DeNA(☆6対3★)日本ハム =交流戦3回戦・横浜スタジアム=
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日ハム
10002 361
DeNA
01302 691
勝利投手:今永 昇太(1勝3敗0S)
敗戦投手:加藤 貴之(3勝5敗0S)
  DAZN
◆DeNAが降雨コールド勝ち。DeNAは1-1で迎えた3回裏、筒香の3ランで勝ち越しに成功する。1点差に迫られた直後の5回には、神里の2ランでリードを広げた。投げては、先発・今永が5回3失点で今季初勝利。敗れた日本ハムは、先発・加藤が試合をつくれなかった。

◆DeNA今永昇太投手が、生みの苦しみを味わいながら今季初勝利を挙げた。  初回に犠飛で先制を許すものの、2回以降はペースをつかんだ。5回に2ランを浴びたが、5回3失点で勝利投手となった。  バッテリーを組んだ高城俊人捕手からは「真っすぐを信じて投げろ」とゲキを受け、チェンジアップには地面すれすれでかまえたミットに投げ込んだ。「キャッチャーが求めることと意思疎通できた。高城のリードに感謝しないといけない」と話した

◆DeNA筒香嘉智外野手が勝ち越し3ランを放ち、3連勝と2位浮上をもたらした。  3回2死一、三塁の場面で初球を左翼スタンドへ運んだ。降雨コールドとなるまでの3打席で2本の二塁打を含む長打3本。  16本塁打、43打点で打撃2部門で単独トップに立ち「強いスイングをすることを意識して打席に向かい、しっかりと打ち返すことができました」と手応えをつかんだ。

◆日本ハム近藤健介捕手(24)が、2試合連続となる7号2ランを放った。1-4の5回1死一塁、DeNA今永に2球で追い込まれたが、カウント0-2からの3球目、高めの144キロ直球を右翼席へ放り込んだ。  激しい雨中の戦い。試合は、4度、計42分の中断をへて、6回表降雨コールドに。「条件はお互いさま。その中で勝ちきれなかった。もっと早い段階で点を取ってあげたかった」と残念がった。

◆DeNA筒香が3回に勝ち越し3ラン。筒香は今季16本塁打のうち13本が肩書付きの殊勲アーチで、肩書が付かなかったのは2本以上打った4月8日広島戦の2本目と5月20日巨人戦の2、3本目だけ。試合で最初に打った1発はすべて殊勲アーチだ。  V打点は両リーグ最多の10度目だが、そのうち8度は本塁打で記録。殊勲アーチ13本、Vアーチ8本も両リーグで最も多い。

◆DeNA今永が雨に負けなかった。「雨に関係なく、絶対勝ちたい気持ちだった」と5回6安打3失点で今季初勝利。2回以降、チェンジアップが低めに決まった。  5回に日本ハム近藤に2ランを許し「ああいう失点は勝ちを逃すことになる。勝って反省できることは良かった」と振り返った。

◆日本ハムはDeNA(横浜スタジアム)に3-6で3連敗。中田翔内野手(29)の中犠飛で1点を先制したが、2回DeNAの主砲、筒香嘉智外野手(26)の二塁打を起点に追い付かれ、3回に筒香の3ランで勝ち越された。激しい雨の中、強行した試合は、6回表降雨コールドゲームに。DeNA相手に06年以来12年ぶりの3連敗を喫し、交流戦での借金が1つできた。  悔いの残る1球だった。同点で迎えた3回の場面だ。打席に立ったDeNAの4番筒香に対して、今季初マスクの黒羽根が構えたのは内角だった。「インコースで勝負したかったけど...」。昨季途中までDeNAに在籍。元チームメートの怖さは、痛いほど知っている。2回の第1打席でも左翼フェンス直撃の二塁打を許していた。注意を払ったつもりだったが、先発加藤が投じた直球は、真ん中に。勝ち越し3ランを浴び「勝負を少し急ぎすぎてしまった。高さは良かったけど、筒香のほうが上手でした」。打たれたのは、いずれも初球。雨で苦しむ左腕を、リード面で支えられなかった。  黒羽根起用は、連敗脱出をもくろんだ栗山監督の勝負手だった。横浜市出身で日大藤沢高(神奈川)から05年ドラフトで横浜(現DeNA)入りした黒羽根にとって、横浜スタジアムは故郷のようなもの。この3連戦に合わせるように、8日に1軍に昇格した。指揮官は「相手チームのことをすごく知っている。(黒羽根と加藤が組んだ時の)データも相手にはない」と期待したが、思うようにはいかなかった。  黒羽根は「せっかく使ってもらったのに、監督に申し訳ない」と、悔しさをにじませた。チームは開幕カード以来、今季2度目の3連敗。DeNA相手には12年ぶりの同一カード3連敗となり、交流戦は借金1となった。4度、計42分間の中断をへて、6回表に降雨コールドとなった荒れ試合。栗山監督は「雨のせいじゃなくて、監督の能力がないから負けるんだ。しっかりやります」。敵地6連戦は雨天中止に1勝4敗で終了。本拠地で巻き返しをはかる。【中島宙恵】

