阪神(☆2対1★)ORIX =交流戦2回戦・阪神甲子園球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ORIX
00000 1000 170
阪神
00100 100× 270
勝利投手:秋山 拓巳(5勝5敗0S)
(セーブ:ドリス(1勝2敗16S))
敗戦投手:金子 千尋(2勝5敗0S)
  DAZN
◆阪神が接戦を制した。阪神は同点で迎えた6回裏、鳥谷の適時二塁打で勝ち越しに成功した。投げては、先発・秋山が7回1失点の力投で今季5勝目。その後は桑原、ドリスとつないでリードを守った。敗れたオリックスは、先発・金子千尋が好投するも、打線が精彩を欠いた。

◆オリックス吉田正尚外野手(24)がプロ初のスリーベースを放った。6回1死二塁から秋山の高め直球を振り抜いて右中間を破った。  ヘッドスライディングで三塁に到達した吉田正は「次の塁を狙うつもりで全力で走りました」。第1打席目に右前打、2打席目に中前打を放っており今季4度目の猛打賞。打率も3割1厘と大台に乗せた。

◆阪神金本知憲監督(50)の選手起用が的中した。今季初めて鳥谷を「三塁」でスタメンで使った。好守を見せ、決勝打を放つなど、指揮官の期待に応えた。「去年も経験しているし、(相手が)右投手ということで、ベテランの力を借りようかというのもあった。トリも調子を上げてほしいので、4打席立ってほしいというのもあった。いい仕事をしてくれた」とたたえた。  今季初めて1番に置いた糸原も2安打を放ち、リードオフマンの役割を果たした。指揮官は起用の理由をこう説明した。「植田海が調子を落としているんで。梅野が最近良くなってきて、投手で送って1番という所で、悩んだ所もあった。多少いじりました」。打撃に安定感のある糸原に、ポイントゲッターとしての役割も期待していた。  ロースコアの接戦を制し、連敗を「2」で止めた。関西ダービーを1勝1敗の五分として、「同じ関西ということで、リーグは違うが、負けられないというのはありますね」と語った。

◆阪神秋山拓巳投手(27)が2年連続でオリックス金子に投げ勝った。6回に吉田正に適時三塁打を浴びたが、それ以外は粘りの投球が光った。  7回1失点の好投で今季5勝目。「先制してもらって、相手もいいピッチャーなので、ロースコアの戦いになると思っていた。そこで何とか粘り強くと思っていたが、6回に追いつかれて、その裏、すぐに取り返してくれたので、7回は意地でも抑えてやろうと思った」。  昨年6月6日のオリックス戦もエース金子が相手だった。敵地で8回を2失点に抑え、打線の援護も受けた。今回は本拠地甲子園で、秋山が投手戦を制した。

◆阪神鳥谷敬内野手(36)が今季初の「三塁」で輝いた。  1-1に追いつかれた直後の6回2死一塁で、金子千尋のチェンジアップを拾って右中間へ。一塁から糸井が一気に生還し、勝ち越しに成功した。今季初のお立ち台では大歓声を浴びた。  「(試合に)出られないときも打席に立ったときにすごい歓声をいただいていたので、本当に感謝しています。(お立ち台は)久しぶりすぎて何だかよく分からないけど、これからも1回でも多く立てるように頑張りたい。1打席目のチャンスで走者をかえせなかった。打球がいいところに飛んでくれて、糸井もしっかり走ってくれました」  昨季ゴールデングラブ(GG)賞を獲得した三塁守備でも見せた。4回1死一塁でマレーロの痛烈な三塁線への打球を横っ跳びで捕球。素早く二塁に転送し、三-二-一の併殺を完成させた。  「昨年1年間守ったポジションだったので守りやすさはあったけど、チーム事情もあって、その意味ではもっともっと試合に出られるように頑張っていきたい。自分のところに飛んできたボールは全部アウトにしてやろうという気持ちでいた。ゲッツーになってよかった」  遊撃手として4度GG賞を獲得した鳥谷は昨季初めて三塁に本格転向。いきなりGG賞を受賞するなど高い守備力を発揮した。今季は若手の大山を三塁で使うチーム方針もあり、わずか1年で今度は二塁に再コンバート。今季は二塁以外を守っていなかった。  「なかなか交流戦は勝てていないので、ここからどんどん連勝して、チームとして頑張っていきたい」とインタビューを締めた。

