浴びたものの、広島が4-2で逃げ切り、2連勝とした。  広島は一回、先頭の田中が、ブキャナンの初球の速球を振り抜き、左翼席へ先制の4号ソロ。続く菊池が左越え二塁打を放つと、3番・丸も中前適時打を放ち、この回2点を奪った。五回には一死三塁から丸が右前適時打。さらに鈴木の右中間適時二塁打で2点を追加した。

◆広島のクリス・ジョンソン投手(33)が8回1/3を投げ5安打2失点で5勝目(2敗)を挙げた。107球を投げて2四球、今季最多の9奪三振。お立ち台でファンの声援を浴びたジョンソンは冗舌だった。  --今の気持ちを  「いい気持ちです。攻撃陣もしっかり点を取ってくれて、守備陣もしっかり守ってくれて、自分もしっかりストライク先行させて、いいピッチングができたと思う。あとはチームに勝ち星がついたことが一番うれしいです」  --一回、3者連続三振のスタート。リズムに乗れたか  「ストライク先行でしっかりストライクが取れて、打者のバランスを崩すことができたので。ああいうピッチングができると自分のリズムに乗っていけるっていういいイニングだと思います」  --今季最多の9奪三振  「サイコウデ~ス!!」  --4シーズンで節目の40勝目  「まだまだチームとして勝っていかないと行かないので、続けていきましょう」  --8連戦の初戦に長いイニングを投げられた  「シーズンの中でも一番長い連戦になると思うので、そこでいいピッチングができて、チームが勝てたことが非常にいいと思います。あとはスワローズの強力な打線を抑えられたことがよかったと思います」

◆広島の田中が一回、先頭打者本塁打を放って、チームを勢いづけた。初球を捉えて左越えに運ぶ4号ソロに「甘い球を積極的にいった結果。狙い球は絞っていた」と納得の口ぶりだった。  「常に大事にしている」と心掛ける第1打席に限っては、これで9試合連続の出塁となり、そのうち6試合が一回の得点につながっている。五回にも安打を放って追加点を生んだリードオフマン。前日の29歳の誕生日は、ケーキを食べて家族に祝ってもらったそうで「(本塁打も)1日遅れの誕生日プレゼントだと思えてうれしかった」と照れくさそうに喜んだ。
鈴木(五回に適時二塁打) 「打線のいい流れに乗って打つことができた。何とかつなげて、走者をかえすことができてよかった」 ジョンソン(九回途中2失点で5勝目) 「打線が点を取って、勝ちを付けてくれて最高」

◆6月30日に頭部に投球を受けたヤクルトの青木は試合前の守備練習で不調を訴え、2試合連続で欠場した。試合後、小川監督は脳振とう特例措置で、5日に出場選手登録を外すことを明らかにした。前半戦の出場が絶望的になった青木は「ちょっと気持ち悪さがある」と話した。5日に帰京して病院で検査を受ける予定。  青木はファン投票でオールスターゲームに選出されている。小川監督は「(検査やリハビリプログラムの)段階をクリアすれば球宴に出場することは可能」と話した。

◆ヤクルトは反撃が遅く、3連敗となった。小川監督は「ジョンソンの制球がよかったので、なかなか打ち崩すことができなかった」と淡々と話した。  四回までジョンソンに完璧に抑えられた。五回は先頭のバレンティンが二塁打。だが、川端が空振り三振に倒れ、スタートを切っていた二走のバレンティンもアウトで併殺に。小川監督は「ギャンブルだった。川端が三振するのが想定外」と悔しそうに話した。
ブキャナン(5敗目) 「一回は球が高めに浮いて、捉えられてしまった」 星(昨秋に右肘の手術を受け、今季初登板で1回無失点) 「まずは1軍で投げられたのがいいこと。次回はもっと大胆に投げたい」