◆DeNAのお家芸だ。筒香嘉智外野手(26)が、3回に16号勝ち越し3ランで、3連勝をもたらした。降雨コールドが予想される雨中のゲームで、本塁打を含む長打3本。積極策が功を奏し、6回表コールドで先発の今永昇太投手(24)に今季初勝利をもたらした。昨季クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ阪神戦で演じた「世紀の泥んこ試合」を制してから、雨中戦は今季2戦全勝。チームは借金返済で2位に浮上した。  降りしきる雨、スパイクにこびりつく赤土。泥んこ試合を身をもって知る筒香は、ものともしなかった。1-1の同点で迎えた3回2死一、三塁。初球、低めの直球だった。左翼スタンドギリギリに運ぶ16号3ラン。「雨でどうなるか分からない状況。早めにいこう、と」。2回の第1打席、左翼フェンス直撃二塁打に続く初球打ち。積極策で振り抜くバットで、やむ気配のない雨を切り裂いた。  5回にも再び左翼フェンス直撃に、足場を気をつけながらすり足気味に二塁を踏んだ。晴れていれば三塁打の当たり。9回までやれば、サイクル安打も見えてくるコンディション。「多少普段と比べれば、滑りやすくなるが、何も変えることはない。バッティングは何も変わらず、いつも通り」と不敵に言い切る。  昨秋、甲子園でのCSで、泥だらけになりながら執念の安打を打った経験から、何も変える必要はないことは分かっていた。「相手どうこうよりも、自分のスイングができるかどうかの方が大事」と心に決めている。左方向への打球がコンディションのバロメーター。この試合、長打3本すべて左翼を越えた。ここまで16本塁打43打点。「感覚は悪くない」と上り調子で交流戦残り2カードに臨む。  粘投する今永の背中を見ながら「本来の姿に見えて安心した。今永がよく投げてくれたから、点が入ったんだと思う」と感謝した。あの泥んこ試合も今永が先発しながら3回降板。今度は初勝利をもたらした。「チームが勝ったこと。打率3割超えても負けたら意味がない。どうでもいいというか、今は勝利が大事」。3連勝で5チーム混戦のリーグ2位浮上。泥を潮目に、突き放しにかかる。【栗田成芳】  ◆17年セCSファーストステージ第2戦VTR DeNAが13-6で阪神に勝利して1勝1敗のタイに持ち込んだ。試合は強い雨のため63分遅れで開始。DeNAは2回に先制を許すも、5回には筒香が転倒し泥まみれになりながらも安打をつなぎ同点。6回に逆転を許すも、7回には筒香の勝ち越し打、代打乙坂の3ランなど一挙6点の猛攻で勝負を決めた。DeNAが4時間35分の熱闘を制してファイナルステージ進出に逆王手。この試合で勢いを得たDeNAは日本シリーズまで勝ち進んだ。

◆DeNAは日本ハムを下し、3連勝とし勝率を5割に戻した。同点の三回に4番・筒香嘉智外野手(26)が16号3ランを放つなど打線をけん引。先発した今永昇太投手(24)は5回3失点で今季初勝利(3敗)を挙げた。  雨を切り裂いた。筒香の一振りで試合の流れを引き寄せた。1-1で迎えた三回、二死一、三塁で打席に立つと、日本ハム先発、加藤の速球をフルスイングした。低め137キロの直球をすくい上げると、打球は左翼席で弾んだ。  大雨のハマスタ。五回に1点差に迫られたが、裏の攻撃でD2位・神里(日本生命)の4号2ランでリードを広げた。  五回裏終了で強くなった雨のため、試合が中断。その後、審判がコールドゲームを宣告した。