◆阪神鳥谷敬内野手(36)が今季初めて三塁でスタメン出場した一戦で、攻守で活躍。今季初めて、甲子園でのお立ち台に上がった。鳥谷のヒーローインタビューの主なやりとりは以下の通り。    -ヒーローインタビューに出てくる前から、スタンドから鳥谷コールが起きていた  鳥谷 出られないときにも、打席に立ったときにやっぱりすごい大きな声援をいただいてたので、ほんとに感謝してます。  -今年初めてのお立ち台  鳥谷 久しぶりすぎて何だかよく分からないですけど、これからも、1回でも多く立てるように頑張っていきたいと思います。  -サードでのスタメン出場はCS以来  鳥谷 去年1年間守ったポジションだったので、守りやすさっていうのはありましたけど、チーム事情もあっていろいろあったので、その意味ではもっともっと試合に出られるように、頑張っていきたいと思います。  -(4回に三塁守備で)マレーロ併殺  鳥谷 自分のところに飛んできたボールは、全部アウトにしてやろうという気持ちでいたので、そういう意味ではゲッツーになってよかったと思います。  -同点直後決勝タイムリー  鳥谷 1打席目にチャンスでランナーをかえせなかったので、なんとかつないでいこうというのが、打球がいいところ飛んでくれたので、糸井もしっかり走ってくれて、決勝点になってよかったと思います。  -代打での出場が続く中、鳥谷さんが出場するとその日一番の歓声。どんなふうに聞こえていた  鳥谷 ほんとにありがたいというか、なかなか結果が出ない中で打席に立ったときにこの声援というのはすごい力になったので、ほんとに感謝しています。  -連続試合出場が途切れてからも歓声はずっと続いていた  鳥谷 個人的な記録なので、ここでどうというのはないんですけど、やっぱりファンの声援というのは本当にありがたく思っています。

◆オリックス金子千尋投手(34)が6回7安打2失点で降板した。  3回に福留の中犠飛で先制点を献上。1-1の同点で迎えた6回に2死一塁から鳥谷に右中間へ適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。自身3連勝とはならなかった。

◆オリックスの金子は、味方が1-1と追い付いた直後の六回に再び勝ち越しを許し、5敗目を喫した。2死一塁から鳥谷にチェンジアップを右中間二塁打とされ「もうひとつ、低めに投げきれなかった」と話した。  普段は立たない打席でも、三回にバント失敗で捕ゴロ併殺、五回は2死一、三塁の好機で空振り三振に倒れた。いずれもその後に失点しており「あまり(気持ちを)切り替えられていなかったのかな」と反省した。

◆阪神の秋山が7回を最少失点でしのぎ、5勝目を手にして自身の勝敗を五分に戻した。1-0の六回1死二塁で、吉田正につり球を投げきれず、同点の右中間三塁打とされたが「久々に直球をしっかり捉えられた打たれ方。切り替えられた」と後続を断ち、勝ち越し点をもらった直後の七回は3人で片付けた。  今季初のスライド登板で本調子ではなかったものの、対戦が少ないオリックス打線に連打を許さず「探っている部分がうまくいかなかったのでしんどかったが、試合をつくれたのは一つ成長できたかな」と前向きに話した。

