ORIX(☆7対1★)DeNA =交流戦3回戦・大阪ドーム=
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DeNA
00001 0000 140
ORIX
02010 040× 7100
勝利投手:田嶋 大樹(6勝3敗0S)
敗戦投手:今永 昇太(1勝4敗0S)
  DAZN
◆投打のかみ合ったオリックスが快勝。オリックスは2回裏、武田の適時打で2点を先制する。3-1で迎えた7回には、6安打を集めて4点を奪い、試合を決めた。投げては、先発・田嶋が7回1失点の好投で今季6勝目。敗れたDeNAは、打線が4安打と沈黙した。

◆オリックスが本拠地京セラドームで球界初の「ナマステ・インドデー」を開催した。  試合前には山本由伸投手(19)が「ナン贈呈式」に出席。エア・インディア西日本地区支配人のシブ・クマール・シャルマ氏から「今日はナンとしても勝ってください」と激励され、「今日の試合はナンとしても勝ちます!」と笑顔で応えていた。

◆DeNA今永昇太投手が、今季4敗目を喫し登録抹消が決まった。粘りの投球を見せながら6回まで3失点のクオリティースタート。しかし、7回に三塁打2本含む3連打を浴び降板。6回1/3、7安打6失点で、敗戦投手となった。ファーム再調整が決まり「結果が出ていないので抹消は当たり前だと思う。もう1度、1軍で結果が出せる投手として戻ってこないといけない」と再起を誓った。

◆オリックスの田嶋大樹投手が7回2安打1失点と好投。約1カ月ぶりとなる6勝目を挙げた。  テンポよくボールを投げ込み2回1死からは6者連続三振。序盤から援護をもらいスイスイと7回を投げ抜いた。  田嶋は「野手の方が先に点を取ってくれて余裕をもって投げられた。(6者連続三振は)数える余裕はなかった」と笑った。

◆インド人もビックリ? オリックスが交流戦の賞金1000万円に最接近した。ドラフト1位田嶋が7回2安打1失点と好投。約1カ月ぶりとなる6勝目を挙げた。この日、パ・リーグの交流戦9年連続勝ち越しが決定。通算勝利数で勝ち越したリーグの最高勝率球団へ与えられる賞金...もっとも近いのはナンとオリックスだ。  ルーキー左腕が躍動した。田嶋は「野手の方が先に点を取ってくれて余裕を持って投げることができた」。セットポジションからクイック気味のフォームでテンポよくボールを投げ込むと、2回1死から6者連続三振。前回10日ヤクルト戦で3回1/3、8失点KOを食らったが、悔しさを払拭(ふっしょく)する快投で白星を挙げた。  独特の雰囲気だった。球界初の思い切った企画「インドデー」の開催。招待企画に応じた51人を含め150人近いインド人が試合を見つめた。グラウンドには球団マスコットが民族衣装で登場。伝統音楽も流れるドームでオリックスがカレーな勝利だ。  貯金4となり、パ・リーグでもソフトバンクと入れ替わる形で再び3位に浮上した。福良監督は「投手も頑張ってくれているし、野手もいいところで打っている」。交流戦2位でも1位のヤクルトより賞金がもらえるなんて...。好調の福良オリックスに、追い風が吹いている。【桝井聡】

◆オリックスの小田が17日、左手の骨折で出場選手登録を外れた。球団によると、16日のDeNA戦の外野守備で痛みを感じ、大阪市内の病院で「左尺骨茎状突起骨折」と診断された。  2~3週間固定し、状態を見ながらリハビリを行うという。

◆DeNAのウィーランドが17日、出場選手登録を外れた。18日の西武戦(横浜)で先発予定だったが、ラミレス監督は「上半身のどこかを痛めたようで、明日の試合に投げられなくなった」と説明した。18日は飯塚が予告先発された。

◆DeNAは八回まで2安打と打線が沈黙した。上半身に張りがある筒香は3戦続けて欠場。左投手に打率3割以上を残していた桑原を3番に抜てきしてオーダーを組み替えたが、ルーキー田嶋に6者連続三振を喫するなどねじ伏せられた。  ラミレス監督は一回無死一塁で田中浩が併殺打に倒れた強攻策について「初球で相手のクイックを見たかったが、それがストライクになり何もできなくなった」と弁明。筒香については「明日(18日)問題なければ先発に復帰する可能性がある」と話した。