◆DeNAの筒香が勝ち越しの3ランを放った。1-1の三回2死一、三塁で左翼席へ。バレンティンに並ぶリーグトップの16号にも「雨の中、今永がリズム良く投げていた。勝ちをつけられて良かった」と主将らしく今季初勝利を挙げた後輩をねぎらった。  二、五回には左越えへ二塁打を放ち3打数3安打。3打席全てで外寄りの球を逆らわずに強くはじき返し「感覚も悪くない。順調に来ている」と好調を実感している。再び打率を3割に乗せ「3割を打ってもチームが負けると悔しい。今は勝利の方が大事」と力強く話した。 ラミレス監督(3連勝に) 「久しぶりに(勝率)5割に戻ったことがうれしい。今永に勝ちがついたことも良かった」 神里(五回に4号2ラン) 「一振りで仕留めようと思っていた。手応えは完璧で、しっかり捉えることができた」

◆今永が5回6安打3失点(自責2)で今季初勝利。ぬかるんだマウンドで投球を重ねるうちに「捕手方向に体重を乗せていけた感覚があった」と手応えをつかみ、五回に最速145キロをマークするなど尻上がりに調子を上げた。昨季の阪神とのCSでは雨のなか強行された第2戦に先発し3回3失点。「そこはあまりイメージしなかったですけど...。雨は関係なく絶対に勝ちたいという気持ちで投げていた」と振り返った。 4安打の前日に続き、五回に4号2ランを放ったDeNAのD2位・神里(日本生命) 「タイミングを早めにとって、ひと振りで仕留めようと思っていました」

◆西武との開幕3連戦以来の同一カード3連敗。強い雨の影響でマウンドやベース付近がぬかるむなど難しいコンディションだったが、栗山監督は「雨のせいにはできない。監督の能力がないから負ける」と責任を背負い込んだ。五回に2戦連発、先発した試合ではここ11試合で7本目となる7号2ランを放った近藤は「パ・リーグ再開(交流戦終了時)まで(首位との)ゲーム差を詰めたい」と誓った。 3回4失点で5敗目の日本ハム・加藤 「見ての通りです。調子は悪くなかった。(雨で)投げにくかったけど、相手も同じ条件なので」