◆阪神はオリックスとの接戦を制し、連敗を2で止めた。先発した秋山拓巳投手(27)が7回7安打1失点の好投で5勝目(5敗)。「6番・三塁」で先発出場した鳥谷敬内野手(36)が同点の六回に適時二塁打を放ち、これが決勝点になった。金本監督の試合後、鳥谷をたたえた。  --接戦だった  「欲を言えばもう1、2点あれば、楽に勝てた試合だった。まあ投手陣がよく頑張ってくれた」  --秋山について  「あんまりいい日ではなかった。でも調子が悪い中、よく粘って投げてくれた。七回はギアチェンジして、よくビシッと抑えて終わってくれた」  --打線を入れ替えた  「ちょっと植田が調子落としている。その中で梅野が調子が上がってきていたので、多少いじりました」  --鳥谷のスタメン起用  「去年も経験しているポジション。右ピッチャーということもあってベテランの力を借りました。トリも調子上げてほしいので、4打席立たせましたが、よくやってくれた。さすがの働きですね」  --決勝打に  「前の打席ででやられているボールだったと思います。同じ失敗はしないというか、きっちりとらえてくれた。糸井も足が速かったですね」  --ベテランの力も必要  「彼の本調子ではない。調子を上げていってほしい。これをいいきっかけにしてほしい」  --オリックスとの関西ダービー  「特に、ないんですが。同じ関西で、リーグは違いますが、負けられないというのはある」  --次戦に向けて  「もっと打線が活発に打って、走って引っ張っていかないと波に乗っていけない」

◆阪神はオリックスとの接戦を制し、連敗を2で止めた。先発した秋山拓巳投手(27)が7回7安打1失点の好投で5勝目(5敗)。同点の六回に鳥谷敬内野手(36)が適時二塁打を放ち、これが決勝点になった。チームは2位に浮上した。お立ち台の鳥谷の姿に涙を流すファンも見られた。  --鳥谷コールも出た  「試合に出られないときも大きな声援をいただいていたので感謝しています」  --今季初のお立ち台  「久しぶりすぎてよくわからないが、これから1回でも多くて立てるようにがんばりたい」  --三塁でスタメン  「去年1年間、守ったポジションだったので、守りやすい部分はあった。これまではチーム事情もあったので、試合に出られるようにもっともっとがんばりたい」  --守備で好プレーも  「飛んできたボールは全部アウトにしてやろうと思っている」  --決勝打の場面  「1打席目にチャンスで走者をかえせなかったので、つないでという意識だった。いいところに飛んでくれたし、糸井もよく走ってくれた。タイムリーになって本当によかった」  --次に向けて  「交流戦でなかなか勝てていないので、連勝していけるようにチームとして、がんばっていきたい」

◆阪神はオリックスとの接戦を制し、連敗を2で止めた。先発した秋山拓巳投手(27)が7回7安打1失点の好投で5勝目(5敗)を挙げた。同点の六回に鳥谷敬内野手(36)が適時二塁打を放ち、これが決勝点になった。チームは2位に浮上した。  阪神は三回、一死満塁から福留がオリックス先発の金子から中犠飛を放ち、1点を先制した。オリックスは六回、一死二塁から吉田正が秋山から右中間に適時三塁打を放ち、同点で追いついた。阪神はその裏、二死一塁から鳥谷が右中間に適時二塁打を放ち2-1とした。  阪神は八回を桑原、九回を守護神のドリスが無失点で、逃げ切った。