◆背中の張りで先発を外れているDeNA・筒香嘉智外野手(26)は17日オリックス戦(京セラドーム)もベンチ入りしたが出場機会なく、15日から3試合連続で欠場となった。  この日の試合前練習からは守備練習や本格的な打撃練習を再開。フリー打撃では、フルスイングとはいかないながらも、柵越えも披露し順調な回復を印象付けた。筒香は明るい表情で「大丈夫です。(18日以降の先発復帰は)また明日の状態を見てからになると思う」と話した。

◆オリックスの武田が四回までに3打点を挙げ、試合の流れを引き寄せた。二回一死一、二塁で今永の内角低めの直球を捉えて左翼線への先制2点二塁打。「狙い通り。直球を一発で仕留められる練習をしてきた成果が出た」と喜んだ。  四回は貴重な追加点となる犠飛。激しい外野手のレギュラー争いの中でアピールし「1、2打席目が大事だと思っていたので、結果が出たのは良かった」とほっとした様子。福良監督も「(武田)健吾が左に強いということを見せてくれた」とたたえた。
福良監督(田嶋に) 「(雨の中で投げ、8失点した)前回登板の影響が心配だったが、感じさせなかった」
宗(この日1軍に復帰し途中出場。1打席目の七回に適時三塁打を放ち) 「2球空振りしていたので、駄目もとだった。ゲーム終盤に追加点が取れて良かった」
福田(宗に続いて適時三塁打) 「三塁走者が(足の速い)宗だったので、何とか前に転がすことだけを考えていた」

◆背中の張りで先発を外れているDeNAの筒香が、試合前練習でフリー打撃を再開した。フルスイングとはいかないものの柵越えをマークするなど順調に回復。この日の出場機会はなく、3試合連続で欠場となったが「大丈夫です。(18日の先発復帰は)また、明日の状態を見てからになると思う」と話した。

◆DeNA先発の今永は七回途中6失点で4敗目(1勝)。三回以降尻上がりに調子を上げたが、100球を超えた七回に息切れし、3連打を浴びて降板した。試合後、出場選手登録を抹消されることが決定。今永は「1軍で結果が出せる投手として戻ってこないといけない。直球以外にもう1、2個、軸になる球種を確立したい」と立て直しを誓った。 五回に12号ソロを放ったDeNA・宮崎 「打ったのは直球。自分のスイングでしっかり捉えることができた」