◆反撃が遅く、3連敗。ジョンソンの前に四回まで一人の走者も出せず、小川監督は「制球がよかったので、なかなか打ち崩すことができなかった」と振り返った。五回一死一、二塁ではフルカウントから川端が空振り三振に倒れ、スタートを切っていた二走・バレンティンも挟殺されて併殺。指揮官は「川端が三振するのは想定外」と悔やんだ。 昨秋に右肘の手術を受け、今季初登板は1回無失点のヤクルト・星 「まずは1軍で投げられた。次回はもっと大胆に投げたい」

◆丸が2本の適時打を放ち勝利に貢献。一回は中前打でブキャナンから2点目を奪い、「相手の立ち上がりの状態が分からない中で打てたので、いい攻撃になった」と大きくうなずいた。五回にも右前打で追加点をたたき出し、交流戦明けの10試合は7本塁打、14打点。緒方監督は「打ってほしいところで丸が打ってくれる。本当に頼りになる」と感謝していた。

◆今季最大7ゲーム差&最多タイの貯金12だ! 広島は4日、ヤクルト12回戦(マツダ)に4-2で勝利。前日3日に29歳となった田中広輔内野手が、初回先頭打者弾となる4号ソロでチームに勢いをつけた。これで2連勝で、2位チーム(阪神)に今季最大の7ゲーム差をつけ、貯金も今季最多タイの12。セ・リーグ王者が今季も独走態勢に入ろうとしている。 逃げ切りに成功し、7試合を残して3年連続の首位ターンを決めた。  立役者は初球先頭打者弾を含む2安打1打点の田中だ。降雨中止となった前日3日に誕生日を迎えた29歳が、1位と2位の直接対決で自ら祝砲を放った。  「甘い球をしっかり振ることができました。1日遅れの誕生日プレゼントと思っています。打ててよかったです」  一回、ブキャナンの1球目、143キロの直球を左翼席に流し打つ4号先制ソロ。今季2本目の先頭弾で燕のエース右腕の出ばなをくじいた。  2-0の五回にも先頭で変化球を左前打。左翼手・バレンティンが後逸する間に一気に三塁まで到達。一死後、丸の右前打で貴重な3点目のホームを踏んだ。  一緒にお立ち台に上がったジョンソンから「ハッピー バースデー タ~ナカ♪ ハッピー バースデー トゥユ~♪」とヘタウマな誕生日ソングをプレゼントされると田中は「最高です」と照れ笑いをみせた。 ヤクルトと入れ替わり2位に浮上した阪神とのゲーム差は今季最大の7に拡大。リードオフマンの活躍で球宴前、勝負の8連戦は最高のスタートとなった。 (柏村翔)
九回途中2失点で5勝目の広島・ジョンソン 「打線が点を取って勝ちを付けてくれて最高」

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
423010.583
(↑0.006)
0
(-)
70370
(+4)
318
(+2)
84
(+1)
41
(-)
0.264
(-)
4.1
(↑0.03)
2
(↑2)
阪神
353710.486
(↑0.007)
7
(-)
70280
(+6)
309
(+5)
42
(+1)
43
(+1)
0.244
(↑0.001)
3.77
(-)
3
(↓1)
ヤクルト
343710.479
(↓0.007)
7.5
(↓1)
71321
(+2)
348
(+4)
65
(-)
38
(-)
0.256
(↓0.001)
4.36
(↑0.02)
4
(↓1)
巨人
353910.473
(↓0.007)
8
(↓1)
68335
(+4)
306
(+8)
69
(+1)
38
(+1)
0.261
(-)
3.9
(↓0.04)
5
(-)
DeNA
333820.465
(↑0.008)
8.5
(-)
70279
(+8)
314
(+4)
84
(-)
48
(-)
0.247
(↑0.001)
3.92
(-)
6
(-)
中日
334210.44
(↓0.006)
10.5
(↓1)
67301
(+5)
355
(+6)
47
(-)
39
(+1)
0.258
(↓0.001)
4.47
(↓0.02)