◆阪神とオリックスの一戦は、六回を終わって阪神が1点をリードしている。  阪神は三回、一死満塁から福留がオリックス先発の金子から中犠飛を放ち、1点を先制した。  オリックスは六回、一死二塁から吉田正が阪神の先発、秋山から右中間に適時三塁打を放ち、同点で追いついた。  阪神はその裏、二死一塁から鳥谷が右中間に適時二塁打を放ち2-1とした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
302210.577
(↓0.011)
0
(-)
90256
(+4)
234
(+8)
52
(+1)
31
(-)
0.259
(-)
4.05
(↓0.06)
2
(↑2)
阪神
252700.481
(↑0.01)
5
(↑1)
91169
(+2)
193
(+1)
26
(-)
30
(-)
0.232
(-)
3.25
(↑0.04)
3
(↑2)
ヤクルト
242710.471
(↑0.011)
5.5
(↑1)
91220
(+4)
246
(+3)
49
(+3)
30
(-)
0.251
(↓0.001)
4.23
(↑0.06)
4
(↓2)
DeNA
232620.469
(↓0.01)
5.5
(-)
92208
(+7)
210
(+9)
64
(+2)
31
(-)
0.249
(↓0.001)
3.73
(↓0.11)
5
(↓2)
巨人
252910.463
(↓0.009)
6
(-)
88247
(+4)
227
(+5)
49
(+2)
26
(-)
0.268
(↓0.002)
3.91
(↓0.02)
6
(-)
中日
253010.455
(↑0.011)
6.5
(↑1)
87229
(+9)
260
(+8)
38
(+1)
31
(-)
0.264
(↑0.002)
4.4
(↓0.06)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
332000.623
(↑0.008)
0
(-)
90314
(+9)
232
(+7)
59
(+3)
69
(-)
0.278
(-)
4.07
(↓0.06)
2
(-)
日ハム
322300.582
(↑0.008)
2
(-)
88228
(+8)
208
(+4)
60
(+1)
42
(-)
0.238
(-)
3.58
(-)
3
(-)
福岡
292500.537
(↓0.01)
4.5
(↓1)
89238
(+3)
217
(+4)
71
(+2)
38
(+1)
0.259
(↓0.002)
3.95
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
282710.509
(↓0.01)
6
(↓1)
87197
(+1)
209
(+2)
42
(-)
33
(-)
0.234
(↓0.001)
3.51
(↑0.02)
5
(-)
ロッテ
262800.481
(↓0.01)
7.5
(↓1)
89229
(+8)
230
(+9)
27
(+1)
53
(-)
0.259
(↑0.003)
3.86
(↓0.03)
6
(-)
楽天
193510.352
(↑0.012)
14.5
(-)
88172
(+5)
241
(+4)
46
(+2)
29
(-)
0.229
(-)
4.1
(-)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
7100.875
(↑0.018)
0
(-)
1035
(+4)
22
(+3)
10
(+3)
3
(-)
0.246
(↓0.004)
2.59
(↑0.12)
2
(↑1)
西武
6200.75
(↑0.036)
1
(-)
1060
(+9)
41
(+7)
13
(+3)
13
(-)
0.277
(↑0.006)
4.98
(↓0.29)
3
(↓1)
福岡
6200.75
(↓0.107)
1
(↓1)
1039
(+3)
32
(+4)
14
(+2)
8
(+1)
0.251
(↓0.011)
3.89
(↑0.03)
4
(↑2)
日ハム
5300.625
(↑0.054)
2
(-)
1052
(+8)
32
(+4)
11
(+1)
8
(-)
0.246
(-)
3.71
(↓0.04)
5
(↓1)
ORIX
5300.625
(↓0.089)
2
(↓1)
1026
(+1)
26
(+2)
7
(-)
5
(-)
0.262
(↓0.004)
3.08
(↑0.1)
6
(↓1)
ロッテ
5400.556
(↓0.069)
2.5
(↓1)
938
(+8)
32
(+9)
5
(+1)
5
(-)
0.303
(↑0.01)
3.16
(↓0.33)
7
(-)
広島
3500.375
(↓0.054)
4
(↓1)
1040
(+4)
55
(+8)
6
(+1)
5
(-)
0.288
(↓0.007)
6.08
(↓0.13)
8
(-)
巨人
3600.333
(↓0.042)
4.5
(↓1)
929
(+4)
34
(+5)
9
(+2)
5
(-)
0.245
(↓0.006)
3.59
(↓0.17)
9
(↑1)
中日
3600.333
(↑0.083)
4.5
(-)
935
(+9)
52
(+8)
5
(+1)
3
(-)
0.271
(↑0.015)
5.85
(↓0.19)
10
(↓1)
DeNA
2500.286
(↓0.047)
4.5
(↓1)
1132
(+7)
40
(+9)
11
(+2)
2
(-)
0.236
(↓0.005)
5.75
(↓0.56)
11
(-)
阪神
2600.25
(↑0.107)
5
(-)
1024
(+2)
33
(+1)
2
(-)
3
(-)
0.238
(↑0.002)
3.34
(↑0.35)
12
(-)
楽天
2600.25
(↑0.107)
5
(-)
1021
(+5)
32
(+4)
6
(+2)
6
(-)
0.233
(-)
3.69
(↓0.04)