◆インド人もビックリだ! オリックスが1イニングで3本の三塁打をマーク。1955年の阪急時代以来、球団タイ記録の猛打で、DeNAにトドメを刺した。チームも再び、3位に浮上だ。  「大城、福田、宗。3つは珍しいですね」  福良監督も自身が生まれる5年前以来の珍事にビックリだった。3-1の七回だ。一死からまずは大城が、今永の直球を左中間へ三塁打。若月の三塁内野安打で1点を追加し、なおも一死一塁から次は宗が魅せた。この日、右太ももの張りから1軍に復帰した背番号「6」が、復帰初打席で右中間深くへ打球を飛ばす。快足を飛ばし、一気に三塁まで到達した。  まだ終わらない。最後はドラフト3位・福田周平内野手(NTT東日本)だ。代わったばかりの2番手、平田から右中間へスリーベース。「三塁走者が宗だったので、前に転がして走者をかえすことだけを考えていた」。1イニング3本目の三塁打で、2リーグ制以降ではパ・リーグでも3度目となる快挙を成し遂げた。 この日はスペシャル企画「ナマステ! インド・デー」を開催。インド国籍のファン先着100人を無料招待し、インドの民族衣装「クルタ」「サリー」を貸し出しするなど、インド一色で行われた。スタンドには無料招待で観戦した51人を含む、約150人が来場していた。  二回に先制の2点二塁打を放った武田は「打席に入ったとき、客席で踊っているインドの方がビジョンに映っていた。それを見てリラックスできました」。試合前にはエア・インディア西日本地区支配人のシブ・クマール・シャルマさんからホームプレートをかたどったナンが贈呈され、「"ナン"トシテモ、カッテクダサーイ」と激励された一戦。カレーな勝利で、再びチームも軌道に乗った。 (西垣戸理大)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
342710.557
(↑0.007)
0
(-)
81291
(+13)
277
(+4)
63
(+2)
34
(-)
0.256
(↑0.002)
4.19
(-)
2
(-)
阪神
293100.4833
(↓0.009)
4.5
(↓1)
83200
(-)
231
(+8)
31
(-)
36
(-)
0.238
(↓0.001)
3.42
(↓0.07)
2
(↑3)
ヤクルト
293110.4833
(↑0.008)
4.5
(-)
82259
(+5)
283
(+1)
53
(-)
34
(-)
0.252
(↑0.002)
4.21
(↑0.05)
4
(↓1)
DeNA
283020.4828
(↓0.008)
4.5
(↓1)
83233
(+1)
242
(+7)
71
(+1)
41
(+1)
0.249
(↓0.002)
3.66
(↓0.06)
5
(↓1)
巨人
303310.476
(↓0.008)
5
(↓1)
79284
(+1)
252
(+2)
60
(-)
30
(-)
0.266
(-)
3.73
(↑0.03)
6
(-)
中日
293510.453
(↑0.009)
6.5
(-)
78261
(+11)
296
(+3)
45
(+2)
35
(-)
0.262
(↑0.002)
4.34
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
372500.597
(↓0.01)
0
(-)
81353
(+3)
275
(+11)
70
(+2)
78
(-)
0.275
(-)
4.13
(↓0.08)
2
(-)
日ハム
362800.563
(↓0.008)
2
(-)
79274
(+1)
253
(+5)
70
(-)
49
(-)
0.244
(↑0.001)
3.74
(↓0.02)
3
(↑1)
ORIX
343010.531
(↑0.007)
4
(↑1)
78246
(+7)
238
(+1)
52
(-)
38
(+2)
0.235
(↑0.001)
3.47
(↑0.04)
4
(↓1)
福岡
333000.524
(↓0.008)
4.5
(-)
80275
(+4)
258
(+13)
86
(+3)
40
(+1)
0.253
(↓0.001)
3.97
(↓0.14)
5
(-)
ロッテ
313100.5
(↑0.008)
6
(↑1)
81247
(+2)
246
(+1)
29
(-)
64
(-)
0.257
(↑0.001)
3.57
(↑0.05)
6
(-)
楽天
224110.349
(↑0.01)
15.5
(↑1)
79194
(+8)
266
(-)
52
(+3)
34
(-)
0.231
(↑0.002)
3.91
(↑0.07)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
12500.706
(↑0.018)
0
(-)
174
(+5)
59
(+1)
14
(-)
7
(-)
0.253
(↑0.008)
3.34
(↑0.15)
2
(↑1)
ORIX
11600.647
(↑0.022)
1
(-)
175
(+7)
55
(+1)
17
(-)
10
(+2)
0.25
(↑0.003)
3.16
(↑0.13)
3
(↓1)
西武
10700.588
(↓0.037)
2
(↓1)
199
(+3)
84
(+11)
24
(+2)
22
(-)
0.265
(↑0.001)
4.72
(↓0.27)
4
(↑2)
ロッテ
10700.588
(↑0.025)
2
(-)
156
(+2)
48
(+1)
7
(-)
16
(-)
0.276
(↑0.001)
2.48
(↑0.09)
5
(↓1)
福岡
10700.588
(↓0.037)
2
(↓1)
176
(+4)
73
(+13)
29
(+3)
10
(+1)
0.232
(↓0.003)
4
(↓0.57)
6
(↓1)
日ハム
9800.529
(↓0.034)
3
(↓1)
198
(+1)
77
(+5)
21
(-)
15
(-)
0.265
(↑0.004)
4.27
(↓0.05)
7
(-)
巨人
81000.444
(↓0.027)
4.5
(↓1)
066
(+1)
59
(+2)
20
(-)
9
(-)
0.248
(↑0.002)
3.13
(↑0.05)
8
(-)
DeNA
7900.438
(↓0.029)
4.5
(↓1)
257
(+1)
72
(+7)
18
(+1)
12
(+1)
0.242
(↓0.006)
4.37
(↓0.22)
9
(↑1)
広島
71000.412
(↑0.037)
5
(-)
175
(+13)
98
(+4)
17
(+2)
8
(-)
0.264
(↑0.007)
5.57
(↑0.1)
10
(↑1)
中日
71100.389
(↑0.036)
5.5
(-)
067
(+11)
88
(+3)
12
(+2)
7
(-)
0.26
(↑0.008)
4.95
(↑0.11)
11
(↓2)
阪神
61000.375
(↓0.025)
5.5
(↓1)
255
(-)
71
(+8)
7
(-)
9
(-)
0.255
(↓0.008)
3.93
(↓0.24)
12
(-)
楽天
51200.294
(↑0.044)
7
(-)
143
(+8)
57
(-)
12
(+3)
11
(-)
0.237
(↑0.007)
3.21
(↑0.21)