◆DeNAは10日、日本ハム最終戦(横浜)で6-3と六回表途中で降雨コールド勝ち。3連勝でセ・リーグ2位に浮上した。筒香嘉智外野手(26)が三回にリーグ1位タイとなる決勝の16号3ランを放つなど3打数3安打3打点と大活躍。昨年10月のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(対阪神)での雨中決戦を思わせる大雨のなか、得意の"泥試合"を制した。 雨粒を切り裂き、筒香の打球が左翼席を襲った。同点の三回二死一、三塁。日本ハム先発、加藤が投じた初球の直球を逃さず、一撃で仕留めた。  「まあ、うまく打てたんじゃないかな、という感じ。逆方向(中堅から左方向)への当たりは、順調に来ているのかな、と思う」  リーグ1位タイの16号3ランにも筒香は冷静。この日は二回に左翼フェンス直撃の二塁打。五回も左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、好調のバロメーターとなる逆方向へ、3打数3安打と打ちまくった。  試合前から降り出した雨が、時を追うごとに強まることは分かっていた。降雨コールドも想定内。主将は「ミーティングからきょうはどうなるか分からない。早めに行こうとみんなで言っていた」と明かす。上位打線が積極的にストライクゾーンを振り、前がかりで点を奪いに行った。  DeNAは悪天候で強さを発揮する。昨年10月15日のCSファーストステージ、阪神戦(甲子園)はこの日以上にグラウンドコンディションが悪かった。今季も5月13日のヤクルト戦(横浜)で七回裏途中で降雨コールド勝ち。ラミレス監督は、この日も先行逃げ切りの準備を進めていた。  狙い通りに六回表途中で試合終了となり、勝率5割でリーグ2位に再浮上。まさに恵みの雨となり、「こういう状況は、いかに早い段階で得点するかが大事。上位打線が非常にいい働きをしてくれた」と指揮官もニンマリだ。DeNAにとって梅雨入りは幸運の"季語"かもしれない。(佐藤春佳)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
332210.6
(↑0.007)
0
(-)
87268
(+3)
235
(-)
56
(+1)
31
(-)
0.26
(-)
3.85
(↑0.07)
2
(↑1)
DeNA
262620.5
(↑0.01)
5.5
(-)
89223
(+6)
218
(+3)
68
(+2)
34
(-)
0.253
(↑0.002)
3.68
(-)
3
(↓1)
阪神
262800.481
(↓0.01)
6.5
(↓1)
89174
(+2)
198
(+3)
27
(-)
30
(-)
0.231
(↓0.001)
3.18
(-)
3
(↑2)
ヤクルト
262810.481
(↑0.009)
6.5
(-)
88236
(+9)
257
(+5)
52
(+2)
31
(-)
0.251
(↑0.001)
4.17
(-)
5
(↑1)
巨人
273010.474
(↑0.01)
7
(-)
85262
(+3)
239
(+2)
54
(+2)
30
(+2)
0.267
(-)
3.89
(↑0.04)
6
(↓2)
中日
273110.466
(↓0.008)
7.5
(↓1)
84239
(+2)
269
(+5)
41
(+1)
33
(-)
0.265
(-)
4.32
(↓0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
342200.607
(↓0.011)
0
(-)
87326
(+2)
247
(+3)
63
(-)
69
(-)
0.278
(↓0.001)
4.13
(↑0.02)
2
(-)
日ハム
322600.552
(↓0.009)
3
(-)
85236
(+3)
223
(+6)
64
(+1)
44
(-)
0.238
(↑0.001)
3.63
(↓0.05)
3
(-)
福岡
302700.526
(↑0.008)
4.5
(↑1)
86247
(+5)
227
(+2)
73
(+2)
38
(-)
0.256
(-)
3.94
(↑0.03)
4
(-)
ORIX
292910.5
(↓0.009)
6
(-)
84208
(+5)
225
(+9)
44
(+1)
35
(-)
0.233
(-)
3.62
(↓0.1)
5
(-)
ロッテ
272900.482
(↑0.009)
7
(↑1)
87234
(+3)
235
(+2)
27
(-)
57
(+3)
0.257
(-)
3.77
(↑0.04)
6
(-)
楽天
193810.333
(↓0.006)
15.5
(-)
85173
(-)
253
(+3)
46
(-)
29
(-)
0.228
(↓0.001)
4.11
(↑0.02)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
9200.818
(↑0.018)
0
(-)
751
(+9)
33
(+5)
13
(+2)
4
(-)
0.248
(↑0.006)
2.7
(↓0.13)
2
(-)
西武
7400.636
(↓0.064)
2
(↓1)
772
(+2)
56
(+3)
17
(-)
13
(-)
0.273
(↓0.005)
5.07
(↑0.17)
3
(-)
福岡
7400.636
(↑0.036)
2
(-)
748
(+5)
42
(+2)
16
(+2)
8
(-)
0.237
(↑0.002)
3.82
(↑0.18)
4
(↑2)
ロッテ
6500.545
(↑0.045)
3
(-)
743
(+3)
37
(+2)
5
(-)
9
(+3)
0.285
(↓0.006)
2.87
(↑0.09)
5
(↑2)
広島
6500.545
(↑0.045)
3
(-)
752
(+3)
56
(-)
10
(+1)
5
(-)
0.285
(↓0.005)
4.5
(↑0.46)
6
(↓2)
ORIX
6500.545
(↓0.055)
3
(↓1)
737
(+5)
42
(+9)
9
(+1)
7
(-)
0.247
(-)
3.77
(↓0.57)
7
(↑2)
DeNA
5500.5
(↑0.056)
3.5
(-)
847
(+6)
48
(+3)
15
(+2)
5
(-)
0.259
(↑0.01)
4.93
(↑0.08)
8
(↓3)
日ハム
5600.455
(↓0.045)
4
(↓1)
760
(+3)
47
(+6)
15
(+1)
10
(-)
0.244
(↑0.004)
3.94
(↓0.29)
9
(↑1)
巨人
5700.417
(↑0.053)
4.5
(-)
644
(+3)
46
(+2)
14
(+2)
9
(+2)
0.245
(↑0.001)
3.61
(↑0.14)
10
(↓2)
中日
5700.417
(↓0.038)
4.5
(↓1)
645
(+2)
61
(+5)
8
(+1)
5
(-)
0.273
(↓0.003)
5.13
(↑0.01)
11
(-)
阪神
3700.3
(↓0.033)
5.5
(↓1)
829
(+2)
38
(+3)
3
(-)
3
(-)
0.233
(↓0.003)
2.97
(↓0.01)
12
(-)
楽天
2900.182
(↓0.018)
7
(↓1)
722
(-)
44
(+3)
6
(-)
6
(-)
0.225
(↓0.005)
3.9
(↑0.05)